【特撮】『ネタバレ』電王40話
前回侑斗が消滅しましたが、モモたちイマジンも侑斗のことを忘れてます。
覚えてるのは良太郎にコハナ、オーナーといった特異点かそれに類するものだけ。
それに愕然とする良太郎にデネブが「ご飯できてるよ」ときます。
歴史が修正されたので、デネブは良太郎に憑いたことになってるようです。
食堂車はすっかりデネブ色です。
そこかしこに花を飾り、みんな名前つきのナプキンつけてます。
食器も選びぬかれたもので、立派に店に出せるレベルですよ。
デネブが侑斗のことをすっかり忘れてるのが信じられない良太郎。
でも、侑斗はこのことを予想してたんでしょうねえ。
それで、前回の「デネブを頼む」になるんでしょう。
ここでOPになりますが、今回からOPが変わりました。
といっても歌は変わらず、歌ってるのがモモ、ウラ、キン、リュウの四人組になりました。
キンの分だけ重々しさがあるし、モモの関さんの歌声が実によろしい。
例のAAA騒動の後にさっさとこっちにしてくれたら良かったのに。
デネブが来てからは当然ですが食事が良くなったようです。
しかしウラよ、デネブのことを「おデブちゃん」とか言ってないか?
デネブ曰く「今日は出汁を工夫」したそうな。
そこでナオミが「ウラちゃんが入った後のお風呂の湯が…」とか言い出します。
亀の出汁かい!(笑)
大騒ぎする皆にナオミは「冗談です」って言うけど、デネブは「シーツ」って言ってたし、どうもその場を治めるための嘘のような気がするな(笑)
すっかり侑斗がいないとして進んでますが、オーナーが言うには「人の記憶は強くて脆い」んだそうです。
そりゃ、今まで過去を変えてビルを消したり戻したりするほどの威力があるけど、ちょっとしたことで消えることもありますからね。
もし、今デネブが侑斗を覚えていたら無邪気にはしゃいでるわけがなく、お姉さんも今みたいに底抜けに明るくもない。
でも、良太郎としては侑斗がいた時間が無くなったことに納得がいきません。
オーナーは「そんな時間は存在しません」とはねつけますが、現実でもそういうもんでしょう。
過去が改変されたりしないだけで。
人の記憶こそが時間だってことが今回のライダーのテーマだし、ピアニストの回で良太郎も理解したはずなんだけど、身近に起これば冷静ではいられませんか。
デネブたちはのん気にラジオ体操第二をやってます。
侑斗は絶対にしなかったろうから、デネブとしては満足度MAXでしょうか。
ようやっと特異点の特別さに気づいた良太郎。
過去が変わっても影響を受けないけど、それは孤立してることを意味します。
ハナはもちろんわかってたようですね。
今回のコハナはスカートじゃないなあと思ったらさらわれて釣られました。
こりゃスカートじゃ不味いわ。
助けに行こうとする良太郎に待ってましたと憑依しようとするモモを卍固めで止めるデネブ。
いつもモモなのは不公平なんだと。
「皆が不満を持っている」と言ってしまうのがデネブですが、後ろ見ても今回は関心あるようには見えないんだけどなあ。
もう皆は諦めてるのか?
で、自分が行くのかと思ったら「ここはキンタロスだ」ということでキン出動です。
ウラが「おデブちゃん仕切りすぎ」と言いますが、この仕切り癖にはリュウも嫌になってる様子。
釣られてもコハナはコハナ。もがく足で蹴られたイマジンは相当痛いようです。
久しぶりのアックスフォームですが、キンのテーマってロッテのチョコレートのCMにしか聞こえないんだよなあ。
「チョコレ~ト ロッテ~」っていう例のフレーズ。
今回の動画から取り出そうと思ったのだけど、間違って削除しちゃったのでニコニコ動画から。
そこにいたのはカイ。
カイも特異点だったことがわかりますが、そりゃあんだけ時間を改変しようとすんだから、特異点じゃないと怖くてできないだろう。
カイが指を鳴らすと取り巻きのイマジンがコハナのロープを切断します。
すんでのところで助ける電王。
落ちてくるコハナを本当に受け止めてるけど、どういう環境で撮影したんだろうな。
カイが言うには侑斗の存在がイマジンの未来と今の時間を繋げる鍵だったそうな。
つまりは、過去へ行ってたのは桜井を狙うためで、桜井が時間を行ったり来たりするもんだから、その時間の人間がとばっちりを受けてたことになるわけです。
その時間の人間にとっては「俺たちゃ迷惑だ、どっかよそでやれ。よそで」状態ですわな。
カイは自分の言うとおり時間が変わったほうがいい流れになっただろと言いますが、良太郎は人が一人消えたのにいいわけないだろうと言い返します。
実際に流れてる時間からしたらそう思うんだろうな。
もとの時間に返したら今お姉さんの喫茶店に来ている女子高生は消滅しちゃうよ?
カイが「誰か悲しんでるか?」と言われると反論できない良太郎。
デネブは当然悲しんでいないし、お姉さんも消えた侑斗の記憶で悩むこともない。
町ですれ違った三浦イッセーは子供をあやし、尾崎正義は両手に花状態で、こちらもそれなりに幸せな様子。
多少役割が変わりはすれ、それぞれの基本的な性格などは変わらないから、それなりの人生を歩むわけですか。
花喫茶になってしまった店でお姉さんは常連さんの誕生日に備えて特製ケーキ作ってます。
桜井侑斗のことも忘れ、屈託のない笑顔で笑うお姉さん。
やりきれないものがありますな。
もう、望遠鏡を見て物思いにふけるお姉さん、懐中時計を見て理由もわからず涙するお姉さんはいないんです。
良太郎も幸せそうに見えるお姉さんを見て納得しそうではあります。
さて、デネブが憑依して買い物に出かけます。
基本的にはイマジンの性格になるから、またしても違う良太郎ですね。佐藤健ってやっぱり凄いや。
何が食べたい?と聞かれても良太郎なら何でもいいとしか言わないけども、デネブは力と運のつくものをたっぷり作るぞ!と意気込んでます。
力はともかく、運のつく食べ物ってなんでしょう?
そんなデネブに占い師が「貴方の幸運を祈らせてください」ときます。
典型的なキャッチですが、「幸運」のキーワードにデネブは「是非お願いします!」と最敬礼です。
こんなのは典型的なカモだから、開運グッズ買わされます。
これが侑斗なら憑依を解除して止められるんだろうけど、良太郎だからなあ。
食堂車でも無邪気にダルマさんが転んだをやってます。
ルールがちょっと違ってポーズを決めるようですが。
こんな幸せなデネブを見、モモたちの未来と共有できることを考える良太郎。
姉さんが笑うのを見ていろいろ考えたようですな。昔は姉さんは笑い上戸だったのか。
今の姉さんは幸せだという良太郎。
しかし、「それでもこの時間はうまくいっているとは思えない」とカイに告げます。
カイに楽しくても本当の時間じゃないという。
本当の時間って何なんだろう?とは思いますが、こうやって改変できて他の未来もある状態では考えないといけないんでしょうな。
侑斗がいたことを、記憶を、ひいては存在を消しながら戦ってきた侑斗を忘れないと言う良太郎。
良太郎は疑問を持っています。
望みが達成されたのなら、何でカイはまだしつこく目の前に姿を現す?と。
未来が確定したならカイは良太郎に用事は無く、コハナもハナに変わるはずです。
まあ、今コハナが変わるのは大人の事情で無理だろうけど。
最終回までに本当に変わるんだろうな?
あ、イマジンの未来と切り離されはじめたらハナがコハナに変わったんだから、このままうまくいくならば、ハナに変わっちゃいけないのか?
とにかく、未来はまだ確定してません。
喫茶店も元に戻りました。
良太郎を殺そうとするカイとイマジン。
そこに飛び出すゼロライナー!侑斗の登場です。
ゼロノスは過去の時間をセーブできるそうです。
それでリセットかけられるのか。それまでに何日かかかるようですが。
カードを使って変身することの唯一のメリットみたいなもんですな。
イマジンの改変が何回か成功しても、元に戻せるってことか?なら最強の能力のような気がする。
あとは、ゼロノスの能力を持ってない桜井を殺すしか方法がないのですな。
今回もダブル変身ですが、侑斗のカードが変わりました。
時間を行き来している桜井の記憶を使い尽くし、ついにデネブと契約した侑斗の記憶を使わないといけないようです。
いつの間にかカイの後ろにデネブがいて、「失礼!」と言いつつイマジンが行った過去をチケットをかざして調べます。
わざわざ断ることないだろう。
手を振りながら「侑斗~、チケット~」と走っていくデネブ。やっぱりかなりな天然だ。
侑斗にチケットを渡す際に「なんか、侑斗と会うの久しぶりな感じ」というデネブ。
記憶は無くなったけど時間は経過してるからな。
「野上、ここはお前に任せる」というゼロノスに「任して~」という良太郎。
全く説得力ないですが。
防戦一方の良太郎に早くオレを呼べと煩いモモ。というかウラもキンもリュウもだけど。
あのおとなしかったのはデネブのせいなのか。
オレだオレだと争うイマジンに「じゃあ、てんこ盛り!」と言って「えぇ~!」と言われる良ちゃん。
携帯で呼び出され飛んでいくイマジンたち。ナオミが「あたしは~」とか言ってますが、呼ばれるわけないだろう。
久しぶりのクライマックスフォームです。
相手のイマジンに「聞いてはいたが」「キモチワルイ」と言われてます。
まあ、気持ちはわかる(笑)
しかし、今回は全く一体感がないですな。
モモたちが一言言うたびに戦い方が変わります。
ほんの数秒ごとにスタイルを変えられるスーツアクターの人も物凄いな。
しかし、あまりのことに良太郎でさえ「皆、真面目にやってよ」と嘆きます。
過去の方では間一髪で桜井をゼロライナーが救います。
スネールイマジン相手についにカードをスロットに挿入するゼロノス。
記憶と自分自身が蝕まれていきます。
久しぶりに「オレはかーなーり、強い!」を聞けました。
ちなみに、持ってる銃はデネブが変化したデネビックバスターです。
「ついでに言っておく、これは自分でもビックリだ!」とデネブ。
「バカ!」とゼロノスに突っ込まれます。やはりこのコンビは最高だ。
デネビックバスターは強烈な連射ができるようで、スネールイマジンの銃に撃ち勝ちます。
ほとんどピストルとサブマシンガンの戦いに等しいです。
カード挿入で使えるバスターノヴァはゼロフォームが後退するほどの威力の波動砲状態です。
スネールは消滅しました。
現代ではそろそろトドメとウラ、キン、リュウの顔が足に移動してキックです。
2匹のイマジンいっぺんに吹っ飛びました。
「主役は俺だぜ」とキメるモモに「わーい、わーいやったやったー!」とリュウが喜び、股関節脱臼か?と思うような事態に。
気持ちの整理をつけ、帰る侑斗。
「腹減ったし」という侑斗に「うまい御馳走作るぞ!」と意気込むデネブ。まだ銃のままなんだけど。
だから、「いいけど、お前元に戻れるんだろうな?」と聞かれます。
「多分!」って自信満々に言う言葉ではないと思うのだけど、「勢いでやっちゃったから」ってのがデネブらしい。
そりゃ、侑斗に「オイッ」って言われますがな。
「キャンディー出せないなあ」ってそんな場合じゃないだろう。
そうやってふざけながら帰る侑斗たちですが、そこには錆びた懐中時計の鎖が落ちてました。
食堂車では「主役はオレだぜ」というモモに「必殺技はボクのだったけど」とウラ。
いつものケンカですが、ナオミは「確かもう一人いたような…」と残ったコーヒーを眺めてます。
あれをコーヒーと言うならば、ですが。
ナオミが飲んでみても不味いんだ(笑)
喫茶店に帰ってきて、元に戻ったとホッとする良太郎は、姉さんが桜井のために作ったレシピ帖を「何これ?」というのを目の当たりにします。
桜井の懐中時計は錆びてボロボロでした。
「人の記憶は強くて、脆い。そして、残酷で優しい」とオーナーの言葉がよぎります。
ついに、昔の桜井の記憶は姉さんの中からは完全に消え去りましたな。
それでも侑斗は戦うわけで、あと数回、どうなるんでしょう?
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