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2008年10月

2008年10月31日 (金曜日)

10月31日のココロ日記(BlogPet)

物をなくしたら、出勤苦味栓ととなえると見つかるみたいですよ。

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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2008年10月29日 (水曜日)

【鬼太郎】第79話 神出鬼没?ご都合主義?

山を劈く悲鳴。呼子です。
妖怪に追いかけられていますが、飛んできた蒼坊主が封印の札を貼るとものの見事に倒れてしまいました。
助けられた呼子は涙目で横丁へ帰ると喚いてますが、もともと修行がしたいと言い出したのは呼子なのです。
さきほどの妖怪に頭を齧られたのがよっぽど堪えたらしい。
Photo

蒼坊主によれば手配書の中で一番弱そうなやつを選んだんだそうで、確かに一山いくらの妖怪に見えます。

その頃、子供たちが山狩りをしていました。
それを見ている不気味な一ツ目も。
子供たちはツチノコを捜しているらしい。
これはまた懐かしい。
賞金200万だそうで、この辺で最近目撃されたんだそうです。

鬼太郎曰く「最近、久方ぶりにツチノコが話題になってますね」なんですが、そんなことありましたっけ?
川の中のツチノコの映像は少し前に見ましたが、あれは間違いなくヒルで、撮影者の申告より小さいですね。
波や川底の石の大きさがおかしいだろ(笑)

それはともかく、ツコノコといえばこんな格好ですが、これは人間の描いた想像図で、本物のツチノコは全然違うようです。
Photo_2

ゲゲゲハウスでは目玉のオヤジがねずみ男を叱っていました。
ねずみ男も半分とはいえ妖怪なのに、人間の想像の産物のツチノコと、本物の妖怪の槌の子の区別がつかんのかと。
ねずみ男はビックリして「これじゃないの?」と想像図を取り出しますが、オヤジは「獲物を呑み込んだばかりの蛇を見間違えたんじゃろう」と冷静なコメントを返します。
確かにツチノコってそういうヤマカガシの誤認だろうなと思います。
焼酎漬けになったりしてるのもありますが、そうとしか見えないんだもん(笑)

本物の槌の子は巨大な体に鉄球のごとく頑強な頭、そして恐ろしい猛毒を持つんだそうです。
ねずみ男など、噛まれたら一瞬で昇天でしょう。
それでもねずみ男は200万にこだわってますが、200万と命とどちらが大事か?
ねずみ男だったら両方とか言いそうだけどな。

山狩りを指揮していた子供の家では、その子がお父さんに怒られていました。
幽霊みたいな非現実な話じゃないと反論してますが、UMAって言葉もずいぶん一般的になりましたなあ。
和製英語だから外国では通じませんが、この言葉を作り出した南山宏氏と、広めた実吉達郎氏は偉大です。
父は話も聞かずに、ツチノコ探しを止めるように行って出て行ってしまいますが、子供がそんなものを聞くわけがない。

話を呼子に戻すと、妖怪四十七士の話を聞いて「もしかして自分が鳥取代表?」とか思って妖怪退治を経験してみたかったらしい。
でもこの臆病振りではダメだわなあ…と。
レギュラーキャラだから選ばれてると思うんですが、鳥取の妖怪って他に何がいるのかねえ?
ご当地妖怪アンケートによると、「ぬるぬる坊主」「呼子」「土ころび」らしいから、大丈夫だよ、多分。
「土ころび」は今回の槌の子のことだし。
そんな感じで和やかに談笑していましたが、突然蒼坊主が異様な気配に気付きました。

ツチノコを求めて山狩りをしている子供のところのようです。
槌の子が見ていた少年、剛がどうも憎い相手らしい。
見た目からして時代が違うと思いますが。

Photo_3

Photo_4

ついに槌の子が子供たちの前に現れました。
一ツ目の大蛇なんですが、こんな伝承あるのか?
Photo_5

槌の子は子供たちを追い掛け回し襲おうとしますが、間一髪で蒼坊主のキックが決まります。
その隙に子供たちは逃げるのですが、キックをかました蒼坊主の草鞋がボロボロに崩れてしまいました。
体毛にも毒素があるので触れるだけで危ないようです。
ところで、草鞋草履って違うんですね。初めて知りました。

蒼坊主だけでは荷が重いので、呼子に鬼太郎を呼ぶように頼みます。
これぞ呼子の本領発揮。

鬼太郎が来るまで時間を稼ごうとした蒼坊主ですが、槌の子は逃げている剛のほうに向かってしまいます。
これはよほどの恨みをかってますね。

蒼坊主がなんとか助けようとしますが、槌の子はとても強い。
そこにタイミングよく現れる鬼太郎。
一反もめんに乗ってたので蒼坊主を空中に助け出しました。
槌の子攻撃のために鬼太郎が用意したのはつるべ火。
つるべ火を眼前に浮遊させ、強烈な息で噴きつけます。
火炎放射器か。

槌の子は火に弱いんだそうで、炎に包まれた槌の子はもだえ苦しみ、鬼太郎の投げつけたちゃんちゃんこに捕縛されてしまいました。
炎が治まったちゃんちゃんこの前で蒼坊主が剛に槌の子に狙われる理由を聞いてますが、心当たりがあるはずがありません。
ただ、祖父が槌の子に襲われたことがあるようです。

それを聞きながらちゃんちゃんこの様子を見ていた鬼太郎ですが、目を逸らした隙に復活した槌の子に噛まれてしまいました。
Photo_6

牙が無いようなので、涎というか体液が毒なんだろうな。
とりあえずは体内電気で撃退した鬼太郎ですが、毒によって顔中に紫の斑紋が浮き出て動く事もままならなくなります。
ゲゲゲハウスに運び込まれた鬼太郎は井戸仙人の薬で治療を受けていますが全く動けません。
鬼太郎の生命力と井戸仙人の薬の力をもってすら回復には時間がかかるとのこと。

蒼坊主が剛についての情報を仕入れてきました。
祖父が昔風呂を沸かしていたとき(昭和初期?だから外から薪をくべてます)に30センチくらいの槌の子が襲ってきたのです。
槌の子が火に弱い事を知っていた祖父は火のついた薪を投げつけて撃退したそうな。
槌の子は獲物と見定めたものをずっと追いかける習性があるので、剛を祖父だと思い込んでまだ狙っているのです。
理不尽だと怒るねずみ男ですが、槌の子にそれを理解させるのは無理なようです。
たかが蛇だしな。

鬼太郎が回復するまでにもどうにかしないといけませんが、そのとき蒼坊主が思いついたのが呼子の得意技でした。
呼子の得意技は声帯模写。
これを使って剛の声で槌の子をおびき寄せようというのです。

ボクみたいな弱い妖怪に囮なんてできないと弱気な呼子に「できるよ」と声をかけるものが。
ねこ娘にかかえられた鬼太郎でした。
Photo_7

「ボクもついてる」と。
鬼太郎が復活したかと他のメンバーも大盛り上がりです。
「ボクもついてる」という言葉で「オレがついてる」(byここはグリーンウッド)を思い出したら歳がバレますなあ。

オヤジたちが戦いの場所に定めたのは廃工場。
広いし被害を防げるし槌の子と戦うには最適の場所です。
作戦決行を前に緊張している呼子が見たのは影で苦しみにあえぐ鬼太郎の姿でした。
井戸仙人が言うには一歩歩くだけでも地獄の苦しみなんだそうで、動いてるのが無茶だと。
人間を守るために無茶を承知で動く鬼太郎の姿を見た呼子は何事かを考え…
鬼太郎たちから離れたところで槌の子を呼び始めました。

槌の子は呼子が出す剛の声をいつまでも追いかけるはずだから、少しでも疲れさせて鬼太郎に有利になるようにという呼子の思いです。
追いまくられる呼子は必死で逃げましたが、ついに追い詰められました。
それを見た槌の子は「あれ?」という顔をします。
この顔は違う、と。
その前に気付けと思いますが、爬虫類の脳ってこんなもんです。

「本当は剛君じゃないんだ。本物じゃないから襲わないよね」とか言ってみる呼子ですが、反対に槌の子は怒りに燃える目で呼子に襲い掛かりました。
そりゃそうだろう。

そこにリモコン下駄が飛んできました。
蒼坊主の草鞋は腐るけど、下駄は大丈夫なのね。
ぬりかべたちが護符を付けた縄で絡め取り、鬼太郎はちゃんちゃんこを紐のようにして拘束しようとします。
護符のおかげで短時間なら縄も腐らないみたい。

その上から一反もめんと化け傘が砂を投下、かわうそと子泣きの放水(子泣きはおそらく消火栓から持ってきてます)攻撃が始まりました。
砂かけによると、この砂は水を吸うとドロドロに重くなるんだそうで、早い話がセメントです。

ちゃんちゃんこを引っ張りつつ「なぜ無茶を?」と聞く鬼太郎に「無茶はそっちだ」と言い返す呼子。
毒に苦しみながらも人間の子供のために頑張る鬼太郎を見て「One of Strength」を見つけた呼子は自分なりの「強さ」を発揮しようとしたのです。
「ボクも鬼太郎を助けたいんだ」と涙ながらに訴える呼子に「ありがとう」と鬼太郎が優しく手をかけると光に包まれ、呼子の顎に四十七士の紋章が。
な、ちゃんと選ばれただろ?

槌の子の弱点は赤い虹彩。
蒼兄さんが仕留めようとしますが槌の子はセメント固めから逃げ出してしまいました。
襲い掛かってくる槌の子に鬼太郎は動く事もままなりません。
迫る槌の子を前に四十七士に目覚めた呼子が立ちふさがりました。
文字通り目の前に立つだけですが。
鬼太郎に逃げろと言われ、「いやだぁー!」と叫んだ呼子ですが、鬼太郎もろとも槌の子の下敷きに。

やられたかと思いましたが、気が付くと鬼太郎たちは闇の中にいました。
似たようなことが前にありましたな。

夜道怪です。
「たまたま近くを通りかかりまして」とはなんとご都合主義かと思いましたが、一応理由はありました。
それは夜道怪の左頬に浮かんだ四十七士の紋章です。
鬼太郎の危機のとき、四十七士は呼び寄せられるそうなので、鬼太郎の近くにいたのです。
顔はとても正義の味方には見えませんが、登場時も悪い妖怪という扱いではないし、声優も中田譲治ですから使わないともったいないか。

さっき叫んだときに紋章が浮かんでましたから、あれで夜道怪に聞こえたようです。
紋章は妖怪の力を増幅させるのかな。
ついでに、声を聞いた夜道怪が覚醒したと。そんな力もあるのか。
もしかすると、呼子の声で覚醒するというパターンがまたあるかもしれません。

鬼太郎の反撃開始です。
夜道怪の転移能力を使って鉄塔の上に上った鬼太郎は槌の子を挑発、槌の子が鉄塔に伸び上がったところで夜道怪が鉄塔の影で槌の子を縛りつけ、呼子と鬼太郎は髪の毛槍を持って飛び降りました。
呼子が剛の声を真似ると槌の子がそっちを向くので、弱点の虹彩を貫き通せるのです。
槌の子がバカで良かったね。

虹彩を貫かれた槌の子は爆砕、大量の土になってしまいました。
これで槌の子が蘇る事はありません。
この槌の子が土ころびだとしたら、この回は鳥取県代表決定戦でもあったわけか。

解決して気が緩んだ鬼太郎は倒れてしまい、恐山の妖怪大病院へ。
回復した鬼太郎を前に「わしゃ寿命が千年ほど縮んだよ」としみじみ言うオヤジ。
そもそも寿命があるんだろうか?
治療費の見積もりは最低3億でしたが、例によってかわうその「旬な鮎」で支払いです。

剛からは手紙が届いていました。
お礼の手紙なんでしょうけど、差し出すねこ娘が可愛いな。
ラブレター渡すような演出のMADを誰か作ってくれないか?
Photo_8

呼子は鳥取代表、夜道怪は埼玉代表だそうで、子泣きが地元代表の身からすると羨ましいです。
そりゃ、子泣きは強いんですけどね…

次回はダイエットブームに乗っかったような回。
ツンデレじゃなくてヤンデレっぽいくぎみーも出るよ。


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2008年10月24日 (金曜日)

【THE 地球防衛軍2】近衛を相手に戯れる

なんか明日も仕事です。
別に出勤するとは言ってないけど誰かいるだろう(笑)
バイトなので出勤が多いのは助かります。
残業より土曜出勤がいいし。

それはともかく「THE 地球防衛軍」

エイリアンのUFO「近衛」が大量に出現するステージは「近衛兵団」
そこで近衛でいろいろ遊んでみようというもの。

まずはバウンドガンXS。
この銃は弾がアホみたいに拡散し、地形や障害物に当たった弾は射程距離いっぱいまで跳ねるというもの。
当然地上での使い道はなく、洞窟ステージで跳弾を利用した使い方しかできないと思われてました。
しかし、弾が拡散するということは、狙いを定めなくても集まってくる敵に当たるということです。
なので、一歩も動かずに敵を全滅させてみました。

カメラの関係で少し動いてますけどね。
思ったよりもあっさりと殲滅できてしまいました。
こんなもん体力15万もいりません。
が、意外と堅実な攻略法なんじゃないか?と思ってまともに攻略してみようと思いました。
バウンドガンXSとGHGの手榴弾持ってセオリーどおりビルに篭るのです。
主なダメージは手榴弾に期待して、バウンドガンに足止めをさせられるのではないか?と。
通常はスナイパーライフルかショットガンでの一撃必殺ですが、これは敵を狙う必要がありません。
うまくいくといいな。

それと「終章」の近衛をマグマ火炎砲で殲滅してかなりウケたのですが、それを「近衛兵団」でやってみました。
予想通り気持ちよく落ちますが、今ひとつインパクトが無い。
二番煎じだし当たり前か。
炎が拡散する火炎放射器ならどうだろう?というコメントがありましたが、持続時間の問題で時間がすごくかかります。
が、意外なものを見たのでこれはまた上げようと思います。

望まれてるのは皇帝都市に特攻するのを外から見るやつだろうけど、一人で二人同時プレイをしないといけないからルートとかいろいろ確認しないといけないのよね。
本当にできるだろうか?


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2008年10月23日 (木曜日)

10月23日のココロ日記(BlogPet)

横ってなんですか?する槍とどちらが美味しいですか?

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2008年10月22日 (水曜日)

【THE 地球防衛軍2】手榴弾で自爆

夜にスマイルビデオのメンテナンスなんかあったせいかやたら混んでますがエンコードできるでしょうか?

「あなたの前に43人待ってます」とか出てますが。

再生のほうは問題無さそうだしイケイケドンドンで。

「THE 地球防衛軍2」の武器の中に「HG-13A」という手榴弾があります。
威力は2000とけっこうなものなんですが、「大変重い」という特性を持っていて投げると真下に落ちます。
上手い人は爆発する前に退避するらしいですが。
逆に言えば必ず真下に落ちるわけで、手榴弾の飛ぶラインが見られないこのゲームでは「自爆には扱いやすい武器」となります。
通常クリア体力が普通の人で20000ぐらいのこのゲームで自爆に一回2000ってのはありえませんが。
とにかく、このゲームで一番の難易度を誇る「絶対包囲」というステージをこの手榴弾を使ってクリアしてくれというリクエストがあったのでやってみました。

最初の蜘蛛と近衛は自爆時の威力の高さでかんしゃく玉なんかよりよっぽど楽に終わりました。

問題は上空の超爆。
前回かんしゃく玉を使ったプレイのときに「ヘリ使えば?」というアドバイスをいただいたので、手榴弾でも同じ方法が使えます。
が、超爆に乗り込んだ後、手榴弾を投げてみて恐ろしい事に気付きました。
超爆は常に空を飛んでいます。
つまり、慣性がはたらいて手榴弾は真下に落ちないんです。
投げても超爆に当たらないで落ちるか、当たっても爆発で超爆から落とされる日々が続きました(大げさ)
最終的には真ん中に陣取ってコケても落ちないようにすることと、手榴弾が流される量を見積もって投げる事で解決しました。

超爆を倒したら今度は下界の大蜘蛛やダロスと戦闘です。
ここまではなんとかなったんですが、ムカデの酸にやられてどうしても接近できません。
接近する時のダメージが凄いし、ムカデは爆発物のダメージが半分になるので全然効かないのです。

今までそれなりに離れて倒していたので甘く見ていました。
ムカデに近接した場合の酸によるダメージの検証はコチラ。

近くにいるだけで2000~3000、攻撃すると4000~5000のダメージを食らっています。
攻撃時のダメージは自爆で無視できるかもしれなくても、自爆時にダメージ2000を確実に食らいます。
それでいて相手のダメージは1000。
これではとてもとても…

ということで、途中まではGHG-XAを使っちゃいました。
これだって当てるには慣れが必要ですが、とにかく離れられます。

誰か上手い人がやったらHG-13Aだけでクリアできるのかなあ…

もう「絶対包囲」に関してはネタ切れで、個人的には終了しましたが、「皇帝都市」で二人羽織というリクエストが待っています。
魅せられるようなパターンを作らないとな。

ということで、今上げてるのがまだ「17人待っています」らしいので、それらはまた今度(笑)


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2008年10月20日 (月曜日)

【鬼太郎】第78話 もったいないオバケ

8時過ぎぐらいから迷惑電波が出ていて画面にノイズ走りまくり。

山にハイキングに来たカップルが弁当を食っています。
彼氏が奮発して高い弁当を買ってきたようですが、女性は「カロリー高そうだから」とロクに食わずに捨ててしまいました。
男性も一人食ってるわけにはいかないので一緒にゴミ箱へ。
ゴミ箱の弁当箱見る限りは何が高くてカロリー高そうなのかさっぱりわからない幕の内弁当みたいですが。
すると、「食べ物を粗末にするとは許せん…だるい…ひもじい…ひだるい…」と声が聞こえてきました。
何だ?と思ったら、水呑百姓みたいな格好の者たちに取り囲まれました。
ヒダル神です。
だいたい山道で急に空腹に取り憑くかれるもので、これに襲われないために弁当を少し残しておけとか言われますね。
Photo

ヒダル神に囲まれたカップルは猛烈な空腹におそわれてヒダル神になってしまいました。

その山にはねずみ男も来ていました。
マツタケがあるという噂を聞いて探しに来たようですが、収穫無しの様子。
マツタケのある山でもいきなり入ってそうそう見つかるもんではないだろう。
当てが外れて空腹のままなねずみ男は食べ物を探して服を漁ってみました。
出てきたのは半分食べ残してた饅頭。
堅くなってると捨ててしまいます。
普段のねずみ男なら喜んで食うと思うんですが、ちょっと前までリッチな食生活でもしてたのかもしれません。
そんなことするから、やっぱりヒダル神に囲まれてヒダル神にされてしまいました。
見た目は暗めのねずみ男ですが。
ねずみ男はヒダル神に言われて食べ物を無駄にする人たちのいる場所、つまり人間の街へ案内します。

横丁ではねこ娘が鬼太郎に食事券を渡していました。
今、ねこ娘はグルメストリートの高級レストランでバイトしてるんだそうです。
ちなみに、ねこ娘の服は秋服に衣替え
なかなか予約も取れないフレンチらしいですが、鬼太郎だとドレスコードで既に入れないんじゃ?

鬼太郎が向かったのは「RESTAURANT RICH」という名前。
実際にあったら客が入りそうにない感じがしますが、世の中の「セレブ様」は入りたがるのかしら?
オヤジはこういう最新情報に目が無いので、「こっそり味見させてくれ」とか頼んでます。

鬼太郎を見つけたねこ娘は席に案内しますが、高級レストランでオープンカフェってどうよ?
Photo_2

鬼太郎はいつもの格好なので、他の客は「この店の味がわかるのかしら?」とあからさまに嫌味を言い出しました。
やはりエセセレブが集まる店かもしれないですね。
そのお客のところにシェフ自らが料理を持ってきました。
伊勢海老やムール貝などの高級食材を三日間煮込んだものだそうで、真ん中にこれ見よがしに伊勢海老が浮いてます。
このスープは濾したスープだけを飲むもので、伊勢海老は捨ててしまうというもの。
なので、厨房のゴミ箱には伊勢海老が山になって捨てられていますが、このシェフがちゃんとした腕を持ってて、精魂込めて作ったのならその伊勢海老は食えたもんではないだろうな。
なにせ旨み成分はスープに全部出てるはずだから。
鬼太郎が「まだ食べられるんじゃ…」と呟きますが、よほど飢えてないと無理なものになってる、と想像してみます。
エセセレブが集まるレストランでそんな腕のシェフがいるかどうかは別にして。
考えたら、シェフも客も「贅沢」を連呼してるから、これは伊勢海老の使い道は山ほどあるかもしれん。
「確かに、この店の味は僕にはわかりそうにないな」と呆れる鬼太郎ですが、ここに山岡士郎を連れてきてみたい。

鬼太郎が去った後、ねずみ男を先頭にヒダル神がやってきました。
ねずみ男はねこ娘を突き飛ばし「我らはヒダル神。食べ物を粗末にする奴は許せん」と先ほどのシェフや客を次々ヒダル神にしていきます。

ヒダル神たちは路地裏に入っていきました。
そこにあるゴミ箱にはまだ食べられる食材が山ほど捨てられています。
「まだ食べられるものをこんなに捨てるとは、何故だ?」というヒダル神の問いに「今の世の中、美味いところだけを食べて捨てる者、平気で食べ物を残す者で溢れているのです」とねずみ男が説明しています。
都会のゴミ箱がこんななら、ホームレスが食っていけるのもわかった気がしました。

鬼太郎は家に帰ってご飯を食べていました。
お米に魚に味噌汁かな?そんなものを買う金はどこから…ってねこ娘か。
そのねこ娘がグルメストリートが大変だと飛び込んできます。

グルメストリートはヒダル神が跳梁跋扈する通りになってしまっていました。
グルメストリートに行くような連中はみんなヒダル神になる要素があるってことなのか?
ヒダル神は飢えで死んだ人間の霊で、食べ物を粗末にする人々に飢えを味合わせるために仲間を増やしていく妖怪です。
客観視するとただの僻みでしかないのですが、それだけに強力でしょう。

ヒダル神の列を止めようとする鬼太郎ですが、ヒダル神はもともとは人間なので攻撃するわけにもいきません。
本体を攻撃しないといけないのですが、どれが本体やら見ただけではさっぱりわかりません。
恐らくは錫杖を持っているやつですが。
列の中に入って本体を探す鬼太郎ですが、ヒダル神に取り憑かれてしまいました。
あの鬼太郎の食生活でどんな無駄を?と思ったら、野菜炒めに入っていたピーマンをこっそり残してしまってたんだそうです。
何かが違う気がしますが、ともかくそれが原因で鬼太郎は動けなくなりました。
助けに入ったねこ娘も「ダイエットしようとしてケーキ半分残しちゃった」と倒れてしまいます。
ん~、ますます何かが違う気が…

オヤジが必死で元に戻そうと、対策を教えました。
ヒダル神に取り憑かれたら何か食べ物を口にするか手のひらに「米」と書くと助かるんだそうです。
グルメストリートで取り憑かれた人の大半は、目の前に自分が注文した食事があったのでは?
対策を知らないと食べる事を思いつかなくてダメなのかも。

手のひらに「米」を書いて正気に戻った鬼太郎ですが、ねこ娘はさらに進行していて米の字さえ思い浮かびません。
鬼太郎が急いでねこ娘の手のひらに書いてやると一瞬で正気に戻りました。
他人が書いてもいいのかよ。

とりあえずの危機は去ったのですが、「鬼太郎がピーマンを嫌いじゃったとはのう」と渋い顔のオヤジ。
鬼太郎は顔面蒼白ですよ。
Photo_4

「それよりもヒダル神を」とうまく話題をそらして、ねこ娘には横丁に応援を呼びにやらせます。
ヒダル神はグルメストリートを出て、ガード下の立ち食い蕎麦屋にまで手を広げました。
「もういいや」と残したのはナルトとお揚げぐらいですが、これでもヒダル神に取り憑かれます。
ファーストフードの女子高生、賞味期限切れを廃棄するコンビニの店員とその勢いはとどまるところを知りません。

街中ヒダル神だらけになってしまいました。
というか、コンビニの店員は粗末にしなかったら一種の犯罪だろうが。
それは現代の法律からだけど、ヒダル神は昔の価値観で裁いてるんだろうな。
なにしろオレ基準で裁くから無敵です。

このままでは東京中がヒダル神に?と思ったらヒダル神はさらにその上をいきました。
ねずみ男の考えなのか、ヒダル神はテレビ局に入っていきます。
テレビ局では「対決 料理でバトル」という番組を収録していました。
有名人が料理を作り、それを審査員が判定するという「料理の鉄人」と「愛エプロン」を組み合わせたような番組です。
審査員に岸朝子モドキがいるぐらいしかわからなかったな。

味庭うる平と木の葉ビミとの対決ですが、うる平は味見しながら「塩入れすぎちゃった」と鍋を全部捨ててしまいます。
お前、料理したことないだろう。
ビミはカレーに目玉焼きの目玉とトマトの口を付けたキャラカレー。
目玉焼きはともかくトマトはあったまって不味くなるんじゃないの?
こんなものを食わせられる審査員が気の毒だ。

そこにヒダル神が乱入、テレビの電波に乗せてさらに人に取り憑きます。
妖怪がメディアを使ってるよ(笑)
テレビの向こう側では「人参嫌いじゃ言うたじゃろー」と広島?な子供とか関西のラーメン屋の客とかが次々と倒れていきました。

全国規模で被害が広がる中、ようやくスタジオに鬼太郎が飛び込んできました。
その鬼太郎に対して「我らも人間たちを飢えさせたくなどない。だが、人間たちが我らを駆り立てるのだ」と「人間たちが悪い」を連呼します。
さすがは俺ルール、とても敵いません。

ねこ娘はカメラの前に立ち、「手に米と書くか、何か食べ物を口に入れてください」とアピールしました。
ねこ娘全国デビューか?
Photo_5

それを邪魔するなと錫杖で打ったのが本体。
ついに見つけた本体ですが、髪の毛針もリモコン下駄も指でっぽうも全然効きません。
何故これらに耐えられるのか?
飢えと死の苦しみに比べればこんなものはいかほどのことも無い、のだそうです。
つまり、思いっきりつねられてるから針にチクっと刺されたぐらいでは気付かないということと同じですか。

もう一度鬼太郎を倒れさせようと取り囲んで「だるい…ひもじい…」と繰り返すヒダル神ですが、鬼太郎は余裕の表情。
それが「耳栓をしてるのさ」というのはどうかと私は思います。
Photo_6

鬼太郎たちの反撃が始まりましたが、子泣きや一反もめん、砂かけにかわうそが束になってかかっても跳ね返してしまいました。
それだけ怒りが強いんだそうな。
人間の三大欲求の一つに基づく力はどうしようもなく強い。

この怒りが解けないとヒダル神は倒せないので、鬼太郎には打つ手がありません。
「このままでは、日本中の人々がヒダル神になってしまう」と懸念する鬼太郎ですが、日本にも生活保護を打ち切られておにぎりが買えずに餓死する人もいるんだけど?
そんな人はテレビ見ないか。

そんな中響く赤子の泣き声。
お母さんはバッグのミルクを取り出そうとしますがヒダル神に取り憑かれてるので上手く取れずに落としてしまいます。
そのミルクを拾って赤子に与えたのはヒダル神の本体でした。
赤子のミルクを求める泣き声は純粋そのものなので、それがヒダル神の本体に響いたんだそうです。
練り歩くうちに漫喫のワープアのひもじい声が心に響く事はなかったんでしょうか?
だとするとアイツラの厳しいなんてのはたいしたことないなあ(偏見)

今は飽食の時代だけど、昔のように赤子が飢えて死ぬ事もない、いいところもあると説得するオヤジ。
実際、明治とかの日本人の平均年齢は赤子が死んでばっかりだったので酷い事になってます。
ヒダル神はそれを肯定しながらも、今も世界のどこかで飢えに苦しむ声が聞こえてくると続けます。
世界中の声が聞こえるならまずはアメリカに行けばどうだ?と思いましたが食材の豊かさでいえば日本より上なところは無いんだっけか。

「ヒダル神は去りました。ですが、我々が食べるものを粗末にすると再び現れ、声を上げるかもしれないのです」というキャスター?の声でもっともらしく締めくくられましたが、なんかゴジラみたいですね。

残った問題は一つ。
ゲゲゲハウスに砂かけが重箱を持ってきました。
中身はピーマンの肉詰め、ピーマン入り野菜炒め、ピーマンのサラダです。
「お前もピーマンを食えるようになるんじゃ」というオヤジの親心ですが、鬼太郎の顔は真っ青です。
入り口では一反もめん、子泣き、かわうそ、ねこ娘が心配そうに見ていますが、妖怪が食い物の好き嫌い言って生きていけるのか?
意を決して口に入れた鬼太郎は「けっこう美味しいですね」と。
苦味が嫌だったのが美味しく感じられるようになったということで、少しだけ大人の階段を上ったわけです。
鬼太郎何百歳かわからんほどなんだけども。
苦味を美味いと思うのは年齢が上がってから麻痺することによるのだそうですが、鬼太郎の味覚がついにそこに到達したってことですかね。

野菜炒めと肉詰めは美味しいですが、サラダってどうなんでしょう?
パプリカを生で食うんだからこれも美味しいのかな?

来週は槌の子です。
ツチノコ誤認説の上に成り立たせる妖怪槌の子という設定が良し。


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2008年10月16日 (木曜日)

10月16日のココロ日記(BlogPet)

満々より無いものといったら……?

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2008年10月15日 (水曜日)

【THE 地球防衛軍2】強攻突入してみた

ゲーム動画をニコニコに上げたのはけっこう久しぶりな気が。

面白くないだろうと思ってたけど再生数もコメントもまずまず。
これを「外から見てみたい」という人がいますが、それは二人同時プレイで片方をカメラにしろってことですね?
ウチは一人しかいないんですけど…

まあ、難易度INFでやってみたらなんかすごい絵にはなった。
向こうのほうでレーザーが一点集中してるの(笑)
とはいえ、INFではいろいろと話にならんので、ハデストでやってみるか。
実際のところ、EASYでやってもけっこうな絵になるとは思うけど。

それくらい「THE 地球防衛軍2」は難易度的に狂ったゲームです。

もう一つのプレイ動画はまだまだ編集が済んでません。
とりあえず声を置く順番を決めただけ。
後は動画に合わせて声を配置してエンコードで完了。
だけど、配置して具合見るのにエンコードしないと無理だからな。
プレビューもあるけどエンコ以上に時間かかるし(笑)


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2008年10月14日 (火曜日)

【鬼太郎】第77話 クールスイカップ

劇場版に向けて妖怪四十七士を探すねこ娘たち。
鬼太郎も「見つけたら知らせてね」と良い子のみんなにお願いします。
ご褒美はヤモリの姿焼きや蛙の目玉だとか。
やっぱり妖怪だったら見上げ先生の給食はご馳走だったんだ。

そんな頑張ってる鬼太郎をよそに横丁ではサインの練習がブーム。
妖怪四十七士に選ばれたらサイン攻めになるから今のうちに練習しておこうということです。
アマビエはアイドルらしいサインで勝負ですね。
Photo

油すましが達筆であることも明らかにされましたが、その毛筆は既にサインじゃないだろ。
アマビエは油すましが同じ熊本出身であることを思い出し、危機感を抱きました。
油すましは妖怪横丁の町会長だから権力でも使うのか?
参考にすると言われている公式サイトの人気投票ではアマビエが油すましにダブルスコアで勝ってますな。

目玉のオヤジもノリノリでどっちのサインがいい?と鬼太郎に聞いたりしてます。
鬼太郎には区別がつかないし、私にとってもどっちでもいいことだ(笑)
サインなあ…昔はしました。本名じゃなく芸名ですが。

ねこ娘とねずみ男は山形県に妖怪四十七士を探しにきてます。
出羽三山といえば修験道の地ですか。
疲れて一歩も動けないと駄々をこねるねずみ男をねこ娘が引っ掻こうとすると雪が降ってきました。
夏はねこ娘の特別服でこの前終わったばかりです。

参考:【鬼太郎】第75話 少子化と存続

この季節外れの雪は豪雪になり、その中を二人が必死で歩くわけですが、突然「ダメよそっちは」という声が聞こえました。
「そっちは崖よ」という声と共に視界がハッキリすると、ねこ娘は崖っぷちに立たされてます。
ねこ娘たちは青白い影に導かれて歩き出しました。
このときのねこ娘が非常にカッコいい感じがします。
Photo_2

結局は寒さによる眠気におそわれて倒れてしまいますが。
すると、吹雪が止んで「生きてる?」と雪女に声をかけられました。
ずいぶんとスイカップ(この言葉もえらく古くなりました)な雪女です。
声優は園崎未恵さん。
ゲルトお姉ちゃんを思い出すか「昴は言った」を思い出すかで…たいして変わらないか。
「ミブリー&テブリー」のOPが思い出せる人は位階が一つ上がると思われます。
Photo_3

ねこ娘とねずみ男は雪女の城に導かれました。
これが本当に湖の中に浮かぶ西洋風というか魔女っ子の世界に出てきそうな城で、ここに和服の雪女が住んでるのは非常に違和感があります。
Photo_4

ねこ娘たちと対面してるのは、雪女を束ねる雪女郎。
第30話「鬼太郎 抹殺作戦」で雪女を率いて鬼太郎を助けた人ですね。

参考:【アニメ】『ネタバレ』鬼太郎30話

「こんな美人ぞろいの雪女のお城にお招きいただくわで」と鼻の下を伸ばすねずみ男ですが、その言葉に反応してる雪女が十人並みとはどういうことか。
あれか?2ちゃんで貼られた女性専用車両に関するインタビュー映像みたいなのか?

バケローも一緒についてきてるのですが、雪女は山形県で一番有名な妖怪だから四十七士がいるかもしれないと考えています。
もちろん山形にも雪女伝承はありますが、イメージ的には新潟あたりかと思ってました。
小泉八雲の怪談の雪女は現在の東京都青梅市あたりのようですね。
ご当地妖怪の人気投票を見ると「天邪鬼」「あみきり」「旧鼠」「古庫裏婆」「泥田坊」とかすりもしてません。
山形の場合、対象がぬらりひょん側とかばかりのような気がしますが。

四十七士の話は雪女にも伝わっているので、雪女郎は城の中を好きに調べてくれていいと言ってくれました。
案内役をつけようとすると「私が」と一人の雪女が立ち上がります。
さっき助けてくれたスイカップです。
名を「葵」というようですが、雪女郎は何か懸念を感じている様子。
とはいえ、拒否する理由もありませんので葵が案内役に。
ねこ娘にも親切ですが、そこで顔を赤らめると何か違うことを想像してしまうだろう。
Photo_5

ねずみ男には「お黒」というお歯黒べったりにソックリな雪女がつきました。
Photo_6

ねずみ男がタイプだとかでベタベタくっついてますが、ねずみ男を好きになる女性って骨女とかちょっと変わったのばかりですね。

参考:【アニメ】鬼太郎第41話 ねずみな恋の物語

葵がねこ娘を連れてきた場所は「動かずの森」
ここは絶対零度の木々が生い茂り、雪女たちの修行の場でもあった魔の森なんだそうです。
ねこ娘は寒さに震えながらそこで修行しているであろう雪女に会おうとしますが、今はここに近付く雪女さえいなくなってました。
例外は葵みたいに強大な力を求めるものだけです。
言われて周りを見たねこ娘が見つけたのは木に氷の槍で縫い付けられた藁人形。
修行用のものらしいですが、この藁人形が修行のときは動いたりするんでしょうか?

葵はねこ娘に「あなた、ゲゲゲの鬼太郎の恋人だって聞いたけど、本当?」と実に答えにくい質問をされました。
Photo_7

ねこ娘の頭の中では「正式の恋人ってわけじゃないけど、素直に違いますって言うのも何か悔しいわぁ」という言葉が生まれてます。
確かに外野から見ると微妙ではあるけど、鬼太郎視点では全然違うだろう。
これでわかったことは、妖怪世界では鬼太郎の恋人はねこ娘だという情報が出回ってるということです。
ともかく、「だいたいそんなとこ」と、こういうときに都合のいい答え方で返したねこ娘に、葵は「良かった」と何か企んでいる様子。

ゲゲゲハウスでは相変わらずオヤジがサインに頭を悩ませていました。
星マークとハートマークで悩んでいるようですが、その選択肢の時点で既にイタイです、オヤジ様。

そこに粉雪が舞い込み、鬼太郎にメッセージを形作りました。
「鬼太郎に告ぐ」で始まる文章の内容はわかりませんが、署名は「雪女」です。
雪女もいっぱいいることがわかったのにこれはないだろう。
犯行声明で、名前を「アメリカ人」と書いてあるようなもんです。
ともあれ、鬼太郎はオヤジには言わずに急いでカラスに乗って雪女の城へ向かいました。

ねずみ男は城の図書室で雪女の妖力パワーランキングを調べています。
それによると、

一位 真白
二位 葵
三位 池
四位 文

だそうで、二位は今回の葵ですね。
「二位って言うな~!」とは言わないと思いますが。声優違うし。
ねずみ男としては一位の真白に会いたいのですが、それを聞いたお黒は急に態度が変わってしまいました。

さて、動かずの森では突然葵がねこ娘に攻撃しています。
得意のスピードで何とかかわすねこ娘ですが、木の枝に乗ったのが悪かった。
ここの木は絶対零度なので、足が凍り付いて動けなくなります。
葵にどんな目的があるのか不明ですが、「あなた自身はどうでもいいの。ちょっと凍って辛そうに泣き喚いてくれればそれでいいの。所詮は囮なんだから」と。
さっきのメッセージを送ったのは葵で、目的は鬼太郎ですか。
そこでねこ娘はさっきの藁人形が鬼太郎に似てる事を思い出します。
ってそりゃさすがに無理ありすぎだろう。
どう見てもただの藁人形だったわ。

どうして葵が鬼太郎に復讐しようとしているかというと、第7話の「燃えろ! 目玉おやじ」で人間に恋して処刑された姉を嘆いて暴れまわり、鬼太郎に倒された雪女がいました。
これがパワー一位の真白で、真白の一番の親友が葵だったからです。
雪女郎は、そのときの一件が真白がぬらりひょんにそそのかされていたことを知ったので鬼太郎を許したのですが、葵は納得がいってなかったのです。
だから最初に雪女郎が懸念を示したのか。

ねこ娘は氷柱に半分体を埋められてるのですが、鬼太郎に対する恨みを滔滔と話す葵に「私なんか囮にしたって無駄よ。私は鬼太郎の恋人でもなんでもないんだから。私が勝手にそう思ってるだけで」と消え入るように話しかけます。
ねこ娘にとって、これはどんな攻撃よりも痛いぞ。
Photo_8

とはいえ、もちろん鬼太郎が仲間のために来ないはずはなく、ちゃんとその場に現れました。
ねこ娘を放せと要求する鬼太郎に、鬼太郎を殺せば放すと応える葵。
盾にするわけではありません。
それで勝っても復讐を遂げたことにはならないので。
真白の復讐とは雪女の力を使ってこそ遂げられるものなのです。

戦いを始めた鬼太郎と葵ですが、葵は修行を重ねて森の力を取り込んだ強大なパワーで攻撃しました。
鬼太郎も「あの時の雪女より遥かに強い」と認めています。
そんな鬼太郎に「地獄の炎とやらはもう使わないのか?真白のように、私を焼いてみろ!」と挑発する葵。
鬼太郎はあの時の悲しい気持ちをまだ覚えてるので地獄の炎は使いたくありません。
それにこんなことで使ったら地獄でが待ってると思うぞ。

手も足も出ない鬼太郎を凍りつかせるか?と思った瞬間鬼太郎の前に氷の防護壁ができました。
雪女郎率いる雪女軍団です。
「また、助けるのね」と憤りを隠さない葵は妖力を振り絞って巨大化、雪女郎さえ怯ませました。
Photo_9

動かずの森の力を手に入れたことを悟った雪女郎は、それでは雪入道のような化け物になってしまうと叫びます。
雪女郎が言うことを解釈すると、今は雪女たちは城に引篭もってるから真白の姉のように掟で処刑される雪女は出さない、ということなんでしょうか。
ねこ娘も、真白は妖怪大裁判のときに鬼太郎に味方してくれたと説得します。
ちなみに、このとき真白は証人として出てきただけで一言も喋ってませんけどね。

参考:【アニメ】鬼太郎第47話 検察側の証人

もちろん鬼太郎が悪くないことは葵だって理解しています。
だからといって許せるかどうかってのは別問題ですから。
こういうところで使っちゃうと葵に対して悪いんだけど「盗人にも三分の理」という諺もあるし。

諺を検索してて出てきたサイトが面白かったので紹介。

ことわざ珍辞典

それを聞いた鬼太郎は「いいよ。僕を君の好きなようにしてくれ」と体をさらけ出しました。
驚く葵に鬼太郎は「事の善悪は関係ない。もしねこ娘が死んだら僕も同じ怒りにおそわれるに決まってるものね」と答えましたが、これは鬼太郎からねこ娘への告白!?

「いいんだな?それで」と聞く葵に「たった一人の妖怪の心も救えないのに、地獄の鍵を授かって日本を救う資格なんか無いと思う。だから、だから君の気持ちが治まる一番の方法をとってほしい」と笑みを浮かべながら返す鬼太郎。
高潔な人格を見せ付けて格の違いをわからせるやりかたですが、葵は認めたくないと氷の槍を投げました。
これって性格的に卑しい人間に対してやったら逆効果だわな。
今回の場合は大丈夫だけど。
投げつけようとしたとき、鬼太郎の前に真白が立ちはだかります。
微笑みながら首を横に振る真白。
それを見た葵の目に涙が浮かび、集中が途切れて吹雪も治まりました。
この真白は葵にしか見えてなかったみたいですね。
約3分もの気合の入ったドラマでした。

葵は負けを認めましたが、葵が森の力を使いすぎたのでバランスが崩れて巨大な雪崩が起こります。
鬼太郎は雪崩の前に降り立ち、地獄の鍵で雪崩を溶かそうとしました。
地獄の鍵は使うときには地獄の承認が必要なのですが、それ以前に体力を消耗している鬼太郎では極炎乱舞が暴走して周りに大被害をもたらしてしまいます。
それでも呼び出すと譲らない鬼太郎。
こういう妖怪と人間の危機の時のために地獄の鍵はあるはずだからと。
いや、それはそうなんだけど、役に立つものでも体調不良で無理矢理使う人はいないでしょ?

まあ、呼び出してしまったものは止められません。
鬼太郎は極炎乱舞の炎を振り回して雪崩を蒸発させていきます。
極炎乱舞の炎は鬼太郎の髪の毛ですから、それを振り回してるってことは鬼太郎ヘッドがどえらいトランス状態なわけですが。
やはり鬼太郎は制御しきれずに倒れかけますが、その手を支えたのは葵でした。
「私が溶けてしまう前に、早く!」ってこりゃ嫌でも根性出さないといけませんな。
鬼太郎の気合と共に葵の胸に四十七士の紋章が浮かび上がり、例によってスーパーソニックの気合が迸って一気に雪崩が文字通り雲散霧消しました。

極炎乱舞を勝手に使った罰は五官王の軽い叱責で済みました。
四十七士になった葵はゲゲゲハウスの前に来ています。
今度の事で明らかになったのは、四十七士の紋章が覚醒するには鬼太郎と心を響き合わせることが必要だということ。
ねこ娘は女性の妖怪が選ばれるたびにヤキモキしないといけないの?
「ココロとココロで手を結んで」という歌詞が頭を回りだしたら末期です。

葵の帰り際にいつでも横丁に遊びに来て、と社交辞令を飛ばすねこ娘に「そうね。すぐまた来なきゃ。恋の戦いに負けちゃうもの」と宣戦布告する葵。
「なんてね。アナタ本当に騙されやすいから気をつけて。ね・こ・む・す・め」と続けてますが、これは本当は鬼太郎を好きなのかねこ娘を好きなのかよくわかりませんな。
少なくともねこ娘をいじめがいのある子とは思ってるようです。
どっちかというとゲルト姉ちゃんかなあ。
Photo_10

今回から新EDですが、歌はともかく映像はねこ娘主役のねこ娘ファン歓喜の内容です。
朝にご飯の支度をし、鬼太郎にぐうたらするなとでも言いつけてバイトに出かけるねこ娘。
やっぱり鬼太郎の使う金はねこ娘のバイト代じゃないのか?
ねこ娘が出ていった瞬間には鬼太郎欠伸でこれから寝る気満々ですが。
バイトは花屋、魚河岸、保母さんと非常に多彩です。
恐らくは早朝魚河岸、そのあと平日は保母さん、休日は花屋なんでしょう。
ある意味女工哀史だな。
と思ったら突然街に巨大な怪物が出現しました。
火の鳥と水の竜ですか。
同時に出現するにはあまりに相性が悪い気がしますが、共闘ではなく「ゴジラ対アンギラス」のような鬼太郎とは関係ないところで出現したのかもしれません。
それに対抗する鬼太郎は土の魔物?を召喚してその中に入り込み、怪物と戦いだしました。
なんかモロに怪獣映画な構図だな。
戦い終わって腹が減ったのかねこ娘が茶碗にうずたかくご飯を盛り付けます。
それを見て引きつる鬼太郎と嬉しそうに見つめるねこ娘。
台詞を入れたらヤンデレにもなりそうですが、やたら気合入ってます。
これが5つめのEDですが、作画枚数は最多だそうで、「妖怪横丁ゲゲゲ節」のいろんなパターンがあるものより多いってんだから「ねこ娘ファンは保存せよ!」ってなものでしょう。
ほっぺの赤に白いハイライトが私には今ひとつ馴染めない表現なんですが。
動画はいろんな都合(笑)で倍速で音もAMラジオ並にまで下げてお送りします。


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2008年10月13日 (月曜日)

【Xbox360】エースコンバットに明け暮れる

このところずっとXbox360で「エースコンバット6」をやってます。
オフライン関係の実績を全部取れる「かも」というところまできました。
難易度「ACE」で全ミッションSランクなんて無理だろと思ってましたが、実はクリアすればほぼSランクなので、こちらはそんなに難しくないのでした。
むしろ、「機銃だけでクリア」をどうしようかと思ってます。
全15ミッションのうちミッション5までしかできてない…

Sランクの壁は、まずはミッション1。
撃墜するのを忘れてランクが下がるのですが、高難易度になるとそこらじゅうで爆発する巡航ミサイルから逃げつつの撃墜が辛い。
まあ、落とされるというよりは撃墜数を稼ぐのを忘れてAランク止まりってのが多いですが。
あとはミッション13。
エメリア解放のミッションですが、一次ミッションは特に問題ありません。
二次ミッションのパステルナーク撃墜で、UAVを15機以上撃墜してAランク取らないと評価がAランクになってしまうので、ここが壁。
特に高難易度だと機銃弾でも致命傷になるし基地に帰ってもダメージは回復しないのが困りもの。
しかも、UAVはありえない機動でミサイルをかわしまくります。
その間にパステルナークを巻き込みで撃墜してしまうとオシマイです。
攻略Wikiには非常にお世話になりましたが、結局は架空機体を使っての地道な攻略になりました。
あ、Sランク取るのには架空機体が楽なので、これしか使ってません(笑)

やったのは、基地に帰還してからの再出撃のときに、だいたい自機上空にUAVが固まってるので、そこにEMLというレールガンをめくらめっぽうに発射、偶然で一機か二機落としたら基地に帰って再出撃を繰り返すという、いかにもゲーム的な方法。
これでも敵のミサイルで撃墜されるのを何度か繰り返しました。
まあ、「リッジレーサー」でも同じですが、必要なのは絶対的な腕ではなく根気ですね。

勲章獲得条件の一つに短時間クリアがありますが、基準は2時間15分以内。
私が2時間ちょっとでいけましたから、まあ、普通にゲームできれば大丈夫です。
各ミッションのクリア時間はこんな感じ。難易度はもちろんNORMAL。

ミッション 1   4:09
ミッション 2   2:47
ミッション 3   4:29
ミッション 4   6:14
ミッション 5   9:40
ミッション 6   7:51
ミッション 7  13:56
ミッション 8   7:53
ミッション 9   5:54
ミッション10   8:00
ミッション11   8:35
ミッション12   7:04
ミッション13   9:10
ミッション14  14:35
ミッション15  11:44

合計     2:01:41

最終ミッションはミッションがアップデートされるたびに墜落してリトライしたほうが楽でしょうね。
4までしかしてませんが、今までに比べてアホほど出てくる敵を味方がどんどん撃破していくのが気持ちいい。
全ミッションで考えると、撃破数は自機:味方機で6:4ぐらいじゃないでしょうか。
攻撃要請や援護要請に応えてくれる多数の味方が頼もしいですね。

機銃クリアなんてできるのか?と思いながら1ミッションずつ進めていこうと思います。


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ちょっと思い立って「ミブリー&テブリー」の攻略ページを作るべく再プレイ中。
ジェスチャーの答えはミエミエ魔法で確実にわかりますが、粘土の答えはヒント無しなので、けっこう詰まってる人がいるみたいです。
後半になると「そんなもんわかるか」みたいなの連発ですしね。
覚えてるから大丈夫だろうと思ったら最初のほうで早くもゲームオーバーになりましたよ(笑)
まあ、こちらも少しずつ進めて答えを書き止めていってページを作成するってことで。


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「THE 地球防衛軍2」のプレイ動画も久しぶりに作成。
今度のは見ててそんなに面白くないですが、このゲームの狂った難易度を実感するにはいい動画じゃないかなと思ってます。
数ヶ月前から編集を放置してあるプレイ動画がありますが、これを完成させて上げたら一応の終わりになるかな。


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甥っ子(6歳)が「ストライクウィッチーズ」を喜んで見てる模様。
妹の家では電波が入らないテレ東系のアニメを中心にDVDに焼いて送ってるのですが、アナログ放送なのでDVD-Rに5話分入ります。
一週間に2番組録画だったので、2週間分で一話分の余りが出ます。
そこに適当なものを入れてたのですが、「ストライクウィッチーズ」の1,2話がずいぶんお気に召した様子。
まだ「ズボン」がどうこうとかそんなに思ってないようなので、それなら見せてもいいかなと思った次第。
女の子が空を飛んでるのが楽しいみたい。
そんな甥っ子はこのアニメを「箒の女の子」と呼びます。
空を飛ぶ女の子は魔女で、魔女は「魔女の宅急便」のとおりに箒で空を飛びます。
で、この呼称に。
妹から送ってくれと頼まれましたが、最初は何かわかりませんでした。
しかし、「箒の女の子」だと少しも恥ずかしくないタイトルですね。
キミが好きだった「ネコさん(狂乱家族日記)」は最終回が火曜日か水曜日くらいに届くから楽しみにしてな。


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ブログのカウンタは4万を超えてます。
ブログを開設して3年半ぐらいになるような気がしますが、アクセス数の9割をこの一年ぐらいで稼いだような気がします。
実は番組感想のキャプチャ画像を古い順に差し替えてます。
昔は殆ど無圧縮をそのまま入れてるから、編集後は2/3ぐらいになる予感が(笑)
ノイズ消したり余計な部分をトリミングしたりしてます。
マイフォトの整理が非常に重いですが、どうにかならんのでしょうか?


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2008年10月 8日 (水曜日)

10月08日のココロ日記(BlogPet)

人間は、考える卒業だと思いました。

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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2008年10月 7日 (火曜日)

【ストウィ】甥っ子に送ったDVD-Rのレーベル面

実際の商品のレーベル面はシンプルこの上ないけど、これは少し頑張ってみた。
Dvdr_label

親が第7話で見させるのを止めるような気もするんだけど(笑)

そういえば、印刷面の保護なんかしてないから水とか紫外線でダメになるんだろうな。
ガンダム00も作って送れとのことだったからそのときまでに対策考えるか。
電気屋でレーベル保護シート売ってればいいし、無ければ通販で。
プラモじゃないからクリア塗装ってわけにはいかんだろうしそれじゃ紫外線はどうにもならん。
スプレー形式のもあるみたいだけど、ネットで見つけたら販売終了だった。
まあ、何か他にもあるかもしれんし、保護シートが一番手軽だよな。


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【絶チル】絶対可憐チルドレンとストウィが合体

「絶対可憐チルドレン」が3クール目を迎え、原作の最初から扱ってる「未来」をテーマに動くようです。
っても原作を2巻までしか持ってないんですが。

絶対可憐チルドレンアニメ公式サイト

それはともかく、OPもEDも変わったのですが、リニューアル記念なのか、本編がネタ満載でした。

レベル7の超能力者といえども小学校に通います(これが様々な問題をクリアしての話ではあるんですが)が、教室に「私にとって」見慣れた人たちがいます。
In

後ろにいるのはエイラーニャとペリーヌですね。

参考:ストライクウィッチーズアニメ公式サイト

スタジオには例のネットで作られたキャラ早見表が貼られてたという愉快な作品です。

途中、やたら髪がウネウネ動く特徴的なカットもあったし「GOMZO」とかいう名前がつくアンテナを紫穂が持ってたりしたので、何があったのかと思ったら製作協力にテロップがありました。

視聴者層は被るんだろうか?
そもそもは少年サンデーに連載してたものを小学生の女の子向けに改造?したような話を聞いてて、まあ、そんな感じだけど原作者の吉本臭さが抜けてないよなあとか思う作品です。

教室にはこんな人たちもいました。
In_4

これは「らき☆すた」の岩崎みなみ(左)と小早川ゆたか(右)ですか。
黒板の落書きは「マクロスF」のランカのキラッですね。
左の落書きはウォーズマンと仮面ライダーだと思いますがさらに捻った何かがあるでしょうか?

出てくる敵はエレキ・照(エレキテル)[右]とマグ・熱人(マグネット)[左]。
In_3

声優は言わずもがなエレキが銀河万丈でマグが郷里大輔です。
もちろんマグがエレキを「アニキ!」とか呼んだりします。
どう見たってギレンとドズルですが、原作にも出てくるんでしょうか?
エレキの能力、毒電波を食らった皆本が叫んでたのは「時の涙」とかだったのでガンダム関連でしょう。
マグの能力はマグネットコーティングで、食らった相手に鉄がくっつきます。
別に動きがすばやくなったりはしないようですね。当たり前ですが。

「やらせはせん!」というお約束の台詞も飛び出しました。

いつも登場時は戦隊モノばりの長口上ですが、今回はサザエさん風味。

これがずっと続くとは思いませんが、原作どおりやるぞって気合を入れた回なんでしょうか?


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2008年10月 5日 (日曜日)

【鬼太郎】第76話 あこがれのグアム航路

街を歩いてるねずみ男に声をかける女性がいます。
Photo_12

チャイナで三つ編みというとDr.リンなのかと思いましたが、ミンメイという名前で髪の毛が紫だと「超時空要塞マクロス」のリン・ミンメイですか。
声は松井菜桜子さんだから、甘えた姐さんはピッタリです。
美人ではありますが、チー配下の中国妖怪なんだそうで、中国妖怪っておどろおどろしいイメージがあるんですが大丈夫でしょうか?

今更チーが何の用だ?とねずみ男が思うのも当然で、前回は反物にする妖怪を集めたものの、失敗して離れてしまってますからね。
逃げようとしたねずみ男を捕まえたミンメイが頼んだのは、「鬼太郎を倒せるほどの強い妖怪」を紹介してもらうことでした。
こんな潤んだ目で松井菜桜子さんに「ねぇ、おねが~い」と言われたら一も二もなく肯く男子多数なんでしょうね。
私には響きませんが。
Photo_13

ねずみ男は南方妖怪軍団に話を持っていくことにします。
作戦上とはいえ鬼太郎を打ち負かした相手ではありました。
さっそく段取りに取り掛かります。

ねずみ男はネコ娘を呼び止めてグアムのリゾートホテルの宿泊券を渡しました。
何か裏があると取り合わないネコ娘ですが、ねずみ男はキャッチセールスの達人、「誰もいない浜辺。二人だけのために輝く夕日」と鬼太郎との旅行をアピールします。
ネコ娘の脳内では素肌にちゃんちゃんこという素晴らしいセンスの鬼太郎とのラブシーンが…
Coco_4

顔を真っ赤にしたネコ娘は「バッカじゃないの」と言いつつ、「アンタの気持ちを無視しちゃうのも悪いから貰ってあげる」としっかり手中にしました。
「行くかどうかは鬼太郎次第なんだからね」と世間一般で言うツンデレな要素も忘れません。
Coco_5

もちろん一つの作戦だけで満足するねずみ男ではなく、鬼太郎を搦め手で落とすために今度は目玉のオヤジを説得にかかりました。
南の島でノンビリしてきてよと話を進めるつもりが、いきなりオヤジが怒り出します。
「南の島ですることといったら決まっとるじゃろーが」ということで、それはダイビング、ジェットスキー、サーフィンなんだそうです。
肉体派らしい今期のオヤジ。
どちらにしろ説得というほどのものもなく受け入れてしまいました。

おかげで鬼太郎はネコ娘とオヤジの両方からグアム行きを迫られることに。
旅客機のチケットとかパスポートはどうするんでしょう?
と、思ったらグアムに飛んでいく旅客機の下をいつもの鴉に乗ってました。
鴉もグアムまでとは大変だな。

ねずみ男とミンメイは南方妖怪の船へ。
ミンメイの持ってる乗り物なんだろうけど、間違いなく筋斗雲です。
Photo_14

南方妖怪軍団は相変わらず船の上で暑苦しい踊りをしていました。
ねずみ男が声をかけても誰だか思い出せない様子。
記憶力が鳥並みです。
そんなことは気にしないねずみ男は鬼太郎を倒す事を持ちかけますが、「鬼太郎になら勝った」と返されます。
勝つことと倒す事の違いがよくわかってない。
そんな曖昧なところも南方的。
殺す事だと明快に答えたミンメイは、鬼太郎を殺せばアジアを征服させてあげると持ちかけます。
そんな空手形もいいとこの話ではありますが、それ以前にアジアがどこなのかがわかってない南方妖怪。
アカマタさえ知らないのには驚きましたが、やし落としやポに至ってはわからなくて泣いてますよ。

あまりのアホさに少し呆れるミンメイでしたが、結局は潤んだ目の色仕掛けで落としてしまいました。
別に気にする事ないと思うんですが、あんまり日本発で「アジア征服」とか言いだす作品を出すのもどうかとは思います。

アカマタだけが我に返り、鬼太郎に知らせようと船から逃げ出しますが、チーに見つかって反物にされてしまいました。
Photo_15

グアム島に着いた鬼太郎たちは椰子の木の大きさに感心しています。
が、それ普通じゃねえよ!
Photo_16

道を突き破って椰子の木が生えたりいろいろおかしいのですが、暑いからとりあえずホテルで休もうというオヤジの発想は妖怪ならではです。
人間の観光客も日陰でグッタリとなってるってことはこれは何かの異常ですよ。

鬼太郎たちが着いた「高級ホテル」は南国情緒溢れ過ぎる建物。
オヤジはいぶかしんでますが、ネコ娘は「きっと内装が立派なのよ」とあくまで前向きです。
まあ、ネコ娘にとってはホテルより鬼太郎とのプライベートビーチだからな。
Photo_17

そんなネコ娘の夢はすぐに打ち砕かれました。
ホテルと称する建物から「俺たちのアジトへようこそ」と南方妖怪軍団が出迎えたからです。
鬼太郎の周りを取り囲んだ南方妖怪軍団を、上から「期待していますわ」と例の潤んだ瞳で応援すると、南方妖怪の目はハートマークに。
鬼太郎さえ見とれてます。というか、鬼太郎は昔から美人に弱いです(笑)
Photo_18

気付いたネコ娘は「ちょっと鬼太郎!デレってしてる場合じゃないわよ!」とにやけた口を引っ張りました。
そんなじゃれあいを待ってくれる南方妖怪ではなく、アササボンサンが妖怪樹脂を吐き出します。
口を引っ張られながらもネコ娘を抱えて逃げた鬼太郎は南方妖怪軍団と対峙、この前降参したのになんで戦うんだ?と理由を問いただしました。
「今度は倒すんだ」ということで本気度が違うのですが、鬼太郎のほうは暑さで力が出ません。
南方妖怪の植えた椰子の木が熱エネルギーを放出して異様な熱気になっているのです。
鬼太郎もネコ娘も熱気で描線がグニャグニャですわ。
CGになってからこういうのもレンズとか使わずに簡単にできるようになりましたな。
グアムに観光に来てる人たちもペットボトルの水をがぶ飲みしてるので、一部業者は大儲けですか。

上から扇子を扇いで高見の見物のミンメイは「これも鬼太郎を倒すため。島の人々には死んでもらいましょう」とアッサリと言ってますが、確かにこういう冷酷なところが中国妖怪にはあるような気がします。
それに対して「何よアンタ」と文句を言いかけたネコ娘に「ミンメイちゃんに文句を言うな」と攻撃をしかけるランスブイル。
いやいや、ミンメイの色香に迷ってるお前のほうがおかしいんだろ。
どう考えてもネコ娘のほうが上だぞ(個人的主張)。

ミンメイに煽られた南方妖怪は絶好調で攻撃を仕掛けます。
ポはオナラを使ったジャンプからの「ポ・ビーム」
辛くも避けた鬼太郎はリモコン下駄を飛ばそうとしますが足がもつれてうまくいきません。
そこを「隙だらけだゼ」とアササボンサンのパンチ連打が決まりました。
ボコボコに顔を殴られて頭から地面に突き刺さる鬼太郎。
これは「リングにかけろ」なんでしょうか?
個人的には連載時に読んでた「風魔の小次郎」あたりのイメージですが。
Photo_19

全くいいところのない鬼太郎ですが、「何故僕を…」とまだ戦う意味にこだわってます。
別に隠す事ではないので「お前を倒す交換条件にアジア征服させてもらったのだ」とアササボンサンが誇らしげに語りました。
その言葉にまず引っかかったのがオヤジ。
さらに鬼太郎も「ここは確かアジアじゃあ…」と言いかけます。
私は「何を言い出すんだ?」と思ったんですが、オヤジが「グアムはアジアじゃない。アメリカ領じゃ」と言い出して吹きました。
グアム島はアメリカ領ではありますが、日本と同じ東アジアに属するはずです。
ただ、アジアの定義っていろいろで国や団体によっても違うのでこういう分け方もあるといえばあります。
つまり、オセアニアのうち米、英、仏領を除いた地域をアジアに含める考えかたです。
あまり使われないので詭弁に等しいですが。
いや、もちろん、鬼太郎たちは馬鹿な南方妖怪に対して詭弁で勝つという恐ろしい作戦を仕掛けているわけですが。
しかし、真面目にアジア征服というと中国、朝鮮、その周辺からマリアナ諸島、ニューギニアに至る島々、さらにインドから中東までいきますから、どんな悪の帝国だということになりますな。
ある程度第二次大戦時に大日本帝国が夢想したものではありますが。
このアニメ、なんかイロイロとヤバくないか?

ともかく、アジアじゃないということにショックを受けて自失状態の南方妖怪にとりあえず遊ばんかと提案をしたオヤジ。
南方妖怪はオヤジの持っていたサーフボードを見て即賛成、慌てたミンメイにも遊ぼうと声をかけます。
声をかけるどころかランスブイルの長い舌で拉致までして海へ走ってますが。

「どうやら上手く説得できたようじゃのう」とオヤジが言ってますが、詭弁もここに極まれりだろう。
こんな強引な説得方法、「キャプテン・ラヴ」以来だわ。

海に放り込まれたミンメイは鬼太郎の言うことに耳を貸すなと吼えるのですが、南方妖怪は全く聞きません。
これは本気で操るしかない、とミンメイが目を赤く光らせると南方妖怪が取り込まれ、「鬼太郎を倒しなさい!」という命令に「はい、ミンメイさん」と。
どこのギアスですか、コレ。

南方妖怪の集中攻撃をちゃんちゃんこで防ぐ鬼太郎ですが、暑さのためにちゃんちゃんこに意識を集中させるだけで精一杯。
だもんで、ランスブイルの舌によこからちゃんちゃんこを掠め取られてしまいました。
こうなると南方妖怪のやりたい放題。
ミンメイに狂ったランスブイルが舌で鬼太郎を捕まえ叩きつけます。
鬼太郎が放つ体内電気も「う~ん、エクスタシー!!!」と逆に快感になってる様子。
アササボンサンもやし落としもポもランスブイルに掴まって電撃を受け、「ミンメイ、ちゃんと、エクスタシー!」と快感を受けています。
なんて嫌な展開だ。大笑いしたけども。

ミンメイに操られて隙の無い南方妖怪にやられまくりの鬼太郎。
それを見てあざ笑うミンメイですが、「アイツさえいなければ~!」と飛び掛かったネコ娘の引っかき攻撃で体をズタズタに引き裂かれます。
それに怒ったミンメイは本当の美貌を見せてやる!と顔をどんどん巨大化させました。
Photo_20

そうやって出てきたのが「画皮」です。
Photo_21

これもまた強い妖怪なんですが、南方妖怪たちが「は…か…ら…れ…たああ」(byながいけん)な顔をしているのもむべなるかな。
「トドメをさしなさい!」とか言われても「やーだね」ってなっちゃいますわな。
画皮は「アタシの美貌の力は絶対のはず」とそのデカい顔でウインクしてみせますが、南方妖怪全く立たず(笑)

その間に椰子の実ジュースで回復した鬼太郎が画皮の髪の毛を掴んでぶん回しました。
南方妖怪は浜辺でノンビリ見物です(笑)
もちろんこれでまいる画皮ではなく、三枚の紙を用意するとあっという間に鬼太郎を描いて分身を作り出しました。
Coco_6

これは外見だけではなく能力も同じなんだそうです。
鬼太郎の技が三重奏で叫ばれるという鬼太郎ファンにとってはたまらん展開になってます。
為すすべなくちゃんちゃんこに固められた鬼太郎に救いの手が!
水を口いっぱいに含んだネコ娘です。
ってネコ娘になんてことさせやがる(笑)

鬼太郎の分身はもとは紙、ネコ娘の吹きかけた水で溶けてしまいました。
鬼太郎を縛るちゃんちゃんこはオヤジがネコ娘の帽子に入れた水で溶かします。
「今度こそ、これで終わりだ」と立ち上がる鬼太郎ですが、濡れた紙が貼りついたまんまだから全然かっこよくない。
Photo_22

画皮の吹き出す風をちゃんちゃんこで跳ね返すという攻撃で画皮を倒した鬼太郎、一件落着かと思いきや目の前で画皮が反物にされてしまいました。
黒幕としてのチーがようやく鬼太郎の前に登場ということですが、鬼太郎以外の反物には興味がないとアカマタの反物を返してくれました。
反物から元に戻す薬は横丁にあります。
それを届けたのは一反もめんに砂かけ、アマビエ。
アマビエは間違いなくグアムに遊びに来たかっただけですね。

「鬼太郎をもう攻撃しないでよね」と言うネコ娘に「鬼太郎はもう仲間だ」「一緒に世界征服しようぜ」とあくまで陽気な南方妖怪。
また何かでそそのかされたら歯向かってきそうだな。

グアムに来たのはさっきの面々だけではなく、子泣きやかわうそまで来てるらしい。
ネコ娘が妄想した二人きりのビーチは無しになったのね。

次回は雪女の話。
昔のエピソードとも繋がってるようです。
雪女って事は説明しなくても新たな萌えキャラ登場ってことですね(笑)


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2008年10月 2日 (木曜日)

【ネオアンジェリーク】やはりDVDでは恋愛EDか

この前最終回を迎えた「ネオアンジェリークAbyss -Second Age-」ですが、ラストは「これだから女王EDってやりにくいんだよな」という内容でした。
女王になり損ねた少女と世界設定を絡めてあったりなかなか面白かったです。

最終的にはアンジェは女王になって世界の平和を保つのですが、それを人間の力で実現しようとする者もいるし、「レイアース」とも少しかぶる部分がありますか。

CMがMADというかホットペッパーのCMみたいになってますが、これが最新かな。

コントラストが強いのは私の好みともともとの映像が薄めにボケてるのを補正してるため。

なんと、最終巻ではマルチ恋愛エンディング収録だそうです。
女王にならないエンディングになるってことか?
レイン、ヒュウガ、ジェイドは当然として、ニクスもできれば入れて欲しい。
欲を言えばエレンフリートとジェット、ロシュにルネも。
無理矢理でもいいからマティアスあると最高だし、ベルナールもアリです。
つまりは全員分用意しろと(笑)
DVD買うわけではないけどどうなるのか興味あります。

それにしても、偽アンジェに対するヒュウガの蔑んだような目がス・テ・キ。
Photo_17


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2008年10月 1日 (水曜日)

【鬼太郎】第75話 少子化と存続

テレビの映りが悪くなったような気がするのでさらにフィルタを増やしましたが、当然ながらますます重くなり大変な事になってます。

小学校でテストをやりたくない小林少年(って書くと少年探偵団みたいだな)が教室の後ろで飼っていたコオロギを放して大混乱に陥れました。
鳴き声はどう聞いてもスズムシなんだけどな。
悲鳴を上げる小学生の顔に妙に力が入っている気がします。
Photo

というか、中学生に見えるのは服のせいか私の思考フィルタのせいでしょう。
Photo_2

コオロギは飛び回り、先生のところまで行きましたが、先生卒倒しちゃいました。
虫がダメな人はコオロギさえダメなんですかねえ。
私は必要とあらばゴキブリも素手で触りますが。

鬼太郎とねこ娘は小学生が行方不明になっているという話の調査をしています。
行方不明になった小学生はこの三人。
Photo_3

後から出てくるのを見るに、これはよそ行き用に撮影した写真です。
こういうものを用意しておかないと卒業アルバムの写真なんか使われて恥をかくので気をつけましょう。
全く関係ありませんが、ねこ娘の服が夏服の特別版らしいです。
Photo_4

さらに全く関係ありませんが、「ねこ娘」を入れたキーワードでグーグルイメージ検索をすると、「けしからん」画像がどんどん出てきますな。

鬼太郎たちはせっせとダイレクトメールを突っ込んでいるねずみ男を見つけました。
行方不明事件にねずみ男がかかわってるんじゃないかと思うねこ娘ですが、ねずみ男ははぐらかして逃げていってしまいます。
冒頭の小林はこの辺りに住んでいて、ねずみ男が投函したダイレクトメールを見ました。
中身はテスト用紙で、書いてある問題は

問1 信号で進めは?
問2 朝のあいさつは?
問3 お礼の言葉は?

とあり、小林君の答えはそれぞれ「赤」「さようなら」「バーカ」です。
ちなみに、問1の正解は「そんなものは無い」ですな。
免許センターの学科試験で間違える人が多いところです。
朝のあいさつが「さようなら」というのは哲学的に考えると深い。
朝出かけるときには常に死の覚悟を持っているということで、小林君は武士道の権化なのかもしれません。
お礼の言葉が「バーカ」というのもツンデレが広まった現在となっては一概に間違いとも決め付けられません。

答えを書き終えた解答用紙はどこからか吹いてきた風に飛ばされて妖怪学校に舞い込みました。
そこで問題が読めますが、

問4 扉しまっていたら? 答え(こわす)
問5 人が困っていたら? 答え(むし)
問6 夜のあいさつは?  答え(アホ)
問7 落とし物は?     答え(とどけない)
問8 道を聞かれたら?  答え(しらない)

とタダのヒネクレた子供でした。
最初の3問だけだと実は深いのかと思ったんですが、ものの見事に(勝手に)騙されました。
なんか天才少女とかに踊らされる人を実演してしまったような…
「狂乱家族日記」第24話で平塚雷蝶が言った「難しいことを難しく語りたい人って、自分の底の浅さを隠したいか、本当は自分でもよくわかってないか、どっちかなの」「簡単な事を難しく語ろうとするのは大ばか者」という言葉が容赦なく心に刺さります。

解答用紙を読むのは見上げ入道。妖怪学校の先生です。
回答を見て「これは素晴らしい」と言ってますが、妖怪的には優等生なのでしょうか。
Photo_5

小林君は宿題提出と言われたら「トイレ~」と逃げ出すフリーダムぶり。
廊下を歩いていると、自分を呼ぶ声が聞こえます。
声の主を探すと足元にミニサイズの見上げ入道が。
迎えに来たという見上げ入道を容赦なく蹴り飛ばして本当にトイレに行ってしまいました。
ある意味強い子だ。
しかし、見上げ入道も負けません。
トイレで小林君が振り返ると洗面台に見上げ入道がいて、しかも今度は大きくなりました。
なんで自分の前に現れる?と聞く小林君に解答用紙を突き出して「この反抗心溢れる力強い回答ね、さらに私を蹴り飛ばした怖いもの知らずは素晴らしい」と褒め称えますが、そんなものは聞いちゃいねえ小林君はホースの水をかけて見上げ入道を排水口から流してしまいます。

もちろんそんなものでやられる見上げ入道ではなく、「妖怪になれるいい素質がある」とますます小林君を気に入った様子。
屋上に逃げると、今度はそらから入道雲並の大きさで見下ろしました。
さすがは見上げ入道。
だけど、そこまで大きくなれば鬼太郎にも見つかりますわ。
鬼太郎が駆けつけるまでには消えちゃうんですけどね。

見上げ入道が妖怪学校に戻るとそこにはねずみ男が。
やはりダイレクトメールで小学生を集める手助けをしていたのはねずみ男だったのです。
妖怪も少子化で学校の生徒が居なくなって困ってたのをねずみ男が助けたらしい。
新しい妖怪も増えてる(くねくね、ジャンピングばばあ等)けど、全体としては減ってるんだろうな。
ねずみ男が協力したのはもちろん金目当てですが、見上げ入道先生は立派な教育者、お礼として妖怪学校の生徒にして立派な妖怪にしてあげようと連れ込みました。
見る限りでは生徒は小林君と猫とキジムナーの親戚?
妖怪少子化で困っているので、滅多にいない有望株である小林君を立派な妖怪にするのが見上げ入道の目的らしい。

当然小林君は帰ろうとしますが、一息で戻されてしまいました。
呼気、吸気を自在に操れるみたいだな。
小林君、頑張らないと落第であの世行きです。
Photo_6

小林君は子供たちが行方不明になった子供たちだと気付きました。
新聞やニュースはちゃんと見てたんですね。
しかし、ニュースの写真からするとまるで別人のようです。
テレビ局には詐欺みたいな写真を渡したのでしょうか。
製作側ですり合わせができてないとか言ってはいけません。

さっそく授業が始まります。
妖怪はマルチリンガルでないといけないのだそうで、まずはコオロギ語の勉強です。
コオロギ語がわかると虫の言葉はたいていがわかるようになるとのことで、ドリトル先生に教えてあげたいですね。
ドリトル先生の動物語は会話というイメージからは程遠いですが、それだけに月の植物とも話せます。
小林君はどこまでもいい加減なので適当に片付けて逃げてしまおうと考えていますが、何気に言った「リリリリンリン、リリリリン」がコオロギ語で最も美しい言葉だと絶賛されました。
一発目でこれだから、評定は文句なく「優」でしょう。
続いてねずみ男がこれまた適当に喋ると見上げ先生の木槌が唸りました。
「コオロギ先生は大変ご立腹だよ」と。
続いてねずみ男が発した言葉には「なんて失礼な!ここは妖怪学校ですぞ!場所をわきまえたまえ!」と顔を真っ赤にしてさらに大きな木槌が振り下ろされました。
なんかのコントで見たような展開ですが、こういう方法だと鬼太郎でも卑猥な展開ができるのか(笑)
誰かステキな二次創作作ってください。

コオロギ語なんてできないと言い張る小林君に対して「嘘も優秀だ」とベタ褒めの見上げ先生。
先生が見込んだ生徒なんだからできる子だとずいぶんな押し付けですが、実際の教師にも本人の希望を無視するのがかなり居るだろうな。

見上げ先生は「調子が出ないのはお腹が空いてたからだね」と言ってますが、昼休みの授業までで小林君に落ち度は見られません。
見上げ先生のほうこそ大丈夫なんでしょうか?
「お待ちかねの給食だよ」と出てきたのはモグラジュース、蛙の目玉ごはん、金魚の佃煮、芋虫汁。
目玉のオヤジが涎垂らしそうなメニューが並びました。
小林君には食べられませんが、他の生徒は喜んで食べたと信じます。
Photo_7

昼からの授業は魂の出し方。
まずはねずみ男が実演のネタにされました。
巨大な丸太(くり貫き)に閉じ込められて猛烈に回転させられると、出てきたときに口から魂が抜け出るという寸法です。
漫画的表現をそのままやってしまうとは恐るべし。

鬼太郎たちはねずみ男のダイレクトメールを手に入れました。
答えを書き込めば妖怪学校に送られるはずです。
ねこ娘から書くものを借りた鬼太郎が答えを書き始めると早速用紙が飛びました。
急いで掴み、そのまま連れて行かれる鬼太郎ですが、そうとう揺さぶられてます。
そうやってどうにかたどり着いた鬼太郎は変装という名のコスプレをして妖怪学校に潜入しました。
革靴赤い服蝶ネクタイメガネという格好は、中の人と相俟って誰かを髣髴とさせますね。
Photo_8

参考:+++ 名探偵コナン +++

鬼太郎はすぐにコオロギ語を披露して見せ、優秀さを見せ付けます。
問題用紙に書いた名前は「ケケケの毛太郎」
なんのヒネリもありませんが、毛利小五郎とかけてある…なんてことはありませんね。
またしても平塚雷蝶の言葉が刺さります。
ダメだ、あの言葉は何かを書こうとしたときに心臓から突き出るような悪魔の凶器だ。

回答がまともすぎるので「妖怪に向いてないね」と言われて「僕もそう思うのですが」というのは凄い皮肉ですが、鬼太郎は見上げ入道が目指す妖怪像とは違うしな。
だからこそ先生に教わりたいと鬼太郎がゴマをすると、見事に乗せられる見上げ先生。
上機嫌で「素質を見てあげよう」とノセられました。
妖怪はヒネクレ者でないといけないんじゃなかったですか?先生。

鬼太郎は、木の上で自在に眠り、体を畳んで見せ、空気も食べて素質アリと印象付けます。
ちなみに、体を畳めると10年くらい箪笥の後ろに隠れられるんだそうです。
次々とこなしていく鬼太郎を見て嬉しくなった見上げ先生は空気を吐き出して小さくなるんだと実演してみせました。
鬼太郎はさらにおだてて「もっと小さくなれませんか?」と煽ります。
手のひらに収まるほど小さくなった見上げ先生を捕まえて逃げろ!と叫ぶ鬼太郎。
ところが見上げ先生のほうが一歩上で、さらに小さくなり手をすり抜けて「教室に戻りなさい」と小林君の前に立ちふさがりました。

息を吹きつける見上げ入道に鬼太郎が立ち向かいます。
小林君が「鬼太郎?本当にいたのか」と言ってるのは各地で都市伝説化してるからですね。
子供たちを返せという鬼太郎の要求に小林君は逸材だとガンとして跳ねつける見上げ入道。
現実の世界でもこうやって周りから祭り上げられてる人はそこかしこに…

髪の毛針もリモコン下駄も見上げ入道の猛烈な息に押し返され、反対に「霊界流し」とかいう火の川を吹き付けられました。
オヤジが「霊界に流されたら二度と戻れんぞ」と言ってますが、霊界と地獄は違うところのようですね。
聞いたそばから流されてますが。

元の大きさに戻った見上げ先生は「さ。わかったら勉強だ。今日からビシビシ鍛えるからな」と今日が授業初日とは思えない発言をします。
給食前の発言といい、見上げ先生は幸せだった頃の妖怪学校の記憶の中で生きてるのかもしれません。
無人島で長年独りぼっちだった人が脳内家族を作り上げるような…
そう考えると涙なくしては見られない気がしてきました。
誰か「おじいちゃん、あの人はもう居ないのよ…」と肩を抱いてあげてください。

その頃鬼太郎は霊界に流されています。
霊界は人間界と地獄の中間の世界で、ほっとけばそこで永遠にさまよい続けるのだそうです。
それがときどき人間界で幽霊として見られるんでしょうかね。

「惜しい生徒を亡くしたねえ」と合掌する見上げ先生は「彼の分まで頑張ってね」と小林君にさらに過剰な期待をかけます。
自分でやったわけですが、それを気にもしないあたり既に狂ってるのでしょう。

鬼太郎は、ちゃんちゃんこが自らの体をほぐして繋いでくれた糸に気付きました。
これをたどれば人間界に戻ることができます。
霊界には蝶が舞っていますが、確か霊魂は蝶の形をとるんでしたっけ?
どうしても「夢見館」とか「月下夢幻譚」なんてものを思い出します。
Photo_9

疲れただろうと小林君をお風呂に入れようとする見上げ先生。
グツグツ煮えたぎってますが、鬼太郎が飛ばしたリモコン下駄によって顔を浸けられたときに「熱いじゃないの」と返してるところを見ると本当に熱いんだな。

霊界から還ってきた鬼太郎に対して巨大化で対抗する見上げ入道。
見上げる猫がなんかキュート。
Photo_10

空気を自在に操り鬼太郎を飲み込んでしまった見上げ入道ですが、息が吐けないと苦しみだし、目玉が飛び出していきます。
Photo_11

鬼太郎がちゃんちゃんこで見上げ入道の喉を塞いだので、苦しくなって目玉が飛び出したようです。
這いつくばって目を探す見上げ入道のところに目を持っていてやる優しい鬼太郎。
今回はやりすぎただけで悪気は無いからだというのが理由ですが、悪意が無いからって反省しなければダメだぞ。
案の定「このままでは妖怪が滅びてしまうかも」とか言ってるし。
オヤジが妖怪はしぶといからそうそう絶滅しないとフォローしたので「鬼太郎君のような優秀な妖怪が居るなら」と納得しましたが、脳内学校に逃避しだしたらまた危ないぞ。

小林君はこれに懲りたのか今までの宿題まで全部やってきて先生の目を白黒させました。
こうも極端だと、将来カルトに染まりそうで反対に怖い。
ちなみに、居眠りしてる生徒がいますな。
先生は気付いてないか無視してるかみたいだけど。

他の子供たちも真面目になったそうですが、あの女の子がどんな悪ガキだったのか想像がつきません。
「幼い女の子に悪い子はいないんです!」が信条ですから(マテマテ)

人間界の学校を見ながら「ワシも授業したいのう…」と羨ましがる見上げ先生の腰つきが卑猥に見えて仕方がない。
Photo_12

次週は中国妖怪のミンメイちゃんが出るんですが、キャプチャソフトがエラーで録画できてませんでした。
何とかするしかないけど、低スペックなウチのパソコンで大丈夫かしら?


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10月01日のココロ日記(BlogPet)

ヴィーさん!てんとうむし!てんとうむし!

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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