【鬼太郎】第30話 ぶんぶんぶぶぶん
キャプチャ画像を地デジ録画のやつと差し替えました。
----------
今回はどこかの峠道から。
典型的なスポコンに乗った暴走カップルを追い抜く火の車。
正体は片車輪でした。
この顔とハンドル見ると「いつもここから」とかいう芸人がいたのを思い出すな。
「ブルンブンブン」とか言いながら走ってるし。
それに乗ってるのはなんとネコ娘。
フルフェイスじゃないのは顔が見えないからですかね。
バイクで転倒してフルフェイスの顎の部分だけ接地して数メートル滑った人間としては、フルフェイス以外は怖くて被れませんが。
何でネコ娘がこんなことになってるかっつうと、3時間ほど前に片車輪という妖怪が召喚されたことに始まります。
見た目はまんま「火の車」です。
久しぶりにぬらりひょんの悪巧みですね。
召喚した途端に「そこまでだ!ぬらりひょん!」と鬼太郎来てますけど。
ネコ娘が見切れてますが、地上波デジタルでは当然見切れてません。
度々唱える「デジタル格差」というやつですね。
(上が地デジ。下がアナログ)
ぬらりひょんは「やはり現れたな鬼太郎。だがもう手遅れだ!」と言ってますが、秘密裏に行えないんでしょうか?
ともあれ、片車輪には髪の毛針は効かずに外に出られてしまいます。
追いかける鬼太郎は一反木綿に掴まり、上空からスクリューキック。
何となく「侍ジャイアンツ」を思い出す私はもうオッサン。
一瞬で片がついたのかと思いきや、近くにあったバイクに乗り移って炎のバイクの完成です。
目玉のオヤジ曰く「アイツは回るもんになら何にでも乗り移る妖怪じゃ」だそうですが、回るものってけっこうありそうですね。
炎の洗濯機とか見てみたい。
まさに盗んだバイクで走り出すときにネコ娘を拉致します。
これで冒頭の謎は解けました。
「いやぁ~」の声がなんか色っぽいと思うのは末期かも(笑)
「オレの走りは最高だぜ!さあ!一緒に飛ばそうぜ!」ってノリはけっこう軽いな、片車輪。
しっかりヘルメット被せるあたりは実はいい妖怪なんじゃないか?
ところで、全然関係ないですが、OPのこの映像って喜ぶ人はけっこういますか?
閑話休題
ネコ娘は降ろせと騒ぎますが、「こんな飛ばせる道で止まれってんだよー!」とかなり珍走団ですね。
追いかける鬼太郎に呼びかけるネコ娘。
そうか、いつものスカートではこのアングルは無理だな。
もちろんこの服装はそういう時用じゃなくて、時々出てきますけどね。
「この先の急カーブで勝負だ」って鬼太郎も走り屋に目覚めたか?
乗ってるのは一反木綿だからワイプアウトみたいですが。
片車輪は急カーブを回りきれずに全壊です。
そこに突っ込んできたトラックに乗り移る片車輪。
「ドライブは終わってないぜ!オレはまだまだまだまだ回り足りないんだよ!」ってホンマに昔の妖怪か?
トラックがウィリーして走り去りよりますよ。見たことないけどイニシャルDみたいになってきたな。
こんなところに都合よくトラックが現れたと思ったら朱の盤が持ってきたのか。盗難車で無免許運転ですな。
ぬらりひょん曰く「驚いたか鬼太郎、片車輪は走れば走るほどアツくなり、手に負えなくなっていく」とのことですが、自分はどうやってコントロールするんだろう?
「まさに火の車!そしてヤツの暴走は人間の街を全て燃やし尽くしても止まりはしない!」だそうです。
昔はどうやって封じ込めたんだろう?
片車輪も「爆走一番星!」とノリノリです。
「トラック野郎」にチェンジしてたんですな。
砂かけババアの砂で滑らせ、子泣きジジイがつかまり、ぬりかべが止める。
見事なチームプレイです。ぬらりひょんの言う「止まりはしない」ってのは何なんでしょう?
ちゃんちゃんこで包まれて終わったかに見えますが、「全て計画通り」なんだそうです。
そして、いつものごとくねずみ男の暗躍が始まります。
トラックは見事に圧縮されてますので、鬼太郎陣営は終わったと安心してます。
が、この絵を見てネコ娘は鬼太郎より背が高かったのかとビックリです。
ネコ娘はヒール履いてないけど、鬼太郎はゲタ履いてます(笑)
それでなくてもリボンのせいで高く見えるのに。
何となくシークレットブーツみたいだな>鬼太郎のゲタ
「何となく心配じゃ」というオヤジに皆が心配性だと言い、帰っていきます。
が、潰れたトラックは路上に放置です。事故とか心配しないのか?
片車輪は積荷のガススター号とやらのおもちゃに潜んでました。
「キャプテンガス」とかいうヒーローもののオモチャみたいですね。
オモチャでも回転部分があればいいのか。「まだ消えてないよ」だそうで。
夕飯の買出しに出かける鬼太郎にも上の空のオヤジ。
胸騒ぎを「歳のせいかのう」とか言い出し鬼太郎に「お風呂に入ればスッキリしますよ」と言われる始末。
鬼太郎が出かけるとすぐに「父さん」と入ってくるのはねずみ男。
ぬらりひょんは「全ての計画は整った。鬼太郎はこの計画で全てを失って死んでいくのだ」と言ってますが、そんな復讐に凝るから失敗するんだろうに。
帰ってきた鬼太郎は「好物の蛙の目玉が手に入りましたよ」と。そういうモン食ってたのか…
オヤジはねずみ男によって誘拐されてました。
ぬらりひょんが日本を妖怪王国にしたらねずみ男は副大臣になるということで取引したようですが、王国(しかも専制っぽい)での副大臣の権力ってどれほど?
まあ、側近に限りますがぬらりひょんって割と仲間を大事にしてるような気がするので、意外といいポストかもしれませんが。
「できれば大臣のポストを」というねずみ男に「ダメ」というのはけっこうお茶目。
何せ、声は青野武ですからな。まるこのおじいちゃんというか何と言うか。
オモチャに乗ってテーマパークへ来る片車輪。よくここまで来れたな。
中には目玉のオヤジが。
新しいアトラクションとして「キャプテンガス」のコスモパンサ号というのができるわけですが、どことなくヤマトというか松本零士っぽい。
これが「キャプテンガス」だそうですが、テレビアニメよりはヒーローアトラクものですね。
一人しかいないのにこのシンプルさは最近ではほとんど見ません。
「コスモパンサ号で攻撃だ!発進!コスモパンサ号!」というと背後のアトラクションが飛び立ちます。
アトラクションの上に人が乗って回転する遊具が付いてたようですね。
それをローターにして飛ぶって、物理法則も無視ですか。
相当デカいアトラクションですが、遊具部分があれだけだとすると無駄極まりないですね。
「行け!コスモパンサ号。鬼太郎め、待っていやがれ」とは言いますが、何となくテンションは落ちてるような気がします。
その頃鬼太郎たちは妖怪横丁を中心にオヤジを探しますが、いるはずもなく、突然ぬらりひょんが犯行声明を出します。
空中投影のホログラムとはハイカラですな。
「これ映ってるんですか?ねえねえ?」と大はしゃぎでぬらりひょんを押しのけようとする朱の盤。コイツはいつもお茶目だなあ。
蛇骨ばばあの蛇がカメラになるようですね。
でもモニターが無いもんだから近寄りすぎても気づかないぬらりひょん。
鬼太郎に飛んでいく片車輪を見せるぬらりひょん。
「父さんの言うとおりだった」とつぶやく鬼太郎。
「父さんは感じていた。片車輪はまだ消えていないことを。それなのに、ボクは!」って反省するのはいいんだけど、相手は妖怪なんだから死亡確認はしないとね。
王大人みたいにアテにならない「死亡確認!」もありますが。
これから片車輪は大都市に突っ込み大惨事を引き起こすそうですが、それを「指を咥えて見てるがいいい!」と言われて「卑怯だぞぬらりひょん!」と言ったのは指を咥えて見てるだけにしろというのが卑怯ということか?
そんな命令を聞く必要がどこに?
「だが私はもっと卑怯だ」とコクピットに閉じ込められたオヤジを見せるぬらりひょん。
「どうだ、鬼太郎。止められるなら止めてみろ!」と言いますが、オヤジが中にいることがわかったら尚更止めるだろうに何を考えているんでしょう?
さすがにあれを一人で止めるのは無茶ですが、スピードで追いつけるのは鬼太郎と一反木綿の組み合わせしかありません。
仲間は伝書蝙蝠で全国の妖怪に応援を頼みます。
追いついた鬼太郎によると、回転部分を破壊すればどうにかなるようです。
ってことはやっぱりあの回転で飛んでるのか?
でも、まずはさておき父さんです。
コクピットに近づきますが、当然のように片車輪の火に襲われます。
伝書蝙蝠はカラス天狗、大天狗といった天狗集団に、また東北の赤叉に、河童に、雪女郎に届きます。
それを見たぬらりひょんは「鬼太郎は妖怪の敵である!人間の味方をし、今も方車輪を抹殺しようとしている」と。
この演説で妖怪陣営の支持を得られたとほくそえむぬらりひょん。ちょっとミンスか?(笑)
冒頭で片車輪にダメージを与えたスクリューキックでオヤジのいるコクピットに打ち出されようとする鬼太郎。
危険だという一反木綿に、今危険なのは人間の街と父さんなんだという鬼太郎。
そのスクリューキックがこれ。一反木綿の布を巻きつけて回転力を与えて打ち出すみたいです。
ぶっちゃけ耐えられたら鬼太郎じゃなくてもいいんじゃね?
でも返り討ちにあう。というか、こんだけデカいと鬼太郎一人では無理。
すんでのところで髪の毛を伸ばしてコスモパンサ号に絡めて飛び移る鬼太郎。
まさに「飛んで火に入る夏の虫」状態です。
「焼き払え!」と言われて盛大に炎を浴びせる片車輪ですが、これでも燃え移らないんだから妖力って便利だ。
と、思ったけど、鬼太郎はちゃんちゃんこで炎をかわせるけど、アトラクションの壁に手をついたら火傷してますな。
こりゃ、アトラクションが相当丈夫なんだ。すげぇ。
鬼太郎は炙られながらもコクピットを目指します。それを全国に見せ付けるぬらりひょん。
衛星放送より便利だな、コレ。
思わず鬼太郎を応援してシメられるねずみ男に「どうせ始末するつもりだったんだ」というぬらりひょん。
それでさっさと放り出す朱の盤。やはり部下に恵まれてません。スタッフサービスの出番ですよ。
スタッフサービスが大変なことは言わない方向で。
ついに片車輪のクライマックス。
回転させてた遊具の人が乗る部分を火達磨のまま飛ばします。
いよいよどうして浮かんでるのかわからなくなってきました。
どちらにしろ、鬼太郎は火責めで動けませんから絶体絶命。
猫娘が駆け出すものの、もちろん何ができるわけでもなく。
しかし、そこに救援が!
河口から吹き上がった水や風や氷で止められる火達磨。
河童と天狗と雪女郎の登場です。
河童「ライバルが死んじまっちゃ困るからな。今回は手を貸すだけだ」
雪女郎「なんか鬼太郎のあの姿を見ていたら心が動かされてね」
だそうで、やっぱり中継は逆効果でありましたか。
こんなの聞かされたらネコ娘でなくても感動ですよ。しかし、ネコ娘は可愛い。
本体の炎はちゃんちゃんこでないと消せないそうで、鬼太郎を助けるために河童と雪女郎、天狗が協力します。
このカットインはスパロボみたいですな。
河童が吹いた水を雪女郎が凍らせ、天狗が飛ばして鬼太郎の周りの火を消します。
けっこう強力なミサイルだな。
父さんを助け出し、「この中に入っててください」ってナウシカですか。
ちゃんちゃんこで回転部分を止められると力を無くして落ちていきました。
下は川なので、さすがに消えちゃいます。
回転部分が無くなるとダメなわけですか。
ぬらりひょんたちは飛騨の妖怪刑務所行きだそうです。
自分の住んでる県にそんなものがあるなんて初めて知りました。
最後はお約束のねずみ男がネコ娘に追いかけられてエンド。
これが「鬼太郎抹殺作戦」ってんだから、ぬらりひょんも堕ちたもんです。
ぬらりひょんが言うには「ワシはしばらくバカンス」だそうです。
次回は「妖怪コマ回し勝負!」
オヤジが独楽になって回るようですね。
負けたら足を舐められるらしいですが、子供にとっても何の害があるんでしょう?
ともあれ、また回転らしいです。
関連?商品----------
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント