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2008年9月13日 (土曜日)

【恋空】ついに驚愕の最終回

昨日「魔王」と「コード・ブルー」のことを書いたらアクセス数が3.5倍(当社比)に。
釣りではないし、嘘は書いてないと思うけど、感動を求めて来た人はごめんなさい。

TBSが放つ脅威のラブストーリー「恋空」がついに最終回を迎えました。
近畿圏の人はプロ野球中継だったけど、明日の昼間に見てください。

冒頭、ミカが看護士になってます。
何が起こったのかと思ったら、ヒロが死んで現在の話なんですね。
でも、ヒロのいた病室にはまだそのときの千羽鶴が飾られてます。
恐らく病室をリザーブしてるんでしょうね。

話は過去に戻り、ヒロに3日間の外出許可が出ます。
最後の思い出作りかと思ったら元気になったかららしい?
いやあ、愛の力は偉大だ(棒読み)
ミカのお母さんも「元気になって良かったね」と言ってるし、ミカもそれに裏表無く「うん」とか言うてるし、間違いなく回復に向かってる。
若い人の癌ってあっという間に進行して死んじゃうんだけど。

ミカとヒロが向かったのは二人の思い出の高校。
けっこう簡単に入れるものですね。
泥と水溜りの校庭を二人乗りしていますが、そこに「族」のニオイを感じるのは変ですか?
教室も図書室も鍵をかけてないし、教室なんか扉解放状態でした。
荷物無かったし廃校か?と思ったけど図書室には本あったよな。
図書室の入り口には画用紙で「入り口」と書いたのが貼ってありますが、一緒に描いてあるのが5歳くらいの子供の絵。
さすが、細部までぬかりありません。

「今月のおすすめ」を書いていた黒板は隅っこに立てかけられてました。
使われなくなったとしても管理が杜撰すぎます。
そこには、ミカとヒロが書いた文字がそのまま残ってました。
そのためには黒板が使われると拙いけど、そのためにとった演出が斜め上。
ミカが「わたしも幸せです」と書き込んだから、学校の七不思議の一つになって怪談として語りつがれるかもしれません。

空を見上げ「死んだら空になってミカを見守りたい」と言うヒロ。
元気になったわりにずいぶん弱気です。
普通ならそれを否定する立場のミカもすんなり受け入れてます。
こんなに元気で手術も点滴もしない治療なのに死ぬ事前提にされてるヒロって可哀相。
まあ、始めのうちはしてたマスクをすぐに外してるところを見ると、生存本能そのものが無いのかもしれませんが。
ダーウィン賞というものがあるように、そのような人たちは確実に存在します。

ここで思い出したように病院で元カノが出てきます。
臨月間近って感じの腹をしてミカに謝りました。
ミカが「お腹触らせて?」と頼むので、凄惨な修羅場になるのかと思ったらただの和解でした。
ミカって嫌な事はすぐ忘れられるからな。

この子を出した必然性は全くわかりませんが、元気だったヒロは、ミカが写真を現像に出してる間に容態が急変、いきなりの危篤状態です。
医師が救命処置してるんですが、酸素マスクと点滴一本ぐらいでとても真面目にやってるとは思えません。
動作に切迫感も無いし。
それでも懸命?の作業中にヒロの携帯に着信がありました。
えーと、ペースメーカーは無いけど、蘇生治療中なんだよね?
携帯の電源を入れていていいものでしょうか?
既に病院から何から全力で諦めてます。

電話は病院に駆けつけているミカからのテレビ電話でした。
お姉さんが携帯をヒロの顔前にかざすと、ミカが必死で呼びかけます。
その声に意識を取り戻すヒロ。
いやぁ、愛って(ry

携帯に向かって「ミカ笑って」と搾り出すように言の葉を紡ぐヒロ。
酸素マスク越しのその声をきちんと拾う優秀な携帯です。
世界中から注文殺到でしょう。
待っててねとミカが携帯を切った瞬間ヒロ昇天。
携帯とヒロが連動してるみたいで爆笑しましたが、泣き所だったのでしょうか?
例えるなら「幻の湖」で道子が刺した瞬間にスペースシャトルが飛んだときのような。
…なんでこんなDVD持ってるんだろうorz

ヒロの遺品である日記帳を持って街をさまようミカ。
皆が想像するように橋の上から飛び降りようとするんですが、橋の下から二羽の白い鳩が飛び出して引き止めました。
チョウ・ユンファが二丁拳銃で敵を倒した後に白い鳩がぶわぁ!と飛び立ちますが、全く関係ないですね。

その橋なんですが、水面から5mくらいしか高さが無いように見えましたが、別にミカは確信を持って死のうとしてなかったので大丈夫です。

両親は街でミカを探すときに夫婦の危機だったときの破れた写真で探してます。
もっといい写真無かったのか?
そもそも何年前の写真だ。

日記帳に挟まれてたヒロからの手紙を見て自殺を完全に思いとどまったミカ。
貰ったのは前日の夜だったんだから、そのとき読んどけよと思いますが、そんな子ならこんな話は成立しません。

ヒロのことを踏まえてミカは看護士になったようです。
冒頭でも出てますね。
クリスマスの勤務明けに家族と外食するミカ。
お姉さんが子供二人を抱えてます。
ミカが波乱万丈の人生を歩んでいる間ちっとも男の影が見えなかったお姉さんも子供の年齢からすると直後に結婚して子供ができたようです。

ミカが思い出の川原で寝転んでると、3歳ぐらいの女の子が「ママー」と歩いてきました。
外食のシーンで出てこなかったので「死ぬ寸前のヒロと子作り」も無菌室のキスみたいに回避したのかと思ったんですが、しっかり作ってたようです。
でも、家族との外食のシーンでは二人とも男の子に見えたしどちらの子供も抱きかかえることなくシャンパンで乾杯してたから、絶対にあの場にはいませんね。
ネグレクトの疑いがあります。

あの原作を恐ろしいまでの確信犯で演出したこのドラマのスタッフの力量は侮れないものがあります。
6話で終わってるし、レンタルででも見る価値ありだと思います。

別にこのドラマの話というわけではありませんが、最近のドラマやアニメのシナリオが昔と変わってきてると思います。
昔は「白い巨塔」でも「華麗なる一族」でも天才がシナリオを書き、それに凡人が翻弄される筋書きだったのですが、最近は無能が動き回って事態を悪化させるのが多いです。
フォン・ゼークトの言う(本当に言ったかどうかと言う話は置いといて)「無能な働き者」です。

これだと、少なくとも自分には嘘がつけるので、シナリオ作りが楽になります。

設定と矛盾する事をしても「バカだから」
論理的におかしい行動をとっても「バカだから」

と「一応」の説明がつけられます。
設定がおかしいとか物語の見せ方が変とか言うほうがバカだと言い訳できるわけですね。
こちらのほうが「私だったら…」と思えるので、上から目線で見られます。
クイズ番組でバカ芸人が人気なのと関連あると思います。


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コメント

どうもです。
正直、まったく見たことの無いドララマなのですが、ヴィー様の文章に爆笑させていただきました。
日々時間がなく、ドラマもバラエティーも殆どみないのですが、知らないドラマの感想でここまで笑わせていただけるとは、流石です。
で、真面目な話しですが、最近思うんですが、見る側が作る側に与えられてる感じがします。
アニメやドラマに限った事ではなく、音楽(ポップス)も、それこそ朝のニュースと称しているバラエティーモドキも…。
見る側、受け手がもっとしっかり駄目だしをしていかないと、作り手は楽をして稼ごうとするばかりな気がします。
感動をありがとう…とか言ってないでもっと商品を選ぶつもりで番組や音楽を見極めていかないと、作り手も受け手も、もののけ姫のいのししのようにバカになってしまう…そんな気がしてなりません。
にしても、通常の3倍ではなく、.5というところがポイントですね。
いやー、とにかく手を打って朝っぱらから爆笑でした。
ありがとうございました。

投稿: パプリカ3号 | 2008年9月14日 (日曜日) 06:57

>パプリカ3号さん

爆笑していただけたようで、何よりです。
他のドラマの記事も見るとおかしいドラマが山ほどあって、その中でも「恋空」が以下にぬきんでてたかがわかると思います。

感動や泣きのシーンを繋げれば高視聴率というのは「世界の中心で、愛をさけぶ」のドラマ版が確立したのだと思ってますが、どうしようもない原作を、設定だけ持ってきて、あとはストーリーじゃなくとにかく泣けるシーンを詰め込んで構成しました。
これはこれで良かったんですよ。
ただ、そのアイデアを無批判に使うもんだから、変な事になる。
だから「セカチュー」のドラマは大好きですが、「ラストフレンズ」はトンデモとして好きです(笑)

「恋空」はどうしようもない設定をそのままどころかさらにパワーアップして持ってきたのだから、スタッフは確信犯だと思います。
おかげで「トンデモドラマ」としての大傑作になりました。
これはもちろんアリです。

投稿: ヴィー | 2008年9月14日 (日曜日) 22:57

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