【ニコ動】地球を無茶に防衛してみた
編集にかなり時間かかっちゃった動画をニコ動にあげました。
いわゆるプレイ動画というゲームをプレイした映像。
とにかく、まともに見られるようにするのに試行錯誤の連続でした。
まず、ニコ動はmpegやaviの動画は向こうでエンコードします。
その代わり100MBまで大丈夫なので、長時間動画なんかはこちらのほうがいいかも。
ビットレートとかむやみに高くすると再エンコードされて低画質になることもあるようですが。
で、flvやmp4ならそのまま上げられます。その代わり容量は40MB、ビットレートは800k(プレミアム会員)まで。
mpeg2で上げても時間かかるし、PCのHDDも圧迫するしでmp4コンテナで保存する方法を探ってましたが、8分弱の動画を作るのにパソコンが悲鳴をあげました。
ペン4の1.6GHz、メモリが512MBというのは7年前には立派なスペックだったんですけどね。
今ではIE開いてもフォームに文字を入力するのにかなり待つときがあるほど重くなりました。
常駐するプロセスとか増えてるし、しゃーないか。
今回はPS2の「THE 地球防衛軍2」ですが、これはD1端子で出力できるので、東芝の「VARDIA」のD1端子で録画できます。
これがD3とかD4とか対応してるとXbox360もD端子で録れるんですが。
そうやって保存したものをDVD-RWに焼き、それをPCのキャプチャーカードに繋いだDVDプレイヤーで再生して録画します。
直接DVD-RWから吸い出せばいいじゃんと思う人、私のPCのドライブはDVDまでしか認識しません(笑)
キャプチャーボードも7年前のものなのでS端子までしかありません。
今だとPV4とか挿しとくんでしょうか。
ま、S端子でもかなり綺麗になりますが。
そうやって録画すると、IO-DATAのキャプチャボードがmpeg2に変換してくれます。
それを「Ulead VideoStudio6」で切ったり繋いだりするわけです。
今「12」が出てますから、どんだけ古いんだということですが、DVDに焼けるというのが売りでした。ドライブ無いんだけど。
フレーム単位の切り貼りもできるし、画面切り替えやテロップの機能も豊富ですが、今回はただ繋ぐだけです。
「THE 地球防衛軍2」というゲームはTPSですが、クリアまでただ等速で流しても途中でダレてしまいます。
なので、そういう部分を早送りしたいのですが、「VideoStudio6」にはそんな機能ありません。
無料でやろうと思ったら、「Windowsムービーメーカー」です。
これに倍速のエフェクトがあるので、それを同じシーンに二回かけると四倍速になります。
「VideoStudio」で必要部分を切り出して、「ムービーメーカー」で四倍速にするという手順になります。
「ムービーメーカー」だけでもかなりいろんな効果が付けられますが、落ちやすいのは勘弁して欲しいです。
付属のオマケみたいなもんだから仕方ないのかな。
HDDの容量が足りないとダメなのかもしれませんが、エンコードしようとするとフリーズするのはIEのキャッシュをクリアしたら起こらなくなりました。
Tmpの容量の問題なのかな?
「ムービーメーカー」はWindowsに付属のソフトなので、エンコードはwmvでやります。
私のパソコンでの最高画質は2.1Mbps。ニコ動の512×384ならそんなに粗は目立たない感じです。
そうやって作った早送り部分と等速部分を「VideoStudio」で繋いで一つの動画にします。
エンコードはavi無圧縮です。だいたい1GB/分ぐらいでしょうか。
内蔵HDDでは容量が足りないので、外付けHDD(250GB)に作成させます。
持ってて良かった外付けHDD。
ここらあたりから問題になってくるのが映像と音声のシンクロ。
録画の段階で少しズレてます。
特に「THE 地球防衛軍2」だとメニュー画面の部分で進んだり遅れたりしてます。
どうも実時間で録画できてない部分があるようです。
そんな場合どうするか。
ズレてるってもコンマ何秒以下の単位だし、メニュー画面はあんまり動かないので数フレーム足したり引いたりして辻褄を合わせます。
だから、よく見ると繋いでる部分がわかると思います。
何故かプレイが始まってからはシンクロしてるか同じ時間だけズレたまま最後までいくかです。どうしてだろう?
なので、「面倒くさいわぁ!」と思ってメニュー画面をつけた動画は一個しか作りませんでした。
さっさとプレイ開始から始めれば済む話だし。
さて、繋いで10分弱にした動画をエンコードしますが、容量が大きすぎるせいなのかどうか、動画の後半で音声がただのノイズになってしまいます。
編集した動画から音だけ抜いてみましたが、早送りから等速の動画に繋がるところで10秒近い無音の部分できてしまいます。
「ダメだこりゃ」ということで、繋げる前の動画から「EcoDecoTooL」で音(wav)を抜き出してフリーソフトの「Wavy」で繋ぎます。
単純に繋いだだけではほんの少し長くなるので、繋ぐファイルごとに0.0X秒ずつとか削っていきます。
ここらへんは時間を書いておいたメモ見ながら微調整です。
「VideoStudio」は秒以下はフレーム単位、「Wavy」は.xxx秒までの指定なので、混乱しないように計算します。
そうやってきでた動画と音声を「aviutl」で合成しつつmp4コンテナ(映像コーデックはH.264、音声はAAC-LC)の動画にします。
「aviutl」はさまざまなプラグインのおかげでいろんな動画編集ができるフリーソフトです。
最初に映像を読み込んでおいて、後から音声ファイルを読み込めば、音声が読み込んだものに置き換わるのが便利です。
プラグインで様々な機能があるので、それを使えばさらに上質に。
私はDVDの映像が黒フチ付きになるので、その黒フチをトリミングする機能使ってます。
あと、このソフトで便利なのはニコニコ動画に上げるためのプリセットがあることです。
これを使えばある程度お任せで設定できます。
あとはビットレート計算とかしながら、なるたけ高画質になるように。
ウチのPCでは高画質モードとかだと8分の動画でエンコードに6時間とかかかりそうだったので、高速モードで2passエンコードしてます。
それでも十分綺麗だけど。
高速といえどもエンコードは動画の再生時間の15倍とかかかりますが。
新しいPCが欲しい。
新しいPC買ったら地デジチューナー付きキャプチャーボードか地デジチューナー&PV4を付けたい。
そんな苦労をして作った動画がコレです。
これはメニュー画面の部分を細かく切り貼りして長さを調整したやつです。
「THE 地球防衛軍2」は陸戦兵の体力の上限が150200ですが、そこまで上げたデータでいろいろやってみようというわけです。
ちなみに、クリアするだけならそんなにいりません。
私がオールクリアしたときは、「一人で二人操作して囮とか分担とか」というのも駆使して陸戦兵30000ぐらい、ペル子7000ぐらいでした。
このステージは飛び降りて途中の洞窟に逃げ込んで、そこに入ってくる蜘蛛を最大でも数匹ずつ迎え撃つというのが通常の手段です。
蜘蛛というのが強敵で、明らかにゲームバランスかプログラムの失敗だと思うんですが、蜘蛛が吐く糸に当たるとダメージ、糸はしばらく貼りついて連続してダメージを食らわせます。
そのダメージ量がハンパではなく、一匹が至近距離で吐き出す糸を全部食らえば体力を一万持っていかれることもあるかもしれません。
そんな蜘蛛が20匹とか30匹とか出てきます。
これだけ体力があれば、蜘蛛は強力な爆風の発生する武器で自爆して巻き込んだほうがいいだろうと、究極の自爆兵器「リバイアサン」を使いました。
ちなみに、ダメージ量は遅く飛ぶ。
そのくせ誘導性能がいいもんだから、地面や壁に向けて撃って自爆できると思ったらクルリと向きを変えていつまでも動き回る蜘蛛を鈍足で追いかけることになりかねません。
この方式のクリア率は2割以下でしょう。運も絡んでくるし。
ただ、このステージが1分40秒ほどでクリアできるなんて通常ではありえないので。
もう一つ上げました。
こちらが音声ファイルがノイズだったり無音だったりでまともにできないから、後から重ねたやつです。
「THE 地球防衛軍2」においては最終面一歩手前の「絶対包囲」というステージがトラウマになるほど難易度が高いと言われています。
ニコ動で「地球防衛軍 絶対包囲」とかで出てくる動画を見れば、神プレイをする人が苦しめられてるのを見ることができます。
で、発想を転換して「敵にいくら攻撃されてもビクともしない体を作ろう」というコンセプトの動画です。
武器はあまり使われない(というかこれで通常クリアできる人いたら凄すぎる)のを使ってみました。
コンセプトからして究極のごり押しですが、意外とできるもんです。
もっと上位の武器を使えばさらに簡単になります。
なるほど、「頑張れば普通の人でも難易度INFERNOを単独クリアできる」のだなと思いました。
もう一個、最後のステージ「皇帝都市」でのネタもパソコンに録画してあります。
これも「普通にやらない」というコンセプトの動画ですが、いつ編集できるかな…
コメントで要望を頂いたステージもいろいろ考えてやってみたりしてます。
が、いろいろ武器を選んでも、どうにもならないか、どうにでもなってしまうかの両極端で、見た目にも楽しそうなのはなかなかできないです。
ゲームの腕としては凡人だしなあ…
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