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2008年9月25日 (木曜日)

【ストウィ】最終話 君とならきっとできること

【注意】
キャプチャ画像や動画をDVDから取り直しました。
基本的には差し替えですが、霧が晴れたりフィルターが進化していたりした場合は整合性を取るために並立で置いておきます。
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前回の「私が飛びます!」からですが、坂本少佐は自分が飛ぶんだと意志を曲げません。
それに対して「私、諦めたくないんです」と芳佳。
「坂本さんは死ぬ気です!でも、それって諦めるってことですよね。私は…私は諦めたくありません!私、守りたいんです!」と。
坂本の死の覚悟を見透かしてその上で自分が常々言っていた「守りたい」を貫き通すとはすさまじい成長ぶりですが、第501統合戦闘航空団の解散がそれほどまでに芳佳にショックを与えたのだと思っておきましょう。

坂本の精神は「海ゆかば」でしょうか。
扶桑にも似たようなものがあるかもしれません。
決死の覚悟って戦闘能力を高めはしますが、継戦能力は無くすんですよね。
それがまだ坂本から抜けてないのは坂本個人の問題なのか、扶桑全体の問題なのか。
平和が続くとこっちに偏る気はします。
が、海外との交流も史実に比べればかなりあるはずだよな…ま、扶桑そのものは大きな戦闘を体験してないってことで。

芳佳の覚悟を見た坂本は出撃命令を下しました。
この間に戦場に近付いたシャーリーとフランチェスカがさらに接近してますが、いくらシャーリーが「飛ばすぞ!」と言ってもソードフィッシュの最高速度は250km/hもいきません(笑)
Photo

それはともかく、坂本が芳佳に「右のエンジンが、回りはじめに咳き込みやすい」と不調であることを教えますが、これがレシプロエンジンではないことを無視して話をすると、ストライカーユニットのプロペラに見えるものは左右で回転方向が違います。
双発機でトルクを嫌うとこういうエンジンの積み方をしますが、だいたい内側に向かって回るようにしてるようです。
トルクは回転の反対方向に発生しますから、揚力による曲げと打ち消しあって都合がいいのでしょう。
外側に回るようにしたら、揚力とトルクで胴体にものすごい曲げ荷重が発生します。
で、通常レシプロエンジンは右回り(後ろから見て時計回り)です。
そうすると、反対方向に回るエンジンは右エンジンということになります。
つまりは普通に比べれば気難しいエンジンで整備でも言うことを聞きにくいです。
で、坂本のは不調だったのでしょう。
「気にせずぶん回せ」というのは坂本らしいですが。

こうやってもっともらしいことを書くと何人か納得してくれるかな?と思ったんですが、「ストライカーは推進式だろ!逆だ逆」と言われるとオシマイです(笑)

ここからの芳佳が赤城から発艦するところは第二話と重ね合わせるわけですか。
あのときはギリギリ抜けましたが、今度はほぼ直撃食らってます。
魔法障壁あるからショック以上の何かがあるわけではありませんが。
坂本の「飛べー!宮藤ー!」に気が付いた芳佳は見事に飛び上がりました。
あのときは偶然ですが、これは実力だということですね。

相変わらず芳佳の魔法障壁は特級のようで、ウォーロックのビームを至近距離で跳ね返しました。
発艦の際の着弾のショックで機銃を落としてましたが、ペリーヌが魔力のバカ力で投げて寄こします。
お約束だけど熱い展開だ。
Coco

【追記】赤城を攻撃しようとしたウォーロックに対して射撃、坂本から「よくやった、ペリーヌ」と褒められたシーンです。

カッターに乗り移った赤城の乗員も大喜び。
でも、あの少年兵はどこにも見つけられませんでした(笑)

その頃、基地ではマロニーの副官がボコボコにされてます。
Coco_2

バルクホルンの仕業で、これがバルクホルンの固有魔法「怪力」です。
Coco_3

その間にミーナが資料を調べて全貌が判明しました。
今はウィッチ以外の活躍の場が最前線では無きに等しいから、対抗勢力を作ろうとネウロイのテクノロジーを利用して、それについては秘密にしてあったというわけです。
秘密にする理由はわかります。
これは判明すると反対のほうが多いんではないでしょうかね?
ネウロイに感情があるかどうかはともかく自律行動をするだけの知能のようなものは持っています。
ネウロイのテクノロジーはそれと不可分ですから、利用するということは確実に制御できる目処が立たないといけません。
初期の回収でそれが望めなかったのではないでしょうか?
それができるなら前線のネウロイも乗っ取るか無力化すればいいんだから。
そこで、おおまかな行動をこちらでコントロールするようにしたウォーロックを作ったのでしょうが、それでもこれです。
ただ、ウィッチのフリーダムぶりを見ると、代替戦力を欲するのはすごくよくわかります。
しかし、首謀者がイギリスで嫌われているマロリーとなれば小物になるのも道理でありましょう。
バトル・オブ・ブリテンを指揮したダウディングを謀略で蹴落とした小物というのがイギリスでの評価みたいですから。

そんなことよりも、ハルトマンが窓から見た赤城の状況のほうが大事です。
ミーナが魔法で調べると、飛んでいるのは芳佳、使っているストライカーは坂本のだと判明しました。
今回は各キャラの固有魔法総動員のつもりか。

坂本のストライカーも格納庫で封印されてると思っていたマロニーですが、どうやら案山子のようです、コレ。
Coco_4

扶桑出身だからニンジャのワザいけま~すとか?
これに騙されるブリタニア兵って…

赤城上空では芳佳がウォーロックがもしネウロイだったら…と撃つのをためらってます。
未だに彼女の中ではネウロイは理解しあえる可能性のある存在なのか。
ウォーロックは容赦なく撃つけどな。

それを海岸から見ているリーネ。
「私の友達。一番大切な友達」と車に走りこんでいきました。
前回で本妻に昇格したしな。

芳佳の前に立ちふさがったウォーロックは自分のコアをさらけ出してみせます。
芳佳がネウロイに対してやろうとしたように、触りにこいというわけですな。
ゴキブリホイホイのように寄せられる芳佳。
しかし、それはウォーロックの罠で芳佳は至近距離からビームを浴びてしまいました。
それでも無事なんだから芳佳の障壁は桁違いの力です。

これによって、芳佳は「これはあのネウロイじゃない。これは敵なんだ」と銃を構えました。
つまり、この時点でウォーロックはネウロイではない何者かであって、ウォーロックとも異質なものであることが確定したわけです。
しかし、この場合は結果的に正しいからいいけども、自分と理解し会えないからって同じ形をしたままなのに銃を向けられるってのは凄いなあ。
あれですか、非武装平和主義を唱えてた人が、相手が同意しないと途端に攻撃的になるようなやつですか。

坂本さんは芳佳の戦いぶりを見て「あの化け物と互角の戦いとは」と感心してますが、その直後にウォーロックからの攻撃が赤城に直撃しました。
ウォーロックは余禄でそんなことができるほど余裕なのですが、これを互角とみるかどうかというのは人によるんだろうなと思います。
機体の性能差を考えると芳佳は互角に戦ってるといえると思います。
日本の陸海軍の戦闘気乗りの手記の昭和20年あたりを読んで、エンジンもまともに動かない戦闘機で敵と渡り合う様子を読むとこの場合の「互角」という意味がわかるのではないでしょうか。
空戦の結果は殆どの場合「引き分け」です。
が、その「負けない」ということが「勝っている」ということになります。
東部戦線のドイツ空軍でもなければゲームみたいに敵を落としてる事なんてありません。

陸上ではカールスラント三人組が格納庫に急いでました。
「つまりだ。宮藤がネウロイと接触しようとしたからヤツらは慌てて尻尾を出したってわけさ。わかるだろ、ミーナ。だろ?エーリカ」とバルクホルンがすっかり妹萌え(からスライドした芳佳萌え)に狂ってます。
そらハルトマンでなくても「もう私の知ってるトゥルーデじゃない」とか言いますわな。
妹萌えもあるんだろうけど、自分が話を聞いてやらなかった(宮藤が正しかったわけではない)ことへの後ろめたさを必死で隠してるんだろうなと思います。
そうやって格納庫まで走ると、そこにはエイラとサーニャが。
バルクホルンに戻ってきた理由を聞かれたエイラが「…列車がさあ、ホラ、二人とも寝てたら始発まで戻ってきちゃって。仕方ないからここの様子でもみようかな~って。なあ、サーニャ」と非常に苦しい言い訳をしました。
最初「レーダーが…」って本当のことを言おうとしたけど照れくさくて止めたのな。
Photo_2

すぐに「列車」とカバーしたのは凄いけど、サーニャに「今、芳佳ちゃんが戦ってる。私たち、芳佳ちゃんを助けにきた」とぶちまけられては何にもなりません(笑)
慌てるエイラに比べるとサーニャの企んでる目は邪悪すぎます。
これはもうドSですね(笑)
ただ立ってるだけのバルクホルンが何か言いたそうだし。
Photo_3

これだけ揃ったのだから、格納庫を開けないわけにはいきません。
格納庫は鉄骨(H型鋼)で塞がれていました。
JISだと800×300ぐらいだけど、BS規格だとどんなのがあるんだろう?
これを持ち上げて投げ飛ばしたバルクホルン。
その瞬間、胸は確実に全部筋肉になってました。
水着だったら強烈な鳩胸。

さきほどの着弾のショックでペリーヌと坂本が滑って、坂本を掴んだペリーヌが辛うじて甲板に手をかけている状態。
手を離せという坂本に「その命令だけは、絶対に聞けません!」ってペリーヌカッコいいぞ。
今回ペリーヌ株ストップ高か。
Coco_5

芳佳がウォーロックに阻まれて救出に向かえない中、シャーリーがようやく到着しました。
ここでことごとくウォーロックのビームをかわしてるのはシャーリーの腕もさることながら、フランチェスカの魔法サポートあってのことでしょう。
突入時に魔法発動してたし、フランチェスカの回避能力の高さは前回の戦闘で立証されてますから。
赤城では、ウォーロックの攻撃がさらに命中、ショックでペリーヌの手が外れました。
落ちるペリーヌを坂本が抱きかかえます。
Photo_4

自分の命に代えてもってことでしょうか。
ペリーヌの想いが通じたと思っていいんですね?いいんですよね?
落ちていく坂本たちはシャーリーに救出されました。
なるほど、こういうときはソードフィッシュの低速安定性は便利だ。
これ、シャーリーがアベンジャーとか乗ってたらどうにもならんかったぞ。
でも、デファイアントなら!デファイアントならやってくれる…わけがないか。
アイツは何をするのも無理だ。

そろそろ芳佳が限界です。
恐らくは数十分にわたる空戦をしてただろうからな。
そこに大口径の弾が飛来、一撃でウォーロックを撃破しました。
リーネの対戦車ライフルです。
リーネの固有魔法は弾丸に魔力をどんどん注ぎ込んで威力を高めることだそうで、一発必中の状態ならこんなこともできるんですか。
どんなネウロイでも一撃なんだろうけど、撃つためには周りのサポート必須の能力。

ストライクウィッチーズのゲームが出るとしたら、RTSでもけっこう面白いかも。
もちろん、ゲーム内経過時間は現実の1/5程度で。
終わったらリプレイであらゆる視点から「デブリーフィング」できます。
エアロダンシング並みの編集機能も搭載希望。

それはそれとして、落ちたウォーロックがぶつかったら赤城が沈没しました(笑)
根性が尽きたのでしょう。
魂の消滅というわけで、この後起こる事への伏線にもなってます(嘘)

ウィッチーズ全員集合しました。
坂本さえミーナとペリーヌに抱えられてます。
脅威が去ったからって緩みすぎだと思いますが、バルクホルンが芳佳のストライカーを抱えての「これは必要無くなったようだな」という言葉はエイラのタロットによって覆されました。
エイラが出したカードは「THE TOWER」。これは災厄を意味します。

出てきた災厄は皆の(もちろん私も)予想を大きく裏切るものでした。
なんとウォーロックが赤城と融合して空を飛んだのです。
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ネウロイが金属を取り込むという設定はありましたが、ついに明確に映像として出てきました。
それを行ったのが純粋なネウロイではなく、ネウロイの能力を獲得したウォーロックってのは皮肉ですが。
先ほど言った伏線というのは赤城の船魂が消滅してしまったから融合できたんだよ~とか言おうとしたのですが、「軍艦越後の生涯」なんてどれだけの人が知ってるだろうと思って止めました。
「萌え架空戦記」という新しいジャンルで、ストライクウィッチーズが好きな人は読むべきです。

最終決戦は、ビームを無数に吐き出す赤城との戦闘です。
「宇宙空母ブルーノア」という、私が見てる間はちっとも飛ばなかったのがありましたが、ほぼ原型のままの赤城が飛ぶのでイメージするのは「飛行戦艦大和」(青山智樹)です。
続編で武蔵も飛んだしな。

総力戦になりますが、まずは坂本の魔眼によるコア探しから始まりました。
さらに能力をアップさせて内部を精査するためにミーナと手を繋ぎます。
「ココロとココロで手を結んで」赤城を見ると、ウォーロックの神経系が赤城に張り巡らされていました。
こうなってはウォーロックをどうこうして済む問題ではありません。
「あれはもうウォーロックでもネウロイでもない。別の存在だ。我々ウィッチーズが止めなければ、誰も、あれを止めるものはいない」と坂本もあれが今までのものとは全く別のものである事を認めました。
これでネウロイについては謎のままで終わる事が確定しました。

コアは赤城の機関部にあり、内部に侵入しないといけません。
これって「エースコンバット」から「スターウォーズ」にさかのぼって「633爆撃隊」までいきつくのでしょうか?
「内部を知っている私が行く」と坂本が言ったとたんにミーナが手をグッと握り締めます。
冒頭で芳佳に言われてるのにまだ命を捨てるのか。
しかも魔法障壁の無い少佐は無駄死にしにいくようなもんだし。

結局、赤城艦内を知っている芳佳と本妻のリーネ、少しだけ乗ったペリーヌが突入することになりました。
ペリーヌ乗ったといっても数時間もないだろうが。
坂本を助けるためなんだろうけど、芳佳に「ありがとう!」といわれた時のしかめ面は何なんだろう?
「ペリーヌ。お前がついていてくれれば心強い」って坂本さんはペリーヌの利用の仕方を心得ていますね。

赤城はついに雲の上まで上昇、その巨大な船体を雲に叩きつけます。
ここで潜水艦ですか。思いついたもの全部詰め込んでる感じだな。
突入要員以外は陽動作戦ですが、おとなしく陽動作戦をするメンバーでもありません。
ハルトマンはバルクホルンと組みました。
先に突入、固有魔法の「シュトルム(嵐)」を使います。
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これは強烈な気流と魔法によって敵の攻撃を逸らすもので、赤城のビームがあらぬ方向に捻じ曲がってます。
それを見たバルクホルンも突入しました。
こちらは怪力の固有魔法によるMG42二丁持ちですね。
Coco_8

エイラはサーニャの腰に手を回して敵の攻撃を予測、サーニャに回避指示を与えます。
恐ろしいほど期待通りの場面で、最後にこんな見せ場を作ってくれたスタッフに感謝。
どうも2ちゃんねる見てたんじゃないかとか思いますが(笑)

これによって赤城の攻撃が散漫になり、シャーリーとフランチェスカの出番がやってきました。
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始める前のフランチェスカがシャーリーの胸に頭を埋めるのはEDからですか。
しかし、「パフパフ」を知ってるとはお前何歳だ?
って生きてたら今年で76だろうからパフパフを知っててもおかしくはない(おかしい)
シャーリーが固有魔法でフランチェスカを高速で射出、フランチェスカは複数の魔法障壁を展開して赤城に特攻、艦首部を吹き飛ばしました。
固有魔法も合わせ技ですか。
これ、フランチェスカだけではたいしたことにならんもんな。
Coco_10

開いた穴から芳佳たちが突入、ここの絵が髪は流れるは描き込みは凄いわの劇場版並のクオリティに。
途中の隔壁はリーネが吹っ飛ばしたものの、敵からの攻撃でリーネと芳佳は武器を失うことに。

ちょっとそれはどうよ?とは思いますが、最後にペリーヌのトネイルで隔壁切断という珍しいものが見られたので良しとします。
これは、ペリーヌの指を型とする放電加工ということでよろしいですね?
というか、ペリーヌの魔法を使わせるための無理矢理の演出だよな、これって。

コアに達した芳佳は、二人に支えられてストライカーの魔道エンジンを逆回転させ、「ありがとう」の言葉と共に解き放ちました。
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芳佳の足を離れたユニットはコアを直撃、ここに戦いは終わりました。
ここで「トップをねらえ!」を出してきますか。

砕け散るネウロイの破片の中に浮かぶ芳佳と共にEDの歌が始まりました。
11人全員で歌う「ブックマーク・ア・ヘッド」です。しかもフルコーラス
これは涙するわ。

全てが終わった事に気付いて喜ぶリーネに気付いてさりげなく離れるペリーヌの気遣いが素晴らしい。
二人を見て微笑むペリーヌがその向こうに見たのは消滅していくネウロイの巣でした。
ノルマンディーは無かったですけど巴里解放ですよ。
ペリーヌは帰る場所を取り戻しました。
アイデンティティを確立したからこそリーネにも優しくなれたのかな。

ガリアからはネウロイが消え去ったというわけで、第501統合戦闘航空団は解散です。
戦略目的を達したら多国籍軍は解散、再編成だから、次があるとすればカールスラント奪還でしょう。
そうやって攻めていくと、ソ連がしっかりしなかったら最終決戦場は扶桑になっちゃいますな。

EDでは彼女たちのその後が出てきますが、カールスラント三人組はカールスラントのウィッチーズを再編成すべく訓練中。
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ミーナが歌ったり「忙中閑あり」な感じ。

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バルクホルンはハルトマンにクリスとの写真でからかわれたりして妹萌えは全然治ってない様子。

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エイラとサーニャは二人で星空を眺めたり、サーニャが歌ったり。

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ここはスオムスですか?
サウナにも入ってるけどまだ告白はしてないんだろうな。
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多分、「今日だけだかんな」と毎日寝てるんでしょう。

シャーリーとフランチェスカは北アフリカ戦線でカルボナーラ?食ってます。

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多分「ヘタリア」とかで有名になってしまった都市伝説だと思いますが、いくらイタリアといえども戦場では缶詰だったりパスタでもペンネみたいな水があまりいらないパスタでした。
うどん持ってくみたいな真似はしないのです。
だから、この場合どうやって水を調達したのかが最大の謎です。

ペリーヌとリーネは共にガリアへ。

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二人で街路樹を植えたり復興作業を頑張ってます。
相手がどちらも扶桑に帰っちゃったからなあ。
これではまるで現地妻。
そこで連帯感が生まれるのか。
ちょっと前に書いたことを台無しにしてる気もするが気にしない。

坂本は海軍の制服を着てるけれども芳佳の学校の教官になってるようです。
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スク水が赤いのは学年が違うからでしょう。
学校で学年によってジャージの色が違ってましたよね?
ちなみに、私の学年は蛍光グリーンでした。

芳佳は診療所で魔法の練習。
両脇から母と祖母に口うるさく指導されてますから、次はちゃんと使えるようになってるでしょう。
ここでまさかのみっちゃん登場。
「やまかわみちこ」というちゃんとした名前まであります。
直前まで名前あったのに無くなった赤城の少年兵とはえらい違いだ。
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みっちゃんは元気の無いメジロを何とかしてもらおうと持ってきていました。
もう魔法の使い方がちゃんとわかってる芳佳なので、すぐに元気になって飛び立ちます。
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前回の次回予告の最後はこれだったのか。
ネウロイじゃなくて良かった。

メジロが飛び立った空から何かが落ちてきました。
三話で打ち切られたというコミック版の主人公、諏訪天姫です。
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ストライカーはキ61Ⅱ改、いわゆる「飛燕」。
実機はエンジン不具合で殆どまともに動かなかったやつですが、そのエンジンの無い機体に余ってた金星エンジンをくっつけて五式戦という1500馬力級の非常にバランスのとれた機体ができました。
国道21号沿いにエンジンの無い首ナシ飛燕がズラリと並べてあったそうで、


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各務原飛行場の北側に沿って、岐阜から美濃加茂市に向かう国道二十一号線のバイパス道路があるが、昭和十九年当時は開通したばかりで、未舗装で石がゴロゴロしているひどい道路だった。あまり利用価値のないこの道路が、工場からあふれた”首なし飛燕”の絶好の置場となった。岐阜にむけて道路上に並んだ首なし機は日ごとにふえつづけ、ついにニキロ以上にわたったとき、はじめは事情を知らないままにたのもしく思っていた工場周辺の人たちも、さすがに心配しだした。
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『戦闘機「飛燕」技術開発の戦い』(碇義朗)224ページより。

だそうです。

ライジングサンの塗装ですが、扶桑でライジングサン?
独立飛行47中隊所属ということは、二式単戦の「かわせみ部隊」ですね。
それで「飛燕」なのかあと思いますが、ここで244戦隊とか言われても困るのでこれでいいです。
ストライカーの翼の部分は尾翼ですか、他の人のは主翼のように見えるけど。

ゲスト出演?と思ったら芳佳にお父さんからの手紙を持ってきました。
これで「終わり」なのですが、かくてまたしても欧州へとかいう二期へのフラグでしょうか?

さて、ストライクウィッチーズにはこの三ヶ月間夢中になりましたが、たまたま今日聞いたポッドキャストでは今年度のワーストに入りそうな雰囲気でした。
途中の伏線は全部すっ飛ばしたし、本筋はグダグダだし設定も矛盾してるところもあったりするので、その意味での評判は良くないですが、私に言わせればそんなものはどーでもいい
ネウロイの謎なんて何も解決してませんが、そんなものが明かされる前にどうやってシャーリーたちが北アフリカで大量のを手に入れたかのほうがよほど大事なのです。
ここを突き詰めていけば輜重大隊とかが明らかになって、C-47のストライカーを装着した新キャラが出てくるのですよ!多分。

ストライクウィッチーズは終わらない物語です。
モトネタ、モチーフは世界中に転がってます。
それをいかに取り入れるかが重要であって、メインストーリーなんぞいらんのです。
戦場を舞台にした「日常生活」の「普通の日々」を延々と描いていけばいいのです。
モトネタが雑多なんだから、それに合わせてキャラの性格が多少変わるのは当然です。
ネウロイは空戦シーンで燃える展開のときだけ出てくればいい。
つまりはエピソードの材料です。
結局のところ、これはモトネタを知り、それの料理の仕方に喜ぶアニメであって、決して物語や設定が優れてるわけじゃない。
だからこそ同人誌やニコニコ動画が盛り上がるわけで。

ということで、GONZO様におかれましてはドラマCDとかも山ほど作ってください。
とりあえずはDVD全巻予約しますしサントラも買います。
そういえばAmazonから発送したってメール来てたな。

そして、次からは「純情ロマンチカ」というある意味神アニメの第二期が始まります。
地デジが始まるのが来年からなのがすごく残念だ。


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コメント

ヴィー様の「どーでもいい。」以降の文と自分も同感だったのですが…。
自分の文才のなさから読んでいただいた方に上手く伝わらず、へこんでいます。
ただ自分は、あの日常をずっとみていたかっただけなのですが…。
いやー、ヴィー様の文章は面白いです。
冗談抜きで見習いたいものです。

投稿: パプリカ3号 | 2008年9月25日 (木曜日) 06:04

>パプリカ3号さん

あれは追い討ちをかけるようですが伝わりにくいと思います。
それこそ新しいエントリを立てて総括するぐらいでないと。
また、意思の疎通に(お互いに)問題があったかと。
ただ、そこまですることなのか?という気はします。

私の文章を褒めていただけて恐縮です。
延々とエンジンの嘘話を書いたりするのがいいんですか?(笑)
エンジンの話そのものはだいたい合ってると思いますけどね。

このアニメに限らず自分の知識と無理矢理にでもリンクさせたり四苦八苦してますが、ネットって便利なようで基礎が無ければ調べようが無いという当たり前の事実によくぶつかってます。
思い違いもよくあるし、この記事書いた直後にハルトマンの固有魔法が明かされて私の話が間違いだった事がわかったりするしorz

最近更新してないですが、サイトに本やゲームの感想を書くときは「読んで見た気、やった気になる文章」を目指していたので、今もそれがスタイルになってます。

投稿: ヴィー | 2008年9月25日 (木曜日) 18:49

追い討ちをかけられました(笑)
フォロー、ご指摘感謝です。
自分のところは、長くなってますので、こちらにのみコメントさせていただきます。
自分は基本、コメディーを除き、ストーリー重視なのですが、本作に限っては、サーニャ哨戒明け→朝の風景→ドタバタ→ネウロイ来襲→出撃などの日常が見れるだけ大満足だったんです。
本当は、それを前面に書いて「ストリーはちょっとね」と書けば良かったのでしょうね。
ヴィー様の文章は専門知識が無くても楽しめる、とても面白い文章だと思います。しかも、専門知識にのみ突出しているものでもなく、バランスがとても良く、丁寧だと思っています。
自分も精進させていただきます。
これからも、宜しくお願いいたします。
愚痴になってすいません。

投稿: パプリカ3号 | 2008年9月25日 (木曜日) 22:58

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