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2008年2月

2008年2月29日 (金曜日)

【Xbox360】今日は4年に一度の日

今日はうるう年で4年に一度しかない日です。
厳密には違うけど、気にするな。

Xbox360の実績システムは、オンラインであれば取得した日付が付きます。
つまり、今日取得した日付は4年後にならないともう一度付けられないのです。

取りやすそうなのでも何でもいいから今日実績を取って記念にしてしまいましょう。

昨日発売された「アイドルマスター ライブフォーユー!」だと5~10時間で全実績解除らしいので、豪快に1000追加するのも面白いかもしれません。

アイドルマスター ライブフォーユー!

ま、私はこの一個でいいかなと。
COD4とかやれば50~100ぐらいは簡単に追加できそうですが、あえて一個で(笑)


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ゲームやらドラマやら

ここ最近鬼太郎とハニーしか更新してなかったのは、Xbox360の「地球防衛軍3」を完全クリアした勢いでPS2の「THE 地球防衛軍」「THE 地球防衛軍2」とやってたからなんですが、「THE 地球防衛軍」は、INFERNOの「烈火」除いて単独クリアしました。
「烈火」だけはどうにもならなくて、二人プレイにして片方をミサイル撃ちっぱなしでバイクに乗せて逃げる戦法でクリアしました。
もう一人はリペアスプレー持ってると完璧。
達成率は100%になりましたが、「リペアスプレーV5」だけが入手できませんでした。
これのために延々プレイするのも何なので、これにて終了。
「地球防衛軍3」に比べると、敵の数が一回に20かそこらなので圧倒的に少ないのですが、武器がそれなりなので、けっこう苦労します。
セントリーガンって偉大だ。

「THE 地球防衛軍2」はどんだけ敵を撃退しても地球が終わっていく絶望感が凄い。
ラスボスもアホすぎるスケールのでかさだし。
難易度EASYでも何回もやり直しました。
今回は一回に出てくる敵も大幅増量ですが、PS2の能力は変わってないので、ものすごい処理落ちします。
敵の数と処理能力のトレードオフであっさり敵の数を取ったわけですね。
陸戦兵で難易度NORMALまでクリア、HARDは難しいなと思いながらも半分ぐらいまではクリアしました。
空中を飛べるペル子は自分には向いてないなと思いながらEASYをクリア。
前回の倍のステージを二人分ってどんだけのボリュームだ?と思います。
また、蜘蛛の怖さが異常。EASYでも考え無しに突っ込むと即死亡です。
難易度設定が尋常じゃないです。

息抜きに始めたのが「THE 宇宙大戦争」
フライトシューティングですが、相手はエイリアンというか、巨大生物です。
一応フライトシューティングらしいHUD表示なのですが、ベロシティベクトルもレティクルもないので自分の進行方向やガンの当たり所がよくわからない。
物凄い至近距離になったらレティクル出ますが、ほぼ衝突寸前みたいな状況で出たって使えるか!
敵との距離もわからないし、時速700キロ程度で失速する戦闘機ってどうなのだろう?と。
すぐにエンジンがストールして再点火に時間かかるし。
意外とフライトエンジンはリアル寄りです。エースコンバットのつもりでやると思うように動けません。
あと、特筆すべきことは普通のミサイルが役に立たない。
雑魚は墜としても墜としても湧いてくるし、巨大生物はあっという間に味方基地や都市を破壊して「MISSION FAILED」になるので、しゃにむに巨大生物やマザーシップに突っ込んで撃破しないといけません。
で、ミサイルのロックに数秒かかるので、一回に2発ぐらいしか撃てないのではダメなのです。
だから、アフターバーナー全開で離脱、エアブレーキで減速しつつ旋回(減速しないとロールに入るのはエアロダンサーなら経験あるはず)して8連射ミサイルの集中射が定番になります。
プレイ画面はまさにマクロス。

他の雑魚がミサイル撃とうが巨大生物から攻撃されようがわき目も振らずに巨大生物のみに集中ってのは帝国海軍航空隊のような気分になります。

ミッションをクリアすれば新しい武器が手に入るといっても、有効なのは8連射ミサイルと、ミサイルでは追いつけない素早い敵のステージで使うプラズマガンのみ。プラズマガンはロックオンすればその敵に銃口が向かいます。
というか、ロックオンしないと撃てません。
機体も武装もパワーアップするのですが、破壊力上がるけどスピード下がるとかのトレードオフになってるので、ヘタにいじらないのが正解だったりします。

爆弾で地上の敵に一撃必殺というのもあるようですが、2~4発しか搭載できないし、どうやらレティクルの場所に落ちるわけではなさそうです。
照準器無しで自由落下爆弾当てるようなもんですね。

ウイングマンも何をしてるのかさっぱりわかりません。
難易度EASYで全ステージ通算で3機ぐらい敵を墜としてくれたらいいんじゃないですか?

ウリはテレビでの実況をしているので、戦闘中にそれが流れることと、ボーナスステージでの女性オペレーターの「もっと」とか「すごいわ」とかアレな感じで狙ってるセリフぐらいでしょうか。

2000円(税抜き)で買えますが、エースコンバットのベスト版買ったほうが何倍もいいでしょうね。
私は特攻精神プレイを買いましたが。

つうことで、今は「THE 推理」シリーズをやってます。
昔「この事件のトリックは?」というのが一問一答形式で載ってた本がありましたが、あれのゲーム版です。
PSP版のレビューは私のレビューの中にありますが、PS2でも買ってるのでそちらをクリアしてしまおうという計画です。
PSP版は画面が小さいのにベタ移植だったので、ポインタを合わせるのに苦労したのですが、PS版は画面がボケボケです。想定しておくべきことでしたが。
まあ、お手軽なのは変わらないので楽しんでます。

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さて、ドラマ「交渉人」が最終回を迎えましたが、警察内部で陰謀があれば何でもできるんだと非常に感動しました。
収監中の人間が茶髪でいられるとは、日本の刑務所も随分自由になったもんだ。護送中の人間が白いボア付きコート着てるし。

そして、真理谷恭介が「羊たちの沈黙」のレクター教授バリだったのが、山荘突入数分でただの寂しがり屋の構ってちゃんだったことがわかる衝撃の真実!
たったの数分でここまでスケールが小さくなったドラマってそうそう見られないですよ。

「交渉人」公式サイト

何とか対抗できるのは「ジョシデカ」かな。
謎で盛り上げるタイプのドラマで最近どんどん尻すぼみになるのはなんなんでしょう?

「ジョシデカ!」公式サイト

「ケイゾク」「アンフェア」が特別なんですかね?

ドラマアーカイヴ「ケイゾク」

「アンフェア」公式サイト

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脱力しちゃったのでニコニコから適当なものを。


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2008年2月27日 (水曜日)

【特撮】ハニー第20話 自分らしさだと?自分はそこに居るじゃないか!

前回「アンドロイドは出て行け!」という仕打ちに泣き崩れ、ユキの思惑通りになったハニーです。
ここから浮き上がる術はあるでしょうか?

早見の事務所でも泣き崩れているハニーに早見が活を入れようとしますが、「ハニーはハニーなんだからハニーらしくハニーすればいいんだ!」というのは無意味な言葉の羅列でしかないだろう。
でも、「そっかな?」「そうだよね」「私、頑張る!」と立ち直りました。
意外とこういうときは内容の無い言葉のほうが効くのかな。

気を取り直して外へ出て行くハニーを見送りながら入ってきた源さんが、早見宛の手紙を渡します。
税務署からだそうですが、こんな住所不定な感じのところによく送ってくるな。
恐るべし、税務署。

中身は請求書で、名目は「存在税」という耳慣れないものでした。誕生日までに払う義務があるそうです。
支払い金額は240万円、大金です。
源さんは架空請求だと断じます。その言葉を真に受けた早見は丸めてくずかごに捨ててしまいました。
そういうものであっても内容はちゃんと読んでおくべきだと思うけど。

「Future」を捲る夏子のところにハニーがやってきました。夏子も夏子なりに色々考えてはいるようです。
ハニーは「アンドロイドだけど、なっちゃんのことは大好き!だから一緒にお弁当食べよう」と頼み込みます。
座り込んでほとんど土下座のようです。
それを見て何か言いかけた夏子のところにユキが割り込んできました。
ユキは、夏子に向かって「もう止めてください、これ以上ハニーさんを傷つけるのは」と強い調子で言います。
こうまであからさまだと反対にバレないか?
ハニーが慌てて否定しますが、そこで言葉を詰まらせるもんだから、夏子は居たたまれなくなって走り去っていきました。
ハニーってこんなに逆境に弱かったのか。

夏子に逃げられて落ち込むハニーに、もうすぐ誕生日だから一緒にお祝いしましょうと提案するユキ。
グッドアイデアだよということで、ミキにも知らせに行くハニーです。
これはこれでユキの策略なんだろうな。

今回の源さんの料理はマンモスのステーキです。だから、この近辺の生態系はどうなって(ry
ただ、マンモスのステーキだけど、皿に乗ってるのは一口サイズが3つ4つです。
「これだけ?」と訝る早見に、最近ホームレスが増えて割り当てとしてはこんなになってしまったと説明する源さんです。

ホームレスが増えた原因は「存在税」らしいです。
そんな話をしている最中に入ってきたスーツの人たちは税務署の中の人でした。
早見青児が目当てのようです。何かと思ったら「お誕生日おめでとうございます!」ときたもんだ。
拍手で喜んでる早見たちに、税務署の人間は存在税の徴収に来たと告げます。
早見は24歳、1年で10万円で240万円という計算だったようです。
もちろんそんな大金は無いので、税務署はそこにあるあらゆる物品に差し押さえの札を貼っていきます。全部で5万円にもならんと思うが。

税務署員の足に泣きついた早見が「これだけはご勘弁を~」と指差したのはノートパソコンです。
そんなもの持ってたんだ。
税務署員は「私たちも鬼ではありません。こちらで必要な額を御用立てしてください」とポケットティッシュを渡します。
そこには「金融魚」の文字が。
税務署がキャッシングを紹介するって何事?
しかも、魚って嫌な予感がするのですが、税金とパンサークローの掛け算の答えは田中じゃないのか?
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ハニーは女子寮で寝ている夏子に向かってお誕生会の話をしています。
夏子にしたら針の筵だよな。悩んでる最中に部屋から出て行くこともできないんだから。
夏子は返事をしなかったのですが、様子が変です。
ハニーが額に手を当てたらすごい熱でした。
さっそく看護婦にフラッシュして手当てをします。どえらく古い看護婦だけどな。
まさに「ナイチンゲール」です。「ナース」ではありません。
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その頃早見は「金融魚」で融資をしてもらってます。「納税ローン」というのをやってるようです。
こういうローンはリアルでありそうだな。ま、自動車税なんかは自動車ローンが使えるところがありますが。
早見にすんなり240万円融資してくれるのを見ても明らかな闇金なので、後が非常に怖いですね。
街金ぐらいだと債務整理や自己破産も調停の繰り返しでできる可能性がありますが、闇金相手に免責はありえないですからね。
皆さんも、借金を街金あたりに検討するようになったら限界だと考えましょう。

朝になって夏子が気付くと、ハニーが枕元で寝こけています。
看病してくれたことはすぐに悟ってます。さすがは夏子です。
「ハニーの手。あったかい」というセリフは何よりも温かい言葉です。

一方、早見の携帯には実家から電話がかかってきてるようです。
田んぼも畑も税務署に持っていかれたそうな。早見としては税務署に払ったはずなのに、実家に取立てが来てることが「意味わかんねえ」のようです。
そんな早見の事務所に税務署の中の人が。
税金は払ったと言い立てる早見に、存在税は納められたが早見が借金した240万円に利子の300万円、しめて540万円の取立てに来たと言い出します。
全然答えにはなってないのですが、どういう利子計算だ?
裁判になった闇金の利息だと1000%超えもあったから、まだマシではあるけど、これは数日でだからな。
そもそも、なんで税務署の人間が借金の取立てに?
嘆く早見に若いんだから働けばいいと言う税務署員。
確かに、日テレの「ボンビーメン」見てると500万円の借金なんて半年で返せそうだけどな。

料亭では、税務署長と田中が密談しています。やっぱり背後にいたのか。
Photo_80

所長は「存在税なんて、思いもつきませんでしたよ」って言ってますが、中世の頃から人頭税やら何やら、いつもあった税制だと思うのだが。
近代民主国家ではなかなか実行できないだけで、今でも世界のどこかにはあるだろう。
うまくいけば、国の税制として確立させるんだそうな。
だったら、早見やハニーの居ないところから攻めればいいのに。
実力面はどうあれ、「県立地球防衛軍」の「電柱組」は偉大だったということです。

「わずかではございますが…」と田中に手渡した賄賂は小判です。
今の御時世にどうやってこれだけ集めたのか?しかるべき筋に売ったら相当な値になるでしょう。
が、田中は「本当に僅かだねえ」と小判をもてあそんでます。
「アンタ~」と旦那を呼んで、小判を持っていくように指示します。
旦那は強いけど、力関係では尻に敷かれてるのは変わらない、と。

ミキを見つけたハニーは合同誕生会を持ちかけますが、いつものとおり、興味がないと断ります。
それでも、誕生会が友達と仲直りできる唯一の方法だと思ってるハニーはしつこく勧誘します。
ユキはハニーさえいればいいんだから、「無理に誘っちゃ悪いですわ」と窘めます。
まかり間違ってミキがハニーと仲良くなったら困るしな。

そんな三人の前に税務署員が。「お誕生日おめでとうございます」ってほとんどギャグの領域だな。
ミキとユキには17歳×10万円で170万円を請求しました。

ミキは聞き覚えの無い税金だからふざけてるのかと抗議しますが、世間知らずであるところのユキは「知りませんでしたわ。小切手で良いかしら?」と払おうとします。
ハニーが「私も誕生日なんですけど」と割り込みます。
が、納税者リストにハニーの名前はないと言われます。
リストの「如月光史郎」と「ハニー」の部分に消しが入ってるので、物故ということなんでしょう。
このへんにハニーたちの秘密がありそうです。
ちなみに、下の木島家は、長男であろう「大介」が第13話の合コンに出てきたゲームクリエイターですね。夏子が狙ってました。
Photo_81

【特撮】ハニー第13話 目指せ合コンクイーン!

早見は「早く借金返さないと」と便所掃除しています。そんなんで返せるのか?
早見にとってはトイレがデモーニッシュな臭いのようです。大の扉を開けると「流せよ!」とキレてます。
トイレ掃除の人ってこういうの度々あるんだろうな。

歩み去るミキに追いついた税務署員が納税通知書を渡しますが、一瞬で破り捨てます。
その前に「税金を納めるのは、国民の義務だよ」と田中が立ちふさがりました。
睨むミキを「自分が亡霊だってことを認めるつもりかい?亡霊なら税金なんか払う必要ないからねえ」と挑発します。
田中が言うには、ミキは如月光史郎が死んだ娘の代わりに作った亡霊なんだそうです。
年齢が17歳であるってことはサイボーグのようなもんなんだろうか?
ユキは何も知らないようですが、ミキは「アイツには言うな」とキツく言います。
「友達を気遣ってんのか~い?」とバカにしたような様子の田中。

そんな緊迫した雰囲気の中、ハニーが走ってきて税務署員に取りすがり、「私も税金払う」と駄々こねます。
今、ハニーにとって「存在」って非常に重い意味を持つから必死なんだろうな。
田中に気付いたハニーは「あ、悪いオバサン。こんにちは」と礼儀正しく挨拶します。
思わず田中も「こんにちは」

存在税が払いたいのかい?と聞く田中に、涙ぐんで「うん!」と答えるハニー。
しかし、田中の答えは「残念だねえ。アンタは存在していないから税金は払わなくていいんだよ」でした。
「だってハニーちゃんはアンドロイドじゃないか」と横目で言い放ちます。
アンドロイドならアンドロイドで物品税でもかけられそうですが、この場合はハニーを追い詰めるのが目的なんだろうから、こっちのほうが効果ありますな。
存在してるんだからと泣きながら抗議するハニーに空中元素固定装置を寄こしなと要求する田中。
後ろから税務署員が羽交い絞めにしてますが、税務署員はパンサークローだったのか。
ハニーが苦しめられてるのを見て、それまで隠れて見ていたユキがフラッシュしながら駆けつけます。
「ハニーさんに手を出すことは許しません」と、こういうときはカッコいいと思えるんだよな。
すぐに怖くなるんだけど。
Photo_82

ユキの攻撃を全て受け止め、おもむろに蛸を取り出した田中は墨で煙幕を張り、逃げ去りました。
ユキには中条も渡も敵わなかったけど、田中が一番強いかもしれないな。

借金返済のためにボロボロになるまで働いて倒れた早見の前に源さんが現れました。
後光を背負って「立て~」という姿はまさに神。
Photo_83

「立て、そして戦うんだ、早見青児!」と納付書を突きつける源さん。
いよいよ民衆が立ち上がるときがきたのか?これがあるから近代では難しいんだよな。

「私も払いたい、存在税。どうしたらいい?」とミキに聞くハニー。
ミキは呆れながら「何故そんなものを払う必要がある?」と問います。もっともだ。
ハニーとしては存在の証になるなら何でもいいという気持ちになってるわけですが、ミキは「存在は金で買うもんじゃない。自分らしく生きていればいい。それが存在するということだ」と諭します。
その一言で「自分らしく生きる!」と立ち直るのはさすがハニーというところでしょうか。
一言でコロコロ変わるのもまだまだ未完成故か?

税務署の前では存在税反対のデモが起こってました。
「やきいも」の幟はよくわかりませんが、段ボールで作ったプラカードってのはいかにも昭和かホームレスを感じさせます。
Photo_84

「法律は守っていただかないと」と言う税務署に「ふざけるな!断固として戦うぞ!」と言う早見。
60年代の闘争のようです。
ま、私の目から見ればあれは見苦しい我侭なのですが、この場合はちゃんとした民主主義の機構が働いてないからな。
デモの勢いで押し寄せる民衆を税務署員は片手で持ち上げて投げ飛ばしました。
やはりパンサークローか。

一気に形勢逆転、民衆を叩きのめしていきます。
まあ、短期で見れば税収は上がるんだろうけど、ホームレス増やして経済ガタガタにすれば、税収先細りだぜ。と、笑っていられないのが今の日本かもな。

税務署の二階では田中夫妻が無責任に見物しています。
今回のパンサークローは暴徒鎮圧だからナイフは持ってないのね。
源さんはハンドマイクで「暴力は止めなさい」と言ってるだけだし、このまま負けるかと思ったらハニーが飛び込んできました。

「存在税ハンタ~イ!」というのはいいんですが、「みんな自分らしく生きようとしてるんだからいいじゃない」というのは理由になりません。
が、ハニーフラッシュで解決するようです。暴力で解決なんだけど、相手がパンサークローだから仕方ないか。

手下をどんどんなぎ払うハニーの前に田中夫妻が立ちはだかります。
田中旦那は弘美のエプロンから何かを取り出します。
鰻でした。何をするつもりだ?
Photo_85

鰻二匹を振り回したかと思ったら、長い棒状にして構えました。
中国拳法の使い手らしい戦法です。
Photo_86

ハニーは棒を受け止めようとするのですが、鰻なので掴めません。
旦那は、ホラ、特殊な訓練してるから…ってことにしときましょう。

振り下ろされる鰻を早見が飛び出して白刃取りするのですが、ヌルヌルなので早見の頭どころかハニーの頭まで振り下ろされました。
ヌルヌル最強。

立てないハニーにトドメを刺そうとしたところに強烈な音波が。
「いい加減にせんかい!どうやら本気でオレを怒らしちまったようだな」と出てきたのは何と源さんです。BGMも演歌調に。
「いいか、よく聞けよ。ホームレスにとって存在してるってことだけが最後の誇りなんだ。俺たちの存在は誰にも利用させん」と啖呵を切ります。
そして、「源さ~んフラッシュ!」と変身か!?と思わせて横から服を剥ぎ取らせるだけでした。
後には見苦しい裸体が。
「大変お見苦しい点がございました。しばらくお待ちください」とのテロップまで入ってます。
これは「安田大サーカス」か?

安田大サーカス(松竹芸能の公式プロフィール)

源さんが変身するとガンダムモドキになるようです。
動くときのSEもまんま「チュイーン」ってアレだし。
Photo_87

田中旦那がカッコいいと拍手しています。そうか?
「源さ~んジェット、スタンバイ!」というのが何かと思ったらクレーンで吊り上げてのワイヤーアクションでした。
なるほど、ワイヤーアクションってこうやってるんだ。人が引っ張ってるんですね。
Photo_88

力では田中旦那に勝り、棒を振り回すとクレーンで空中へ。源さん最強伝説の始まりです。
上から落としたシールドで田中旦那は倒れました。

残るは手下のみ。ハニーが頑張ります。
手下に向かってバックしながら滑るなんてやりたい放題してるのは誰ですか?
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力と力のつばぜり合いになっても、ハニーがフッと息を吹きかければ男なら力が抜けます。
これがハニーの戦い方です。
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源さんの方の戦いも続いてました。鰻棒を奪い取り、「源さんアタックだー!」と皆に抱えられ、突撃します。
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マトモに食らった田中旦那は相当に苦しそうです。
それに怒った弘美がミサイルを撃ちますが、間一髪でハニーが叩き落としました。
ハニーと源さんが構えてますが、これほど見苦しい決めポーズもそうそう無いな。
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これはかなわんと田中夫妻ともどもパンサークローは撤退していきました。
民衆の勝利です。

その夜はホームレスが集まってハニーたちの誕生会です。
こういう場合だとミキも来るのね。
「ハッピバースディ ディア ハニミキユキちゃ~ん」という強引過ぎる歌詞はなかなか忘れられません。
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ハニーは素直に楽しみ、ミキはいつまで続くんだと呆れ気味ですが、そこに誰かが来たのに早見が気付きます。
それは夏子でした。
走り寄ってきたハニーに「お誕生日おめでとう」とプレゼントを渡します。
それは夏子とお揃いの子鹿模様のパンツでした。
前にハニーが穿いて怒られたやつですね。

【特撮】『ネタバレ』キューティーハニー第5回

「今までゴメンね。アタシがバカだった。これからもずっと友達でいてね」と謝る夏子。
アンタ、最高だよ。
思わずミキも微笑み、ユキは不満顔です。こんなのが出てくると自分の価値が下がりますからな。

でも、こうやってユキの邪魔になるような存在になったら夏子は殺されそうだな。


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2008年2月26日 (火曜日)

【アニメ】絶望先生は時事ネタの取り込みが命

ビデオからで画像悪いのが申し訳ないんだけど、昨日放送(関東では一昨日?)された絶望先生です。
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後ろに「DENKA洋品店」というのがありますが、これって下の事件ですよね?

「痛いニュース」より
「なめてんのか。おれの街だぞ」 ヒップホップのメンバー(35)、「面白くない」と購入したCDを返品し店長をリモコンで殴打。逮捕…水戸

2/12日の事件を織り込んでるってことは、少なくとも製作日はそれ以降、一週間か一週間半ぐらい前なのかしら?
かなりタイトなスケジュールだと思うけど、頑張ってるんですね。

背後にいろいろ書かれてるネタはVHSビデオで見るのは不可能に近いので、何が書いてあるかほとんど考えないことにしました(笑)


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【鬼太郎】第45話 萌え萌えメイド

今回の冒頭の案内役はネコ娘です。

ゲーム屋の試遊台で遊んでますね。ひたすら流れてくる魚を猫が叩き落すというシュールなものですが。
なんとなく「せがた三四郎真剣遊戯」を思い出します。
コントローラからするとスーファミのパチモンっぽいですが。
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最近の人間の街はゲームた電化製品であふれていて面白いし、変わったお店が…と出てくるのがメイド喫茶です。
ネコ娘も着てみたいらしい。つうか、メイド服はバイトで着てるだろ。
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「おかえりなさいませ、ご主人様。…にゃーんて恥ずかしい」ってぶりっ子しててもメイド服での撮影会はしてるんだろう?

街頭で一人芝居しているネコ娘の前で、メイドカフェ「Milky Melty」に入ろうとするねずみ男と鬼太郎がいます。
鬼太郎は入ることに非常に不安になっているようですが、ねずみ男は常連だし、オヤジもついてるから大丈夫なんだそうです。
「準備万端じゃからのう」というオヤジは事前リサーチはバッチリのようです。
どんだけ集めたんだってぐらいタウン誌、ミニコミ誌、専門誌を集めてます。
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「新たな世界が君を待っている~」と連れて行くねずみ男を見てネコ娘は崩壊寸前です。

サブタイトルも「ネコ娘騒然!? 妖怪メイド喫茶」です。主眼は妖怪がらみの喫茶ってとこではなく、「ネコ娘騒然」ってとこですね。

扉を開くと「お帰りなさいませ、ご主人様」と出迎えてくれますが、一人異質物が混じってますか?
それとも樽ドルがウケるんだから、これも一ジャンルなのだろうか?
Photo_4

あまりの衝撃に後ずさる鬼太郎ですが、ねずみ男に止められます。
「あ~らねずみ男さん。お友達を連れてきてくれたのね」「ま~ったりしていってくださいね」と言われるところをみると、相当な常連なのですね。

店内では撮影会も行われてます。メイドカフェの定番、萌え萌えオムライスもあるようです。
ちょっと一般的ではないニッチな嗜好の顔のメイドもいるようですね。
Photo_5

萌え萌えオムライスはこれですね。
Photo_6

私は食ったことありませんが。
カウンターではメイドさんとじゃんけん大会やってます。
完璧なるメイドカフェですが、こんなところに鬼太郎が来た理由は妖怪ポストに届けられた一通のハガキでした。
この店に通ってた客で帰ってこないのがいるとか。

「そりゃあほっとけんじゃろ」と鬼太郎の頭から飛び出したオヤジは「まずはメニューからじゃ」と物色し始めます。
「萌え萌えオムライス」「お口にあ~んドーナツ」「ラブラブ注入コーヒー」というメニューがあるそうな。
「これが萌えか?」というオヤジに「これが萌え萌え」と説明するねずみ男。
鬼太郎は全くの異文化コミュニケーションで、戸惑うことだらけです。

「御注文はお決まりですか?ご主人様」ときたメイドに「ルナちゃ~ん。オレ、いつものやつね」と注文するねずみ男。こんなところで「いつものやつ」を注文できるとは…
「鬼太郎は?」と言われて慌ててメニューを舐めるように見ていると「ラブラブ注入コーヒーください」とこもったような声が。
「君のラブラブの入ったコーヒーの中でうっとりとろけたいです」とメニューの陰でオヤジが言ってます。
ちょっとオヤジ、病院行ってこい(笑)

「かしこまりました」と去っていくメイドに「違うんです!」と手を差し出しても全く効果はありません。
メニューの影に控えていたオヤジに「止めてください父さん。僕が言ったみたいじゃないですか」と抗議する鬼太郎。
「グズグズしておるからじゃ」と一言のもとに切り捨てられました。

ねずみ男はお気に入りの子とお話してくる、とテーブルを離れました。鬼太郎一人ぼっち(少し違うが)です。
ちなみに、ねずみ男のお気に入りはルナちゃんという眼鏡っ子です。

そんなねずみ男やオヤジに呆れ気味ですが、妖気を感じました。やはりこのカフェには何かあるのです。
しかし、かなり弱い妖気なので、妖怪そのものがここにいるのではなさそうです。
そうやって探ってる鬼太郎のところに「お待たせしました、ご主人様」とメイドが来ます。
メイドさんnamed蕾、相当可愛いですよ。
顔を赤くして「どうも」ぐらいしか言えない鬼太郎に代わってオヤジ大活躍です。
「僕、鬼太郎と言います。キミ、かわゆいねえ。」と。
それを聞いて頬を赤らめるのもかわえー!
Photo_7

鬼太郎がこっそりオヤジに抗議すると、「これも調査じゃ」なんだろうです。なんか違うだろ。

「鬼太郎さんは初めてなんですか?」と聞かれて「まあ…」とうつむき加減に答えてしまう鬼太郎に「だったら、張り切ってラブラブ注入しちゃいますね」と蕾。
何が?と思った鬼太郎の前で異世界の踊りが。これがラブラブ注入かぁーっ!

鬼太郎の衝撃度たるや、なまなかの妖怪に出会ったときの比ではありません。
「極楽極楽」とオヤジがカップの中って回ってますが。
つぼみがビックリしてカップをひっくり返しますが、鬼太郎はすばやくオヤジを隠して「大丈夫?」と訊ねます。
その時にお互いの手が触れたからって赤くなってうつむく鬼太郎。ネコ娘にもその1/10でいいから気にかけてやれよ。

そんな様子を見て、すっかり馴染んでると思ったねずみ男は出かけることにします。
この店のメイドは顔見知りになるとデートもしてくれるんだそうです。風営法に思いっきり引っかかりそうだな。

妖気は感じれども全く調査が進まないので、鬼太郎も出直すことにします。
扉を開けた鬼太郎に蕾が走り寄ってきて「ご主人様、お出かけですか?」と切なそうな顔をして言います。
ここはメイドカフェというよりはキャバクラに近いような気がするぞ。
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「どうも僕にはこの店が合わなくて」と答える鬼太郎に「私がコーヒーこぼしたから不快な思いを…」と自分を責める蕾。
「そういうことじゃ…」と慌てて言い訳をする鬼太郎。実に微笑ましい光景ですが、ネコ娘は真っ黒なオーラを出して見ています。
メイドカフェの前にオープンカフェがあるのか。

追記)
オープンカフェじゃなくて普通の喫茶店でした。

Photo_9

今日のネコ娘はミステリートレインの時以上に顔が歪む回になりそうです。
こんな顔、それこそ「県立地球防衛軍」あたりに出てきそうな顔だぞ。
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鬼太郎を見送る蕾は、同僚のメイドに呼びつけられ、また客を逃がしたと責められます。
「この落ちこぼれが!」と横の壁を殴ったらヒビが入りました。人間じゃないんですね。
「私たちにはやらなきゃいけない使命があるだろう!」と怒られてブルブル震える蕾ですが、蕾ってネコ系なのね。
だから、ほっとけないって感情が湧き上がるのか。
Photo_11

ねずみ男のほうはデートも終盤、「今日は本当に楽しかったね~」とか言うております。
「本当に楽しいのはこれからよ」とルナが髪を掻き上げると、ピンクの煙が出てきてねずみ男を包み、異形に変えてしまいました。
そのまま異空間の扉に入り込み、たどり着いた先には巨大な木とその周りにメイド、それに連れられた同じく異形にされた男どもがいます。

この木は「古椿」という妖怪です。
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古椿にメイドたちが触れると吸収され、椿の花に戻ります。
そうすると、異形たちは蜂のようなものになって花に入り込みました。こうやって精気を吸うんですね。
いったんは取り込まれたねずみ男ですが、臭いおならは変わってないので、やった瞬間に花から追い出されました。

妖怪横丁に帰った鬼太郎は女性妖怪陣に凄い顔して睨まれてます。
「鬼太郎、どこ行ってたの?」というネコ娘が物凄く怖いです。

「ぜんっぜん怖くないから言ってごら~ん」って明らかに怖いって!
Photo_12

言葉に詰まる鬼太郎に「アタシ見ちゃったんだからね。とーっても楽しそうなお店から出てくるところ」と携帯を突きつけます。
妖怪も携帯持つのが普通なのか?
Photo_13

「隠し撮り!」って驚くところはそこですか、鬼太郎。
「横丁の女妖怪のみんなから説教してもらうから」ということで、全員から説教です。
「なんで?」と意味がわからない鬼太郎。そりゃ、名目上は調査だもんな。

ろくろ「鬼太郎、そりゃアンタも男の子」
お歯黒「女の子に興味を持つのは当然のこと」
アマビエ「だからってそういうチャラチャラしたとこへ」
砂かけ「行くっていうのはいかがなもんか」

と連続した見事な連携プレイです。ところで、蝿みたいなのが飛んでますね。
「いや、それは」と調査のことを口にしかけても、

ろくろ「恋愛ならアタシがいろはを教えてあげる」
お歯黒「恋に恋しちゃったんだねぇー」
アマビエ「だからアタイより可愛い子なんているわけないよー」
砂かけ「そんなにメイドがいいならワシがやってやろうか?お帰りなさいませご主人様」

と最後は砂かけのメイド姿というメガトン級の爆弾で締められました。
Photo_14

ネコ娘を筆頭に鬼太郎を責め立てていましたが、その間も周りをブンブン飛んでたのがいます。
うるさいと砂かけが潰すと「痛い!」の声が。
それは「蜂みたいなもの」に姿を変えられたねずみ男でした。
やはりあそこは妖怪喫茶だったのか!と話を戻したい鬼太郎ですが、扉の前でのラブラブぶりは写メにも撮られてますから、ネコ娘の顔を見ると萎縮してしまいます。
Photo_15

古椿という妖怪は、100年に一度目覚め、自分の花を美しい女に変えて男を誘い出し、それを食らって永遠に生き続けるという妖怪です。
メイドは古椿の使いだから妖気としては弱かったんですね。

古椿の本体をどうにかしないといけないわけですが、古椿の本体は異次元の森にあって、場所がわかりません。
鬼太郎はもう一度メイド喫茶に行って、罠にかかることを提案します。
虎穴に入らずんば虎児を得ずというやつですな。
「えーっ、また行くの!?」とネコ娘は非常に不満そうですが。

男を一人も連れてこられない蕾は、また他のメイドに責められて泣いています。
そこにやってきた鬼太郎ですが、なかなか用件が言い出せません。
「お嬢さん、僕もおデートに連れてってくれないかのう」とオヤジがフォローします。オヤジ大活躍だな。

鬼太郎と蕾はのん気にウインドーショッピングなんかしてます。
つうか、デートの最中でもメイドのカチューシャ付けたままなのか。
そんな鬼太郎たちを背後から観察する目が。
「鬼太郎一人では心配だ」と監視することにしたネコ娘です。
街中で全身タイツってものすごく目立たないか?
Coco

付き合わされる他の女妖怪もいい迷惑です。
ろくろさんの頭のバッジは鷲尾なのか。
Photo_16

「今回の我々の任務は、鬼太郎が女の子の色気にたぶらかされないよう…じゃなかった。妖怪にたぶらかされないよう監視することである」のだそうですが、冬の最中に全身タイツでは妖怪でも寒かろう。
ろくろさんなんか「この格好で?」ともっともな疑問を口にしますが、「隠れてすばやく行動するにはこれがいーの!」なんだそうです。

やってることはストーカーだが、この楽しそうな鬼太郎の顔見てると、思わず行動した気持ちはよくわかるな。

1

2

3

「何よ鬼太郎、そのアツアツぶりは!」と怒るネコ娘を「芝居じゃよ」となだめる砂かけですが、ネコ娘は完全に聞いてません。
Photo_17

鬼太郎は「これじゃ本当にデートしてるみたいだ。いつ古椿のところに行くんだ?」と内心で困ってますから、任務を忘れてはいません。

しかし、どんだけ金持ってるんだ?
ブティックでの鬼太郎ファッションショーは冷やかしとして、クレープとUFOキャッチャー、ボートは確実に金かかってるよな。
海にまで来てるし。
普通ならなんてことはない金ですが、鬼太郎は「ニート」です。

蕾は初めて見た海に感動しています。
風が強いもんだから、コッソリ見てたオヤジの目にゴミが入りました。
それがオヤジとはわかりませんから、蕾は鬼太郎の目を見てあげます。
背後から見ればキスに見えますわな。監視しているネコ娘は双眼鏡握りつぶしましたよ。
もう我慢できない!と展望台のモニュメント持ち上げるネコ娘です。本気を出せばかなり強いんだな。
Photo_18

岬の近くにある植物園で「そろそろ動くか?」と身構える鬼太郎に「来て」と手をとる蕾。
行った先は花壇でした。パンジーかな。
「お花ってね、すごく命が短いのよ。その短い時間で精一杯綺麗に咲いて、この世に生まれたことの喜びを表すの」と、いい話をしながら、幻想の中で蕾がメイド服のまま一面の花畑を回りながら笑ってます。
メルヘンだ。

とてもじゃないが、男を騙して連れて行く悪いものには見えません。

デートも終わり「これで思い残すことはないわ」と告げる蕾。
去ろうとする蕾に「君達は普通の女の子じゃないんだろう?」と聞く鬼太郎。
「僕を罠にかけるんじゃ」と鬼太郎に言われ、ハッとしたように「なんでそれを…」と言葉が続かない蕾。
「でも安心して。私は落ちこぼれなの。他の仲間みたいに男の人を犠牲にするなんて、とてもできない」と。
こんな顔して落ちこぼれとか言われたら全力で否定してあげたくなりますな。
Photo_19

だいたいの事情を飲み込めたのか、後ろの監視集団も大人しいです。
鬼太郎は騙したことを謝りますが、蕾はそんな必要はないとやさしく受け止めます。
が、そんな蕾に異変が。

「鬼太郎さん。もっと楽しいところへ連れてってあげる」と人が変わったようになりました。
古椿の完全コントロール下にあります。
Photo_20

ネコ娘たちがピンクの煙を浴びて様子がおかしくなった鬼太郎を追いかけますが、全身タイツを破りさったら中からいつもの服が。どんな仕組みだ?

古椿の前に蕾と鬼太郎はたどり着きますが、吸収される前に気がついた蕾は、ピンクの息を吹きかけて鬼太郎を元に戻しました。
それに怒った古椿が根っこを振るい、蕾を突き飛ばします。
花が百あると、一つはこんなのが出るそうです。不良率1%ってけっこう高いぞ。

それは違う、蕾は優しい花だと髪の毛針を飛ばす鬼太郎を見て、「貴様、人間ではないな!」と今頃気づく古椿。
妖怪同士って意外とわからないのか?

「お前はもう十分生きただろう。今日でそれも終わりだ」とどこかの北斗の拳みたいなことを言って倒そうとする鬼太郎に、「ワシを枯れさせたら、そこの蕾も死んでしまうぞ」と脅しをかける古椿。
その言葉に躊躇してる鬼太郎の背後から根を突き刺そうとする古椿。
それにいち早く気づいた蕾が鬼太郎の身代わりになって串刺しにされました。
ちょっと子供向けとは思えない描写ですね。
Coco_2

「いいの。どうせ私は短い命の花。ほんの少しでいいから楽しい思いを味わって消えたかっただけ。今日はその夢がかなったわ。本当に楽しかった。ありがとう、鬼太郎さん」と目を閉じた蕾。
「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」ですか。だからこそ「命短し恋せよ乙女」なのかな。

失意に沈む鬼太郎の周りではネコ娘たちが古椿の攻撃を撃退しています。
「横丁の女妖怪たちが、鬼太郎には指一本触れさせないよ!」と啖呵を切るネコ娘が本当にカッコいい。
Photo_21

鬼太郎の怒りは生半可なものではなく、古椿の繰り出す根っこ攻撃を、髪の毛を尖らせて次々と打ち砕き、本体を貫通、体内電気でトドメをさしました。

蕾も鬼太郎の腕の中で一輪の椿に戻りました。
その傍らに座り込み、「鬼太郎が楽しい時間をたくさんあげたじゃない。少し妬けたけど、蕾ちゃん、本当に幸せそうだったよ」と慰めるネコ娘。
「少し」どころではなかったけどな。これが勝者の余裕に見えてしまう自分は心が壊れてるのでしょう(笑)

それでも泣き止まない鬼太郎の涙が椿の花に当たると、花は椿の種になりました。
鬼太郎の妖力で新しい命が生まれたようです。
土に埋めて「ここで綺麗な花をいっぱい咲かせるんだよ、蕾ちゃん」と鬼太郎が言ってますが、鬼太郎の妖力込みだから、普通の椿ではないんだろうな。
もちろん古椿みたいな邪悪な存在でもないんだろうけど。
もしかすると、将来ここに妖怪メイドカフェができるのかもしれません。


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2008年2月21日 (木曜日)

【特撮】ハニー第19話 畏怖と排斥

前回の、父親の墓の前での諍いからです。
何気にオネエ化した中条が見てますが。
ユキの体の中から物質化したやつですね。それを見て中条が少し笑ってるのが不気味です。

ユキは早見の事務所で寝込んでいます。
橋の下のバラックになってますが、前からこんなとこだったかな?もう少しマシなとこだった気が…
目覚めたユキは傍らに置いてあった、例の体内から発生したものを見て「私の体からどうしてこんなものが…」とうろたえてます。
私からすればお前の腹の中にこそ相応しいと思いますが。

ハニーに「何か知ってるんじゃありませんか?私の体に何が起こってるんですか?」と聞くユキですが、早見が「何があってもユキちゃんを守るから」って言ってるのはガン無視ですな。
ハニーは何を言われてるのかわかってないようです。お前だってこの前暴走したろうが。
ユキは前にミキに言われたことを思い出します。
そう、「近い将来、お前の体に異変が起こる。覚悟しておけ」と暴走ハニーを追いかけてたときに言われたやつです。

ユキは出て行ったミキを追いかけ答えを聞こうとします。
ミキは「私もお前も残された時間はあとわずかってことだ」と答えます。
どういうこと?と意味がよくわかってないユキに「欠陥品なんだよ」と自嘲気味に言うミキ。
ユキはお父様からの贈り物であるこの体が欠陥品だなんてありえないと掴みかかります。
こういう会話をしてるってことは、自分らがアンドロイドだってことは知ってるのか。
それを振りほどいたミキは「運命は受け入れるしかない」と歩み去りました。

驚愕の事実に愕然としているユキに「運命は変えられるわ」という言葉が投げかけられます。
驚いたユキが振り向くと中条が立っていました。
中条っつってもオネエ化してるのでイヤリングにハンドバッグですが。
Photo_43

ユキも中条は知ってますが、自分の記憶とは随分違うので、非常に訝しげな目で見ています。
そんなユキにイイコト教えてあげると中条が寄ってきます。
何の知恵を授けたのかわかりませんが、冒頭の中条の薄い笑みに繋がるんでしょうね。

女子寮ではハニーが珍しく悩んでます。
夏子が聞くと「ユキちゃんのことでちょっとね」と呟きます。
夏子にとってはユキって合コンで目当てを取られた憎い相手だろうな。
「ハニーは優しいね。いっつも友達のこと考えてて」という夏子の言葉に無意識のトゲを感じるのは私だけか?
無邪気な友達思いって日テレのドラマ「ボンビーメン」を思い出します。
あの小栗旬も嫌いだから、私の性格かな。近親憎悪みたいなもんです。

「もし、アタシが病気になったらどうする?」と聞く夏子に「そんなの決まってるよ。元気になるまでずーっと看病してあげる」と即座に返すハニー。
「あたしだって、ハニーが元気になるまでずーっと手を握っててあげる」と答えた夏子の手を嬉しそうに取るハニー。
ボンビーメンよりムカつかないのは、自分の度を超えたことはしないからか。
あくまで自分の交友範囲、できることの範囲内の優しさだからな。
そんな夏子から転校生の話を聞くハニー。ハニーの新しい友達になるでしょうか?

転校生はユキでした。
入ってきた瞬間に名前を呼んで飛びついたハニー。
「今日からクラスメートだね」「これからもよろしくお願いします」という会話は和やかですが、どうにも私はユキのことを真っ直ぐな目では見られません。
Photo_44

「この子は剣持ユキちゃん。仲良くしてね」と紹介するハニーを見てるクラスメートの目はなんか嫌そうです。
やっぱりハニーってクラスで嫌われてるんだろうか。

数学の授業でミキが当てられて素数を淡々と言い始めます。ミキのことだからいいと言われるまで言い続けるんでしょうが、今日のハニーはテンション高いので、「私たちも一緒に」とユキを誘って並んで立って言い始めます。
そういえば、ミキはハニーの右隣だったけど、ユキの席は左隣になったんだ。
そこに座ってた人間どこいった?

例によって「もういいです。よくできました」の声でハニーは机の上で踊りますが、ユキも一緒に誘ってやってます。
ユキも一緒にやるのはハニー崇拝してるからか?
踊りもダブルになってお遊戯会並にグレードアップしました。

ミキが校舎の屋上にユキを呼び出しました。
「狙いは私だろう」と殴りかかるミキの拳を笑いながら受け止め、「随分と自意識過剰ですのね。私、あなたなんか眼中にありませんわ」と切って捨てるユキ。
「でもこれからは仲良くしましょう。クラスメートなんだから」と無理やり握手して去っていくユキ。
ミキは何かを企んでいると危惧していますね。

昼食時はユキは五段重ねの重箱持ってきてます。さすがは金持ち。
「良かったら皆さんで」と言ったら重箱を持っていく生徒が続出。ここは難民キャンプか。
しかし、ユキはそんなことも想定済み。「まだまだありますので」と、さらに重箱を持ち出します。
もちろん、一番食べて欲しいのはハニーですから、ハニーに勧めようとしますが、ハニーはそこにはいません。
例のドカドカ弁を夏子と一緒に食べてます。
「今週はここで食べよう?」って中庭脇?にちゃぶ台置いてます。
いつも思うのですが、この弁当誰が作ってるんでしょう?
Photo_45

それを影から見てたユキを、前にハニーやミキを呼び出したグループが呼びつけます。
転校生のくせに生意気だと言いたいようです。つうか、前にミキを使ってカツアゲしたことはすっかり忘れてるのか。
ユキは「前にどこかでお会いしたことありません?」と聞いてるから、ある程度は覚えてるんでしょう。
それに対して因縁付けか?と凄むリーダー格。

ユキはニッコリ微笑むと人差し指を上に突き上げます。
すると背後からお札で作った紙飛行機が飛んできました。
なんとなく無敵艦隊です。
その紙飛行機が不良グループを襲います。どんな機構で動いてるんだろうか?
Photo_46

「おみそれしやした。親分」と土下座というか神様に対する原住民のようです。
ユキはその三人に何事かを依頼しました。いよいよ企みが発動するのか?

体育の授業でバレーボールやってますが、そこにバレーボールと金属バットを持って現れ、ハニーに向かって打ち始めました。
バレーボールをバットで的確に打つって難しいと思うんだけど、次々とハニーに向かって打ってます。
意外と凄い運動神経なのかもな。

ハニーは打ち返したり避けたり、蹴り飛ばしたりの大活躍です。拳法の演舞みたいだな。
打ち返したボールがリーダーの頭を打って昏倒させました。
すると、「さすがですわ」と拍手しながらユキ登場です。
「見事な運動能力ですわ。さすがアンドロイド」といきなり核心を突く発言です。
「なにそれ?」と意味がわかってない夏子たちに「知らなかったんですか?ハニーさんは人間じゃない。アンドロイドだって」とサラリと言ってのけます。
「ね?ハニーさん」と確認を求めると、「は~い、アンドロイドで~す」と手を上げるハニー。
みんなドン引きです。

正体知ってドン引きなのかと思ったんですが、夏子は「はいはい、ウケたウケた。みんな、試合続けるよ」と「いつものこと」として処理してしまいました。
こんな学校だからこそハニーも居られるんだろうな。
企みが頓挫したユキは不満そうです。

トイレで苦しんでいるユキ。また体から物体が出てきます。
出てくるものが、ミキより現象が急で深刻だな。
Photo_47

不良三人組は食堂を罰掃除中です。
「なぜばれたの?」とか会話してますが、体育の授業中にボールのケージとバット持って打ちまくってて、どうしてバレないと思えるのか説明願いたい。

その下ではハニーと夏子が食事中です。
不良たちは火災報知機を雑巾掛けしようとして手すりに乗っかってます。
危ない姿勢だけど、それ以前に火災報知器って触ってもいいのか?
ユキは空中元素固定装置の力を使って脚立の留め金のところに野球のボールを生成、留め金のロックを外します。
バランスが崩れて落ちる不良をハニーフラッシュして助けるハニー。
夏子の目の前で変身したのか。永井作品においては、こういうのは破滅への第一歩ですね。
助けるときにナイフやフォークで腕を切ったハニーに気づき、夏子たちが息を呑みますが、「大丈夫、すぐ戻るから」と首のチョーカーに手を当てて、空中元素固定装置を作動させます。
すると、傷は見る見るうちに消え去りました。
それで「大丈夫」と笑うハニーを夏子たちは異様なものを見る目で見ています。
異質への畏怖です。デビルマンとかと同じ構図ですね。
それにしても、この食堂はナイフやフォーク、スプーンは割り箸みたいにテーブルに備え付けてあるのか。ちょっと不衛生だと思うぞ。

ともあれ、これでハニーがアンドロイドだということは確実に頭の中に刻み込まれました。
夏子など、さっき怪我して絆創膏巻いたままの自分の指と見比べています。
ハニーは皆の見る目が変わったことに気づいてないようですが、ユキは予想以上の結果にほくそえんでいます。

早見の事務所で夕食を食べているハニーのところに早見が駆け込んできます。
ハニーが変身したことを夏子が電話で知らせたのです。
「ハニーはアンドロイドなんですか?」という問いに「オ~ゥイエ~ィ」と早見は答えたようです。
「嘘はつきたくなかったから英語で誤魔化そうとしたけど、ダメだった」というのはどんな言い訳なんだろう?夏子は目の前で見てるんだし。

ハニーは全く深刻に考えてないようですが、早見は明日からの周りの目を気にしています。
それに耐える覚悟はできてるのか?と問う早見に「大げさだなあ」と笑うハニー。
今気付きましたが、ハニーが食べてるのはカブトガニのグラタンか。カブトガニは食べてる地域もあるらしいけど、どうやって手に入れた?
Photo_48

女子寮に戻ったハニーはさっきのグラタンを夏子にも食べさせようと渡しますが、思わず手が引けた夏子はグラタンを落としてしまいます。
まだ「ゴメンネ」という余裕はあるようですが、このままでは排斥に繋がっていきそうな予感。

翌日の学校はハニーがアンドロイドだった話で持切りです。
それをミキが渋い顔をして見ています。
そこにハニーが入ってきますが、ピタリと静かになりました。
先に学校に行ってしまった夏子のところに来て話しかけますが、夏子は目を見ずに「用事があって…」と言い訳します。夏子も一般人だからな。

変わらずにこやかに挨拶するのはユキです。
もしかすると、ユキはハニーを独り占めするために昨日の工作をしたのでしょうか?

授業で「この問題わかる人」という先生の言葉に両手を挙げて答えるハニーというのは日常の光景ですが、答えようとしたらハニーがアンドロイドだったってことを「聞いてないよ~」と不良グループのリーダーが告発します。
アンドロイドなら、勉強もスポーツもできて当たり前だってことです。
人並みに調整され、サイボーグ(=機械)ゆえに緊急出力的な火事場のバカ力を出せないように設計されたカーミ・サンチンみたいな例もありますが、まあ例外中の例外だしな。

先生は「なんのことかな?」とアミバみたいなこと言ってますから知らなかったのでしょう。
だからこそ、あんだけ褒めたわけだが。

「ゴメンね、みんな。隠してたわけじゃないけど、最初から言っておいたほうが良かったかな」と笑いながら言って、机の上に立ち「如月ハニー、実はアンドロイドでした~」とおどけて言うものの、皆は無視です。心の狭い学校だな、ヲイ。
「隠しててゴメンね」と謝るハニーにも無視。
ハニーは机の上で四方にごめんなさい、机から下りて一人一人の前でも頭を下げてます。
最後は教室の後ろで土下座です。正月の予言の一つがまた実現しました。
Photo_49

アンドロイドがクラスメートなんてまず有り得ないんだから、普通は喜ぶと思うのだが。
そんなハニーを見て薄く笑うユキ。ユキの行動が第二部の要になるのかな。
Photo_50

昼食のときも夏子は来ないので食事が始められません。
それを影から見て「やはり恐れていた状況になったか」と呟く早見。
ここは部外者立ち入り自由ですか。
ハニーが可哀相だから、せめて自分が一緒に食事を!と飛び出しかけたらユキに遮られました。
関係者以外立ち入り禁止だと、実に正論を語ってます。
そこへミキが割り込んできて「どういうつもりだ?」と詰問しました。
ユキの答えは「ハニーさんは私だけの物。お父様からの愛の贈り物だったのです」という言葉。
なにやら、中条がうまく吹き込んだようです。
ハニーの体内から空中元素固定装置を抜き取って自分に埋めそうな勢いだな。

中条と会ったときに、中条はフラッシュするように言ってみたようです。
フラッシュした瞬間に人形を投げられると、その人形を取り込んでしまってユキは苦しみだしました。
トイレで物体化して取り出したものは、このとき取り込んだウサギの出来損ないみたいなヌイグルミからできたもののようです。
ミキは鉄が出てきますが、ユキは石が出てくるのかしら?
中条はハニーの体があればユキの欠陥を治すことができると言い出します。
「あなたと違って如月ハニーはアンドロイドよ」ということは、ユキは人間なのでしょうか?
血液型も誕生日も同じだから、てっきりユキもアンドロイドだと思ってたのですが。
ハニーがアンドロイドだという事実からユキが導き出した結論は、ハニーはユキのために用意されたスペアパーツだということ。
「ハニーを殺すつもりか?」と問うミキに「あの人はもともと人間じゃないんですもの。殺すも殺さないもないですわ」と平然と言ってのけるユキ。
ミキの存在や自分の出生についてはどう思ってるのだろう?

夜になってハニーは情報誌見ながら遊園地に行こうと夏子を誘いますが、夏子はガン無視です。
ハニーは寝たのかと思って気にしてないようですが、前例を考えると、嫌なことからは逃避しようとする思考回路があるのかもしれない。

朝になって学校に行くと、教室には誰も居ません。
そして黒板には大きく「アンドロイドは出て行け!」と。本当に永井作品らしくなってきたな。
机も取り払われ、床にはそのまま荷物が置かれています。
弁当箱には「オマエはこれでも食ってろ!!」という書置きが乗せられ、中身は大量のネジ、ボルト、ワッシャの類です。
それを見てショックを受けるハニーに「おはようございます」と声をかけるのはユキです。

「私がついてますから」とにこやかに言うユキに泣いてすがりつくハニー。
今まで何があってもへこたれなかったハニーがついに崩れました。
「大丈夫。ずっと私がそばに居ますから」という言葉は真の意味考えると怖いな。
スペアパーツだから、体のどこかを取られた後も生かされる、もしくは空中元素固定装置で再生させられるってことだよな?
「だって、私とあなたは二人で一つなんですもの」という、普通なら熱い友情を示す言葉がこれだけ怖く聞こえるシーンには初めて出会いました。
Photo_51

外ではミキが入れずにいますが、ハニーは「もう一度だけ謝ってくる」とユキに告げます。
弁当箱持って出て行くハニーをこれ以上ないほど冷淡な顔で見送るユキでした。

図書館では「アイツ今頃泣いてるぜ」とかつてのクラスメートたちが笑いながら話してます。
夏子は「Future」という雑誌を捲ってました。
「Newton」のパロディなんでしょうが、特集は最先端ロボット工学と最先端クローン技術のようです。
「Newton」も一般向け科学雑誌とはいえ、こんなものを読む女子高生ってかなりレベル高いよな。

そこにハニーが入ってきて謝ります。
「これからは皆の宿題ぜ~んぶやるから!」ってのはボンビーメンレベルにハニーが堕したことを示します。
個人的には凄く嫌だなあ。これからハニーはちゃんと変わってくれるんだろうな。
「これだって食べろと言われたら食べるよ」と弁当箱を開けます。
ネジを食いながら美味しいと笑ってみせるハニー。普通は逆効果だろう。
やはり、まだまだハニーの精神構造は未完成なんですね。
「これからもずーっと友達に」と言いかけるハニーに「誰がそんなんで騙されるか」と不良のリーダーが立ち上がります。
「機械と友達になれっかっつーの」と他の生徒も追随します。
「お前は存在してないのと同じなんだよ」とも。
人間じゃないんだからとここまで言えるのは恐ろしいことですが、動物虐待や、反対に間違った動物愛護活動も同じような根っこを持ってます。これこそ人の心の闇です。
残っていた夏子も他の子に手を引かれて行ってしまいました。

ハニーは本当に一人ぼっちです。

深夜の特撮ってこんな方向に進化してたんですか。
これを見ないのは大いなる損失です!


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2008年2月19日 (火曜日)

【鬼太郎】第44話 チョイ悪は魅惑の香り

ねずみ男が歩いていると、目玉のオヤジみたいなのを踏みつけます。
オヤジを踏んだかと思って慌てるねずみ男ですが、そのオヤジはガラが悪いし、何より目玉が毛で覆われてます。
「目玉に毛が生えて何が悪い」と言われて「目玉に毛が生えると見づらい」と返すねずみ男も妖怪なのだなあと思わされます。そういう問題じゃないだろうに。
ガラの悪いオヤジの正体は「毛目玉」でした。
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「お前に毛が無けりゃ、目玉のオヤジにソックリだな」というねずみ男に「誰だい、そいつぁ」と返す毛目玉。
「鬼太郎のオヤジだよ」とねずみ男が教えてやると妖力の強いやつだと聞いたことがあると思い出します。
ねずみ男はコイツだと写メを見せてやります。ねずみ男、携帯持ってるのな。
Photo_2

それを見て毛目玉はオヤジになりすますことを思いつきます。毛を剃ればいいんだから簡単なもんです。
ちょっと口髭のあたり残してるのは「だんでい」というやつかな?

鬼太郎の家ではオヤジがファッションに頭を悩ませてます。ニット帽とかマフラーのようですが。
「たまにはイメチェンしようと思っての」なんだそうです。
どうも、人間界のファッション雑誌に触発されて、チョイ悪オヤジをしてみようと思った様子。
「鍛えたおかげでせっかく体も引き締まったんじゃ。この肉体に相応しい格好をせんとのう」ということのようですが、確かにポージングして筋肉の浮くオヤジなんて見たことないわ。
Photo_3

その頃、毛目玉は横丁目指して歩いてます。
毛目玉は髪様のお世話をしてたのですが、今年は奉納品が何も無かったので、人間を懲らしめようとする髪様のために鬼太郎の妖力を奪ってしまおうと思ってるわけです。
人間を懲らしめようにも、捧げ物が滞ってる状態では妖力がありませんので。

鬼太郎の家に来た毛目玉はオヤジがジョギングしてるのを見つけます。
襲い掛かりますが、オヤジは巴投げで飛ばします。ダテに鍛えてはいないな。
しかし、砂による目潰しからの飛び蹴りで気絶してしまい、気がついたら木に縛り付けられてしまってました。
オヤジを縛り付けられるような木って…と思ったら小さいもので、しかも鬼太郎の家のすぐ近くです。
これだとすぐに気づかれるんじゃないだろうか?

オヤジのふりをして家に入る毛目玉に「それ付け髭ですか?イメチェンしたんですね」と言う鬼太郎。
「うるせえ!文句あんのか!」「いえ」「だったらジロジロ見んな!バカ野郎」と、全く普段のオヤジと違います。
バカ野郎といえば最近はすっかり南千秋なわけですが。

みなみけ(Wikipedia)

不審がる鬼太郎を見て、もうバレたかと焦る毛目玉に対して「これがチョイ悪オヤジなのか?」と心の中で呟く鬼太郎。それで納得できるのか?

とりあえずオヤジは無視して夕食の買い物に行こうとする鬼太郎に毛目玉はついていきます。
妖怪横丁は妖怪の世界では有名なところで、一度は見てみたいところのようです。
髪様のところに連れて行くのは横丁見物の後で良かろうというところはいい加減なもんです。

横丁に来た鬼太郎の前にネコ娘が現れ、オヤジさんが何だか変わった?と不思議そうにしています。
言葉遣いまで変わってますが、鬼太郎は「今日はチョイ悪オヤジだから」とその一言で説明しようとします。
毛目玉としては妙に突っ込まれてバレては本も子もありませんから、「父さんも可愛い彼女とのデートを邪魔するほどヤボじゃねえぜ。また後でな」と逃げ出してしまいます。
ネコ娘も「なんかちょっとワイルドになったわね。オヤジさん」じゃないだろ。
目玉のオヤジみたいな妖怪がそうそういるわけではないけど、入れ替わっても誰も疑いそうもないな。ぬらりひょんがスパイ潜入させるのは楽ってことか。

毛目玉が逃げてると、あずき洗いが饅頭試食していってくれと声をかけます。
幟も立ってるし、「ちゃんちゃんこサンド」は目玉商品として定着してるようですね。
早速皿に飛び乗って全部食ってしまう毛目玉。
「困るよ、全部食っちゃ」とあずき洗いが慌てても「うるせえ!試食ってのはタダで食べていいんだろうが!」とやり返す毛目玉。店の饅頭も試食させろ!とさらに追加要求です。
「いつもオヤジさんには世話になってるからな」と店の中に入れようとするあずき洗い。
油すましやとうふ小僧も挨拶するし、お歯黒べったりは「たまには風呂に入りに来てくれよ」と大人気です。
これで、オヤジは横丁の顔だと気づきました。

長屋では子泣きが酒を飲み、砂かけが「酒買う金があったら家賃払え」といつもの掛け合いをやってます。
そこに毛目玉が「そこのばばあ、弱いものイジメすんじゃねえ」と割り込んできます。
そして、子泣きに助けてやった礼にその酒寄こせ!と奪い取ってしまいました。
グビグビ飲んだぐらいで赤ら顔になってるから、オヤジよりは酒に弱いんだな。オヤジは大天狗と飲み比べできるぐらいだからな。
前を通りかかったろくろさんに「よお、姉ちゃんイカしてんな」とご機嫌です。
こっち来いやと着物のすそを引っ張られても、オヤジ相手では怒ることもできなくて困るろくろさんが可愛い。
Photo_4

これだけ変でも鬼太郎の「チョイ悪オヤジにハマっちゃって」の一言でだいたい納得するようです。
そこに傘化けが化け蛸が暴れてると飛び込んできます。
「酒もってこーい」と言いながらふらついてるので、酔っ払ってるのでしょう。
普段はマッサージ店を経営してますが、この巨体が酒癖悪いって迷惑以外のなにものでもない。

フラフラ歩いてきた毛目玉が化け蛸を見て、ツマミが欲しかったと食いつきます。
化け蛸は墨を吐いたり暴れたりして振り払おうとしますが、毛目玉もオヤジに負けない身の軽さ、あちこち飛んでるうちに化け蛸の足が絡まってしまいました。
「さすがオヤジさん」と横丁の皆は拍手で迎えます。
特にアマビエがチョイ悪ぶりを気に入ったようです。ヒゲもセクシーだよとか言ってるし。
ろくろさんがチョイ悪ならマフラーも似合うかもと言うと、お歯黒べったりもそりゃいいかもねと賛成します。
意外と人間の流行も知ってるんだな。少し古いと思うけど。
お歯黒べったりが一反もめんを呼んで首に巻きつかせます。確かにカッコいいかも。
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アマビエの「マフラー巻くとさらにカッコいいよ」という言葉にまんざらでもない様子の毛目玉。
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「マフラーってあたしゃコットンよ」と反論する一反もめんに「そんなこたぁ関係ねえ!イカすぜチョイ悪!」とお歯黒、ろくろさん、アマビエ、かわうそが一斉にコールです。
こんなところにも小島よしおが…

そこで酒が回って気を失った毛目玉ですが、起きると鬼太郎の家でした。
寝てる間に毛が伸びてます。何となくオカマを連想してしまうのですが。
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それを剃ってるところを鬼太郎に見られてしまいますが、「ヒゲが伸びてきたんでな」と言い訳したら「昨日は大活躍でしたもんね」と変なことを言い出す鬼太郎です。
これでもオヤジであることを疑わないのか?
「さすがオヤジさんだって皆騒いでましたよ」と風呂の支度をする鬼太郎。
それを見て「いい息子じゃないか」と感心する毛目玉。妖力を奪いに来たんだと思い直しますが、基本的には悪い妖怪ではないんですね。

「父さんどうぞ」と鬼太郎が薦めると、いきなり飲みだす毛目玉。ただのお湯なので、吹き出してしまいます。
怒られて「すみません」と謝りながらおかしいと思い出す鬼太郎。その前に気づけ。

縛られたオヤジのところにオニギリ持っていく毛目玉。
毛目玉が「みーんな髪様のためなんだよ」と言うと「髪の毛村に祀られておる妖怪か?」と即座にわかるあたりはさすがオヤジさんです。
毛目玉が言うには、神様のおかげでワカメや昆布がたくさん採れるのに、ちっとも捧げ物をしないからだそうです。ワカメや昆布の豊漁が髪様って海草が髪にいいからか?
「近頃はどこもそうじゃ。神様も大変じゃのう」と同情するオヤジ。
でも、「お前の息子の妖力を頂いたら助けてやるさ」と言われても大人しくするオヤジではないわなあ。

今日も毛目玉は横丁見物で、酒屋で酒飲みです。昨日の事件解決のせいで、皆が寄ってきて賑やかです。
「綺麗どころも欲しいところじゃのう」と言い出したら、「ワシらがおるじゃろうが」と砂かけが答えました。いや、お前要らないから。
ま、アマビエ含めた妖怪女の子衆が居れば、それ以上何を望もうか?だよな。
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すっかりご機嫌で、鬼太郎にも何か芸しろ!と無茶振りをします。
「じゃあ、私が踊るわ」とネコ娘が出てきて毛目玉と踊りだしました。
社交ダンスっぽいけども、楽しいのかな?
鬼太郎も踊らないといけないとは何の罰ゲームだろう?

踊り

横丁のみんながいい人ばかりなので、「オレにはできねえ…」ととぼとぼ歩く毛目玉。
毛目玉に追いついた鬼太郎は「父さんはどこだ?」と問い詰めます。さすがに偽者だと気づきましたか。
とぼけようとする毛目玉に「毛が伸びてますよ」と指摘したら、諦めて座り込みました。
どうやら、朝の時点でほぼ気づいてたようですね。それでも酒屋で踊ったりしたのか。

「根っから悪い妖怪ではなさそうだ。横丁が気に入ったのなら住めばいい。」から父さんの居場所を教えろと言う鬼太郎に毛目玉は背を向けて走り出してしまいました。
髪の毛針やリモコン下駄、ちゃんちゃんこで攻撃をしますが、どれも精彩を欠き、毛目玉は逃げ出してしまいます。
見た目はオヤジとほぼ同じですからな。それを本気で攻撃できるのは鬼だけだ。

その頃、オヤジはカラスに縄を千切ってもらってようやく脱出してました。
つうか、早くカラス使えよ。でも、さるぐつわされてるとカラス呼べないのか。
毛目玉はカラスに飛びついたオヤジを反対に人質に取って、「オヤジを返して欲しければ髪の毛村まで来い」とカラスに乗って行ってしまいました。
カラスって鬼太郎の味方ってわけでもないのね。

髪様のところに来た鬼太郎は「僕の力より父さんの方が大事なんです」と妖力を渡すことを了承します。
妖力を吸収される鬼太郎を見た毛目玉は、迷いながらもついに石で髪様が宿る鏡を割ってしまいました。
外に出てしまった髪様は裏切ったなと毛目玉を責めますが、鬼太郎が体をはって攻撃をさえぎります。
どうして?と聞く毛目玉に「ちょっとの間だけ、お前も僕の父さんだったからだ」と答える鬼太郎。オヤジ拘束以外の悪い事はしてないからな。

髪様は鬼太郎の体内電気でアフロにされてしまいました。
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毛目玉はオレができるだけ捧げ物をするので、鏡の中にお帰りくださいと頼みます。
「きっと、目玉のオヤジが妖怪横丁の品を送ってくれますって」と根拠の無い約束をするあたり、けっこう行き当たりばったりな性格なんだろうな。
オヤジは「えぇ!」って驚いてますけど。
「目玉オヤジは妖怪横丁の顔ですから」と口八丁で髪様を説得します。
「まずはストレートパーマの液を持ってこい」と鏡の中に戻った髪様。自分でパーマできるのか。

無事解決して、鬼太郎は頭の上にオヤジと毛目玉を乗せて横丁に来ます。
ネコ娘は「オヤジさんが二人!?」と驚いてます。
「こっちは毛目玉じゃ」と紹介してるその声は毛目玉で、「よう!」と挨拶してるのはオヤジだけどな。
「もしかして、この間のチョイ悪なオヤジさんは…」と謎が解けた様子のネコ娘。

「もうあまり迷惑はかけないでくださいね」と毛目玉に言う鬼太郎ですが、その毛目玉はオヤジの変装でした。
驚く鬼太郎。気づいてなかったのかよ!
どうやら、二人すっかり仲良くなって、これから酒屋で宴会のようです。
鬼太郎の負担は二倍ですが、その金ってどこから出てるんだろう?
やっぱりネコ娘のバイト代?

次回はなんか鬼太郎がメイド喫茶に行ってますけど(笑)

ちなみに、毛目玉の声優は田中真弓ですが、ラピュタのパズーやドラゴンボールのクリリンが有名です。

田中真弓(Wikipedia)

テロップ見ると「田の中真弓」になってます(笑)
これは目玉オヤジの声優が田の中勇であることにひっかけたお遊びですね。
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2008年2月16日 (土曜日)

【特撮】ハニー第18話 見せるアクション魅せる闇

前回の変身解除からですが、ハニーはユキもフラッシュできたことに喜んでます。
「フラッシュ三人娘」とか言ってますが、ユキは納得しかねる表情。

地すべりで出てきた白骨は如月光史郎でした。ハニーたちの親ですが、一年前から行方不明だった様子。
それは警察で話されてたのですが、警察内部にもパンサークローの手は入っていて、携帯でお知らせです。
それによると、如月博士は殺された可能性があるとのこと。
知らせた相手は中条なので、まだアイツにも従う部下がいるってことか。
この前だって田中から逃げただけだしな。
こんだけ内部分裂する組織でどうやってまとまってるのか非常に疑問だけど。

中条は渡に頭を拭かせますが、そのやり方ががさつだったので「Shit!」とかつての渡のように怒りました。
渡はユキに殺されたので、サイボーグとして蘇ったようです。
関節を動かすたびにモーター駆動音がする、なかなかにレトロなサイボーグです。当然意思は無くなってます。

ユキはハニーに父親のことを聞きます。ハニーの父親は当然如月光史郎です。
ユキが「やっぱり…」と呟くと、「もしかしてお父さんのこと知ってんの?」とハニー。
如月博士のほかにフラッシュできる人間をホイホイ作れる人間がいると思ってるんだろうか?
ユキが「私のパパも如月光史郎なんです」と告げると、「私たち姉妹(きょうだい)だね!」と嬉しそうなハニー。
もしかするとミキの父親も同じで、だから三人ともフラッシュできると言い出すハニー。一応わかってんのか。

それをさえぎって、三人とも誕生日が同じなのに姉妹って変じゃないか?と言うユキ。
「そっかな?」と受け流すハニー。誕生日が同じで父親が同じなら、普通は三つ子だぞ。

早見の事務所で三人は姉妹じゃないかと言い出すハニーに、全然似てないと否定する早見。
それに「誕生日が同じ姉妹ってありえないし」って双子以上だとあるんだけど。
いや、年子とか年が離れててもあるけど、この場合は生年月日って話なんだろうな。
こういった場合は同い年かも疑いたいけど、それは同じって前提なんだろう。

ここで久しぶりの源さん登場で、可能性は一つだと提示します。
それは、「複数の女性を同時に孕ませた」です。その発想は無かったわ(笑)
異母姉妹であれば納得の行く話ですが、お父さんはそんな人じゃない!とハニーに掴みかかられます。
すっかり拗ねてしまったハニーをなだめるために源さんが持ち出してきたのは「ツチノコの丸焼き」です。
この近所の生態系はどうなってるんだ?
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「すげえだろ」って頭に触れたとき、牙に指が当たったらしく、「まだ毒がある」と源さんは卒倒してしまいました。
焼いても分解しない毒なんだ。さすがはツチノコ。

警察では如月光史郎殺人事件として捜査本部を設けてますが、聞き込みでは何も情報が得られません。
ここで、先ほど中条に情報を流してた刑事が「皆さんに会わせたい人物がいる」と渡を紹介します。
何かおかしく感じると思ったら、髭剃ってるのか。
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入ってきて早々に刑事たちをぶちのめし、如月博士の骨を回収する渡。これが中条が与えた任務か。

ミキの前にユキが現れ、以前言った言葉、「如月光史郎が父だと『信じていた』」の意味を問います。
「お前には関係ない」といつものようにつっけんどんに返すミキに、「答えによっては長生きできたかもしれませんのに」とフラッシュしようとするユキ。性格にかなり問題あるのはわかってるんだけども。
そのとき、背後からハニーが「鍋しよう」とやってきます。いいタイミングだ。

気勢をそがれたユキたちの前に停まった車から出てきたのは烏川でした。
如月博士の遺体が見つかったことを知らせに来たのです。
ユキが遺体の場所を聞くと「盗まれた」と。先ほどの渡の仕業です。
何故そんなことを教える?と疑問を口にするミキに「そんなことお前がよくわかってるだろ」と答える烏川。やっぱりレズ絡みか?
取り戻そう!と決意するハニーに、犯人は中条だと告げました。ハニーたちは走っていきます。
ミキの後姿を見ながら「早乙女ミキ。お前の秘密は知っている」と心の中で呟く烏川。どんな秘密なんでしょう?

遺骨を奪った渡たちは、渡運転の車で走ってますが、前に検問が。もちろんハニーたちの変身です。
強引に荷物を調べようとしたら、中からパンサークローが。
手下程度ではハニーたちにいいようにやられますが、その隙に渡が遺骨を抱えて逃げます。
対向車を蹴り止め、ドアを開けてドライバーを引きずり出して逃走しました。まんま「グランドセフトオート」だな。

悔しがるハニーはレディースに変身して「気合入れてくんでよろしく」
ミキは戸惑いながら、ユキは喜んで変身しようとします。ハニーへの憧れはまだあるのね。
一度は胸に手を当てたミキですが、やっぱり思い直します。が、ハニーに顔寄せられて「よろしく!」と言われたら逆らえません。
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「オラオラ~、待ちやがれこの野郎!」と一番ノリノリなのはミキな気もしますが。
自転車でもハニーたちなら車より速いか。
これが、ハニーたちの考える暴走族なわけですね。

中条のアジトでは子供人格の「ヒコマロ」になった中条が「遺骨なんか盗んでどうすんの?」と聞いてます。
基本人格が「如月博士の身に何が起こったのか知りたくてね」と答えます。鏡を使えば人格同士で会話できるようです。便利なのか不便なのか。
「警察が如月博士をかぎまわることは、我々にとっても都合が悪い」って、わざわざ大事にしたのはアンタですけど。

ハニーたちのほうは、渡の車に追いつき、ミキとユキが特攻服をフロントガラスにかけて止めました。
車から出た渡をハニーが自転車突っ込ませてぶつけます。
ミキとハニーが鉄パイプで殴りかかりますが、適当に受け止めて渡は逃げ去ろうとします。

すかさずミキはハニーフラッシュ!ですが、くのいちに変身しました。えーと、監督が雨宮慶太であることと関係ありますかね?
ハニーとユキもカッコいいと喜んで忍者に変身です。
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忍者になれば忍術も使えて渡に追いつきます。
ここでの手裏剣も使った殺陣はかなりカッコいいので、DVDででも見て欲しいところです。
ハニーたちが投げた手榴弾を跳ね飛ばして煙幕代わりにし、渡は消え去りました。

埠頭まで逃げてきた渡ですが、その目の前にはハニーたちがいました。
埠頭での戦いとか、今回は「特撮ヒーロー」のお約束で攻める気かな。

渡は背中から長剣を出しました。サイボーグだからさらに何でもありだな。
渡の背後に10人の手下が現れ遺骨が入ったカプセルを受け取ります。

ハニーたちはフラッシュしますが、今回は同時変身バージョンです。

さっきの渡の後ろに並ぶ手下といい、そのあとの剣の構えといい、この変身シーンといい、これが雨宮慶太流かな。
「ゼイラム」「仮面ライダーZO」ぐらいしか見てないんですけど。DVD-BOX見なきゃな。
ちなみに、「ZO」はLDです(笑)

「行くぞ」とミキの一声で一斉に駆け出せば、パンサークローもナイフを一斉に取り出して突撃です。
この辺の見得の切り方は愚直なほどに雨宮特撮スタイルですね。
これで、ジャンプするときに一度足を揃えると、完璧なのに。そんなシーン無いけど。
Photo_27

ここの戦いのシーンもゾクソクするほどカッコいいです。
ユキ役の竹田真恋人って前後に開脚できるのね。
ワイヤーアクションと合成使いまくりで、いつもより予算かなり使ってるのね。

渡は二刀流で、それに吹き飛ばされたハニーは、ユキが投げた武器に乗って迫ります。
渡も剣から電撃出すし、やりたい放題だな、オイ。
Photo_28

電撃をリングにして飛ばす攻撃をレイピアでしのぐハニーでしたが、レイピアが弾き飛ばされてしまいます。
今度はミキが武器を投げました。
それで切断されて渡は機能停止しました。
途中で調整入ってるんでしょうけど、最後にハニーが顔を上げるところまでで、きっちりハニーのテーマ終わらせるのも美学だよな。
今回は特にアクションが素晴らしい。まるで劇場版みたいだ。

遺骨が入ったカプセルを手にしたミキは、過去がフラッシュバックしてカプセルを海に投げ捨てようとします。
どうやら、如月光史郎を殺したのはミキのようです。
それを止めるユキと奪い合いになったのを間に入るハニー。

そんなハニーに「如月光史郎の娘は私だけです」と宣言するユキ。
そこでハニーが「私が埋めてあげたんだもん、お父さんのこと」と爆弾発言です。

ハニーが目覚めて森の中を裸で歩いてるときに死んでるのを見つけたようですな。
うまい隠し方で裸に見えます。
そういや、水着をマジックで塗って盛り上がった2ちゃんのスレがあったと思うのだが、まとめてあるのを見つけられなかった。あまりにアホすぎて秀逸だったのだが。
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目覚めたとき、私の手で埋めて欲しいと父の声が聞こえたんだそうな。
それってユキにとって嫌なことではなかろうか?
ともあれ、私たちの手でお葬式を出そうというハニーに「その必要はねえ」とギザ君登場。

「寄こせ、その遺骨を」と迫るギザに「ギザ君のことは好きだけど、今はデートする気分じゃないんだ」と答えるハニー。何がどう聞こえたんだ?

襲い掛かるギザをミキとユキで止めますが、ハニーも入ってきて「やっぱり私がいないとダメだ」とか言い出してます。
博士、これもある意味失敗作では?
「お父さんの骨の前で結婚しよう!ギザ君」とか言い出すし。

ふざけるな!と殴りかかってもハニーは軽く受け流して抱きつきます。
今日のハニーはめっぽう強いな。
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ウエディング姿にフラッシュして、鎖でギザを拘束して迫るハニー。
こういうところが強引なのも普段の態度からわかることではあるな。
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キスをしようと迫るハニー対して来るな!と本気で嫌がってるギザ。ついに鎖をぶち切りました。
その瞬間に唇の下にホクロができて「ちょっとぉ、なにすんのよぉ。お洋服が汚れちゃったじゃない」とオネエキャラになりました。新しい人格か?

この人格は、何故自分がここにいるのかわからない様子。今までの三人格は記憶は連続してたから、これは全く違うタイプの人格なわけか。

ショックのあまり変身が解けて膝をつくハニーを置いて歌いながら歩み去る中条。
「このごろ流行りのひかりちゃん、おしりのちっちゃなひかりちゃん」と歌ってるので、「ひかり」という人格なのかな。

「何泣いてんだ、お前」とミキに聞かれて「ギザ君が消えちゃった~」と号泣するハニー。
失恋したってことか。

海の見える丘に墓を作って薔薇を供えるハニーたち。
しかし、この墓は、なんというか…たくましくそそり立ってますね。
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ミキは薔薇を見て悩んでます。殺したのが自分だしな。結局捨ててしまいました。
そんなミキに、「あなたの知っている全てを教えて」とユキが詰め寄ります。
取り合わないミキに殴りかかろうとするユキをハニーが止めて、あまつさえ突き飛ばしてしまいます。
これってユキに対してかなり酷な仕打ちじゃないか?

興奮して殴りかかろうとしたユキに異変が襲います。
腹から球状のものが出てきました。ミキと同じ体内からの実体化かな。
空中元素固定装置だったら恐ろしいことだが、それはあるまい。

次回はハニーが想像した未来の中で、教室の後ろで土下座して謝ってる場面関係です。


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2008年2月12日 (火曜日)

【鬼太郎】第43話 ねこ娘不機嫌

鷲尾とろく子さんはいつものデート。今日は地元商店会の福引き会場です。
お互いに「やってみて」と勧めあう、本人たちは幸せなんだろうけど、こっちはイラっとくる光景です。

福引きのバイトをやってるのはネコ娘でした。ホントによく働くな。
「どっちでもいいから早くやんなさいよ」とまさにイラっとしてる顔です。
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「さあ、回して。ハズレのティッシュでも、ろく子さんが引いてくれたティッシュなら僕は大事に使うよ」って、ティッシュをどう大事に使うんだ?

イチャツキっぷりが凄くムカツクというネコ娘。その気持ちはよーくわかる。
前回は鬼太郎に置いてけぼりくらわされたしな。
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ところで、今気づきましたが、ネコ娘のリボンの色が変わってますね。
色指定のミスか何かでしょうが、こういうのがチョイチョイ見られる回です。

ろく子さんが回すと、出てきたのは金の玉。一等のミステリートレイン7名様ご招待です。
7人も招待するなんて豪気だなと思いますが、一般家庭で7人も枠貰っても困るだろう。
目の前でイチャつかれたうえに一等賞というのに納得いってないネコ娘ですが、7人も枠があったら自分たちも行けるよ。

ということで、7人は鷲尾とろく子さん、砂かけに子泣き、鬼太郎にネコ娘、ねずみ男です。
「猫」という扱いでかわうそもいます。
Photo_3

かわうそはミステリートレインが何なのか知らないようですが、目的地を知らされない列車の旅のことですね。
JR四国が企画したやつに、余興担当として乗ったことがあり、さんざんこき使われたのでいい印象はありません(笑)

「楽しみね~」「そうだね。一体どこへ行くのかな?」と早くもラブラブ展開な二人にネコ娘も鬼太郎とラブラブしたい~とヤキモキしとります。
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ミステリートレインが走りだしました。
が、このツアーを仕切ってるのは妖怪で、乗っている人間をコレクションにして美貌を保つとか言ってます。
シルエットが鯱みたいなんですが、どんな妖怪なんでしょう?
声は茶風林です。「ちびまる子ちゃん」の永沢君とか「名探偵コナン」の目暮警部が有名ですね。
滝口順平(ドクロベエ様)の跡を継げる人といえばこの人でしょう。

さて、鬼太郎たち一行ですが、鬼太郎がどうも乗り気でないように見えたのは、本当に来たかったのはオヤジだからのようです。
子泣きは早速ワンカップを開け、砂かけに冷凍みかんを勧めてます。このへん昭和の旅って感じだな。

砂かけは霧が深いのに気づきますが、ネコ娘はミステリートレインの仕掛けだと言います。
砂かけも同意しますが、最近のミステリートレインは天候も操れるのかい?
そんなことを話していると鬼太郎の妖怪アンテナが中途半端に立ちました。
車内には金髪女性の車掌が入ってきます。
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尻振りながら歩くのを後ろからドアップのアングルってどうよ?と思いますが、モチーフがマリリン・モンローだからいいのかな。
ねずみ男が慌ててかわうそを隠そうとしますが、頭を抑えられたかわうそが「痛い」とか言ってます。
「お前は猫なんだから」とねずみ男が説得すると、なんとかにゃあと鳴きました。

様々な設備を自由に使って欲しいという案内のようですが、オヤジが「スポーツジムもあるかのう?」と言ったら「もちろんございます」と返してます。
オヤジには驚かないのか?
食堂車は食べ放題、飲み放題と言われて早速行こうとするねずみ男ですが、「ガツガツしないの!みっともない」とネコ娘に一喝されてシオシオです。
他の乗客は食堂車に向かいました。

ガイドを見て、展望デッキがあるのを知ったネコ娘は、デートには最適と鬼太郎を誘います。
鬼太郎としては寝ていたいようですが(笑)
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展望デッキはカップルだらけで、当然鷲尾とろく子さんもいます。
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ステキなところだと喜ぶネコ娘。左耳には鈴のピアスしてるのね。
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でも、鬼太郎は一人勝手に外を見てます。
「聞いてた?私の話」と険悪な表情で訊くネコ娘に「ゴメン、聞いてなかった」と返す鬼太郎。
ネコ娘もこんなニート相手に報われないよな。
鬼太郎が外を見てたのは、ずっと霧の中だからどこを走ってるのかわからないのが気になったからのようです。
「どこを走ってたっていいじゃない。それがミステリートレインでしょ?」というネコ娘ですが、流れる景色も列車の旅の醍醐味だと思うんだけど…なんてことは言いません。
私が参加したミステリー列車でも、車中は余興とカラオケ、宴会がメインで景色なんぞ見てませんでしたから(笑)

「景色が見えないのに展望デッキにいてもしょうがないじゃないか」と鬼太郎。
お前には二人きりでムードを楽しむってことがないのか。
ネコ娘が好きじゃないってわけじゃないのは、飛騨での黒鴉関連でのツンぶりによく出てると思うのだけど、鬼太郎はネコ娘が自分から離れるなんて思ってもいないんだろうな。
ダメオヤジの典型みたいだ。ある日離婚を切り出されてオロオロ慌てるのな。
鬼太郎はさっさと展望台を降りてしまいます。

一人残されたネコ娘が見てるのは鷲尾とろく子さん。
「真っ白な霧だね、ろく子さん」
「ほんとね、綺麗な霧」
と話してると、つい手が触れてお互いが頬を赤らめて笑いあうバカップルぶり。
コイツらまだやってないな。まあ、やりだしたら首が伸びるとか萎える要素満載な気がするが。

他のカップルはなんか妙なもんになってます。
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かわうそは、食堂車に行こうとして子供たちに蹴飛ばされたりしてます。
そこに、さっきの金髪車掌が来ました。
慌てて「にゃぁ~」と言ってみるかわうそ。
「可愛い子猫ちゃん。気持ちのいいジャグジーに私と一緒にどうかしら?」と誘われます。
正体がかわうそだってバレバレじゃないか。
車掌に抱かれながら「ジャグジー最高」って言ってますが、温水プールも苦手なほど熱いのはダメじゃなかったか?

席に戻った鬼太郎は、シートに座る人形の群れに気づきます。
さっきの展望台のカップルも人形になってたんですか。
オヤジは「これも何かの趣向なんじゃろ」で済ませます。意外と妖怪の仕業に対して鈍感なのね。
オヤジとしては、そんなことよりスポーツジムのほうが大事です。

食堂車のラウンジでは、ねずみ男が金髪車掌をナンパしています。
いわゆるパーティードレス姿になってます。ジャグジーは終わったのか?
何か高級な飲み物でも奢らせてくださいとか言ってますが、もともと無料だろ。
ところで、この女性の胸はかなりデッサンが狂ってると思うけどどうですか?
紡錘形に尖った胸なんてそうそう見ないぞ。
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杯を交わしたねずみ男は人形になってしまいました。
ジャグジーに行ったかわうそも人形になってます。
人間は乗ってれば人形にできるけど、妖怪は個別で人形にしないといけないのか。

子泣きが一杯飲みに行くかと立ち寄った車両は座敷のあるところでした。
「おこしやす」と金髪が和服でお酒を接待です。まさに七変化。
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幻の銘酒と言われて涎が止まらない子泣き。
ぐいっと一気に飲み干しますが、またしても人形になってしまいました。

ガイドを見てもスポーツジムが無いのに不満なオヤジ。
鬼太郎は1号車が黒く塗りつぶされているのに気づきます。
「ここは一体何なんだろう?」と訝しみますが、「乗客の方は御遠慮ください」って書いてあるんだから通常ならスタッフルームだろう。
気になるからと確かめに行く鬼太郎。ガイドに「関係者以外立ち入り禁止」と(柔らかい表現で)書かれているのに迷惑な客だ。

先頭車両へ行く鬼太郎を、ようやく展望台から降りてきたネコ娘が見つけました。
鬼太郎のほうは追いかけられてるのにも気づいてない様子。
だいたい先頭に近いほうに特別車があって、個室になってたりしますが、そこから泣き声が聞こえてきたので覗き込む鬼太郎。ちなみに、ドアは開いてます。

具合でも悪いんですか?と駆け寄る鬼太郎を見つめるのはさっきから大活躍の金髪。
Photo_12

「悲しいことがあって思い出していたら、ちょっと気が遠くなってしまったの。でも、たいしたことではありません」という言葉は鬼太郎にはどんな言葉よりも効く殺し文句です。
既に美人だ~と鬼太郎は頬を赤らめてるし。
このシーズンの鬼太郎は、最初の頃はすごく女の人に優しくてネコ娘にヤキモチ焼かれてばっかだったんですよね。
久しぶりに復活です。

「気にかけてくださってありがとう。付き合ってくださらない?」とこられてさらに顔を赤らめる鬼太郎。
「僕で良かったら」とデレデレです。
Photo_13

二人で個室のベンチに座ってます。今気づいたけど、金髪女性の着ているのは喪服か。しかも和服の。
これとっても美味しいんですよ、とお茶を差し出します。
「却ってすみません」とデレデレな鬼太郎を鬼の形相でネコ娘が見ています。
Photo_14

今回のネコ娘はこういう表情が多いな。
食堂車でヤケ食いよ!とがに股で歩いていってしまいました。

案の定鬼太郎も人形化です。

ようやく車内の不審な様子に気づいた砂かけと目玉のオヤジ。
食堂車でねずみ男の人形を見つけます。それを見て「この列車、おかしいかもしれん」とオヤジ。
気づくの遅すぎ。

その頃、鷲尾さんとろく子さんは、周りに人がいなくなったのも関係なしに「この列車ステキね~」「うん」とラブラブ全開です。
全く異常に気づいてないんですね。

オヤジと砂かけはかわうそ、子泣き、鬼太郎と次々人形にされているのを見つけてパニックです。

食堂車ではトレーいっぱいのケーキを前に「食い気で鬱憤を晴らすしかない!」とネコ娘が頭から湯気噴いてます。
今回はネコ娘の作画レベルが高い回なのに、表情はアレなのが多いです。
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そこに「大変なことになっておる!」と飛び込んできた砂かけはテーブル上のケーキを見て一瞬沈黙、結局オヤジも含めて三人で食い散らかしてます。
事情を説明して「鬼太郎を元に戻さなければ」というオヤジですが、どんな食い方をすればこんな生クリームまみれになるんだ?
すっげえ腹膨れてるし。
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一番怪しいのは一号車だということで、三人は一号車へ。
一号車は人形に変えられた人間が林立していました。
そいつらが一斉に動き出して襲い掛かります。
「気絶させるんじゃ!」というオヤジの指示に従い見事な体術でさばくネコ娘。

砂かけは動きを封じる砂で封印します。
それにしても、今シーズンのネコ娘は何かをするときには「にゃっ」というのが標準のようです。
「にょ」ではないのですね。

こんな列車だから運転士が怪しい、操縦室へ向かえと言われ、操縦室へ向かうネコ娘。
凛々しくてカッコいいです。
Photo_17

その背後のドアが開き、出てきたのは人形化した鬼太郎たち妖怪でした。
砂かけの砂もねずみ男や子泣き、かわうそには効きましたが、鬼太郎はあっさりと撥ね退け迫ってきます。
ドアを開けて逃げる猫娘たち。ドアの先は操縦室です。

そこには妖怪がいました。
吸血鬼ピーとその妻モンローです。金髪女性が妖怪だったのはともかく、こんな鯱の嫁だったのか。
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ピーは、人間の精気を吸い取って人間に変えてしまう西洋妖怪なのだそうです。
「精気を吸い取るなんて下品な表現をしないでくれたまえ。私は人間達の欲に満ちた穢れた魂を浄化してやり、人形に姿を変えてコレクションしてやっているのだ」だそうです。腐海みたいなもんか?

「その浄化した精気をいただいて、私たちのこの美貌を保っているのよ」とモンローが言ってますが、私「たち」ってことは、ピーも美貌の持ち主ってことか?
さすがはあばたもエクボだ。

もちろんネコ娘もモンローはともかくピーもかい!と飛び込みますが、モンローに殴り飛ばされます。
「ウチのダーリンに何するの!」って言ってるから本気で好きなんだなあ。
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モンローはすさまじく長い爪を持ってるので、ネコ娘の顔に傷がついてますな。
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ドアは砂かけが押さえてますが、鬼太郎がぶちあけようとしています。
その鬼太郎ですが、ちゃんちゃんこを着ていませんでした。
それに気づいたネコ娘ですが、ちゃんちゃんこはピーが身につけていました。
Photo_21

霊毛ちゃんちゃんこのおかげで絶大な妖力が使えてるようです。
鬼太郎はいよいよドアを押し開けようとしています。
砂かけが目覚ましの砂をかけても全く反応しません。ちゃんちゃんこの霊力のほうが上ってことですね。

モンローとネコ娘は壮絶な格闘を繰り広げています。
やっぱりモンローの胸キモチワルイ。
Photo_22

そのためオヤジがフリーになってピーに近寄ることができました。
すっかり安心しきって、皆まとめて蝋人形館へなどと言っているピーの背後から近づいています。

鬼太郎のほうはついにドアを開け放ち、その勢いで砂かけが飛ばされ、ネコ娘にまで当たってフロントガラスまで飛ばされました。
ネコ娘受難の回だな。

絶体絶命の瞬間、オヤジがちゃんちゃんこのヒモを解くことに成功しました。
砂かけとネコ娘で引っ張ると、鬼太郎まで投げました。
ちゃんちゃんこに締め上げられた鬼太郎は意識を回復します。
事情を説明され、騙されていたと知った鬼太郎は怒って髪の毛針を発射。フロントガラスにヒビが入るほどの威力です。

これはかなわんと列車の天井に逃げるピーたちと追う鬼太郎。

「逃げるつもりなど毛頭ない。むしろこここそお前の墓場だ」と啖呵を切るピーに「ダーリンカッコいい!」とメロメロなモンロー。
列車天井での強風吹きすさぶ中での戦闘です。
「ピーエレガント!」と被ってたシルクハットを投げるピー。
鬼太郎が避けるとピーのところに戻ってピーが吹き飛ばされました。
慌てたモンローが列車を止めてと鬼太郎に頼み、鬼太郎ポカーンです。
強かったのはちゃんちゃんこのおかげであって、実際の力は相当弱かったみたい。
かわうそにまで「すげえ弱い」って言われるのも情けないな、かわうそ強いけど。

結局言い含めてミステリートレインは最後までやらせることになりました。
包帯グルグルのピーとそれを支えるモンローが哀れです。

オヤジの疑問は、どうして鬼太郎まで人形にされたのか?です。
「モンローの美貌に目が眩んで、メロメロになっちゃったからよね~」とイヤミに言うネコ娘。
今回のネコ娘は悪い表情ばかりだな。
Photo_23

「結局、楽しいジムで体を鍛えることはできなかったの」と腕組みするオヤジは、ネコ娘の追及の手から鬼太郎を救い出そうとしたのかも。親子愛だ。

「うまい話には気をつけろって言うじゃないですか」と言う鬼太郎に「その言葉、そのまま鬼太郎に返してあげるわよ!」と鬼の表情で言うネコ娘。その気持ちはよーくわかる。

その頃展望台では鷲尾とろく子さんが

「白い霧が綺麗ね。鷲尾さん」
「君の肌のほうがもっと白くて綺麗だよ」
「あら」
「いい旅立ったね。ろく子さん」
「そうね、鷲尾さん」

全く異変に気づかないまま終わったようです。

次回はオヤジがチョイ悪になる話です。


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2008年2月 7日 (木曜日)

【ニュース】中国ギョーザ報道で斜め上に予想外デス

全文は下の記事を見てもらうとして、テレビ朝日の番組で中国紙の見出しを紹介(最近はこんな「新聞読むのと何が違うんかい!」みたいなのばっかですね)したときに

「日本のマスコミは毒餃子事件を大げさに騒ぎ立てている」

という見出しを

「日本のマスコミは毒餃子事件を捏造している」

と誤訳して紹介したわけです。
それを聞いてとある自民党議員が怒って外務省に申し入れした結果、判明したということのようです。
経緯はZAKZAKの記事が詳しいです。

ZAKZAK掲載時点では、テレビ朝日広報部は

「担当者がいないので、いまのところコメントできない」

と言ってた(これはこれで酷い言い訳だと思うけど)のですが、毎日新聞にはその後のコメントが載ってました。
それによると、

「辞書にも載っていない口語表現では『捏造』というマイナスイメージの意味もある。誤報、誤訳には当たらない」

のだそうです。適当に謝罪して終わらせると思ったら逆ギレですよ。
ちょっとこのコメントは斜め上に想定外でした。
テレビ朝日はそんな表現を見出しに使うのか?と問い詰めたい。

信念を貫くなら、報道ステーションで「今日の東京株式市場はチョベリバ~」(これも相当古いが)と言わせてほしい。
で、古舘と加藤にギャル語で会話してほしい。

毎日新聞しか書いてないのは何でだろう?とは思いますが、本当だとしたらまれに見る凄いコメントです。
とりあえず、今月の「大人気ない発言」大賞をあげたい。

(以下転載)----------
<中国製ギョーザ>テレビ朝日の報道で中国語「誤訳」論争

 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件について、テレビ朝日が1日のニュースで中国紙の見出し「日媒体炒作毒餃子事件」を「日本メディアが捏造(ねつぞう)」と訳して報道していたことが分かった。外務省は「炒作は『大げさに書きたてる』『オーバーに書く』という意味で、捏造という意味では使われない。誤訳でニュースは誤報」と話している。これに対して、テレビ朝日は「誤報ではない」と反論している。

 テレビ朝日は、1日午前の「ワイド! スクランブル」内のニュースで、今回の中毒事件に対する中国メディアの反応を紹介。同日付の新聞「参考消息」の記事を取り上げ、「日本メディアが捏造」とテロップを流し報じた。

 この報道について、自民党の国会議員から外務省に問い合わせがあったため、外務省中国課が参考消息とテレビ朝日の報道を比較し、誤訳を確認した。

 テレビ朝日広報部は「辞書にも載っていない口語表現では『捏造』というマイナスイメージの意味もある。誤報、誤訳には当たらない」と話している。
(転載ここまで)----------


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2008年2月 6日 (水曜日)

【特撮】ハニー第17話 悲しい過去にも愛は無敵

ハニーのウエディングドレス姿から始まります。
Photo_77

光射す草原の下を歩いてますが、牧師は早見です。
「大丈夫、必ず彼は来ます」とか言うところをみると、ここが相手との約束の地ってことですか。
空から降り立ったのはギザでした。

「てめえのために、パンサークローを捨てた!オレはもう、てめえだけのものだ!」
「嬉しい!ギザ君だーいすき!」
「オレもだ。愛してるぜ、ハニー」
「ダーリン!」

って、なんのコントですか。後ろで早見も手を叩いてるし。
当然夢なわけですが、部屋に舞い散る鳥の羽は何なんだろう?

そんな夢を見たせいか、「空が綺麗」とハニーは浮かれ気味。
後ろから押しのけて歩いていくミキにも「ミキちゃんもすごく綺麗」とか言ってます。
こういうのは、競馬で勝ったときのオッサンが「知らないおっさんコンニチハ」「そこの犬もコンニチハ」と言ってるのと同レベルです。

ミキは「またどこかおかしくなってるのか?」と聞きますが、夏子が「恋しちゃってるみたいなの」と答えます。
ギザに会ってから世界がキラキラして見えるようですな。
ミキはバカバカしいと歩いていきました。

一人ベンチに座るミキは例の夢の中の自分を思い出します。海岸で彼と二人でいる夢です。
が、現実は空中元素固定装置が暴走する毎日。今日も石畳に鉄片を残して去ります。

烏川の部下の夏樹が根本真幸のところにきます。
「マサユキ」って本当にいたんだ。だとしたら、あれは過去か?
真幸は拉致されて烏川の下へ。
Photo_78

早乙女ミキと真幸はかつて交友関係があり、突然ミキが姿を消したという過去を烏川が語ります。
つうことは、前回のあれは過去の記憶だったのか。

真幸はそんな女知らないと頑なに言ってます。
もちろん、それで納得する烏川ではなく、ベッドに縛り付けて拷問です。
よくわからん拷問ですが、そこらじゅうに張り巡らせた弦を弾くと不快な音が出るんでしょうか?

ミキは体内からの実体化の間隔が短くなっていることを自覚します。
暴走も早いうちに起こるってことでしょうか。
ちなみに、真幸の彼女だったってことは、実は高校生やってるけど20代とかいう設定があったりして…
ま、ハニーたちに年齢は関係ないですが。

そんなミキの前に夏樹が現れ、「根本真幸を拉致したの。助けたい?」と前を塞ぎます。
「知らないな、そんなヤツ」と行こうとするミキですが、それに夏樹は襲い掛かりました。
「見捨てちゃうの?処分されちゃうよ」「タイムリミットは明日のお昼。絶対来てよ。真由美様のために」と告げて去っていきました。
格闘では夏樹のほうが上みたいです。

その頃、拷問はまだ続いていました。
弦が真幸の体にくっついてるから、耐え難い振動が伝わる拷問のようですね。
耐え難い苦痛の中、真幸が思い出したのは笑いながら人を殺めるミキの姿でした。
それは、知っていることを思い出すことさえ苦しい恐怖の記憶だったのでしょう。

ユキは相変わらず「パパは私だけを愛していたんじゃないの?」と思考が無限ループしています。
コイツも後々面倒な存在になりそうだな。

ミキは過去の真幸との記憶を回想してますが、夏樹から渡された地図を丸めて捨ててしまいました。
それを拾ったのはユキです。また一番やっかいな相手に…

ハニーの妄想はまだまだ続きます。
「貧乏って楽しいなあ。どうしてかなあ?」というギザに「それはね、ギザ君がず~っと最高に最低だったからだよ」と答えるハニー。
しかし、シュールな絵で展開するもんだな。誰が描いたんだろ?

と、思ったらハニーからどんどん出てきます。
ハニーの実体化はこんな形で現れるのか。冒頭の鳥の羽もこれが原因だな。

早見に起こされたハニーはパンサークローの事件は無いの?と聞きますが、今のところはありません。
それではギザに会えないからハニーはつまらないわけです。
こっちから会いに行けばいいんだ!というポジティブシンキングのハニーですが、やることは「パンサークロー狩り」です。
パンサークローだって何もしてないのに狩られていいわけないだろうに。まあ、過去の行いだけで処罰対象ですけど。

真幸のほうはタイムリミットが迫ってますが、ミキが来ました。
場所を覚えたから捨てたのか。ゴミのポイ捨てはいかんけどな。
進入してきたミキに「羨ましいなあ、真由美様に愛されて」と夏樹が襲い掛かります。
パンサークローのマスクを被り、戦闘モードに突入しました。
Photo_79

夏樹役は江口ヒロミという人ですか。

これに烏川ばりのアイシャドウのきついメイクをするとこんなになるんだから、女って化粧で変わるな。
武器はチュッパチャップスみたいな棒。そばの木に打ち付けるとミキが耳を塞ぐほどの音を出しました。
その音にミキが幻惑される中、あらゆる角度から襲い掛かってきます。
「真由美様が必要としてくれるんならそれでいいんだも~ん」とは言ってますが、偏執の域に達した烏川のミキへの想いは気に入らないのでしょう。かなり痛めつけてます。
ミキを内部に引き込むのが目的だから、お遊びはそのぐらいにして撤退していきました。

そのミキの前に烏川が現れますが、「お前に付き合ってる暇はない」と拳を繰り出すミキ。
そりゃ、触れられたら何されるかわかったもんじゃないしな。
でも、フラッシュしてないミキでは敵うはずもなく、後ろ手を取られて胸揉まれてます。
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今回は逃げるミキを追いかけるのが目的なので、あっさり正拳付きを食らって先へ行かせました。

真幸の下にたどりつき、縄を解くミキ。
そんなミキに声をかける真幸ですが、ミキは「気安く呼ぶな。アタシはお前なんか知らない」と突っぱねます。

外へ出て歩くミキと真幸ですが、夏樹と手下が探してるのを見ます。
「あいつらナニモンなんだ?お前に一体何があったんだ?」と聞く真幸。
どうも回想よりも俗っぽい印象です。
「私はお前の知ってる早乙女ミキではない。私はお前のことなど知らない」と同じことを繰り返すミキ。
ほとんど自分に言い聞かせるような言葉です。

真幸が木にミキを押し付けます。ミキの脳裏に海岸でのキスを拒んだ思い出が蘇り振り切ってしまいました。
「やっぱりお前はミキだ。僕の知っているミキだ」と真幸。どちらも全部しっかり覚えてるんだな。

そこに割って入るお邪魔虫は烏川真由美です。
「お前は私のものだ」と変身しました。
それを見たミキもハニーフラッシュします。そらもう、真幸ビックリです。
「これが、今の私だ!」と雄叫びをあげながら突っ込むミキ。
そんな喧嘩殺法にいいようにやられる烏川ですが、もちろんちょっとだけ。
すぐに伸縮自在の髪の毛で首を締め上げます。
鋭いクローでトドメをさそうと手を振り上げた烏川に、武器を実体化させて対抗するミキ。
その武器を見た真幸に過去の記憶が蘇ります。
そう、ミキが目の前で人を殺したあの武器です。
一応三人とも武器あるのか。

それで烏川を抑えながら「行け!早く!」とミキが叫びます。
真幸が躊躇無く走っていくのはちょっと茶を吹きました(笑)
正しい判断だし、ミキにとっても不安解消で思い切り戦える方法ではあるんですが、「居なくなったら見つかるまで捜す」と言った男には見えません。
ミキは「さよなら、真幸」とその後姿に別れを告げました。

その頃ハニーはパンサークローを探して林の中を歩き回ってます。
その後ろから真幸がパンサークローに追われながら逃げてきました。
それはもう嬉しそうにハニーフラッシュして手下の二人を押し倒し、「ねえ、ギザ君知らない?」と聞くハニー。シリアスな展開がどこかに吹っ飛びました。

その頃、ミキと烏川の激しい戦いはまだ続いていました。
ミキの武器はブーメランにもなるのか。戦いの最中周りをグルグル回ってるだけだったけど。
ミキを追い詰め、「美しいわ。見も心も傷ついたその姿。たまらないわ」と呟く烏川。
さすがはサディストのレズビアンです。

「お前の闇を愛せるのは私だけだ。お前の未来は私と共にある」と言う烏川。
闇を愛せるのは確かにこの女しか居ないかもしれない。ハニーは闇は消えると信じて結果的に見ないからな。
「望む未来など、私には無い!」と切り返すミキですが、烏川の言う未来はあくまで烏川が望む未来であり、ミキがそれに合わせるはずだという前提だからな。

均衡が崩れ、武器を拾って烏川にトドメをさそうとしたとき、武器が弾かれました。
ユキの投げた武器によってです。
Photo_81

烏川はユキが三人目のフラッシュできる者だとすぐに悟ります。
ユキは躊躇なく武器を烏川に投げました。
が、夏樹が飛び出して身代わりになります。
Photo_82

「良かった…お役に、立てて」と笑いながらくずおれる夏樹。
返ってきた武器を手に、次にユキが襲い掛かったのはミキでした。
「苦しそうね~。すぐに楽にしてあげる」と微笑みながら言ってます。
「私が殺してあげる」ってどこかおかしくなってるか?
Photo_83

戦闘能力ではミキがユキに敵うはずもありませんから、いいようにやられてます。
顎を蹴り上げられて立ち上がれないミキにトドメをさそうと駆け寄るユキを止めたのはハニーでした。
止めてからハニーは相手がユキだとわかります。ユキも驚いてます。
三人とも変身を解き、ハニーとユキはお互いを信じられない目で見ています。
ハニーがフラッシュできると知ったら、ユキは愛が憎しみに変わるんじゃないかしら?

その頃、とある山で雨による地すべりがあり、その崩れた土の中から人骨が見つかりました。
その人骨の正体は!?というところですが、如月光史郎かもしれません。
如月博士の「こうしろう」ってこんな漢字だったんだ。

次週予告見ると、三人で協力して戦うようになるようですが、ユキの心には憎しみが芽生え、訳のわからん映像もいくつかありました。
族仕様の自転車に乗る三人とか。


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【Xbox360】実績が8000を超えました

7600は超えてたんですが、RezHDなんかチマチマやっても、とりあえずは100が精一杯なわけで。
まあ、3月中には8000超えるかな?と思ってたんですが、あっさり超えてしまいました。

「地球防衛軍3」の難易度INFERNO全クリアしたので、クリアと全武器取得で合計500。
このアバウトさも「地球防衛軍」らしいといえばらしい(笑)

ライサンダーZとZEXR-GUNを頼りに「慎重に」進んでいったら少しずつクリアできたってのが真相です。
敵は数百の蟻や蜘蛛だったりしますが、殆どの敵はこちらが仕掛けない限り反応しないので、1グループずつ反応させておびき寄せ全滅、を繰り返すと何とかなる「こともある」のです。
「烈火」はどうしてもクリアできないので自爆テロに頼りましたが。
最後にクリアした面はステージ47の「魔窟の主 怒る!」だったりします。
最終面の「星船」(宙船に非ず)は、ライサンダーZ二丁持ちで、ひたすら弱点だけ攻めてたら堕ちました。
最後の体力はわずかだったので、終わるまでの雑魚の攻撃で死んでますけど(笑)
それでもクリア扱いになるので助かったです。

ステージ47は、超蜘蛛の攻撃で死んでしまってました。
コイツに綿飴にされると12000を超えているHPはあっという間に無くなります。
なので、倒す順番を考えて一匹ずつライザンダーZでおびき出して、ZEXR-GUNで倒しました。
それでも、残り2匹や3匹の時点で死ぬことがかなりありましたが。
たまたま味方がそれなりに残ったので、これが囮&攻撃補助になってクリアできた気がします。
最後に1匹だけ残ってるやつを慎重に探しにいったらただの蜘蛛(これでも攻撃されたらあっという間に体力無くなります)がいて、味方が倒しちゃいました(笑)

相変わらず、敵の数や画面効果を処理落ちよりも選ぶ漢らしい仕様なので、難易度INFERNOではほとんど画面が止まってるような時が多々ありますが、面白さも変わってないのでヨシです。

INFERNOクリア特典のジェノサイドガンは、一部敵を除いて絶大な威力で、自爆したら絶対に死にますが、快適に使える面だとストレス解消にピッタリです。
時々スコープ越しに撃ったら目の前を味方が通って爆発、それで死ぬことありますが(笑)

やっぱり実績は一万を超えて一人前かなあ、と思います。

「N3」の消えたデータの復活(やり直し)とか暇つぶしはいろいろありますが、実績狙いだと「コールオブディーティー4」なのかなあ。
「トラスティベル」や「アイドルマスター」するのが数を稼ぐにはいいんでしょうけど。

あ、Rezは結局DC版の時と同じとこで躓いてます。
あんまし腕が上がってるわけではないと(笑)


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2008年2月 5日 (火曜日)

【よもやま】EDFとか薔薇とか

「地球防衛軍3」、ドロップアイテムで取れる武器は全部取ったので、残すはINFERNOクリアだけになりました。
しかし、このゲームの実績ってアバウト極まりないから、INFERNOクリアまでで500、INFERNOクリアで一気に1000って人も多いんじゃないかしら?

HPは11000を超えてるので、本来ならとっくにクリアできてしかるべきなのですが、そこは腕の問題ということで。
まあ、HPいくらあっても蜘蛛の糸に絡め取られたら一気に無くなりますけど。
ライザンダーZの威力が凄くて、これのおかげでクリアできたステージが多々あります。
あと、ZEXR-GUN。
バイク最強説もようやくわかりました。確かに使いこなせば何も怖くありません。もう少し耐久力あればな。
まあ、チマチマとHP増やしていつかクリアできたらいいだろ。

「DIGDUG」の前掘りも達成しました。
成功の要因はHORIのコントローラ(笑)
これのおかげでちゃと上下左右の動きができるようになりました。
純正のコントローラは予期しない方向に向かうことが多々あったので。
でも、LUMINESがクリアできるかというと、そうでもない。
このへんは腕の問題です。PSPのルミネスは最後までいったのにな。

「コールオブデューティー4」を買ったので、そろそろ本体に入れてみますか。
あと、GoWのネット対戦も入ってみようかと。
ネット対戦してナンボの箱○ですからね。

月9ドラマ、「薔薇のない花屋」は、ほぼ全員がバカだから成立する話なのかなと思うようになってきました。
「ライフ」みたいに。

香取はカラクリ知ってて何も言わないような気がしますが、あまりに隠し事が多すぎて自分でもよくわかってないんじゃないかと思うようなときがあります。
三浦友和が何考えてるかが一番の謎ですが。
娘の子供のことを最近になって知ったのか?
そうでなければ7年も放置する理由がわからないし、離婚するとか言い出した奥さん共々孫の存在についてどう考えてるのかさっぱりわかりません。
三浦夫妻はまともじゃないって認識でいいかな。

「1ポンドの福音」はあまりに辛くなってきたので見るのを止めるかも。
「有閑倶楽部」はツッコミ入れつつも、悠里ら女性陣と脇のベテランが素晴らしかったので見られたのですが、これはどこを見てもいいところがない。

「ロス:タイム:ライフ」はこれから期待です。
人生のロスタイムってどうすんだろう?と思ったら実況と解説が始まるし、物語も良かったし。
前番組の「SP」はテレビ向きじゃないうえに初めて見た最終回の「つづく」せいで印象がよくありませんが、4月のスペシャルは見るんだろうな。

「仮面ライダー牙」は、二つの時代を繋いで運命を見せようとしてるけど、これってうまくいくのかな?
「電王」があまりに良かったせいもありますが、いろいろ厳しいです。

「バンブーブレード」は残り10話程度ですが、どういう風に持っていくのか見当もつきません。
原作で一巻近くを費やしたIH予選が一回で終わるとは思ってませんでした。
次回の分までで、原作の6巻まで終わることになります。
で、原作で出てる最新巻が7巻。うーむ…

ま、スタッフはマニアであることは間違いありません。
原作でタマちゃんにあげたのはビックリマンシールみたいなものだったのが、マクロスの「愛、おぼえていますか」っぽいアニメの「VHD」だったり、原作でさとりんが持ってきたのは白い廉価版のサターンだったのがグレーの初期型のサターンになってたり。
そして、そのサターンが画面に出るときには懐かしのサターンのCMのジングルの「ジュッ」っていう感じの音。
サターンも15年ぐらい前のハードになりましたからね…
ウチの初期型のコントローラはついにイカれました。
まだ廉価版の本体とコントローラあるから平気ですが。

「4姉妹探偵物語」の視聴率が散々なのも残念な結果。
推理らしい推理もしないであれよあれよと展開するのが面白いのに。
そりゃまあ、同じ夏帆が出てるなら「ケータイ刑事銭形零」のほうが数倍面白いですが。

しかし、ゲーム機はすっかり箱○ばっかりになってしまったなあ…
サクラ大戦Vはいつやろうか?(笑)


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2008年2月 3日 (日曜日)

【鬼太郎】第42話 鬼太郎人でなし

冒頭の説明部で、鬼太郎が下駄で天気占いをします。
上に向いて落ちたので「明日は晴れそうだ」と言ってますが、リモコン下駄で意味あるのだろうか?

鬼太郎とねずみ男が一緒にドライブしてます。運転はねずみ男です。
Photo

どえらく汚く古い車ですが、ちゃんと動くんですか。
「二人でドライブなんて初めてかな?」という鬼太郎に「すぐに恩を忘れる野郎だな。昔何度も乗せてやっただろうが」と言い返すねずみ男。
「覚えがないなあ」と返す鬼太郎は実は相当な人でなしなのでしょうか?

車が突然煙を吹きました。ねずみ男が「ぶっ壊れてるの寄こしやがって」と言いながらボンネットの中いじってるのをみると、貰い物ですか。
ニートの鬼太郎に何か出来る技能があるはずもなく、傍で懐から手紙を取り出して思いを馳せています。

その頃ネコ娘はひたすら鰹節をかいています。
Photo_2

鬼太郎がねずみ男と二人だけでドライブに出かけたのが気に入らない様子。
オヤジが言うにはねずみ男が白山坊から貰ったんだそうです。
白山坊というのは狐の妖怪で、妖怪横丁で寄席を経営しているやつですな。
今は人間の漫才コンビも導入しているハイソなお人です。

子泣きが言うには昔はよく二人で各地をブラブラしてたんだそうです。
だとしたら、そのうちの何度かはねずみ男に車に乗せてもらったことがあるんじゃないか?

そんな話をしていたら、アマビエが飛び込んできてかわうそが三日も帰ってこないと大騒ぎしてます。
今日のネコ娘は不機嫌ですから、クールに「アンタがこき使ったから家出したんじゃないの?」と言い放ちます。
アマビエには突き刺さる言葉だったらしく、回想では確かにかわうそをこき使ってます。
人力車引っ張らせたり、コペンハーゲンの人魚の像の真似するために川の底で重い岩担がせてその上に乗ったりとか、ヒーローごっこで思い切りぶちのめしたり。
よくかわうそも付き合うな。アマビエ好きなのかもしれない。

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「あの程度で…」と呟くアマビエ。酷いとは思ってないのか。
子泣きから「十分じゃろ!」とツッコミ入ります。
砂かけも「こき使いすぎじゃ」と言うと、「かわうそカムバーック!」と走っていってしまいました。意外といいカップルかもな。

鬼太郎のほうは、車の修理が終わってまた走り出してますが、「やっと直ったね」と何もしてない鬼太郎が言うのはどうなんだろう?
「株で儲けたときに外車に乗せてステーキ奢ってやったじゃねえか。本当に忘れちまったのか?」と言うねずみ男に「でも、その後破産した時にはボクがお茶漬け奢ったよね」と言い返す鬼太郎。
全然吊り合い取れてないだろ。
しかし、それを言い出すって事は車に乗せてもらったことを覚えてるんじゃないか。
「軽々しく比べるな」というねずみ男のほうがもっともです。
笑って済ませますが、鬼太郎も相当なロクデナシであることがよくわかる回ですね。ねずみ男といいコンビだわ。

目的地はオベベ沼近くの村でした。そこから鬼太郎宛に手紙が届いたようです。
そこの花子という女性が声を盗まれたらしく、こんな顔してるのに不気味な声になってます。
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ミニスカの尻のアオリの絵ってのも子供向けアニメでどうかと思ってしまいますが、そういうことを考える私が汚れきってるんですね。
地デジだと尻全部見えるんだろうな。
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ホラ。地デジだと全部見えてた。
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その家の主が「この妖怪の仕業です」と出してきた紙にはかわうその凶悪な顔が書いてありました。
オベベ沼にはいろんな妖怪がいることがよく知られていて、一番のイタズラ好きがかわうそなんだとか。
そして、最近数多くの女性が声を奪われてるそうです。

夜になって布団の中で、今更かわうそがイタズラするわけもなく、声を盗むなんて能力がないと呟く鬼太郎ですが、ねずみ男は「あの石があればできるかもな」と水神石のことを示唆します。
その頃オベベ沼ではかわうそが女の子に囲まれて罵られる妄想に怒ってます。
かわうそに何が起こったのでしょうか?
Photo_8

ここでようやくオープニング。なんと6分ほど経ってます。
コマーシャルが入るタイミングは各局で違うのでこれは一定してませんが、「オベベ沼の妖怪かわうそ!」というサブタイトルが入ったのは番組開始10分弱の時点です。もう半分近いじゃないか。

川男が二人で会話してますが、どえらくシュールです。

「そういえばさ」
「うん?」
「この前久しぶりに鮒食ったよ」
「鮒を?」
「美味かった」
「鮒嫌いだよ。内臓臭いし」
「臭くないよ、美味いよ」
「臭いよ」

って何でもない会話をアニメに挟むと異様な空間ができることの証明みたいなもんです。
ビジュアルも凄いしな。
Photo_9

そこに鬼太郎がやってきてかわうそのことを聞くと、人間にイタズラしてるという噂は妖怪にも広まってて、水神石も気配を感じないから無くなってるかもしれないと言います。

オベベ沼には前にも鬼太郎とねずみ男が来たことがあるようで、「変わってないな」とねずみ男。
潜って水神石を見に行った鬼太郎がなかなか浮かび上がってこないので、「溺れ死んだのかな?」と呟いた言葉を、そのとき浮かび上がった鬼太郎が「誰が溺れ死んだんだって?」と聞き返します。
変なところで地獄耳な鬼太郎です。

やはり水神石は無くなってました。
場面は回想シーンに移ります。
何年も前の話、といっても妖怪の何年前だ?なので、数十年単位で前だと思いますが、オベベ沼のほとりで「お前貧乏なんだな」「釣った魚を売って母ちゃんの入院費用稼いでるんだ」と子供とねずみ男が会話してます。
「ここまで聞いたからには力になってくれるよね」と魚の入ったバケツを差し出す子供。
ハヤの仲間に見えますが、母の実家の川では岸辺の石の中に手を突っ込むと手づかみで何匹も獲れました。

「もちろんだとも」と涙ぐむねずみ男。こんないい面もあったのか。
「シジミ採ってくれよ」と言う子供に任しとけと沼に入って探すねずみ男。
水の中を探ってると、手が痒くなります。なんだろうと手を上げてみると、ヒルが吸い付いています。
「あ、ここヒルの巣だった」と子供。
悲鳴を上げて飛び上がったねずみ男に大きな亀が食いつきます。
「でっかな亀もいるぜ。高く売れるんだ」と嬉しそうな子供。
「オジサンくらいの餌がおびき寄せるのにちょうどいいんだよ」と嬉しそうにしてるのを見るとハナからからかいですか。

頑張れ~と囃し立てる子供に「楽しそうだね」とやってくる鬼太郎。
「ボクも混ぜてよ」と言いつつ、最近人を騙して稼ぎまくってる妖怪の話をしだします。
子供は、沼に逃げ込みました。
追いかける鬼太郎ですが、水の中で自在に動く子供は非常に手ごわい存在です。
ねずみ男は何とか亀を退治したようです。こんなデカい亀がいる沼ってワイドショーに出るな。
空中にジャンプしての水吐きと体内電気放電という実に派手な戦いの末、子供はちゃんちゃんこで拘束されて、木に吊るされてしまいます。

「正体を現したらどうだい?」という鬼太郎にもそっぽを向く子供。強いだけあって強情です。
いい手があるとねずみ男は目の前で鮒を焼き始めました。
その美味そうな匂いに我慢できなくなった子供は口から水神石を出してしまって、正体であるかわうその姿に戻ってしまいます。
水神石のおかげで変身できたり強かったりしたんだそうです。
こんなイタズラをする妖怪は許せないという鬼太郎に対して許してやろうとねずみ男が提案します。
寂しかったから、イタズラしてかまって欲しかったんだよというねずみ男。
自身も誰からも相手にされずに寂しいもんだから、同類のことはよくわかるんですかね。
捕まってるのに誰も助けに来ないんだから仲間がいないんだというねずみ男の言葉は説得力があります。
しかし、今回のねずみ男はずっといい人なのか?

鬼太郎はかわうそに妖怪横丁を紹介しました。
二度と人間にイタズラしないなら連れて行ってあげるという交換条件です。
涙を流して了解するかわうそ。こんな過去があったのですね。
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鬼太郎はこのことを思い出し、やはり犯人はかわうそじゃないと確信します。

夕方、道を歩く小学生の後ろから何者かが近づいてきます。
例の声泥棒です。鬼太郎も出たことを感知しますが、夕飯食ってる最中ですか。ご飯粒が顔にくっついてます。
女の子は水の触手に絡め取られてしまいました。
しかし、このアオリといい、今回は日曜朝の倫理限界に挑戦なのか?
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突然出来た水の中に引きずり込まれた女の子は下から迫ってくるかわうそを見ます。
また声が盗まれたようです。

今回の失敗を受け止め、鬼太郎とねずみ男が腕組みして考えてますが、「もうアレしかない」というねずみ男に「それは嫌だ」と拒否する鬼太郎。
「俺も嫌だ」とねずみ男さえ言ってしまうアレとはなんでしょう?
夜中に突然ジャンケンが始まりました。

セーラー服の可憐な少女が出てきた…と思ったらねずみ男の女装です。
これはまた倫理限界に挑戦のような。

おとり捜査ってわけですか。
それを後ろから見張る鬼太郎。その怪しいサングラスはなんだ?
Photo_12

ねずみ男は「屁、屁、屁が出る五秒前」と歌ってますが、広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」と関連はあるでしょうか?無いですね。すみません。この歌好きなだけです。

こんなものにも襲い掛かるかわうそ(偽)の目は腐ってるのか?
「助けて鬼太郎ちゃ~ん」と悲鳴を上げるねずみ男に「オッケー!ねずみ姫!」と駆け寄る鬼太郎。
今回は頭沸いてんじゃないのか?

水の中から出てきたのはかわうそでした。顔がどえらく凶悪ですが。
鬼太郎は吐き出した水で髪の毛針ブレードを飛ばされ、足を水触手で絡め取られてしまいます。
水神石の力は凄いってことか。

それを見た鬼太郎は「ねずみ男逃げろ!」と叫びます。ねずみ男には勝ち目ないからな。
「鬼太郎ちゃんと一緒じゃなきゃイヤ~ン」と言いながらしっかり逃げるねずみ男、流石です。
ちゃんと「なんちゃって~」と最後に付けてるし。
それ聞いて鬼太郎とかわうそ(偽)が同時に「なんちゃって!?」とツッコミ入れてます。
とりあえずは鬼太郎を倒そうということで、水中に引きずり込んで水草で縛り上げました。
そして、鬼太郎は水神石の中に閉じ込められてしまいました。

水から出てきたかわうそ(偽)は、「さっきのオカマどこへ行った?」と探してます。
さすがに女だとは思わなかったのか。そんなヤツの声盗ってどうする気だ?

そこに美味そうな匂いが漂ってきます。それは焚き火に焼かれる鮒でした。
涎をたらしながら歩み寄るかわうそ(偽)ですが、口から水神石がこぼれ落ちます。すかさずねずみ男が奪い取りました。
その際にスカートの中身が見えましたが、サルマタなので、嬉しくもなんともありません。
こういうときの盗みと逃げ足の速さではねずみ男に敵うものはいません。
逃走して、ようやく落ち着いたねずみ男が水神石を見ると、そこから鬼太郎が飛び出してきました。
さらにかわうそ(本物)も。
かわうそに化けてたのは「一目入道」という河童の皿が一つ目になったような妖怪でした。
Photo_13

かわうそは妖怪ポストに入っていた手紙を先に読んでしまったようです。
住所は自分の出身地。中を見ると自分がイタズラして困ってるという内容です。
そりゃ、現地へ飛ぶわな。
そして濡れ衣を晴らそうとしたのですが、水神石を持った一目入道に対抗できるはずも無く、水神石に取り込まれてしまったのです。

やはりかわうその仕業じゃなかったのかと安心する鬼太郎に「手を出さないでくれ」というかわうそ。
「これはオレとアイツの戦いだ」と。カッコいいぞ!かわうそ。
どんな戦いするのかと思ったら口からの水吐き合戦でした。
かなりの水圧なんでしょうけど、俺に化けてイタズラしやがってと器用に喋るかわうそにお前も昔イタズラしてたんだろうがと返す一目入道。
水辺に住む妖怪は口からじゃなくても声が出るんだろうか。
一目入道の言葉に動揺して吹き飛ばされたかわうそ。
それから何度も水をぶつけられてボロボロになりますが、それでも立ち上がります。
ついに一目入道は口から出す水が出なくなりました。
「横丁にはオレを心配してくれる仲間がいる」と歩いていくかわうそ。
腕をダラリと垂らして歩く姿はほとんど「あしたのジョー」です。
一目入道の横っ面に一発強烈なパンチを入れました。
Photo_14

何故イタズラするのか聞くかわうそ。
一目入道も前は普通に暮らしてたそうな。一人の女の子と仲良しだったみたいです。
が、その友達がそれは妖怪だから食べられる、キモチワルイ、かわうその仲間だ、と罵倒されまくって女の子も逃げてしまったのです。
要はかわうそのイタズラのせいで沼の妖怪は人間に仇なす存在だと見なされるようになったのですな。大迷惑の塊だ。

人間に疎まれるなら、本当にかわうそになって人間に悪さしてやる!と水神石を飲んだそうです。
これは、アフターフォローをちゃんとしなかった鬼太郎が悪いんじゃないか?
事情説明しておけば防げたトラブルのような…

鬼太郎は他人のような顔をして「で、女の子たちに復讐して満足だったのかい?」と聞きます。
今回の鬼太郎は本当に人でなしだな。

一目入道も、本当は人間と仲良くしたい寂しがりやだったのです。
「声を返したら、人間だち許してくれるかなあ」と泣きながら言う一目入道に「さあねえ。とにかく謝ってみなよ」と言い放つ鬼太郎。
口調は優しいけど言ってることは心にナイフ突きたてるようなもんだな。
かわうそも一緒に謝ってくれるってことで、これは綺麗に解決するでしょう。

川男はまたシュールな会話を続けています。

「なんか、石戻ったな」
「戻ったね」
「そういえばさ、総理大臣の支持率微塵も上がらないね」
「上がらないね」

って何の話だ。というか新聞かテレビ見てるのか?

鬼太郎は帰り際に「もし寂しくなったら妖怪横丁に来なよ」と誘ってますが、村には受け入れられなかったのか?
横丁に行くかどうか考えながら泳いでた一目入道に「泳ぐの上手だね」と声をかける少女の姿が。
一度は離れてしまったあの少女です。
一目入道の目から涙が。ダメだ、泣ける。
Photo_15

横丁の妖怪長屋ではネコ娘が一心不乱に鰹節を削り、ショックでおかしくなってるアマビエが削り節を食べています。

鰹節

子泣きが「暗い、暗すぎる」と冷や汗をかき、砂かけも「はよう帰ってきてくれんかのう」と呟いてます。
こんなもんの近くで居なければならないのはまさに針の筵です。

その頃車で帰ってきてる鬼太郎たちですが、「そういえば、今回は意外とねずみ男に助けられたっけな」という鬼太郎は、自分の命を省みずに地獄に飛び込もうとしたねずみ男をもう忘れたのでしょうか?
あれも鬼太郎の中では「意外と」の中に入ってしまってるのかもしれないけど、どうも感謝の念というのは感じられません。
「贅沢なときに食うステーキより、食えねえ時のお茶漬けのほうがちょっとだけ上かなって思っただけだよ」って返すねずみ男、アンタ本当に漢だよ!

それを聞いて笑い出す鬼太郎って本当に人でなしだな。
今回はねずみ男が終始いい人で、鬼太郎が終始人でなしの回でした。活躍もしないし。

少女への妙なアオリといい、川男のシュールな会話といい、今回の脚本は特に異色な気がします。

次回はろくろさんや鷲尾も一緒の電車旅行のようです。
今回は女性の作画は低水準の回でしたが、慣例により(笑)次回は女性の作画が高レベルの回のようです。


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2008年2月 1日 (金曜日)

【温泉】さ~ら~ば~ラバウルよ~♪

スカパーの旅チャンネルでラバウルの温泉に行くという企画があったようです。

山崎まゆみのラバウル秘湯探訪記

ラバウルというのはニューブリテン島というニューギニア島のちょい北にある島の都市で、太平洋戦争中は日本軍の最前線主要基地で、ここがトラック諸島防衛の要でありました。
Rabauru20hanabukisann1
本当はここをニューギニア、オーストラリアへの足がかりにするつもりだったんですが…

で、ここには火山があるので温泉が湧いてます。
戦時中の手記を読むと湯治の話がよく出てくるんですが、戦時中の写真にその温泉が記されてたので行ってみた、というもののようです。

山崎まゆみさんというのは混浴を含めた世界中の温泉を訪ね歩くライターさんのようです。

山崎まゆみオフィシャルサイト

スカパーはアンテナもチューナーも無いので見られないんですが、ウルルンででも行ってくれないかしら?

Wikipediaを見るとまだラバウル市外は火山灰に埋もれたままのようですね。
戦時中の基地の写真を見ても砂埃をもうもうと上げながら離陸している零戦の写真をよく見ます。

とにかく、こんなところでラバウルの文字を見るとは思いもしませんでした。


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