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2008年6月24日 (火曜日)

【アニメ】鬼太郎第62話 ミンメイアタック

世間では行方不明事件が相次いでいます。
どうも、「死にたい」と言ったら出てきて拉致する妖怪がいるようです。
本当にこんな妖怪がいたら死刑になりたくて犯罪を犯す人や自爆テロの人による被害がなくなるでしょうか?

深夜に家に帰ってきたのは人気絶頂のアイドルAYAです。
アイドルが出てくるのは黒鬼髪以来か?
Aya

休む暇もなく緊張の連続で息が詰まるような毎日のようですが、これは確実に妖怪に狙われます。
声優は最初は水樹奈々かと思ったんですがゆかなでした。
国府田マリ子もそうですが、この手の声は次々受け継がれますね。

水樹奈々プロフィール

ゆかなプロフィール

背後に妖怪の気配を感じるのですが、別に鋭敏ではないので気のせいですませます。
そのとき妙なテントを見つけました。
「アマビエの小部屋」という電飾や海産物をセンス無くあしらったものです。
看板からすると、「ひらめき占い」というのをやってます。
アマビエの能力を使うんでしょうけど、あれは占いじゃなくて予言だわな。
それだけに当たるけど。

中から「ひらめいた!今日はお客が来るよ!」とアマビエの声が。
応対してるのはバケローです。
話を聞いてると10日もお客が途絶えてるようで、全然流行ってないのですね。
「占い界のニュースター」とおだててねずみ男がプロデュースしたようです。
Photo_160

「誰か悩み無いのか~い」と駄々をこねるアマビエを見てクスっと笑うAYAでした。
バケローが言うにはどうでもいいことばかりひらめくから、評判にならないんだとか。
人生において起こることなんて大半はどうでもいいことだし、それを当てる占い師なんてほぼいないんだけど、確かに特別なことを言ってくれない占い師は流行らなさそうだ。

そこにAYAが入ってきて占いを頼みます。
アマビエはどっかで聞いた声と顔だといぶかしみ、AYAにサングラスを取ってもらいます。
そしたらアマビエは盛大に吹いてバケローを持って外に飛び出しました。
アマビエはAYAだと気づいたのです。
バケローは早速検索してトップアイドルだとわかりますが、そんな大物が来るはず無いと思い込んでます。
が、アマビエはアルバム全部持ってるほどのファンだそうで、間違うはずがありません。
AYAは仕事運を占ってもらおうとします。
忙しすぎて自分のことに自信が無くなってるようです。
アマビエは「辞めちゃうのかい!?」とビックリしますが、AYAは反対にその剣幕に驚いて「今のはナシ」と言い出しました。
芸能人としてファンをガッカリさせるような事はしないというのが骨の髄まで染み込んでるのでしょうか。
それを見てアマビエがAYAを呼び止めました。

別の界隈では、急にバイトが入った男が彼女に必死の言い訳してます。
でも、彼女は聞く耳持たずで電話を切ってしまいました。
普段の行いから全然信用されてないのか、事情はどうあれ自分の感情を優先させるような彼女なのか…
「大学じゃたくさんレポート出されるし、彼女にゃフラれる、バイトは休めない。もう死にたいよ」と「死にたい」という単語を言ってしまいました。
「あなた今死にたいとおっしゃいました?」とくびれ鬼の登場です。

Photo_161

Photo_162

「お見せしましょう。本当の絶望ってやつを」と言ってますから、地獄のようなところへ連れてかれるのでしょう。
男を別空間へ押し込もうとしているくびれ鬼のところに鬼太郎が駆けつけました。
リモコン下駄を飛ばすもいち早くくびれ鬼は異空間へ逃げ込んでしまいます。
取り逃がしたか…と思ったらくびれ鬼が出てきて「お前は俺の世界には入れてやらねえよ!」と捨て台詞を残して今度こそ本当に消えました。
鬼太郎から逃げおおせる自信がアリアリなんでしょうな。
実際、今まで捕まってないんだし。

アマビエの占い?は続いてます。
仕事に疲れた心が見える。でも辞めたいわけではない、だからこそすがるものが欲しい、と。
いわゆるスピリチュアルカウンセラーの言い方そのものな気がしますが、こういうものにとどまる限りは占いだって有効なんですよね。
何か閃いたか?と聞くAYAに「ううん」と答えるアマビエ。
それを聞いて気落ちするAYAですが、アマビエは閃かなくてもわかる、と答えます。
AYAが疲れるのは皆に力を与えてるからだと。
他人に元気を与えた分だけ疲れるんだと。
いやー、これは疲れてる人はコロっといってしまいます。
この後壷でも出てくれば、何の疑いも無く買ってしまうでしょう。
しかし、どうやってアマビエはCDを買うのだろう?通販か?
Photo_163

「私のことをわかってくれる人がいた」と感激しているAYAですが、この程度のことを言ってくれる人さえ身近には居なかったのでしょうか?
疲れたときにはアタイの顔を思い出しな。昔から福を呼ぶんだから、きっと元気になるとアマビエは元気付けます。
そこの言葉につい笑ってしまって、「顔が面白いから笑ったわけではない」とさらに墓穴を掘るAYA。

アマビエとしては面白いと思われようが自分の顔に自信があるから問題ないようです。
突然アマビエが閃いて、AYAに何事かを予言しました。なんなんでしょうね。

翌日、アマビエはAYAと話をしたことで優越感に浸っています。
こういうミーハーなところがアマビエらしいとこですな。
鬼太郎たちはくびれ鬼対策を話し合っています。
くびれ鬼の「死の世界」に行かないといけないけど、場所がわからない。
出入り口を探さないといけないというわけです。
くびれ鬼に取り憑かれた者は、一つの思いに囚われるのだとか。
妄執というやつですな。
「死にたい」と思ったときに取り憑かれるから大変なことになるのであって、幸せなときに取り憑かれたら物凄いポジティブシンキングになるのかしら?

とにかくくびれ鬼を探すことだと横丁の皆に協力を呼びかけます。
解散しようとするところにやってきたアマビエは、AYAと会ったことを自慢しようとしますが、ねこ娘さえも忙しいからと話を聞いてくれません。
そりゃ、緊急事態だからな。

誰も話を聞いてくれないのにむくれたアマビエは「こんなときはかわうそだよ」と言い出します。
やっぱりいいカップルだよ、お前ら。
そのかわうそもアマビエを無視して行ってしまうんだけど。

アマビエの占い館は今日も客がゼロのようで、やることに意味が見出せない状況です。
そこに入ってきた客はAYAでした。
この前の予言、「番組の収録中にステージの真ん中にいると危ない」が当たったのだとか。
予言を思い出してステージの端へ動いた途端に天井の照明が落ちてきたのだそうです。
例によって不吉な予言しかしないようですが、役に立つときもあるんですね。
これでAYAの信頼度はMAXです。
こうなれば、アマビエの顔は仏に見えますし、癒されもします。
それでも疲れた表情を隠せないのは、芸能界がそれほど厳しい場所だってことですか。
同期のみどりが急に失踪したことも心労に拍車をかけているようです。

自分が忙しすぎて夢も忘れて歌う意味さえわからなくなってるから、みどりもきっとそうだったんだろうと思い込んでます。
大きく外れてはないだろうけど、あんまり自分と他人を同一視するもんじゃないよ。

歌で皆に元気を与えたいという気持ちはいつも持ってるものの、生活に追われて時々思ってしまうことがある。

「死んじゃいたい」

と。あーあ、言っちゃった。
くびれ鬼が現れて異世界に落とされちゃったよ。
アマビエも続いて潜っていったけど、大丈夫なのかな?

アマビエが飛び込んだ先では、人間たちが死にたい、死にたいと絶望に包まれていました。
AYAを見つけますが、その前にはAYAへの嫉妬に狂うみどりの姿が。
Photo_164

歌も踊りも劣ってるわけではないのに勝てないのが悔しいようです。
ホラ、自分と同じだなんて安易に思ってはいけないよ。
ずっと勝てないなら死んだほうがマシだ、というので捕りこまれたようです。

それを聞いてショックを受けたAYAは、くびれ鬼に捕りこまれて妄執に取り憑かれます。
さっきの嫉妬のような確固たるもんではありませんが、ささいなことでもくびれ鬼は利用できるようです。

この世界に助けはありませんし、妄執に囚われすぎて死ぬことさえ思いつきません。
つまり絶望の苦痛が永遠に続く地獄なのです。

鬼太郎たちはくびれ鬼の世界に通じると言われる森に来ています。
バケローがネットで検索したら、人間の伝承にそんなのがあったとか。
ココンでもそこまではわからんからな。バケローって物凄い戦力だ。

具体的な場所はわかりませんが、バケローがアマビエに電話をかけてくれと鬼太郎に提案します。
バケローには交換したAYAの番号が入っているので、電波が届けば場所はわかるというのです。
ますます便利だ。
しかし、かけるにはボタンを「回さないといけない」ので、使い勝手は悪そうです。
というか、短縮ダイヤルぐらいあると思うのだが。
それに、バケローのメモリに入ってても、鬼太郎は番号を知らないだろうに。
ということは、霊界みたいな異世界へかける手段ってことか。
鬼太郎に電話をかけたときもそうだったもんな。
結局電話は通じませんでした。
くびれ鬼の結界は破れなかったのです。

アマビエのほうでも電話をかけようとしてますが、電波が遮断されてます。
まあ、アマビエのは普通の携帯(デコ携帯)だし、通じなくても仕方ない。
AYAに手をかけると、恐慌状態で暴れだしました。
AYAの脳内では、必死で歌ってるのに誰も一緒に歌ってくれずに、冷ややかに見られてるというイメージが出来上がってます。
くびれ鬼は、みどりのイメージも作り、無言で立ち去らせるようなこともします。
絶望に追い込むための芸が細かいですな。

さらに、もう一人のAYAも作り出し、みどりは悲しそうだけど、歌で元気付けられなかったんじゃねえ?お前の歌なんかいらねえよ。と刷り込みます。
このへん、「魔人探偵脳噛ネウロ」に出てきたアヤ・エイジアなら、「自分の歌に共感する人が世界で数億いただけ」という諦観にも似たものがありますから、堪える事はないわけです。
Photo_165

「私なんて要らない」と呟くAYAに、アマビエはそんなことない!と言い返します。
横丁に来て間もないころ、まだ不安だった時期にねこ娘がAYAのアルバムを聞かせてくれて元気になったんだそうです。
あの時持ってたアルバムはねこ娘が貸してくれたのか。

アマビエはその時の思い出の歌を歌いだしました。
その歌はAYAの心にも届きますが、AYAはそれを拒絶します。
が、アマビエの説得が届き、AYAは歌いだしました。
その歌でくびれ鬼の世界の人間が、絶望から開放されていきます。
これはマクロスか。
歌はAYA自身からもくびれ鬼を追い出し、AYAは自分を取り戻しました。

Photo_166

Photo_167

喜ぶアマビエをくびれ鬼が掴みます。
せっかくの自分の世界を台無しにしてくれましたからね。
岩場に投げつけられたアマエビを間一髪で救ったのは一反もめんでした。
AYAの歌が外にも届いて鬼太郎を導いたのです。
正確にはバケローが感知して導いたのですが。
それにしても「着信アリだ」はないだろう。

拉致した人間を返せと言う鬼太郎を拒否するくびれ鬼。
「俺の妖気が人間の絶望を食い足りないと叫ぶんでなあ!」と反撃しますが、これとドモン・カッシュは…関係ないですね。
出すのもおかしいぐらいに。

くびれ鬼の攻撃は髪の毛を回転させての突進です。
それに対抗する鬼太郎は、下駄をちゃんちゃんこで結んだ投げないボーラみたいなものを操ります。
リーチを稼ぐための知恵ですな。
振り回せば遠心力で威力倍増だし。

敵わぬと見たくびれ鬼は、瘴気で鬼太郎を捕縛して、その隙に逃げようとしますが、一反もめんに取り押さえられます。
そこで先ほどの武器を投擲、ちゃんちゃんこによる圧迫で消滅させました。
ちゃんとボーラとしても使う辺り、今回の絵コンテきった人はいろいろわかってる人です。

危機が去ったので、AYAとアマビエは抱き合って喜びました。
Photo_168

AYAはステージで歌いながらそのときのことを思い出します。
アマビエはカモフラージュのためにドレスを着ていたのですが、どさくさで無くなってます。
アマビエの下半身を見たAYAは「アマビエさんの体って可愛いですね。お魚さんみたいで」と微笑みます。
ちょくちょく思ってたけど、このへんは完全にテレサ・テスタロッサ(フルメタル・パニック!)です。
それを聞いて嬉しくなったアマビエですが、「アタイは人魚なんだからね」とアピールは忘れません。
みどりも一緒に帰ってきたようですが、毒を吐くだけ吐いたのでどうにかなったんでしょうか?
私の目にはわだかまりだらけに見えますが。

アマビエに勇気付けられて歌い続ける決心をしたAYAでした。
歌ってる歌は「ゆかな*はるな」の「Sweet Magic ver.AYA」です。
さすがにオリジナルで歌は作れなかったか。
このユニットで歌うためにAYAをゆかながやったのかな?
どうも活動休止してるみたいだし、ファンの人は嬉しかったんじゃないでしょうか。


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