【ストウィ】我を脳に刻めよ永久に
「ブックマーク ア・ヘッド」という曲があります。
「なんで同じ曲ばかり?」と思った人、違うんです。
同じ歌だけど歌ってる人が違うんです。
「別録りしてミックスしてるだけでしょ?」という人、そうなんですけど違うんです(何がだ)
11曲同じものが入っていて後はオリジナルカラオケとボーナストラックってのは、知らない人から見れば正気の沙汰じゃないと思いますが、ファンからしてみれば全然違うわけで。
まあ、あんまり言ってるとどんどん痛くなるので止めますが。
会社からの帰宅時間がだいたい40分。
ちょうど聞き終わる頃に家に着くので一日1ループというところ。
それだけ聞いてると、各バージョンごとの細やかな違いが見えてきます。
あ、編曲なんかは変わりません。
坂本少佐役の千葉紗子さんはテンション高すぎて有田しおんかと思いますが、ここは坂本少佐はマイクを持つと性格が変わると解釈したほうがいいのでしょう。
ところで、ずっと「鉄腕バーディー DECORD:02」だと思ってたんですが、公式サイトのソース見るとタイトルは「鉄腕バーディー02 DECODE」なんですね。
titleタグにそのまま入れられない理由でもあるのかしら?
11曲あって、その回のエピソードに関連の深い二人がデュオで歌うようになってますが、後半のほうが複雑なミックスになってるのは気心が知れてツーカーになったってことでしょうか。
一番好きなのはもちろんエイラーニャですが、坂本少佐とペリーヌのやつもいろんな意味でいいな、と。
最終回直前に急激に株を上げてきたペリーヌですが、なんか坂本少佐と見つめあいながら歌ってる様子が浮かんできます。
最初の頃のバージョンだと1フレーズぐらいで歌い手が変わるのですが、これはワードごとに変わる部分もあったりして、しかも坂本少佐がリードしてる形になってるので、
・マイクは1本、坂本少佐が持っている
・坂本少佐は部下以上恋人未満を見る目でマイクをペリーヌに向けてやる
・ペリーヌは頬を赤らめながら
という妄想が浮かびます。
「愛されたい」という歌詞が後半出てきますが、これを「愛」「されたい」と分けて歌うのがミーナ&坂本とペリーヌ&坂本。
で、「されたい」を歌うのがミーナとペリーヌってのに意図を感じてしまうのは仕方ないでしょう。
ペリーヌとハルトマンが歌ってるバージョンだと
・スタンドマイク1本
・ペリーヌが終始リードを取ろうとする
・横からハルトマンがニヤニヤしながら割り込む
というのが浮かんでしまうのも仕方ないところです。
全員バージョンはフランス解放からペリーヌの表情を思い出してウルっとくるのは放送見てた人だけだろうけど、これだけ本放送でもフルバージョンでした。
言いたいことはアレだ、いい歌だから買っとけと。
そしてDVDも買えと。
パンツじゃなくてズボンも見てるうちに気にならなくなるし。
ただし、通常版は限定版より恥ずかしいパッケージの上にスリムケースだけの物悲しくなる仕様だから、限定版をオススメします。
週末には神回が届くけど、例によってかなりリテイクしているようなので楽しみです。
しかし、他に聞いてる曲がKOKIAはともかく菅野美穂とかちょっと普通では聞かないような曲だ(笑)
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「イノセントラブ」が最終回を迎えましたが、さすがは「ラストフレンズ」のスタッフ、期待に違わぬデキでした。
刑務所に入ってる兄が情緒不安定と知りながら、面会で不安にさせることを躊躇無く話す堀北真希、そのお兄さんは両親殺害の罪で服役してるんですが、「妹を守るために」というニュアンスがあったのので、てっきり堀北が殺したんだと思ってました。
自分は殺してないって否認し続けてたし。
けど、本当は両親とも兄が殺していたというオチで、設定と行動が全く整合性が取れていません。
一番驚いたのは刑務所から簡単に出てきて堀北に真実を知らせたことだな。
物語中でスルーされていたけど、脱獄じゃないのか?
その他の人物もその場の勢いでエキセントリックに行動する人間ばかり。
それを纏め上げてるスタッフの力量は並じゃないです。
そもそもそんな脚本じゃなければいいんですが(笑)
成宮の好きなのが北川だってのは最終回が始まったぐらいに気付きました。
内田有紀と一緒に暮らすようになっても全く手を出さなかったのが不自然だったからな。
ツッコミドラマという新ジャンルを開拓して対抗馬は「ブラッディマンディ」でしたがどちらも甲乙付けがたい内容でした。
「ブラッディマンディ」は中性子爆弾で人が「消滅」するらしいからな。
そんな話は初めて聞きました。
日本版24らしいですが、日本のドラマじゃ予算が無いから場所が広がらないし人も出てこないしスケールがどんどん小さくなるから止めたほうがいいんじゃないでしょうか?
フジテレビだってレスキューヘリあんまり飛ばせなかったでしょ。
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しおり代わりに張り付ける。
説明はいらないでしょ。
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コメント
「恋空」の最終回は大変なことになっていたんですね(笑)。
視聴率も悪かったようですし。
最近はストーリーや設定の一貫性よりも、主人公の感情の一貫性があればいいという作りが多いですね。
今月はじめに「29歳のクリスマス」というドラマの再放送をやっていましたが、確か14年ほど前の作品です。
このドラマに脚本、演出のレベルの高さを感じました。たった十数年での劣化の激しさは異常ですね。
投稿: まさむね | 2008年12月24日 (水曜日) 15:06
>まさむねさん
最終回は圧倒的なクオリティでしたが、それ以前も他では真似できないものでしたよ。
妊娠したかを調べに病院に行くのにお父さんに連れてってもらったり。
私は感情の一貫性さえ無いと思います。
脚本家がここは盛り上がると自分の中で考えたシーンをつなぎ合わせてるだけなので思考も記憶も連続してないし。
昔から駄作は多かったと思いますが、それを冷静に外部から見られる自分ができたのかもしれません。
投稿: ヴィー | 2008年12月24日 (水曜日) 19:19