【鬼太郎】第82話 水着だ温泉だ科学だワッショイ!
青森のとある街で、温泉ブームの影響からそこかしこで温泉が掘られてました。
そこに「いずれ祟りがあるぞ」と忠告する老人の姿が。
「赤舌様がお怒りになる」というのですが、赤舌というのは水に関連のある妖怪です。
あとは「口は災いの元」を示す妖怪だとか。
今期の鬼太郎世界では水の守り神だということになってます。
温泉を掘りすぎて川の水量も減り、水をないがしろにしてるから祟りがあると言いたいらしい。
温泉は地下水だけど川の水量と関係あるんかいな?
迷信を言うなと爺さんを追い返しますが、直後に巨大な舌に絡めとられて石にされてしまいました。
そこにやっぱりというかねずみ男が絡んでるのですが、水を大切にしない人間への祟りとしてそこかしこの水が無くなっていきます。
洗い場の水が無くなったぐらいでは「へぇー」でしたけど、温泉紹介の女子アナが入っている温泉がいきなり枯れたのは痛いなと思ってしまいました(笑)
川の水も無くなり、どの水道からも水が出ない状態に。
知らなかったですけど、青森って温泉多いんですね。
妖怪横丁では町内旅行の温泉が中止になった事で皆がショックを受けています。
旅行先は水が全て消えたあの温泉郷。
温泉が出ないとなれば中止にするしかないですわな。
それを鬼太郎から聞いた目玉のオヤジは頽れますが、頭が目玉でまん丸な事もあって見事なorzになってます。
鬼太郎たちが横丁に出てみると、油すましが半額セールをやってました。
油や味噌を扱ってるようです。
町内旅行が中止になったことで気落ちした皆をサポートするためだとか。
町会長ともなればそういうことも考えないといけんのかな。
横丁の住人には大好評で、子泣きなんか「お主みたいな者が四十七士だと良いのう」と手放しで褒めています。
「お里はどこじゃったかのう?」と聞かれて答えようとする油すましの様子を見てやたらドス黒い感情に支配されているのはアマビエです。
油すましはアマビエをねめつけて「熊本じゃあ」と。
そんな邪悪を見せ付けていいのかと笑ってしまいました。
アマビエも熊本だからアピール合戦になってるわけですな。
言われてはらわたが煮えくり返る思いのアマビエ。
油すましに勝つ方法は無いのかと鬼太郎に詰め寄るアマビエですが、鬼太郎は「別に四十七士は人気で決まるわけじゃあ…」と実に正論を吐きます。
が、どれくらい考慮の対象になったのかは知りませんが実際にはご当地妖怪人気投票も行われてるんですが(笑)
そう言われても「これが四十七士になれてアタイがなれないなんてオカシイよ!」とかわうそを指してえらい言いようです。
そういう心根だと四十七士になれないような気がするんだけども。
「町内旅行を復活させることができれば皆喜ぶだろうがのう」とオヤジが言うと、「はう☆閃いたよ」とアマビエの閃きが出てきました。
「青森の温泉が枯れたのは妖怪の仕業だよ」ということですが、これは単純に閃いただけで、アマビエの閃いたらそれが実現するって力とは違うようですね。
実は因果律を超えてアマビエが影響を及ぼしたのだとすると意図せずしてアマビエの自作自演になってしまいますが、個人的にはそっちのほうが相応しいような気がする。
目的が「温泉を枯らした妖怪を退治してアタイを四十七士に祭り上げることだよ」と実に正直なので、かわうそが「後半が引っかかります」とこれまたストレートなツッコミを入れます。
アマビエ温泉特捜隊のメンバーはアマビエ、かわうそ、鬼太郎、ねこ娘、オヤジ。
青森に行ってみると温泉も川も枯れてしまってます。
その枯れた川を遡るアマビエたち。
アマビエはそっちの方角が怪しいと言ってるんですが、鬼太郎の妖怪アンテナには反応がありません。
鬼太郎たちが通り過ぎた脇にさりげなく川男がいるのはかなりシュールですが、石川県から引越ししてきたんですかね。
川男といえば二人のシュールな会話が素晴らしい。
「水の無い川ってさ」
「うん」
「川っていうのかな」
「言わないね」
街ではねずみ男が給水活動を行ってました。
もちろんタダではないので大儲け。
それをアマビエたちが見つけますが、初手から怪しいという目で見ています。
ねずみ男は人助けも兼ねて水を売ってるだけだと言い訳しますが、すぐに「枯れてない温泉を知ってるぜ」と話題をそらしてしまいました。
それを聞いたオヤジが黙っていられるわけがありません。
ねずみ男が案内した先には温泉がありましたが、温泉って森の真ん中にビニールプールみたいなのがあるってわけじゃないだろう。
そんな感じの温泉です。
オヤジは涙ながらに「休憩がてらひとっ風呂あびるか」と入る気満々。
結局アマビエたちは温泉に入りますが、「こんなこともあろうかと水着を用意しといて良かった」というねこ娘はどこの真田さんですか。
オヤジも浮き袋を用意してるので抜け目ありません。
鬼太郎は「なんかこのお湯ネバネバしてますね」と気になる事を言いました。
ねずみ男が去ると「ワシの邪魔をしようというのはお前らか。許さん」と声が聞こえて温泉が揺れだします。
その時点でようやく鬼太郎の妖怪アンテナが反応しました。全く役立たずだ。
声を聞いた時のねこ娘のこの異様な色気はなんだろうと思いますが。
ちなみに、左足先のあたりは補完してあるんでキャプってもこうならんです。
ところで、この水着に合わせるためか、11歳ぐらいだったねこ娘の体が最近14,5歳ぐらいまで成長してきてました。
いきなり胸が成長したら驚くもんな。
いつぞやのメガミマガジンのハトムネではないのはオジサン嬉しいです。
なんと温泉は赤舌の口の中でした。ネバネバしたお湯なのも当然です。
10m以上ありそうな巨大妖怪が飯塚昭三(ハカイダー、ハート様など。個人的にはエドとかグレンとか)の声で喋るんだから迫力は満点。
アマビエとかわうそは辛くも脱出しましたが、鬼太郎、オヤジ、ねこ娘は赤舌に飲み込まれてしまいました。
この際にもねこ娘の脚線美が強調されるようなカットで、なんの視聴者サービスかと思います。
這這の体で脱出したアマビエたちに「食われてしまえば良かったのに」と余計な事を言ったねずみ男は「このバカチンがぁー!」とアマビエに跳ね飛ばされ、赤舌に食われてしまいました。
全然選別しないのね。
金八先生は福岡出身だけど、熊本でもバカチンと言うのだろうか?
博多弁のようだけど、ググってみると熊本でも使ってる。
ついでにOKWaveで見つけた何とも言えない質問。
これが朝鮮蔑視に繋がると考えるとは人の発想は侮れません。
呑み込まれた鬼太郎たちは内部で触手のようなものに捕まってます。
これはまた同人誌で使われそうな…
髪の毛針を飛ばしてみますが、水の壁に阻まれてダメージを与えられません。
触手が蠢きだしましたが、ねずみ男によると水分を吸い取って石ころにするつもりなんだとか。
冒頭の人間はそうやって石にされたのか。
なんとか脱出しようと体内電気を使う鬼太郎ですが、電気が触手に伝わりません。
赤舌は水を浄化する力を持っているので、体内の水は純水、純水は非電解質だから電気を通さない、と。
にわかに理科の授業じみてきましたが、実際にはほんの少しだけなら電気を通します。
まあ、18.24MΩ・cmだそうだから、体内電気程度では無いも同然ですが。
結局水分を吸い取られ、石になって吐き出されてしまいました。
頭から地面に刺さるねこ娘がかわいそうです。
水を大切にしない人間がいけないという赤舌に対して強く出られないアマビエとかわうそ。
そこにタイミング悪く給水車が水を取りに来ます。
赤舌の本拠地にまで水を取りに来る人間に怒りを隠さない赤舌は給水車を踏み潰して炎上させました。
50mぐらいまで巨大化してないか?
かわうそにどうにかしろと言われて鬼太郎に止めな、と命令するアマビエですが、かわうそは「いや、鬼太郎ここに転がってるから」と冷静なツッコミを入れます。
お前ら本当にいいコンビだ。
日常会話で白山坊の舞台に出られるんじゃないか?
街に降りて無差別に人を襲う赤舌にアマビエが待ったの声をかけますが、その周りには横丁からの応援が。
ただ、その中に油すましがいるので「なんで油すましがいるのさ。手柄を横取りする気だね」といきなり内部分裂の危機。
とはいえそれで終わる横丁の住人ではなく、ちゃんと赤舌に攻撃します。
油すましの特性の油と砂かけの発火性の砂(アルミ粉末だったら凄い事に)をかけ、つるべ火が火をつけて赤舌は火達磨になりました。
アマビエ立案の戦法らしいですが、赤舌は水を吹いて消火してしまいます。
アマビエを狙って舌が伸びますが、油すましが身代わりに呑み込まれてしまいました。
それを見たアマビエは奥の手だと言って「ハウハウハウのアマビエ太郎」と鬼太郎のちゃんちゃんことリモコン下駄を持って身構えます。
「語呂悪~」とかわうそのツッコミが即座に入りますが。
ちゃんちゃんことリモコン下駄は外してたから石にならなかったのね。
水分吸われて服とかまでまとめて石になるのは妖怪の力だからってことでひとつ。
これさえあれば鬼太郎並に強いとリモコン下駄やちゃんちゃんこを投げつけますが、もちろん鬼太郎みたいに使えるわけじゃないのでただ投げつけただけです。
どうにもならなくなったアマビエは石と化した鬼太郎に嘴で啄木鳥のように突きまくりました。
それに呆れてるかわうそが赤舌に飲まれ石に。
残りのメンバーも次々に飲まれて石になってしまいますが、つるべ火が石になるってどうなんだろうか?
やっぱり妖怪とはいえ生きてるから水分あったのかな?
赤舌はアマビエには目もくれず人間襲撃のために去ってしまいました。
ただみんなの喜ぶ顔が見たかっただけなのにと鬼太郎に向かって泣くアマビエ。
そんなアマビエにリモコン下駄がついてくるようにと誘導します。
その先は赤舌。
戦えということなのかと理解したアマビエは赤舌に止めるように説得しますが、赤舌は聞く耳持ちません。
アマビエが赤舌に塩水を吹きかけ攻撃すると、「おのれ、また塩水か」と赤舌が怒りました。
えーと、いつ塩水攻撃したっけ?
赤舌になぜ邪魔をすると聞かれ、「気持ちはわかるけど、人間がわかってくれなきゃ意味が無いよ。アンタは怒りをぶちまけて暴れてるただのバカチンだよ!」とアマビエ一世一代の啖呵をきります。
それに逆ギレした赤舌に呑み込まれそうになりますが、そこに髪の毛針が。
鬼太郎の復活です。
アマビエの涙で復活できたらしい。
オヤジがアマビエの尻尾が変な事に気付くと、そこには四十七士の紋章が。
「出たよ!大当たり!」と喜ぶと「やったねアマビエ」と鬼太郎。
軽いノリだなあ。
アマビエと鬼太郎の複合攻撃が始まりますが、鬼太郎は赤舌の触手に絡めとられてしまいます。
鬼太郎の危機を救わんとアマビエが海水をぶっかけ、鬼太郎が体内電気を起こすと、今度は見事赤舌に伝わりました。
海水は塩水、塩水の溶質は塩化ナトリウム、塩化ナトリウムは陽イオン(ナトリウムイオン)、陰イオン(塩化物イオン)に分かれる電解質なので電気を通すようになる、と。
これは中学生の授業かな。
鬼太郎は、赤舌に水を大切にする人間もいるのだからしばらく見守ってやってくれと説得します。
「もしもまた人間が信じられなくなるようなことになったら…そのときはもう君を止めない」と実に鬼太郎らしいことも付け加えました。
針女のときは源さんの言うことなんて村の人は聞くわけないのに放置しましたが、今回はそうしないのね。
説得に応じて「信じてみよう」と人間と水を元に戻した赤舌の舌に浮かび上がる四十七士の紋章。
こんな化け物でも四十七士になれるのか…って公式サイトには既に四十七士が発表されていて中にはどう見ても悪役みたいなのがいますが、これは鬼太郎と戦って改心でもするんでしょう。
中には長野代表のヤカンズルみたいな「ただのヤカンやん」というどう活躍するのかさっぱりわからないのもいますが(笑)
街の中では水がなくなったことは夢の出来事と認識されてますが、それでも水を大切にする心はできたようで、あとはどれくらい保てるか、だわな。
水が戻った川にはやっぱり川男がいて、
「水、戻ったね」
「戻ったね」
といつものような会話が繰り返されました。
四十七士に選ばれたアマビエは得意の絶頂ですが、しっぺ返しなんてあるのかしら?と「鉄のラインバレル」とか「テイルズオブジアビス」見てると思ってしまいます。
次回は小豆だワッショイ!の回。
EDで劇場版を小出しに紹介してますが、これは見たいですねえ。
ねこ娘が四十七士を集めるのに全国駆け回るわけですが、これが地区によって6バージョンあるんでDVDのほうがいいのかな。
ねこ娘がどこを通るのかは劇場版公式サイトの「ねこ娘全国縦断出没マップ」でわかります。
私の地元徳島はあすたむらんど徳島という5年ほど前にできた施設らしい。
私は見たことないのだけど、プラネタリウムとか科学館なんかが集合した施設のようだ。
居住地の岐阜は下呂温泉ホテルくさかべアルメリア。ローカルCMをけっこう見るホテルです。
関連?商品----------
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント