【アニメ】鬼太郎第63話 アルよアルよの呉服商人
鬼太郎がファッション誌を見ています。
妖怪世界にもそんなのあるのね。
晴れ着を着てるのはねこ娘、下に何を着てるのか興味津々なのはろくろさんですか。
二人とも読者モデルとしてやってるのかな?
九州でのんびり魚を食っていた河童が、こちらに来る小船に気づきます。
船に乗っていたのは虎男二人組みで、
「綺麗な緑色してますね」
「いい反物になりそうだ」
山陽地方では、すねこすりという三毛猫みたいな妖怪が反物にされます。
四国地方は無視されて(チクショウ)東海地方では化けちょうちんが反物に。
いろんな柄になるもんです。
黒幕のいる船では
「せっかくの如意棒をこんなもののために与えたんじゃないアルよ」
と怒っています。どうして中国人は「アルよ」と語尾につけるようになったんでしょうか?
協和語というものも仮説としてあげられてれうようですが、ネットにも質問として山ほどあり、だいたいは創作からということになってます。
協和語(Wikipedia)
虎男が集めてきた反物は、織りも甘いし染めムラも酷いのだそうです。
こういうのは妖怪の資質で決まるのかな?
虎男に反物を投げつけてますが、こう見ると海原雄山の所業はあまりに典型的なことですね。
こうやって日本全国の妖怪を反物にしては「気に入らん」とやってるのは、中国妖怪のチーです。
綺麗な妖怪の反物を探すのに命を懸けてるようです。
関東地方では、ねずみ男が虎男を迎えてます。
妖力の強い妖怪を紹介するとういうことで金儲けをたくらんだようですが、どうやってコネをとりつけたのでしょう?
やはりねずみ男はある種の才能がある。
妖怪横丁ではつるべ落としが商品の配達をしています。
ゲゲゲスナック三袋しか持ってませんが、一回それだけでは商売にならない気がします。
つるべ落としの前にねずみ男が現れて引き止めると、虎男が如意棒を振り回して旋風を起こしてつるべ落としを引き込みます。
そのまま二本の如意棒の間を通すと反物になってしまいました。
意外な如意棒の使い方です。
次の日、アマビエがずいぶんとご機嫌です。
面白い柄の反物を拾ったので、着物を作ろうと思ってるのだとか。
昨日のつるべ落としが反物にされたやつです。
それを身にまとったアマビエの頭がどんどん大きくなっていきます。
巨大な頭だけになったアマビエは、意味もなく弾みたくなってそこらじゅうを破壊していきます。
大騒ぎになりますが、反物が体から外れると元に戻りました。
反物は、アマビエがつるべ落としの雑貨屋の近くで拾ったもので、柄がつるべ落としソックリです。
当のつるべ落としはどこにも居なくて、オヤジの分析でつるべ落としが反物に変えられたことがわかります。
こんな能力を持った妖怪は日本にはいません。
バケローが妖怪TVのニュースで日本全国で妖怪の行方不明が相次いでいると教えます。
ワンセグ受信できるから、最新情報はお任せですね。
鬼太郎たちは、これは重大事だと深刻になります。
実は、これもねずみ男の計略の一つです。
偽の対策集会を召集して横丁の妖怪を一所に集めようというのです。
ねこ娘たちも集まりますが、今日のねこ娘は新しい夏服ですね。
鬼太郎が来てないことを訝しみますが、ねずみ男が鬼太郎とオヤジは来ない、と現れます。
ねずみ男の計略だから鬼太郎たちが来るはずもなく、オヤジは家でノンビリ風呂に浸かってます。
横丁の妖怪を一網打尽にした虎男は次々反物にしていきました。
豆腐小僧や傘化けも反物にされてますが、反対集会の垂れ幕も一緒に吸い込まれてます。
小豆洗いの反物は、餡子色に「あずき命」と大書してあります。
これを見たときは腹筋が壊れるかと思いました(笑)
ねこ娘も吸い込まれて反物に。
リボンをした黒猫ですか。これは欲しい。
各反物の基本デザインは、下記参照。
このままではジリ貧だ、と砂かけが砂で道を作ってかわうそを逃がします。
鬼太郎に急を知らせろってことですな。
川に飛び込んだかわうそは、既に逃げ込んでいたアマビエと合流し、ゲゲゲハウスへ向かいます。
出来上がった反物をチーに持って行きますが、ねこ娘や砂かけの反物でさえ満足できない様子。
そのがめつさにはねずみ男も呆れるしかありません。
集会場所には、今頃になって一反もめんと子泣きじじいがやってきました。
どっかで飲んでて遅れたようです。
誰もいないのを見て不思議に思いますが、虎男に取り押さえられました。
ねずみ男は鬼太郎を呼び寄せる人質にでもするつもりです。
が、リモコン下駄が飛んできました。鬼太郎の到着です。
鬼太郎はリモコン下駄や髪の毛針で撃退しようとしますが、虎男の合体攻撃と自在に伸びる如意棒に捕えられ、反物にされてしまいました。
ちゃんちゃんこそのままで面白くもなんともありませんが。
鬼太郎の反物が手に入った虎男とねずみ男はさっさと帰っていきました。
オヤジはかわうそとアマビエに船を追って本拠地まで行くように頼みます。
アマビエもかわうそもそんなに強いほうではないので躊躇しますが、頼りになるはずの子泣きも一反もめんも酔いつぶれて寝ています。
仕方ない、と一緒に追いかけることにしました。
チーの船を突き止める事はできました。
チーの船には警戒ってものが無いから、気づかれることもないんですな。
チーは鬼太郎反物に大満足で、早速着物に仕立てるように命じます。
どんな着物になるんでしょうな。
翌朝、一反もめんにオヤジ、子泣き、かわうそ、アマビエ、井戸仙人が乗ってチーの船に向かいます。
相当な重量オーバーですな。
向かってくるのを甲板掃除させられていたねずみ男が見つけ、虎男が出てきます。
子泣きが飛び降りて立ち向かいますが、アマビエとかわうそは一反もめんにしがみついて離れません。
アマビエは
「あたいアクションが苦手なんだよ」
かわうそは
「オイラ怖いのヤなんだよ」
とヘタレぶりを発揮してます。
子泣きは久しぶりの本気モードで突進し、虎男をまとめて海に落としてしまいました。
その騒ぎを聞きつけたチーが出てきますが、チーは鬼太郎から仕立てた着物を着ています。
チーは一反もめんに対してヒゲ針攻撃をしてきました。
どうやら、妖怪の反物の着物を着ると、その能力が使えるようです。
鬼太郎を元に戻すべく、井戸仙人が香を焚きました。
これで元に戻るはずだったのですが、逃げ惑うアマビエが香炉を海に蹴飛ばしてしまいます。
絶体絶命かと思いきや、一部だけ覚醒して鬼太郎の意思で動かせるようになりました。
チーを締め上げる鬼太郎。
ついにチーは鬼太郎着物を脱ぎ捨てて床に叩きつけました。
鬼太郎といえどもただの着物だしな。
着物になっても歯向かう妖力の強さに感心しているチーですが、鬼太郎着物の下に着ていたのはバルモンドですね。
鬼太郎に倒されたはずですが、死体から反物を作ったのでしょうか。
かわうそはヒゲの毛針を撃ちますが、チーはあっさり受け止めます。
バルモンドの技である包帯攻撃をしてきますが、かわうそは指でっぽうで粉砕しました。
強くなったかわうそは嬉しくなって
「お前だけは、絶対に許さない」
と鬼太郎の真似をしています。
横から「ヒューヒュー、カッコいいよ~」とアマビエがはやし立てるのはやっぱ好きだからか?
チーはバルモンドの着物を脱ぎ捨てて、こんどは西洋妖怪の力を使います。
どんだけ重ね着してるんだ、コイツは。
ヒッキー北風という芸人を思い出しました。
西洋妖怪の力で魔方陣を作ってかわうそを呪縛します。
チーは世界中の妖怪の反物を着ているので、かなりの数の妖術を使えるのだそうです。
ただ、見た限りでは一番上に着ている妖怪の術しか使えないようですけどね。
海の底で子泣きを撃退して浮上してきた虎男が、かわうそを取り押さえるべく飛び掛かってきます。
鬼太郎の指示で、かわうそは体内電気を起こしました。
体内電気フルパワーで魔方陣を壊し、かわうその吐く水流に鬼太郎の電気を乗せて打ち付けて船を真っ二つにしてしまいます。
これでもチーはやられていなくて、いつか鬼太郎の反物を手に入れると宣言してどこかへ飛び去っていきました。
新たなる強敵の出現です。テコ入れとも言いますね。
ねずみ男が溺れてますが、アマビエもかわうそも助けようとはしません。
ま、これで死ぬほど弱くはないですけどね、腐っても妖怪だし。
回収された反物は、横丁で井戸仙人の薬によって次々と戻されました。
鬼太郎はかわうそにお礼を言いますが、かわうそはテレまくってます。
アマビエが「カッコよかったよ」とか言ってるのを見ると、二人の仲が急接近…なんてこともあるのでしょうか。
「戦いは嫌だけど、鬼太郎が着物になってくれればまた戦ってもいいんだけどな」とかわうそが言うと、「おいおい勘弁してくれよ」と皆で笑いが入るのは昭和のドラマを見ているようです。
次回は怪談モノの定番みたいな話です。
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コメント
またまたかわうそ大活躍でしたね



(笑)

死神ツアー編とオベベ沼編に続いて妖怪反物編
三つ共、主役は全てかわうそです(^O^)/
アマビエと一緒にチーのアジトを追い掛けるのと闘いは嫌だと言い、情けなかった
でも、反物になった鬼太郎がかわうそを着させ、チーと闘う所がカッコイイ!
鬼太郎のマネをし、調子に乗る所が面白い
最後に水鉄砲と体内電気とコンボ技が超カッコイイ〜
私惚れ直しました
投稿: 智ちゃん | 2010年4月 8日 (木曜日) 21:27