【特撮】ハニー第18話 見せるアクション魅せる闇
前回の変身解除からですが、ハニーはユキもフラッシュできたことに喜んでます。
「フラッシュ三人娘」とか言ってますが、ユキは納得しかねる表情。
地すべりで出てきた白骨は如月光史郎でした。ハニーたちの親ですが、一年前から行方不明だった様子。
それは警察で話されてたのですが、警察内部にもパンサークローの手は入っていて、携帯でお知らせです。
それによると、如月博士は殺された可能性があるとのこと。
知らせた相手は中条なので、まだアイツにも従う部下がいるってことか。
この前だって田中から逃げただけだしな。
こんだけ内部分裂する組織でどうやってまとまってるのか非常に疑問だけど。
中条は渡に頭を拭かせますが、そのやり方ががさつだったので「Shit!」とかつての渡のように怒りました。
渡はユキに殺されたので、サイボーグとして蘇ったようです。
関節を動かすたびにモーター駆動音がする、なかなかにレトロなサイボーグです。当然意思は無くなってます。
ユキはハニーに父親のことを聞きます。ハニーの父親は当然如月光史郎です。
ユキが「やっぱり…」と呟くと、「もしかしてお父さんのこと知ってんの?」とハニー。
如月博士のほかにフラッシュできる人間をホイホイ作れる人間がいると思ってるんだろうか?
ユキが「私のパパも如月光史郎なんです」と告げると、「私たち姉妹(きょうだい)だね!」と嬉しそうなハニー。
もしかするとミキの父親も同じで、だから三人ともフラッシュできると言い出すハニー。一応わかってんのか。
それをさえぎって、三人とも誕生日が同じなのに姉妹って変じゃないか?と言うユキ。
「そっかな?」と受け流すハニー。誕生日が同じで父親が同じなら、普通は三つ子だぞ。
早見の事務所で三人は姉妹じゃないかと言い出すハニーに、全然似てないと否定する早見。
それに「誕生日が同じ姉妹ってありえないし」って双子以上だとあるんだけど。
いや、年子とか年が離れててもあるけど、この場合は生年月日って話なんだろうな。
こういった場合は同い年かも疑いたいけど、それは同じって前提なんだろう。
ここで久しぶりの源さん登場で、可能性は一つだと提示します。
それは、「複数の女性を同時に孕ませた」です。その発想は無かったわ(笑)
異母姉妹であれば納得の行く話ですが、お父さんはそんな人じゃない!とハニーに掴みかかられます。
すっかり拗ねてしまったハニーをなだめるために源さんが持ち出してきたのは「ツチノコの丸焼き」です。
この近所の生態系はどうなってるんだ?
「すげえだろ」って頭に触れたとき、牙に指が当たったらしく、「まだ毒がある」と源さんは卒倒してしまいました。
焼いても分解しない毒なんだ。さすがはツチノコ。
警察では如月光史郎殺人事件として捜査本部を設けてますが、聞き込みでは何も情報が得られません。
ここで、先ほど中条に情報を流してた刑事が「皆さんに会わせたい人物がいる」と渡を紹介します。
何かおかしく感じると思ったら、髭剃ってるのか。
入ってきて早々に刑事たちをぶちのめし、如月博士の骨を回収する渡。これが中条が与えた任務か。
ミキの前にユキが現れ、以前言った言葉、「如月光史郎が父だと『信じていた』」の意味を問います。
「お前には関係ない」といつものようにつっけんどんに返すミキに、「答えによっては長生きできたかもしれませんのに」とフラッシュしようとするユキ。性格にかなり問題あるのはわかってるんだけども。
そのとき、背後からハニーが「鍋しよう」とやってきます。いいタイミングだ。
気勢をそがれたユキたちの前に停まった車から出てきたのは烏川でした。
如月博士の遺体が見つかったことを知らせに来たのです。
ユキが遺体の場所を聞くと「盗まれた」と。先ほどの渡の仕業です。
何故そんなことを教える?と疑問を口にするミキに「そんなことお前がよくわかってるだろ」と答える烏川。やっぱりレズ絡みか?
取り戻そう!と決意するハニーに、犯人は中条だと告げました。ハニーたちは走っていきます。
ミキの後姿を見ながら「早乙女ミキ。お前の秘密は知っている」と心の中で呟く烏川。どんな秘密なんでしょう?
遺骨を奪った渡たちは、渡運転の車で走ってますが、前に検問が。もちろんハニーたちの変身です。
強引に荷物を調べようとしたら、中からパンサークローが。
手下程度ではハニーたちにいいようにやられますが、その隙に渡が遺骨を抱えて逃げます。
対向車を蹴り止め、ドアを開けてドライバーを引きずり出して逃走しました。まんま「グランドセフトオート」だな。
悔しがるハニーはレディースに変身して「気合入れてくんでよろしく」
ミキは戸惑いながら、ユキは喜んで変身しようとします。ハニーへの憧れはまだあるのね。
一度は胸に手を当てたミキですが、やっぱり思い直します。が、ハニーに顔寄せられて「よろしく!」と言われたら逆らえません。
「オラオラ~、待ちやがれこの野郎!」と一番ノリノリなのはミキな気もしますが。
自転車でもハニーたちなら車より速いか。
これが、ハニーたちの考える暴走族なわけですね。
中条のアジトでは子供人格の「ヒコマロ」になった中条が「遺骨なんか盗んでどうすんの?」と聞いてます。
基本人格が「如月博士の身に何が起こったのか知りたくてね」と答えます。鏡を使えば人格同士で会話できるようです。便利なのか不便なのか。
「警察が如月博士をかぎまわることは、我々にとっても都合が悪い」って、わざわざ大事にしたのはアンタですけど。
ハニーたちのほうは、渡の車に追いつき、ミキとユキが特攻服をフロントガラスにかけて止めました。
車から出た渡をハニーが自転車突っ込ませてぶつけます。
ミキとハニーが鉄パイプで殴りかかりますが、適当に受け止めて渡は逃げ去ろうとします。
すかさずミキはハニーフラッシュ!ですが、くのいちに変身しました。えーと、監督が雨宮慶太であることと関係ありますかね?
ハニーとユキもカッコいいと喜んで忍者に変身です。
忍者になれば忍術も使えて渡に追いつきます。
ここでの手裏剣も使った殺陣はかなりカッコいいので、DVDででも見て欲しいところです。
ハニーたちが投げた手榴弾を跳ね飛ばして煙幕代わりにし、渡は消え去りました。
埠頭まで逃げてきた渡ですが、その目の前にはハニーたちがいました。
埠頭での戦いとか、今回は「特撮ヒーロー」のお約束で攻める気かな。
渡は背中から長剣を出しました。サイボーグだからさらに何でもありだな。
渡の背後に10人の手下が現れ遺骨が入ったカプセルを受け取ります。
ハニーたちはフラッシュしますが、今回は同時変身バージョンです。
さっきの渡の後ろに並ぶ手下といい、そのあとの剣の構えといい、この変身シーンといい、これが雨宮慶太流かな。
「ゼイラム」「仮面ライダーZO」ぐらいしか見てないんですけど。DVD-BOX見なきゃな。
ちなみに、「ZO」はLDです(笑)
「行くぞ」とミキの一声で一斉に駆け出せば、パンサークローもナイフを一斉に取り出して突撃です。
この辺の見得の切り方は愚直なほどに雨宮特撮スタイルですね。
これで、ジャンプするときに一度足を揃えると、完璧なのに。そんなシーン無いけど。
ここの戦いのシーンもゾクソクするほどカッコいいです。
ユキ役の竹田真恋人って前後に開脚できるのね。
ワイヤーアクションと合成使いまくりで、いつもより予算かなり使ってるのね。
渡は二刀流で、それに吹き飛ばされたハニーは、ユキが投げた武器に乗って迫ります。
渡も剣から電撃出すし、やりたい放題だな、オイ。
電撃をリングにして飛ばす攻撃をレイピアでしのぐハニーでしたが、レイピアが弾き飛ばされてしまいます。
今度はミキが武器を投げました。
それで切断されて渡は機能停止しました。
途中で調整入ってるんでしょうけど、最後にハニーが顔を上げるところまでで、きっちりハニーのテーマ終わらせるのも美学だよな。
今回は特にアクションが素晴らしい。まるで劇場版みたいだ。
遺骨が入ったカプセルを手にしたミキは、過去がフラッシュバックしてカプセルを海に投げ捨てようとします。
どうやら、如月光史郎を殺したのはミキのようです。
それを止めるユキと奪い合いになったのを間に入るハニー。
そんなハニーに「如月光史郎の娘は私だけです」と宣言するユキ。
そこでハニーが「私が埋めてあげたんだもん、お父さんのこと」と爆弾発言です。
ハニーが目覚めて森の中を裸で歩いてるときに死んでるのを見つけたようですな。
うまい隠し方で裸に見えます。
そういや、水着をマジックで塗って盛り上がった2ちゃんのスレがあったと思うのだが、まとめてあるのを見つけられなかった。あまりにアホすぎて秀逸だったのだが。
目覚めたとき、私の手で埋めて欲しいと父の声が聞こえたんだそうな。
それってユキにとって嫌なことではなかろうか?
ともあれ、私たちの手でお葬式を出そうというハニーに「その必要はねえ」とギザ君登場。
「寄こせ、その遺骨を」と迫るギザに「ギザ君のことは好きだけど、今はデートする気分じゃないんだ」と答えるハニー。何がどう聞こえたんだ?
襲い掛かるギザをミキとユキで止めますが、ハニーも入ってきて「やっぱり私がいないとダメだ」とか言い出してます。
博士、これもある意味失敗作では?
「お父さんの骨の前で結婚しよう!ギザ君」とか言い出すし。
ふざけるな!と殴りかかってもハニーは軽く受け流して抱きつきます。
今日のハニーはめっぽう強いな。
ウエディング姿にフラッシュして、鎖でギザを拘束して迫るハニー。
こういうところが強引なのも普段の態度からわかることではあるな。
キスをしようと迫るハニー対して来るな!と本気で嫌がってるギザ。ついに鎖をぶち切りました。
その瞬間に唇の下にホクロができて「ちょっとぉ、なにすんのよぉ。お洋服が汚れちゃったじゃない」とオネエキャラになりました。新しい人格か?
この人格は、何故自分がここにいるのかわからない様子。今までの三人格は記憶は連続してたから、これは全く違うタイプの人格なわけか。
ショックのあまり変身が解けて膝をつくハニーを置いて歌いながら歩み去る中条。
「このごろ流行りのひかりちゃん、おしりのちっちゃなひかりちゃん」と歌ってるので、「ひかり」という人格なのかな。
「何泣いてんだ、お前」とミキに聞かれて「ギザ君が消えちゃった~」と号泣するハニー。
失恋したってことか。
海の見える丘に墓を作って薔薇を供えるハニーたち。
しかし、この墓は、なんというか…たくましくそそり立ってますね。
ミキは薔薇を見て悩んでます。殺したのが自分だしな。結局捨ててしまいました。
そんなミキに、「あなたの知っている全てを教えて」とユキが詰め寄ります。
取り合わないミキに殴りかかろうとするユキをハニーが止めて、あまつさえ突き飛ばしてしまいます。
これってユキに対してかなり酷な仕打ちじゃないか?
興奮して殴りかかろうとしたユキに異変が襲います。
腹から球状のものが出てきました。ミキと同じ体内からの実体化かな。
空中元素固定装置だったら恐ろしいことだが、それはあるまい。
次回はハニーが想像した未来の中で、教室の後ろで土下座して謝ってる場面関係です。
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