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2008年11月

2008年11月29日 (土曜日)

【鬼太郎】第83話 小豆に生き小豆に死す

小豆の入った大福を食っていた女の人が頬を掻いたら小豆がボロボロと零れ落ちました。
体の内部から噴出してるようです。
Photo_2

それを窓から升を突き出したねずみ男が百グラム1円で買い取っていきました。
小豆が出た後の人間は干からびるようです。
その後もどんどん買い取っていくのですが、何グラムだろうが一人1円らしい。
ボロい商売だ。

しかし、北海道産の小豆に中国産が混ぜられていたとか騒がれる時期にタイムリーなネタだ。

妖怪横丁では、あずき洗いの饅頭屋が休業しています。
小豆が不作で操業できんのだそうな。
あずきは天候に左右されやすく、この辺りの畑(妖怪世界のってことになりますか)でも不作で、小豆連合でも大問題になっているのだとか。
小豆のできは年によって変わるから、その価格の高騰や下落を狙った先物取引があるわけですな。
たいていの人は手を出して失敗してますが。

小豆連合とは、小豆を愛する妖怪仲間の集まりで、あずき洗いの他に二人いるようです。

そこに、例によってねこ娘が「鬼太郎大変よ」と街の騒ぎを知らせにきました。
顔から小豆が出るってんだからと皆があずき洗いの顔を見ますが、「オレは知らないよ」と非常にテンパってます。
心当たりがあるんですな。

鬼太郎とねこ娘も街に出てますが、あずき洗いも独自に捜査をしています。
が、これは他の人から変な目で見られないのでしょうか?
Photo_3

あずき洗いが辿っているニオイは、ヤバい小豆のニオイらしいですが、ヤバい小豆とは?
その先ではねずみ男が小豆饅頭を屋台で売っていました。
1個1円という破格の値段なので人が殺到しますが、その人ごみをかきわけて「悪玉小豆を出すんだ」と出てきたのはあずき洗い。
人を押さえつけてるので「アンタ何よ」と非難の声を浴びるんですが、「奥さん、顔から小豆出ますよ」という言葉で人々は去ってしまいました。
みのもんたかお前は。

顔から小豆」のビデオ
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この饅頭の小豆は、食べると顔から小豆が出てくる悪玉小豆なんだそうです。
悪玉小豆ってそういう意味だったのか。
Photo_4

饅頭を売っていた屋台に向かって「小豆連合第35条。栽培禁止品種…小豆はぁ、命」と見得を切りました。
さらに続けて「そしてオレたちはぁ」とやると、「ウィアー、小豆連合!」と二匹の妖怪が飛び出します。
小豆はかりと小豆ばばあ。
小豆はかりは赤フン、小豆ばばあは胸元が大きくはだけてたわわな果実がギリギリまで見えるセクシー軍団ですね。
Photo_5

小豆はかりがあずき洗いに向かって「久しぶりだあ」と挨拶してるところをみると、普段は横丁には居ないんでしょうか?
そんな二人に向かって「人から小豆を採るのは止めるんだ」と抗議するあずき洗いですが、口に饅頭を突っ込まれ「買い取ってるんだ」と返されます。

その饅頭には悪玉小豆は入ってないらしく「小豆って素晴らしい」と踊りだすほどですが、すぐに我に返って「もう悪い事は止めるんだ」ともう一度諭すあずき洗い。
二人とも「小豆って気持ちいい」と小豆の上で寝転がって全く聞いちゃいねえですが。
ここまで来ると一種の変態さんですね。

ただ、あずき洗いもその仲間には違いないので、一瞬後には「この小豆の感触、病み付き~」と一緒に転がってしまいました。
すぐに我に返りますが、どうにもやりにくそうです。

「お前たちの気持ちもわかる」と言いつつも説得を試みるのですが、「小豆あっての小豆連合じゃ」と両脇から擦り寄られる始末。
仲は大変にいいんだろうな。

その前に鬼太郎が現れました。
さきほどのあずき洗いの捜査をみかけてついてきたのだとか。
そりゃ、あんなの見たら追いかけるわな。

鬼太郎を見た小豆はかりと小豆ばばあは屋台に引っ込んでしまいますが、そのまま屋台を引いて逃げてしまいました。
悪気は無さそうだけど、始末に追えない連中だな。
Photo_6

小豆ばばあは物凄いスピードでしたが、ちゃんちゃんこを投げて捕まえる事に成功しました。
今期の鬼太郎のちゃんちゃんこの働きぶりは異常。

悪玉小豆を差し出せと言う鬼太郎に、「今年は小豆が不作だから、こうするしかないんじゃ」とあずき洗いから説得してもらうように頼む小豆ばばあ。
しかし、あずき洗いはあくまで鬼太郎の言うことを聞くようにと説得、結局悪玉小豆は鬼太郎の手に渡りました。

小豆はかり達にしてみれば、あずき洗いが味方をしないのは不可解です。
背後に力があると思った二人は、それを鬼太郎だと決め付けました。
夜、寝静まったゲゲゲハウスに二人は忍び込み、鬼太郎に小豆の煮汁をぶっかけます。
この煮汁は悪玉小豆のもので、それを浴びせた二人が「あ~ずきあずき、どんどん出て来い。あ~ずきあずき、ザックザク」と踊りだすと、鬼太郎の顔に小豆が噴き出ました。
それどころか顔中を小豆に覆われ信じられないほどの量の小豆が出てきます。
煮汁にも食ったときと同様の効果があるようで、全身に浴びたから体中から噴出してるわけですな。
さらに鬼太郎の妖力はハンパじゃないですから、いくらでも出てきます。
鬼太郎は「止めるんだ」と言いつつも霊力を吸い取られているので力が出ません。
小豆ばばあは、「止めないよー」と口から巨大な小豆を吐きました。
豆がいきなり発芽して蔓が鬼太郎を捕えます。
「秘技・ジャックと豆の小豆じゃ」と言ってますが、妖怪世界にも「ジャックと豆の木」の話が浸透してるんですね。
それにしても、この小豆ばばあの大胆な胸元、ギリギリでセクシーだ(棒読み)
Photo_7

鬼太郎から文字通り湯水のように湧き出た小豆に埋もれた小豆はかり達が言うには、この小豆は特上なんだそうな。
いくら特上でも悪玉小豆なんだから食ったら小豆を噴いちゃうってことで、食えないんじゃないの?
ともあれ、鬼太郎の霊力を使えば小豆畑が蘇るのでは?と鬼太郎を小豆畑に植えました。
その豊富な霊力を肥料に、見事小豆畑は蘇ったのですが、蘇ったとだけ聞いて喜んで走ってきたあずき洗いはポカーンです。
Photo_8

あずき洗いは急いで鬼太郎を引っこ抜こうとしますが、霊力が根を張ってしまったとかで、全く動きそうにありません。
「お前たち、鬼太郎に何てことするんだ!」と怒るあずき洗いに信じられないものを見るような目をする小豆ばばあたち。
「喜んでくれると思ったのに!」「小豆のためにできるだけのことをしてるだけだ!」とあくまで小豆原理主義者なのですね。
そう言われては強く出られないあずき洗い。
妖怪が自分の目的より他の妖怪の事を優先するってのも横丁以外では浸透してないだろうし。

駆けつけて鬼太郎の惨状を見た砂かけ達も非難しますが、「もし砂が無くなったらどんなことをしてでも手に入れたいと思うだろう」という小豆ばばあの問いかけにしどろもどろになってしまいます。
世界中の砂が無くならないことを祈っておこう(笑)
ねこ娘がフォローするように「鬼太郎を犠牲にしてまで欲しいと思わないわよ」と叫ぶと「そうじゃ」と乗っかかりました。
砂かけ、命拾いしたな。

そんなことを言われても「小豆が全て!」と譲らない二人。
暑苦しいな。
Photo_9

鬼太郎を助けようと走り出すねこ娘たちを「ジャックと豆の小豆」で止め、悪玉小豆の煮汁をかけて小豆を搾り取ります。
Photo_10

「こんな風に小豆が増えても嬉しくない」と抗議するあずき洗いですが、「小豆と横丁の仲間どっちが大事なんだ」と詰め寄られると口ごもってしまいました。
いや、そこ戸惑うシーンじゃないから(笑)
小豆はかりが「小豆が一番だってハッキリ言える!」と自信を持って言うと、小豆ばばあも「小豆反逆者め!」と糾弾します。
えーと、これはどこのセクトの「総括」ですか?

反逆者と呼ばれてもいいから鬼太郎たちを助けてくれと頼むあずき洗いですが、もちろんそんなものは聞き入れられやしません。
追加の煮汁を取ってこようとする二人の前にあずき洗いが立ちふさがりますが、あっさり小豆はかりに投げ飛ばされました。
しかし、小豆の上に投げ飛ばすって…小豆を愛してたんじゃないのか?
Photo_11

ボロボロにされてなお止めようとするあずき洗いを投げ飛ばし、小豆でっぽうなる口から吐く小豆で打ち落とした二人。
打ち落とした先は小豆畑なんですが…小豆を(ry

倒れながら「オレは何が一番大事なんだ」と悩むあずき洗い。
そんなボロボロのあずき洗いを畑に植えられて干からびた鬼太郎が心配します。
あずき洗いの脳裏には、饅頭を食べて喜んでくれる鬼太郎たちと、仲良く肩を組んで盛り上がる小豆連合の姿が浮かびました。

何かを決意したあずき洗いに力が漲ります。
「小豆は…甘くて美味しくて、みんなを幸せにするもんだ。おめえらの小豆はほんとの小豆じゃねえ。オレが小豆を、みんなを守る!」とバーニングして小豆はかりと小豆ばばあに突っ込んでいきました。
あずき洗いがかっこよく見えるときがくるなんて思わなかったわ(笑)
Photo_12

二人に攻撃し、反撃されてもことごとく返すあずき洗い。
二人の共同攻撃、「しっかり肉付き、丹波大納言」もかわして「あずき砲」で粉砕です。
腰が抜けてしまった二人に「オレは、オレの、大事なもんを、守る!」と殴りかかるあずき洗い。
しかし、その拳が二人を打つことはなく、「お前たちも、オレの大事なもんだ」と涙するあずき洗い。
カッコよすぎるぞ。
感動したのでちょっと長いけどこのシーン入れてみた。

しかし、小豆ばばあが恐怖の余りに戦豆を放り出してしまっていて、その封印が解けてしまいます。
戦豆は暴走し、ねこ娘たちはおろか、小豆はかりたちにまで襲い掛かりました。
戦豆に打ち据えられたあずき洗いですが、みんなを助けたいという気持ちは強くあります。
そこで思いついたのが「俺の力の全て。鬼太郎に届いてくれ!」と根を張った鬼太郎の霊力に、自分の霊力を注ぎ込むことでした。
鬼太郎にどんどん妖力が戻っていきます。
「オラたちの力も使ってくれい!」と小豆はかりたちも力を放出しますが、小豆の妖怪だからこそできることなのかな。
話的には四十七士であるあずき洗いの力だけのほうがいいと思うんだけど、小豆連合をただの悪者にしないためか。

この復活する鬼太郎はゾンビみたいに見えたけど、動いてるもんを繋ぎでキャプチャするのはやっぱりどうかと思った。
だっていろいろ描いたり消したりしないといけないし。
Photo_13

復活した鬼太郎はちゃんちゃんこに指でっぽう、リモコン下駄と技を惜しみなく使って暴れまわり、トドメとばかりに体内電気を食らわせますが、これが全く効いてません。
それほど戦豆はタフだってことなんでしょう。

すると、あずき洗いが「オレの妖力全部使ってくれー!」と金色に発光してエネルギーを送り始めました。
四十七士と鬼太郎はお互いにパワーを増幅させる力を持っていて、それはこういうときに便利に使える機能なんだけど、あんまり毎回使われると有難みが無くなる気がするんだけども(笑)
ともかく、小豆洗いからエネルギーを受け取った鬼太郎は「体内電気・小豆パワー!」と赤い電流を送り込みます。
結果、戦豆は弾け、消滅しました。

「負けたよあずき洗い」「お前の小豆の情熱に完敗じゃ」と完全に負けを認めるどころかウルウルの目で感動する小豆ばばあたち。
オレからも謝る、と頭を下げるあずき洗いですが、鬼太郎たちは驚いて声も出ません。
ねこ娘に「後ろ向いてみて」と言われるままに振り返ると、あずき洗いの後頭部に四十七士の紋章が。
これまたデカい紋章だな。
Photo_14

こんなアツい話、嫌いじゃないぜ。
次は環境破壊と妖怪という鬼太郎では普遍的なテーマの回。


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【岐阜基地】明日は航空祭

明日、11月30日は航空自衛隊岐阜基地の航空祭です。
毎年そうなので、明日もものすごい人手なのでしょう。
雨も降らなさそうだし。

ブルーインパルスもリハーサルしてましたが、明日も雲があるから垂直系の演技は見られないんでしょう。

Photo

さて、アクセスですが、最寄り駅はJR蘇原駅か名鉄三柿野駅です。
蘇原駅から来ると、左に行って川崎重工の寮の入り口がある通りまで出て左折、そのまま国道21号まで進んで信号を渡り、右側へ行くとゲートがあります。
上の地図の青い線です。

三柿野駅からだと、そのまま左側に高架を上がる階段があるので、それを上がって降りるとゲートです。
また、高架の下をくぐって反対車線側の階段を使っても同じところに降りられます。
上の地図の赤い線です。

どちらも動かない場合、思い切ってJRの線路まで北上して蘇原駅のルートを取るのもあるのかもしれませんが、そこまでにはならないと思います。
むしろ、私が家に帰るときにそこまで逃げてます(笑)

黄緑の四角は川崎重工の社員用駐車場で、当日は開放されてるはずですが、早々に埋まってると思います。

燃料費高騰のあおりを受けてるのか年々飛行展示はショボくなってますが、私の目的は子供に解放されてるF-104だったりします。
いろいろディティールの写真撮らないと。


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11月29日のココロ日記(BlogPet)

くいエーリカ・ハルトマンを抱き枕にしたら気持ちいいですかねぇ……

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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【COD:WaW】猿が爆発するぞ!

戦場を感じさせてくれるゲーム、「Call of Duty」シリーズですが、4のビギナーを2面だけやって「難しいわ!」と放り出してます。

その最新作は日本軍も出てきてバンザイ突撃とかやらかします。
いろいろグロい表現もあるので日本版は出ないんじゃないかと言われてますが、出てくる日本兵は当然日本語を喋ります。

問題はその日本語がかなりスットコドッコイな件ですが、日本のゲームの外国語もネイティブが聞くとそんな印象を持つんでしょうか?

「GoW2」と共に、是非日本版を出してもらいたいゲームです。


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2008年11月27日 (木曜日)

【鉄のラインバレル】ゾル漫っぽいなと思った

毎週毎週最低な人が出てくることで好評な「鉄のラインバレル」ですが、その中に九条美海(CV:平野綾)というキャラがいます。

第8話で避難する人を守るために決意するシーンがありました。
Photo

これを見て私が連想したもの。

3

2

4

1

「セガガガ」のディレクター、ゾルゲ市蔵氏の漫画です。
なんで雰囲気が似るのかといえば狂気を描くのが秀逸だからだろうなあ、と。
だから、これも褒めてます(笑)


----------
この前の「ヤッターマン」はスペシャル回で、実写版のドロンボー一味であるである、深田恭子、生瀬勝久、ケンコバが出てました。
生瀬は声優やってもいいなあと思いましたが、実績はあんまりないんですね。
忙しいか。
深田恭子は意外と違和感が無い。
というのも、別にドラマと全く同じだから。
声優だったらさらに落ちるかと思ったら同じぐらいの大根だったので、ある意味驚きました(笑)

まあ、ガッチャマンが出てきたとか最後にハッチが出てきたとかよりも、「チャック・バウアー」として小山力也が出てきたのが一番の盛り上がりだろうな(笑)


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2008年11月26日 (水曜日)

【ニコ動】ストウィ3巻DVDは明後日発売

明後日28日に発売の「ストライクウィッチーズ」DVD第3巻ですが、この前のNewtypeのファン投票によるネット上映でも選ばれた第6話が入ってます。
私もお気に入りだったり。

【ストウィ】第6話 星を渡る夜想曲(ブログ内記事)

TVCMはコチラ。

第1巻と同じく上げたのは私ですが、市場に第4巻のDVD追加してくれた人に感謝。
ジャケットの事忘れてました(笑)
2巻は私じゃないけども、動画が手に入ればもっと高画質で上げたい…
時期的にもう無理だろうけど、こちらではあんましやってなかったからな~。
この前「喰霊-零」のCMで見たのには驚いたけど、あいにくビデオ録画なのでした。
まあ、上のもゴーストあるから威張れたもんじゃないけど、共同アンテナが廃止すると決めてからろくにメンテナンスしてない気がする(笑)

このCMは「ふるめたる・ぱにっく? ふもっふ」で流れたんですが、この前が温泉回で、大事なところを垣根やジャンプーのノズル(笑)など、絶妙なモノで隠すしガンダム入ったりでなんなんだ?と思ったら山本寛氏でした。
なるほど(笑)
「らき☆すた」とか今は「かんなぎ」やってますね。

エーリカ・ハルトマンってこんなもんだよな。
モデルとなった人はこんなにお茶目なのかなあ…仲間思いの不屈の人だってことは知ってますが。

手描きEDですが、だいたい合ってる気はします。

ゲルト姉さんが不遇ですが、この前結婚したそうでおめでとうございます。
そんな園崎未恵さんはWiiの「ミブリー&テブリー」の主題歌他一曲を歌ってますが、Wikipediaには反映されてないのね。
アニメ・ゲーム声優事典である日本版Wikipediaよ、頑張れ。

ちなみに、本来のアニメはこんな感じです。
歌詞テロップが違いますが概要はわかるでしょう(笑)

で、こんなものが上げられたら歌う人が出るのがニコニコ動画。
この歌いにくい歌詞を綺麗に歌うもんです。

結構な再生数になった「総統は例のアニメに大変お困りのようです」ですが、続きがありました。

【参考】総統は例のアニメに大変お困りのようです

ま、「みーなさんじゅうはっさい」は禁句ってことで。
そして、オリジナルの人の新作。やっぱりセンスが違うわ(笑)
タグの「自重しないシュペーア」「皆大好きエイラーニャ」が正義です。

オリジナル予告を作ってる人がいました。
これは第6話ですが、他のもいいですよ。

ニコニコ大百科に各キャラ解説あるのは頑張りすぎだろと思いますが。

さて、既に方々で話題になってますが、DVDの2巻で大きな修正箇所があり、股監督によると

----------
DVDの2巻を頂きました。
ありがとうございます。
あれっ・・・・・・・・・・・・・・・・あれっ!!?
乳首が!・・・乳首の色が違う!!
ブックレットに載ってる乳首の色が違う!!
これは修正前の乳首の色だ!!!
僕はもっと奥ゆかしいサーモンピンクの乳首に修正したんだ!!
フォトショップで1枚1枚修正したんだ!!
イィ~~~~~~~~~~~!!!
・・・ちなみに映像の方はちゃんと修正が反映されてます・・・・
それにしたって・・・・なんでこんなことに・・・・・・・・
よろしくお願いいたします・・・
----------(改行変更)

ということで、考証・設定の鈴木貴昭氏のブログでは

----------
で、高村さんとご飯を食べていたら、「DVD2巻のブックレット、あの乳首の色は違う!」
と嘆かれる。
「あれは仮色の素材で、DVD修正の最終版ではもっと綺麗なんだ」と。

うーむ、さすがだ。
これが、佐伯さんの仰っていた伝説の高村さんの姿だったのか。
漢(おとこ)だな。
----------

ということで、どれほど違うのか見比べてみました。
左が戦闘記録集から撮影、右がDVDキャプチャです。
できるだけ色を合わせてみましたが、なるほど…
ここまでこだわる理由はわかりませんが凄いです。

Record

Dvd


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2008年11月25日 (火曜日)

【鬼太郎】第82話 水着だ温泉だ科学だワッショイ!

青森のとある街で、温泉ブームの影響からそこかしこで温泉が掘られてました。
そこに「いずれ祟りがあるぞ」と忠告する老人の姿が。
「赤舌様がお怒りになる」というのですが、赤舌というのは水に関連のある妖怪です。
あとは「口は災いの元」を示す妖怪だとか。
今期の鬼太郎世界では水の守り神だということになってます。
温泉を掘りすぎて川の水量も減り、水をないがしろにしてるから祟りがあると言いたいらしい。
温泉は地下水だけど川の水量と関係あるんかいな?
迷信を言うなと爺さんを追い返しますが、直後に巨大な舌に絡めとられて石にされてしまいました。

そこにやっぱりというかねずみ男が絡んでるのですが、水を大切にしない人間への祟りとしてそこかしこの水が無くなっていきます。
洗い場の水が無くなったぐらいでは「へぇー」でしたけど、温泉紹介の女子アナが入っている温泉がいきなり枯れたのは痛いなと思ってしまいました(笑)
Photo

川の水も無くなり、どの水道からも水が出ない状態に。
知らなかったですけど、青森って温泉多いんですね。

妖怪横丁では町内旅行の温泉が中止になった事で皆がショックを受けています。
旅行先は水が全て消えたあの温泉郷。
温泉が出ないとなれば中止にするしかないですわな。
それを鬼太郎から聞いた目玉のオヤジは頽れますが、頭が目玉でまん丸な事もあって見事なorzになってます。

鬼太郎たちが横丁に出てみると、油すましが半額セールをやってました。
油や味噌を扱ってるようです。
町内旅行が中止になったことで気落ちした皆をサポートするためだとか。
町会長ともなればそういうことも考えないといけんのかな。
横丁の住人には大好評で、子泣きなんか「お主みたいな者が四十七士だと良いのう」と手放しで褒めています。
「お里はどこじゃったかのう?」と聞かれて答えようとする油すましの様子を見てやたらドス黒い感情に支配されているのはアマビエです。
油すましはアマビエをねめつけて「熊本じゃあ」と。
そんな邪悪を見せ付けていいのかと笑ってしまいました。
アマビエも熊本だからアピール合戦になってるわけですな。
言われてはらわたが煮えくり返る思いのアマビエ。
Photo_2

油すましに勝つ方法は無いのかと鬼太郎に詰め寄るアマビエですが、鬼太郎は「別に四十七士は人気で決まるわけじゃあ…」と実に正論を吐きます。
が、どれくらい考慮の対象になったのかは知りませんが実際にはご当地妖怪人気投票も行われてるんですが(笑)
そう言われても「これが四十七士になれてアタイがなれないなんてオカシイよ!」とかわうそを指してえらい言いようです。
そういう心根だと四十七士になれないような気がするんだけども。

「町内旅行を復活させることができれば皆喜ぶだろうがのう」とオヤジが言うと、「はう☆閃いたよ」とアマビエの閃きが出てきました。
「青森の温泉が枯れたのは妖怪の仕業だよ」ということですが、これは単純に閃いただけで、アマビエの閃いたらそれが実現するって力とは違うようですね。
実は因果律を超えてアマビエが影響を及ぼしたのだとすると意図せずしてアマビエの自作自演になってしまいますが、個人的にはそっちのほうが相応しいような気がする。

そこでアマビエが思いついたのが「アマビエ温泉特捜隊」
Photo_3

目的が「温泉を枯らした妖怪を退治してアタイを四十七士に祭り上げることだよ」と実に正直なので、かわうそが「後半が引っかかります」とこれまたストレートなツッコミを入れます。
アマビエ温泉特捜隊のメンバーはアマビエ、かわうそ、鬼太郎、ねこ娘、オヤジ。

青森に行ってみると温泉も川も枯れてしまってます。
その枯れた川を遡るアマビエたち。
アマビエはそっちの方角が怪しいと言ってるんですが、鬼太郎の妖怪アンテナには反応がありません。
鬼太郎たちが通り過ぎた脇にさりげなく川男がいるのはかなりシュールですが、石川県から引越ししてきたんですかね。
川男といえば二人のシュールな会話が素晴らしい。

「水の無い川ってさ」
「うん」
「川っていうのかな」
「言わないね」

街ではねずみ男が給水活動を行ってました。
もちろんタダではないので大儲け。
それをアマビエたちが見つけますが、初手から怪しいという目で見ています。
ねずみ男は人助けも兼ねて水を売ってるだけだと言い訳しますが、すぐに「枯れてない温泉を知ってるぜ」と話題をそらしてしまいました。
それを聞いたオヤジが黙っていられるわけがありません。
ねずみ男が案内した先には温泉がありましたが、温泉って森の真ん中にビニールプールみたいなのがあるってわけじゃないだろう。
そんな感じの温泉です。
オヤジは涙ながらに「休憩がてらひとっ風呂あびるか」と入る気満々。

結局アマビエたちは温泉に入りますが、「こんなこともあろうかと水着を用意しといて良かった」というねこ娘はどこの真田さんですか。

オヤジも浮き袋を用意してるので抜け目ありません。
鬼太郎は「なんかこのお湯ネバネバしてますね」と気になる事を言いました。
ねずみ男が去ると「ワシの邪魔をしようというのはお前らか。許さん」と声が聞こえて温泉が揺れだします。
その時点でようやく鬼太郎の妖怪アンテナが反応しました。全く役立たずだ。
声を聞いた時のねこ娘のこの異様な色気はなんだろうと思いますが。
ちなみに、左足先のあたりは補完してあるんでキャプってもこうならんです。
Photo_4

ところで、この水着に合わせるためか、11歳ぐらいだったねこ娘の体が最近14,5歳ぐらいまで成長してきてました。
いきなり胸が成長したら驚くもんな。
いつぞやのメガミマガジンのハトムネではないのはオジサン嬉しいです。

なんと温泉は赤舌の口の中でした。ネバネバしたお湯なのも当然です。
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10m以上ありそうな巨大妖怪が飯塚昭三(ハカイダー、ハート様など。個人的にはエドとかグレンとか)の声で喋るんだから迫力は満点。

アマビエとかわうそは辛くも脱出しましたが、鬼太郎、オヤジ、ねこ娘は赤舌に飲み込まれてしまいました。
この際にもねこ娘の脚線美が強調されるようなカットで、なんの視聴者サービスかと思います。

這這の体で脱出したアマビエたちに「食われてしまえば良かったのに」と余計な事を言ったねずみ男は「このバカチンがぁー!」とアマビエに跳ね飛ばされ、赤舌に食われてしまいました。
全然選別しないのね。
金八先生は福岡出身だけど、熊本でもバカチンと言うのだろうか?
博多弁のようだけど、ググってみると熊本でも使ってる。
ついでにOKWaveで見つけた何とも言えない質問。
これが朝鮮蔑視に繋がると考えるとは人の発想は侮れません。

このバカチンがぁ!

呑み込まれた鬼太郎たちは内部で触手のようなものに捕まってます。
これはまた同人誌で使われそうな…
Photo

髪の毛針を飛ばしてみますが、水の壁に阻まれてダメージを与えられません。
触手が蠢きだしましたが、ねずみ男によると水分を吸い取って石ころにするつもりなんだとか。
冒頭の人間はそうやって石にされたのか。

なんとか脱出しようと体内電気を使う鬼太郎ですが、電気が触手に伝わりません。
赤舌は水を浄化する力を持っているので、体内の水は純水、純水は非電解質だから電気を通さない、と。
にわかに理科の授業じみてきましたが、実際にはほんの少しだけなら電気を通します。
まあ、18.24MΩ・cmだそうだから、体内電気程度では無いも同然ですが。

結局水分を吸い取られ、石になって吐き出されてしまいました。
頭から地面に刺さるねこ娘がかわいそうです。
Photo_2

水を大切にしない人間がいけないという赤舌に対して強く出られないアマビエとかわうそ。
そこにタイミング悪く給水車が水を取りに来ます。
赤舌の本拠地にまで水を取りに来る人間に怒りを隠さない赤舌は給水車を踏み潰して炎上させました。
50mぐらいまで巨大化してないか?

かわうそにどうにかしろと言われて鬼太郎に止めな、と命令するアマビエですが、かわうそは「いや、鬼太郎ここに転がってるから」と冷静なツッコミを入れます。
お前ら本当にいいコンビだ。
日常会話で白山坊の舞台に出られるんじゃないか?

街に降りて無差別に人を襲う赤舌にアマビエが待ったの声をかけますが、その周りには横丁からの応援が。
ただ、その中に油すましがいるので「なんで油すましがいるのさ。手柄を横取りする気だね」といきなり内部分裂の危機。
とはいえそれで終わる横丁の住人ではなく、ちゃんと赤舌に攻撃します。
油すましの特性の油と砂かけの発火性の砂(アルミ粉末だったら凄い事に)をかけ、つるべ火が火をつけて赤舌は火達磨になりました。
アマビエ立案の戦法らしいですが、赤舌は水を吹いて消火してしまいます。

アマビエを狙って舌が伸びますが、油すましが身代わりに呑み込まれてしまいました。
それを見たアマビエは奥の手だと言って「ハウハウハウのアマビエ太郎」と鬼太郎のちゃんちゃんことリモコン下駄を持って身構えます。
「語呂悪~」とかわうそのツッコミが即座に入りますが。
ちゃんちゃんことリモコン下駄は外してたから石にならなかったのね。
水分吸われて服とかまでまとめて石になるのは妖怪の力だからってことでひとつ。
Photo_3

これさえあれば鬼太郎並に強いとリモコン下駄やちゃんちゃんこを投げつけますが、もちろん鬼太郎みたいに使えるわけじゃないのでただ投げつけただけです。
どうにもならなくなったアマビエは石と化した鬼太郎に嘴で啄木鳥のように突きまくりました。
それに呆れてるかわうそが赤舌に飲まれ石に。
残りのメンバーも次々に飲まれて石になってしまいますが、つるべ火が石になるってどうなんだろうか?
やっぱり妖怪とはいえ生きてるから水分あったのかな?

赤舌はアマビエには目もくれず人間襲撃のために去ってしまいました。
ただみんなの喜ぶ顔が見たかっただけなのにと鬼太郎に向かって泣くアマビエ。
そんなアマビエにリモコン下駄がついてくるようにと誘導します。
その先は赤舌。
戦えということなのかと理解したアマビエは赤舌に止めるように説得しますが、赤舌は聞く耳持ちません。
アマビエが赤舌に塩水を吹きかけ攻撃すると、「おのれ、また塩水か」と赤舌が怒りました。
えーと、いつ塩水攻撃したっけ?

赤舌になぜ邪魔をすると聞かれ、「気持ちはわかるけど、人間がわかってくれなきゃ意味が無いよ。アンタは怒りをぶちまけて暴れてるただのバカチンだよ!」とアマビエ一世一代の啖呵をきります。
それに逆ギレした赤舌に呑み込まれそうになりますが、そこに髪の毛針が。
鬼太郎の復活です。
アマビエので復活できたらしい。

オヤジがアマビエの尻尾が変な事に気付くと、そこには四十七士の紋章が。
「出たよ!大当たり!」と喜ぶと「やったねアマビエ」と鬼太郎。
軽いノリだなあ。

アマビエと鬼太郎の複合攻撃が始まりますが、鬼太郎は赤舌の触手に絡めとられてしまいます。
鬼太郎の危機を救わんとアマビエが海水をぶっかけ、鬼太郎が体内電気を起こすと、今度は見事赤舌に伝わりました。
海水は塩水、塩水の溶質は塩化ナトリウム、塩化ナトリウムは陽イオン(ナトリウムイオン)、陰イオン(塩化物イオン)に分かれる電解質なので電気を通すようになる、と。
これは中学生の授業かな。

鬼太郎は、赤舌に水を大切にする人間もいるのだからしばらく見守ってやってくれと説得します。
「もしもまた人間が信じられなくなるようなことになったら…そのときはもう君を止めない」と実に鬼太郎らしいことも付け加えました。
針女のときは源さんの言うことなんて村の人は聞くわけないのに放置しましたが、今回はそうしないのね。

説得に応じて「信じてみよう」と人間と水を元に戻した赤舌の舌に浮かび上がる四十七士の紋章。
こんな化け物でも四十七士になれるのか…って公式サイトには既に四十七士が発表されていて中にはどう見ても悪役みたいなのがいますが、これは鬼太郎と戦って改心でもするんでしょう。

妖怪四十七士

中には長野代表のヤカンズルみたいな「ただのヤカンやん」というどう活躍するのかさっぱりわからないのもいますが(笑)

街の中では水がなくなったことは夢の出来事と認識されてますが、それでも水を大切にする心はできたようで、あとはどれくらい保てるか、だわな。

水が戻った川にはやっぱり川男がいて、

「水、戻ったね」
「戻ったね」

といつものような会話が繰り返されました。

四十七士に選ばれたアマビエは得意の絶頂ですが、しっぺ返しなんてあるのかしら?と「鉄のラインバレル」とか「テイルズオブジアビス」見てると思ってしまいます。

次回は小豆だワッショイ!の回。

EDで劇場版を小出しに紹介してますが、これは見たいですねえ。
ねこ娘が四十七士を集めるのに全国駆け回るわけですが、これが地区によって6バージョンあるんでDVDのほうがいいのかな。

ねこ娘がどこを通るのかは劇場版公式サイトの「ねこ娘全国縦断出没マップ」でわかります。

劇場版ゲゲゲの鬼太郎日本爆裂公式サイト

私の地元徳島はあすたむらんど徳島という5年ほど前にできた施設らしい。
私は見たことないのだけど、プラネタリウムとか科学館なんかが集合した施設のようだ。
居住地の岐阜は下呂温泉ホテルくさかべアルメリア。ローカルCMをけっこう見るホテルです。


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2008年11月22日 (土曜日)

11月22日のココロ日記(BlogPet)

きょうは空き地についてかんがえてみました!!

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2008年11月17日 (月曜日)

【鬼太郎】第81話 次にてめーは『私の山だ』という

黒影村に鬼太郎とねこ娘、ねずみ男がやってきました。
表に人の影はなく、うめき声が村を支配しています。
村長が迎えてくれましたが、村長の影が足元の部分からちぎり取られたように無くなってました。
この村の人間は全て妖怪針女(はりおなご)に影を捕られてしまっていたのです。
影を取られると体と心が引き剥がされるような苦しみを味わうんだそうな。
しかし、まだ全ての人間が負けたわけではなく、たった一人戦い続けている者がいました。
鬼太郎を呼んだのは、その男、源五郎をサポートするためだったのです。

典型的なマタギですが、話を見終わる頃には物凄くカッコよく見えてきます。
声も大塚明夫さんだしスティーブン・セガールというかガトーというか、スネークです。
そういう声をイメージしてると違うかもしれませんが。
Photo

針女が活動するのは陽が昇っている間だけ。
そりゃそうだわな。影が無ければ針女は襲えないんだから。
ということで、陽が昇ると同時に源五郎と針女の戦いが始まりました。
源五郎は熊の毛皮を被って活動しているのですが、そこらじゅうに熊の毛皮を被せた案山子を配置して戦闘に挑みます。
それが罠であることぐらいは針女にもわかるのですが、何体もあれば源五郎がそこに紛れ込めます。
息詰まるような緊張感の中動かず隙を探っていた源五郎ですが、鬼太郎たちが案山子に仕掛けられていた網に引っかかって台無しになってしまいました。
鬼太郎たちを見つけた針女は「また私の山に入った者がおるのか。私の山を荒らす人間供め!」と怒ります。
なるほど、この山を自分の領域として入ってくる人間を襲ったわけか。
Photo_2

針女は網を切って鬼太郎たちを落とし、地面の影に向かって針を突き立てねこ娘の影を奪いました。
Photo_3

鬼太郎も影に針を突きたてられると一気に気力を失います。
それを助けたのが源五郎の放った銃弾でした。
「一発しかない弾を無駄にしたねえ」と針女が言ってますが、針女に対抗できる銃弾(というか本当に鉄の玉)は、針女の髪の毛である針を鋳潰して作ったものなのです。
針を回収しないと作れないわけで、むやみに使うわけにはいきません。

源五郎は閃光弾でめくらましをした隙に鬼太郎とねこ娘を抱えて脱出しました。
二人も抱えて軽やかに駆け、そのまま斜面を滑り落ちていくのは「パイナップルアーミー」のようです。
谷底に隠れた源五郎はそこでねこ娘を介抱しました。
目玉のオヤジによれば、針女は山に入った男をたぶらかすだけの妖怪なんだそうで、こんな無差別に襲うようなものではなさそうです。
影を無くしたねこ娘は喋るのも辛そうですが、鬼太郎は「取り返すよ。村人の影も、ねこ娘の影も。みんな取り返すよ」と影に刺さった針を抜きました。
人間が妖怪と戦うのは無茶だと源五郎に山を降りるように言う鬼太郎ですが、源五郎に銃を構えられました。
針女の針をかわして接近するのは無理で、倒す方法は銃弾を眉間に撃ち込む以外に無いと言うのです。
「あなたは何年も針女を倒す事ができなかった」と言い返す鬼太郎ですが、「そんな男におめぇは助けられた」と返されて言葉もありません。
ねこ娘は舟に乗せられて村まで通じる川の流れに任され、鬼太郎は源五郎に引っ張られていきました。

鬼太郎が連れてこられたのは源五郎の使っている山小屋。
それを谷に移設したんだそうな。
谷の中は一日中陽が当たらないから針女が襲ってこないというわけです。
ここには炉もあり、先ほど鬼太郎を射抜いた針を使ってまた銃弾を作っていました。
鬼太郎は、まだ源五郎が戦うのは無茶だと思っているので山を降りるように言いますが、それを聞いた源五郎は梁に張った糸を示します。
これは針女の髪の毛で、それを切る事ができるなら山を降りるというのです。
なんでそんなものを張ってあるのか?とかは言わないお約束でしょうか。
鬼太郎が指でっぽうを撃ちますが、傷一つつきません。
それだけ強靭だってことですが、流れ弾で屋根が穴だらけになってることのほうが問題かと。

そのとき、針女の針によって山小屋が粉砕されました。
考えたら針は影を貫くだけではないのだから、別に陽が射さなくても関係ないわな。
源五郎と鬼太郎は川を流れる瓦礫に紛れて逃げ出します。
ちとベトナム戦争っぽい。
Photo_4

やがて夜になり、影を奪われた人がさらに苦しむ時間帯がきたわけですが、ねぐらに戻った針女は新たな侵入者が現れた事に怒りを隠さず、捕えて壁に貼り付けた影のうち、左手だけの影に針を突き立てました。
すると源五郎が左手を抱えて苦しみだしました。
よく見ると左手の影がありませんな。

しかし、源五郎は不敵に笑い、「捕られてちょうど良かったぜ」と呟きます。
影を取られたおかげで針女の様子がわかるようになったようで、針女の怒りと焦りが伝わるのが面白いと不敵に笑いました。
半分狂気入ってますが、手塚作品にでもありそうな顔です。
Photo_5

焚き火を消して仮眠をとっていた二人の前にねずみ男が現れました。
てっきり捕まっていたと思っていた鬼太郎が安心していると、源五郎がねずみ男の影に針が刺さっているのを見つけます。
罠だと見抜きましたが、ねずみ男が鬼太郎を抱えるとそのまま針女のねぐらまで飛んでいきました。
そんな使い方もできるのか。

急いで源五郎は後を追いますが、ねぐらでは磔にされた鬼太郎が影に針を突き立てられまくっていたぶられています。
影をちぎらずに針を突き立てると磔状態になるのね。
怒り心頭の針女は今夜ここで決着をつける、とねぐらを開放しました。
山が二つに割れるというすさまじいものですが。
それを下界から見て驚くオヤジですが、寝込んでいるねこ娘は何回か出てきても「鬼太郎…」しかセリフありません。

ねぐらの上から狙おうとする源五郎ですが、遠すぎて狙いが定まりません。
壁に目をやると今まで捕ってきた村人の影がベタベタと貼り付けられています。
それを見て怒りを新たにした源五郎は、岩を落とし、その影に隠れながら侵入を図ります。
これも一種のステルスアクションでしょうか。さすがはスネーク。
熊の毛皮を隠れ蓑にして一瞬のチャンスを作った源五郎は勝ち誇った顔で針女に銃を向けますが、そこにあったのは張りぼてでした。
ここのメリハリが効いた演出はジョジョっぽい。

「かかったのはお前だ!」と源五郎の背後から針を突き立てる針女ですが、万事休すの源五郎を助けたのは鬼太郎の髪の毛でした。
そういや自在に伸びるんだったな。

「お前にまだそんな力が残っていたのか」と近付いてきた針女に「こっちは既に次の手に移っているんだぜ」と休む暇を与えない源五郎。
ますますジョジョ第二部でよく見られた読み合いの戦いみたいになってきました。
針女の背後で閃光弾が炸裂し、その隙に鬼太郎の影に刺さった針をそぎ落としていきます。
閃光と共に広がった煙幕で何も見えない状態の中、鬼太郎が針女の動きを止めて源五郎が止めを刺す作戦を打ち合わせました。
飛び出そうとする鬼太郎の首根っこをひっ捕まえた源五郎は「本体を狙う攻撃は怖くない。しかし自分の後ろの影は守れない。影を見せたら終わりだ」とアドバイスをして鬼太郎を送り出します。

立ち上がった源五郎はそこらじゅうに針女が髪の毛を張り巡らしている事に気付きました。
警告を発しましたが、既に鬼太郎は引っかかっています。
源五郎は気配を消して隠れろと言うのですが、針女に追い立てられる鬼太郎はそれどころではありません。
トカゲのように壁を這いずって逃げ、ついには煙幕の外に追い立てられてしまいます。
飛び上がった鬼太郎の影が壁に映り、そこを狙われましたが、間一髪で源五郎が身代わりになりました。
Photo_6

苦しむ源五郎は「走れ鬼太郎。逃げて希望を明日に繋げ」と影を取られながらも鬼太郎を突き飛ばしました。
このセリフ、どっかの有名な映画で使ってそうですが記憶にないなあ。

磔にされた源五郎はなんとか目の前の針女を撃とうとするのですが、影を捕られてしまっては引き金を引くことなどできそうにありません。
「お前の負けだ源五郎」と勝ち誇る針女を見て反転、源五郎に向かって飛ぶ鬼太郎。
源五郎は止めろと必死で叫びました。
壁を背景にしている以上、鬼太郎がこちらに飛び込むほどにが大きくなります。
それは針女にとって飛んで火にいる夏の虫を体現する行為に他なりません。

襲い来る無数の針をちゃんちゃんこで止めた鬼太郎ですが、針女は自らの体を燃やして別の光源を作り出しました。
そうすればもう一つの影が作られ、一方だけを守るので精一杯の鬼太郎にはそれを防ぐ手立てがありません。
「まさに執念だ。ヤツは勝つために執念の鬼と化している」という源五郎の言葉が重く響きます。
「終わりだ!」と針を飛ばされたときに鬼太郎は貼り付けられた源五郎の左手の影を見つけ、リモコン下駄を飛ばしました。
その直後、針女が自らを燃やして作った影を射抜かれてしまう鬼太郎。

ついに勝敗は決したかに見えましたが、鬼太郎は「まだ、負けたわけじゃないよ」と。
そのときリモコン下駄が源五郎の左手の影に突き刺さった針を吹き飛ばしました。
「僕が、狙ったのは、源五郎さんの左手の影」
ということで源五郎の左手に自由が戻り、「まさか…」と振り返った針女の眉間に銃が突きつけられました。
「そのまさかだよ。勝負あったな、針女」と針女の眉間が撃ち抜かれます。
この脚本書いた人はジョジョに影響受けすぎだと思います。

「終わったんだな。源五郎」
「ああ、終わったんだ」
「私が…負けたのだな」
「ああ、お前は負けたんだ」

炎の中に崩れ落ちる針女。それを見ながら「お前は負けた。だが、オレも山を降りる。山はお前のものだ。針女」と呟く源五郎。

Photo_7

Photo_8

言っちゃあなんだが、物凄く邪気眼臭いシナリオです(笑)
だが、それがいい。

針女がこんなことをしでかした理由について、源五郎が「ハンターとしての血が目覚めたのさ。オレたち猟師の魂がそうさせたのかもしれん。だが、ヤツとの長い戦いは終わったな。山をヤツに返すんだ。さ、山を降りよう鬼太郎」と述べますが、実は何の説明にもなってないあたりも邪気眼っぽい(笑)

事件が解決して帰途に就く鬼太郎とねこ娘ですが、「何か忘れてるような…」とお約束の展開。
いつもどおりねずみ男が宙に吊られたまま忘れられています。
ま、ねずみ男はいつの間にか自分で帰ってくるしな。

次回はねこ娘水着でワッショイ!の回です。


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2008年11月15日 (土曜日)

11月15日のココロ日記(BlogPet)

いいタキシードには書く本能があるそうです。教科書に書いてありました。

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2008年11月10日 (月曜日)

【画集】熱に浮かされると妙なものを買う

風邪がいまだ完全には治らず咳が続いてたりしますが、熱で頭が朦朧とした状態で書店から出てくると、こんなものを買ってました。



これは素晴らしい。
エロさを感じるかどうかは人それぞれだろうけど、私は裸であってもエロさは感じず癒しだけいただきました。
考えればおおた慶文好きなんだから、こんな絵はど真ん中ストライクだわな。

こんな人が表紙を描く雑誌というのはどういうものだろうと思って買ってきました。

表紙をめくるとイラストカードが付いていて、1ページ目には


『LO画集』購入を契機に初めて『COMIC LO』を手に取られた方へ

 ご存知のこととは思いますが、この本は主に年端も行かないようなロリータ達が(性的に)大変なことになってる様子がフィクションとして描かれた、かなーり偏った本気モードの
大人向けエロ漫画雑誌
です。そういう性的嗜好が無い方には不快を催させる表現が多いと思われますので、そこに付いているカードだけを(もちろん購入後に)切り取りあとは人目につかぬよう処分してくださってかまいません。
 ですが、この本にはいわゆる「ロリコン」の方々以外でも楽しめる読み応えある物語や、うっかりすると真人間がロリコンに転んでしまう危険性のある漫画など、様々取り揃えておりますので気に入った漫画を見つけて頂ければ望外の喜びです。

今までCOMIC LOをご購入して頂いたお客様へ

おかげさまで『LO画集』はロリコン・非ロリコンの壁をビミョ~に超えつつ多方面より高い評価を頂きました。このささやかな快挙をどうか共に祝ってください。
本当にありがとうございます!!
そしてこれからのCOMIC LOもどうかよろしくお願いいたします。(編集W 拝)」

とありました。
中身を見ると、なるほどロリコンというのはシチュエーション的にレイプに近くならざるを得ないなあとか思いましたが基本的には私の世界ではありませんでした。

しかし、こうも読み切りばかり量産するエロ漫画家というのはすごい仕事なのではないかと思います。
16ページだか24ページだかで毎回違う話を考えるなんて…

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さて、話は変わって「機動戦士ガンダム00」から目が離せません。
テロリストが「ボクの考えた世界じゃないやい!」とかんしゃくを起こしてまた暴れてるんですが、それに巻き込まれた沙慈が可哀相でなりません。
今回はティエリアにヤクザの因縁と同レベルの言いがかりをつけられてついにテロリストの仲間入りするみたいだし。
「こうやって洗脳してんのかな?」と妙にリアリティを感じたり。
自分は羽田闘争の人に路地裏に連れ込まれたことがありますが、逃げ出せて本当に良かったと思いました。

そんなテロリストが粉砕されるであろう「鉄のラインバレル」には非常に期待しています。
加藤機関の親玉がルル山さんってのはどういう皮肉ですか?と思いながら(笑)
次回予告の「あなた、最低です」は消えないみたいだし、次回予告のナレーションの人がどんどん最低にされそうです。
買い物のシーンでハルトマンがパッケージになっていたような気がしますが、ウチのテレビではよくわかりませんでした。

「絶対可憐チルドレン」はパロディにますます磨きがかかってきました。
当初の「低年齢女子向け」というのを止めたのでしょうか?
先週は犯罪者コンビのボニーとクライドが出てきましたが、「俺たちに明日は無い」は見たことありません。
今回は「ジョジョの奇妙な冒険」の「貴様!見ているなっ!」が出てきたと思ったら小杉十郎太に「オラオラ」を言わせてました。
そこに白い巨塔ネタを織り込み、魔女っ子メグでオチという、これだけではさっぱりわかりませんがそういうことです。

演出の暴走としては「まかでみ・WAっしょい!」が何かを突き抜けてますが、「かんなぎ」でナギの立ちポーズを横画面でやるというギャルゲーみたいなことするのにハっとしたりもしました。


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2008年11月 8日 (土曜日)

【鬼太郎】第80話 バッフーンドッカーン

町の雑踏で一瞬だけ強い妖気を感じる鬼太郎。
行った先には爆発事故があったかのような惨状のレストランがありました。
被害者に話を聞くと、「突然巨大な物体が押し寄せてきて…気付いたらこんなに」ということで、ガスではなく実体をもったものが原因のようです。
鬼太郎にもイメージが流れ込みますが、何かの塊であるという以上のことはわかりません。

皆が倒れてる中、ただ一人立ち上がって恋人の一太郎を探す遥。
美人ではありますが、怪しさ大爆発ですな。
声はくぎみーですが、ツンデレではありません。
Photo

遥が言うには、突然目の前から消えたんだそうです。
ごく普通のカップルに見えますが、なにが起こったんでしょうね?
Photo_2

鬼太郎が事件を整理してくれますが、現場から消え去ったのは一太郎だけで、一太郎と遥は事件現場のレストランで食事中でした。
誰が妖怪で何が起こったのか?
今回の鬼太郎はミステリー仕立てです。

鬼太郎たちは、まずは図書館にて類似事件を探す事から始めました。
ネットで調べるのは便利だけど、時間が経つとデータが消えて有料版になるとことかあるし、一番爆実だ。

類似事件は何件か見つかり、いずれのケースでも男性が一人行方不明になってます。
となれば怪しいのはその男性で、同一人物の可能性もありますが…
過去の現場へ行こうとした鬼太郎は、途中で会ったねずみ男に今回のように目の前から突然消えるようなケースが起こり得るか聞いてみました。
ねずみ男は消えたのが宇宙人か妖怪なんじゃないの?と重要な示唆を与えました。
うん、ゲゲゲ世界では普通なら消えた男性が妖怪であるという推論が出てくるわな。

各地で事故を起こしたのが一太郎なら、一太郎の周辺を調べれば何か出てくるはず、と鬼太郎とねこ娘は打ち合わせをしていますが、鬼太郎はバケローで電話をかけています。
ねこ娘は人間界で契約した携帯があるけど、鬼太郎もバケローのおかげで便利になってますね。

鬼太郎は5年前に事件のあった場所に来てみました。
事件の後、買い手がつかずに空き地になってますが、鬼太郎が地面に手を着くと強烈な肉の塊のイメージが襲ってきました。
サイコメトリーができるんですね。
最初に見たやつとの相乗効果でえらくハッキリとわかったようです。
つまりは、肉が広がってあたりを押しつぶしたってことか?

30年前の現場となると、スーパーか何かになってしまっていて面影が全くありません。
それでも何か残ってないか探す鬼太郎たちですが、ねこ娘は人目を気にしたほうがいいと思います。
Photo_3

鬼太郎のサイコメトリーも30年前では思念も拾えず、どうしたものかと思ったとき、道端に花を供える人を見つけました。
事情を聞くと、30年前の事故で行方不明になった男性の知り合いだったとのことです。
男性が好きだった花を供えておけば、自分を思い出してくれることがあるかもしれない、と時々持ってきてるそうですが、薔薇じゃなくて百合で良かったですね。
男性の写真があるということで、見せてもらった鬼太郎は驚きました。
何が写ってたんでしょうか?

公園で泣いてた遥を見つけたねずみ男が、その美貌につられて相談に乗ってますが、こういう場合騒動に発展するのはお約束。
ともあれ話を聞くと、一太郎はレストランでプロポーズをしたらしい。
婚約指輪にしてはチャチすぎるものをしてますが、気は心なんでしょう。
Photo_4

手がかりの無い男探しでは割に合わないと鬼太郎に話を振ろうとしたのですが、遥の目を見てまたしても「お任せください」と引き受けてしまいました。
どうやら魔性の目を持っているようですな、この遥サン。

ねずみ男と一緒に方々探す遥サンですが、もう見つからない気がする、と気弱なことを言い出します。
相手の男性が行方不明になったのは今回が初めてじゃないと。
この話と30年前の事件がリンクすると遥サンが凄い事になりますが…

ここで朝から何も食べてないねずみ男の腹が鳴りました。
そんなになってまで一緒に探してくれて…と遥サンのねずみ男への好感度大幅アップ!
家で食事をご馳走しますわと幸せ全開のフラグがビンビン立ってます。

その頃、鬼太郎は写真を見せてもらっているわけですが、そこに写っていたのは遥でした。
30

30年前と容姿が変わらず、同じように男性が行方不明になっている。
これはもう遥が妖怪で決まりでしょう。
ここまでは男性のほうが妖怪だと思ってましたが、見事に誘導されました。
カットも流れもミステリーに乗っ取った素晴らしいものでしたよ。

ねずみ男は遥サンの家でご馳走になっていますが、出される食事の量が二人分ではありえません。
それを遠慮なくがっつき「遥サンと結婚できたら幸せだよな~」と言ってしまうねずみ男。
この恋愛が成功しなければ定常なんですが、「私もねずみ男さんに出会えてよかったわ。一太郎さんがいなくなって私すごく落ち込んでたんですけど、ねずみ男さんがいろいろと励ましてくれてすごく嬉しかったんです」とこれまた悪くない返事。
こういう場合、たいてい女性のほうが普通じゃありません。

幸せな空気の中、「私もお腹が空いてきちゃった」と食べだす遥サンですが、食べっぷりが尋常じゃありません。
「男の人と食事をしてるときに幸せな気持ちになると、すごく食欲がわくんです」とか言ってますが、既に常人の5人分ぐらい食ってますからギャル曾根レベルでしょうか。
結局用意した料理の大半を食べつくし、「なんだか眠くなっちゃった」と倒れるように寝こけてしまいました。
ねずみ男は悠長に「だが、そこがいい」とか言ってますが、眠った遥はどんどん膨れて肉の塊になっていきます。

肉太り」のビデオ
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ねずみ男の必死の呼びかけに一度は目が覚めるものの、ガラスに映った自分の姿を見て悲鳴をあげ、またしても気を失ってしまいます。
意識が途切れると際限なく膨れていくのな。

遥が妖怪だということに気付いて急いで走ってきた鬼太郎ですが、目の前でマンションの窓が割れ、肉槐がマンションを覆っていきました。
この妖怪は寝太りといって、たくさん食べると寝てしまい、肉の塊になる妖怪なんだそうです。
Photo_5

オヤジによると寝太りが大きくなるのは一瞬の事で、こんなに際限なく大きくなるものではないはずらしいのです。
レストランでも遥はすぐに普通の姿になってたしな。
どうやら気絶したことでこうなってるらしいが、意識レベルの深さとかで変わってくるのかしら?

遥を起こそうと、一反もめんに乗って上空から呼びかける鬼太郎。
それに答えたのはねずみ男でした。
ねずみ男に遥の頭まで案内させるためにリモコン下駄で通路を啓開して進んでいく鬼太郎。
肉に揉まれて内部へ入っていくってのは何かにモチーフがあったような気がしますが思い出せません。
中ではねずみ男と鬼太郎の苦闘が続いてますが、外では一区画ほど肉に飲まれてます。

ついにテーブルを見つけ遥の頭付近まで来た事を確信したネズミ男たちですが、肉を開いても頭が見つかりません。
どうやら流されてたようで、鬼太郎の耳に遥の鼾が聞こえてきました。
しかし、力尽き埋もれる鬼太郎。
それをバカ力(ついでに放屁)で支えたのはねずみ男です。
「長くはもたねえー」というセリフも定番ですが、屁の切れるときが力尽きるときってどうよ?
鬼太郎でなければ窒息死してたかもな。

鬼太郎が頬を叩いても遥が覚醒することはなかったのですが、ねずみ男の屁の臭いで気が付き、この騒動に幕が降りました。

縮んでいく肉塊から男性が出てきては逃げ出していってますが、今まで肉太りにひっかかっていた、つまり「事件の行方不明者」たちです。
数十年ぶりに帰還という浦島太郎みたいなことが同時多発に起こったわけで、新聞記事が楽しみですな。

元に戻った遥は眠ったところまでしか覚えてませんでした。
一太郎も肉塊から見つかりましたが、こちらも何があったのかよくわかってない様子。
遥は自分が妖怪だと自覚していないのですが、このままでは悲劇は繰り返されます。

鬼太郎がとったのは「今後、食べ過ぎないと約束できますか?」という非常に抽象的な提言でした。
そんなもん、遥でなくても「どうしてですか?」と聞きたくなりますが、ねずみ男が深刻な顔で「わけは言えねえんだ。けど、もし一太郎さんと離れたくなければ聞いてくれ。食い過ぎは絶対ダメだ!」と言うと、「よくわからないけど、ねずみ男さんがそう言うなら、私我慢します」と納得してくれました。
何か強いものを感じたのでしょうね。
言ってる事は同じなのに。
ねずみ男がカッコいいけど、ねずみな恋はやはり悲恋で終わるのか。

妖怪と人間カップルったら鷲尾さんとろくこさんがあるけど、あれとは違った微妙な付き合い方になるんだろうな。

次回は息つく暇の無い手に汗握るアクションです。


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2008年11月 7日 (金曜日)

11月07日のココロ日記(BlogPet)

物をなくしたら、地獄用意横ととなえると見つかるみたいですよ。

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2008年11月 3日 (月曜日)

【テレビ】前シーズン&今シーズン仮まとめ

今期のドラマ&アニメの第一話が放送されたので、前期の総括を含め簡単にインプレッション。

まずは前期ドラマ

トップは何度か書いたけど「恋空」
ツッコミどころありまくりの原作を放送コードの範囲内で見事に再現した傑作。
一人で見るものではなく、最低二人で、もしくは感想ブログなどでツッコミあいながら見ると物凄く楽しい。
間違いなく今年一番。
続いて「33分探偵」ノリと勢いだけで進める強引なドラマ。
キャストも見事でした。
「魔王」は特別に記事を書いたほどの良作。
「バカが動き回ると最悪の事態になる」というのを示して見せた点ではすばらしすぎる。
「TOMORROW」は医療の問題がどうにも解決できないことを示した点では面白いのかな。
最後は町と病院が心中したような感じだったけど。
「あんどーなつ」「学校じゃ教えられない!」「ヤスコとケンジ」「正義の味方」は定番を安心して見られるもの。
あえて見るべきかはわからない。

「仮面ライダー牙」はだんだん面白くなってきました。
過去の出来事が未来に影響を与えるというコンセプトが個別エピソードではなくメインストーリーに関わってきてようやくいろんなことがわかってきたからだけど、反対に言うとここまでで挫折した人の気持ちもよくわかる(笑)
個人的にはキングとして山本匠馬が出てきた時点で全てOK。
再放送だけど「怪奇大作戦」も良かった。後番組が「ミラーマン」ってどうかと思うけど(笑)
「ミラーマン」って鏡を探して必死になるイメージしか残ってないけどなんかえらくシリアスです。

アニメは「鬼太郎」「ストライクウィッチーズ」は言うまでもなく(笑)
「夏目友人帳」は私が何かを言うまでもなく評判は上々、「ネオアンジェリーク」も安定した面白さ。
「ネオアン」のDVDで各キャラとの個別ED用意ってのは吹いたけど。
「西洋骨董洋菓子店」は原作の絵をCGの背景に乗せるというあんまり見ない手法だったのが新鮮。
内容はほぼ原作どおり。
「スレイヤーズ」は恐ろしいほど10年前と同じでアニメって凄いなあと思わされます。

2クール終了としては「マクロスF」が最終回で笑いどころを山ほど用意してくれて大満足。
「コードギアス」は「今考えました」みたいな展開の連続でネタとしては最高に面白かったです。
5年か10年したらまた戦乱の世になるんじゃないの?
「20面相の娘」は最後に核融合みたいなのが出てきたけど、未来に生きるってテーマなんだろうな。
「隠の王」は惰性で見たけど一期でわくわくさせられた謎や設定がどんどんダメな方向に動くのが…
「S・A」は2クール目に演出がはっちゃけて面白くなりました。
今は「スキップ・ビート!」が受け継いでるのかなあ。
「いたずらなKiss」は構想メモから起こした新規部分が注目だったけど、うまくまとまったんじゃないでしょうか?
妊娠してから琴子はどんどんたくましくなり、直樹がどんどん弱くなるのが印象的でした。
Wikipedia見ると私と同学年で結婚も同じ年にしてるんですね。
その後は全く違ってしまってますが…

今期ドラマは見るものがグっと減ってます。

山本耕史がやたら裸を見せたがる「陽炎の辻」はお約束。
「流星の絆」はコメディ要素が入りながらもちゃんとシリアスもやってるので、今期一番面白いのでは?
「ラストフレンズ」のスタッフが作ったと聞いて見ずにはいられない「イノセント・ラヴ」
兄が少々難な性格なのを知りながらその兄に精神的ダメージを与えて駆り出所させない堀北真希がストーカーしたりまともに喋る事もできなかったりだったので、イノセントに知的障害の意味でもあったかしら?とまで思いましたよ。
いろいろ謎のようなものをちりばめてますが、やはり常識をどっかに置いていってる(恐らくドラマ世界では存在しないという設定)内容がステキすぎます。

「恋空」に続いた「ブラッディマンディ」も期待に違わず突っ込みどころ満載。
原作では3時間以内に発病して死亡率ほぼ100%という「どうやって感染すんの?」みたいなウイルスのようですが、さすがにそこは変更されている様子。
第1話の偽ウイルスのときに血を吐いた原因も説明されないし携帯に送ったメールを縦読みさせたりと矛盾点をついたらいくらでも出てくるでしょう。
携帯のメールって機種や環境で見え方が全然違うと思うし、それでなくても私が見た瞬間に縦読みとわかる内容はどうなんだろう?
そして、連行している犯人を「スパイ」に拘束させるという非常識さ。
どう考えたって逃げられるだろうよ。もちろんその時点でスパイである事はわかってます。
「オーマイガール!」はもこみちがロリコンになるドラマかと思ったら飛び込んできた子供は姪っ子だそうで、ちと残念。
加藤ローサとの恋愛なんて話になったら視聴終了でしょうな。
「夢をかなえるゾウ」は話は単純なんだけど、水川あさみが突き抜けた演技をしてるのがナイス。

アニメは再放送である「フルメタル・パニック? ふもっふ」の前作とのあまりのギャップに笑い転げ、「ロザリオとバンパイア CAPU2」「のらみみ2」「CLANNADO AFTER STORY」「純情ロマンチカ2」のあまりの変わりのなさに安心するというところでしょうか。
いろいろ見てますが、「ヒャッコ」は切るかもというラインで「黒執事」がもう少し手前のライン、あとはまあ見続けますかなという感じ。
「キャシャーンSins」がロボットを使って人間の醜さを表現してる感じだけど、絵柄とあいまって石ノ森章太郎の「キカイダー THE ANIMATION」を思い出します。
あれは傑作でしたが、今見ると手描きとデジタルセルの違いが如実にわかりますね。
「まかでみ・WAっしょい」はときどきアニメならではのパースが狂った構図を見せてくれて感心してるんですが、DVDの「むき出しバージョン」ってのはどうかと思います。
「鉄のラインバレル」は主人公のイタさが面白かったのですが、その主人公が友人の死をもってようやく更正しました。
でも、次回予告の「アナタ、最低です」は無くならず、今度からは予告のナレーションの人が「最低です」なのかもなあと思ってます。
「ラオウ外伝」は義弟の依頼により録画して送ってますが、宇梶の声を聞くだけでシオシオに(笑)
編集途中で聞くだけでこれなのによく見続けられるなあ。
そのうちサウザーが出てきたら違和感にショック死するかもしれん(昔のアニメは銀河万丈、今度は関俊彦)
「ガンダム00」はテロリストであるソレスタルビーイングがどんどんやられて気持ち良かったのに主要人物は生きてましたってオチで最終回だったので、今度こそ殲滅されてほしい。
またしても「気に入らないから」って理由で世界を壊すみたいだし。
連邦政府を作る目的もかなったのに今度は「独裁だ」とか無茶苦茶言ってるようにしか見えないしな。
心情的には沙慈・クロスロードに近いです。

「今日の5の2」は何でアニメ化されたのかよくわからんけど、「みなみけ」の評判が良かったからでしょうか。
原作は「みなみけ」の巻末オマケしか見てませんが、そもそもこの人の原作をアニメ化して面白いと思う人がおかしくて、「みなみけ」では演出や声優を使いまくったアレンジが絶妙だったんですが、今度は[原作を忠実にアニメ化してみました」という感じなので、(オタクの中で)一般受けしないのではないか?とは思ってます。私は好きですが。
エンディングがZONEのカバー曲なのも好印象。

「ガンダム00」に関しては「録画して送ってくれ」と言われていて、向こうで見られないわけではないのですが、DVDに焼くのができないらしい。
ほぼ同じ機種なんだし操作的には面倒な事は無いだろうとは思うのですが、ついこの間まで番組表さえ使えなかったようだからな。
「ガンダム00」が2クールだとすれば後半から地デジになって1枚1話という恐ろしい事態になりますな。
で、「夏目友人帳」の二期目、「あさきゆめみし」も頼まれてるから毎週DVD-Rが3枚消えていくのか。
甥っ子に送る余裕はあるだろうか?
送ってるやつはちゃんとアバン、OP、Aパート、Bパート、ED、次回予告とチャプター切りしてサムネイルも設定しています。
チャプターのサムネイルなんか全然見てない気もするんですが。

「ガンダム00」に関してはピクチャーレーベルを御所望なので、とりあえずネットからセツナとロックオンのタキシード姿を拾ってきましたが、「モビルスーツのほうがいい」ということでこんな感じになりました。
印刷して防水スプレーを噴いて送付ですね。
Dvd


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