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2009年3月

2009年3月30日 (月曜日)

【鬼太郎】第95話 ベアード様が壊れた日

今回はバレンタインデーの話。
冒頭に川男が出てきたことってありましたっけ?
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「一年に一度、女の子が大事な人に想いを伝える日」というねこ娘の独白で始まりました。
さあ、ねこ娘は鬼太郎にチョコをあげることができるでしょうか?

鬼太郎のほうは甘い匂いがするけど心当たりはあるか?と聞いてるところを見るとバレンタインデーを知らないのかもしれません。

バレンタインを一週間後に控え、ねこ娘がバイト先の女の子と手作りチョコを作ろうと決意を新たにしています。
もちろん街の至るところでそんな風景が見られるわけですが、それを上空から「ステキだね」と見ているのが子安のアニキパンサーです。

魔女ザンビアはなにやら鍋を作っていました。
魔女の秘術とやらの百年鍋を作っているようです。

秘術ではなく秘密であれば「火水の剣(ヒミツのツルギ)」というものがありますね。

剣術 魔剣道場|火水の剣

ザインってまだやってたんだ

パンサーが乙女の恋を集めて、ザンビアが百年鍋で煮込むとベアード様へのバレンタインプレゼントになるんだとか。
「これでベアード様の完全回復は間違いない」とパンサーが言ってるということは、まだベアード様は傷ついたままなんですか。

「鬼太郎。アタシの愛の形、受け取って」とチョコを差し出すねこ娘。
わりとよく出来てますね。
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と思ったら、そこにあったのはウンコみたいな塊。
アマビエの「歪んだだね。これが現実だよ」というセリフが深く心に突き刺さります。
Coco

ろく子さんが「大丈夫。ねこちゃんは味で勝負よ、ね」とフォローしてくれますが、味もダメダメでした。
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恐らくですね、湯煎せずに直接火にかけ、すばやく固めるために冷凍庫に突っ込んだんだと思います。
手作りチョコに必要なのは時間。

嘆いてるねこ娘のところに雪女の葵ちゃんが来ました。
中の人はゲルト姉ちゃんですね。
Coco_3

葵はバレンタインが近いから、と試食をしてもらおうと持ってきたのです。
これはまた見事な鬼太郎チョコ。
氷の中に入れて持ってきたフローズンチョコで、まさに葵だけが作れる逸品。
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ねこ娘最後の抵抗「でも、味が肝心よ」という言葉は「じゃあ鬼太郎に食べてもらおう!」という嫌な展開を呼ぶだけの結果になりました。
食べさせてなるものかとガニ股で走るねこ娘。
「となりのトトロ」のメイかよ(笑)

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鬼太郎はそんなことには頓着しないもんだから、「どう?人間の服」と聞いてくる葵に「ああ、似合ってるよ」とまるでその場にねこ娘が居ないかのごときKYっぷり。
鬼太郎や目玉のオヤジ、子泣きじじいも試食してかなり美味しかったらしい。
ねこ娘フィルターがかかって少し妙な方向で見えている(笑)

しかし、これで挫折しないのがねこ娘。
「鬼太郎に想い伝えるもーん!」と新たな行動に。

いよいよバレンタインを次の日に控えた夜、ねこ娘と一緒にバイトしてる子はラッピングをしていました。
ここで「まだ起きてるの?お姉ちゃん」「早く寝ないと怒られるよ」と弟妹役をやっているのがハッピーセットキャンペーンで当選した子供たち。

「劇場版ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂」公式サイトの「ニュース」に紹介記事があります。

バレンタイン前日、手作りチョコに精を出したり、デートで着ていく服を選んでいる女の子をパンサーが狙っています。
鏡の左側にあるぬいぐるみはダッコちゃんモドキかキン肉マングレート?
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パンサーが宙を舞い、甘い香りを振りまきました。
下では何が起こってるんでしょう?

その頃、ねこ娘は鬼太郎チョコを作ろうと悪戦苦闘しています。
それにしても「これはひどい」
ねこ娘ってこんなに不器用だったのか。
前EDでご飯作ってあげてたのに。
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時間がないとバイト仲間の頼子ちゃんに連絡をするも、頼子ちゃんはパンサーの香りにやられてヘヴン状態。
他にも恋する乙女たちがパンサーの元に集まるのですが、ヘヴン状態のせいか、顔が崩れてしまってます。
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女の子から赤いオーラが立ち上ったと思ったらキャンディになってしまいました。

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パンサーのキャンディはこうやって集められたのか。

異常を察知したねこ娘は街を覆うレインボーな羽を見ました。
変態らしい色使いですが、子安のアニキパンサーは変態です。
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頼子ちゃんを心配して走るねこ娘ですが、この通りには全く同じ店が複数あるようです。
何かのカルテルでしょうか。

その先に先ほどの羽がありましたが、中に入ったねこ娘は甘い匂いに頭がぼうっとしてきました。
危険な兆候です。
頼子ちゃんを探すうちにねこ娘がヘヴン状態になってしまいました。
当然ながらキャンディに。

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集めたキャンディを前に「愛の結晶さ」とご満悦のパンサーは間違いなく変態紳士です。
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集まったキャンディを「ベアード様喜んでくれるかな~」と持って帰るザンビア。
ヘヴン状態じゃないから可愛いです。
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ベアード様のところではヨナルデパズトーリが診察をしていました。
四十七士の力で回復が遅れているらしい。

次の日、つまりはバレンタイン当日ですが、鬼太郎ハウスで葵がねこ娘の居場所を聞いています。
鬼太郎はねこ娘がどこにいるか知らなかったのですが、このときのやり取りからすると、鬼太郎チョコもねこ娘をからかうだけに作ったのかもしれません。
いつもなら異変が起きると「大変よ鬼太郎」とねこ娘が知らせに来るのですが、今回ねこ娘はいないので妖怪ポストからの情報が頼りです。
妖怪ポストには女の子が行方不明になったという手紙が多数来てました。

とりあえず頼子ちゃんの家で落ちてた羽と共に事情を聞く鬼太郎。
妖怪アンテナがビンビンに立ったと思ったら甘い香りが漂ってきました。
香りを辿るとザンビアとパンサーのもとに。
ベアード様のために働いてるときのザンビアの笑顔は無邪気だなあ。
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「少女たちが消えているのはお前の企みか、ザンビア」と尋ねる鬼太郎に「ここにいるわよ。飴玉になってね」と見せつけるザンビア。
キャンディを見た瞬間、ザンビアが驚くほどの速度で鬼太郎が飛び掛りました。
しかし、あっさりパンサーの羽に捕らえられてしまいます。
さすがは西洋妖怪でも有数の強さを誇るだけのことはある。
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動けない鬼太郎に、ザンビアはキャンディと化したねこ娘を見せました。
「早く元に戻すんだ!」と叫ぶ鬼太郎ですが、ザンビアは「ベアード様を傷つけた報いよ」と非常に嬉しそう。
背後に立つパンサーも「ザンビアの恋の邪魔をしないでくれるかな」と完全にバカにしきってます。
鬼太郎は為すすべなく去っていくパンサーとザンビアを見送ることしかできませんでした。

百年鍋にねこ娘キャンディも投入されました。
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鍋に浮かびながらねこ娘は幸せな妄想に浸っています。
妄想の鬼太郎は吐きたいほど甘々ですな。
「ありがとう、ねこ娘。好きだよ」なんて鬼太郎が言うもんかい。
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妄想から醒めたとき、目の前にザンビアの顔を見るねこ娘。
妖怪だけに催眠が早く解けたようです。

「恋のパワーぎっしりの飴ちゃん。ベアード様の特効薬。これで、ベアード様も元気に」と上機嫌のザンビアですが、「飴ちゃん」と言うのは大阪のおばちゃんだけだと思ってたんですが、ザンビアが大阪のおばちゃんということでいいですか?

それを聞いたねこ娘は「みんなの恋する気持ちを、ベアードのにしようだなんて!」と怒ってますがさりげに酷いこと言ってますな。
それを聞いたザンビアも顔を真っ赤にして「アタシの愛のこもったプレゼントを餌とはなによ!」と怒りました。当然です。
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いつまでこの言い合いが続くのかと思ったらパンサーがさっさとねこ娘を沈めて「早く百年鍋を完成させたいんだ」と静かに告げました。怖ェ。

「それでは、ベアード様へ、アタシの愛を込めて」と呪文を唱えると百年鍋完成。
ベアード様のためだからザンビアの頬も紅潮してます。
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鍋がピンクに発光していますが、「後は煮込めば完成。乙女の恋のパワーが百倍に膨れ上がるわ」ってそんなもん食えるんかい。
背後から寄ってくるパンサーが「君の恋の力は素晴らしいよ」と褒めつつザンビアをキャンディにしました。
パンサーは百年鍋を使って完全体になり、ベアードを超える最強になろうとしていたのです。
ザンビアもキャンディになってしまうと顔面崩壊しちゃうんだな。
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パンサーに放り込まれ、今まさに鍋に没しようとするザンビアを跳ね飛ばす一粒のキャンディ。
ねこ娘です。
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ねこ娘はキャンディのまま縦横に飛び回ってパンサーに襲い掛かりました。
根性あるなあ。
ねこ娘はザンビアに思うようにされていいのかと話しかけます。
体勢上仕方ないですがかなり上から目線ですな。
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そのときザンビアはパンサーの作り出す妄想に浸っていました。

「ザンビアちゃはは~ん」じゃねえっての(笑)
ベアード様をここまで崩壊させるとは、パンサー恐るべし。
もちろんこんなものザンビアが望むベアード様ではなく、涙目で「あんな甘いのベアード様じゃないわ~」と必死で訴えかけます。
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即座に「アンタの鬼太郎みたいで気色悪~い」とねこ娘を攻撃することも忘れません。
しかし、この言葉には喜んでもいいんじゃないだろうか、ねこ娘よ。

「あんなベアードのどこがいいのよ!」
「悪でクール、大きな瞳。ツルツルお肌。どれをとっても最高よ」
「鬼太郎は天然よ!」
「つうか、パンサーむかつく!」
「そうよ、許せない!」
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と今度は鬼太郎にもちょっとアレな評価を吐くねこ娘。
でも、パンサーでまとまるあたり両方女の子です。

こんなもんを端で聞かされるほうはたまったもんではないですから、パンサーはさっさと鍋に放り込んでしまいました。
それを助けたのはかわうそが繰り出した網。
鬼太郎たちがやってきたのです。

今回は仲間がいるので先ほどのような一方的な展開にはなりません。
鬼太郎を苦しめた羽もぬりかべなら跳ね返します。
かわうその口から吐く水流に乗せたリモコン下駄でバランスを崩させ、葵の冷気で足元から凍らせる…のはいいんですが、パンサーは氷を割って百年鍋を飲み乾しはじめました。
熱くないのか。
止めようとしたねこ娘とザンビアも食われちゃいます。

さて、鬼太郎においてこうなった場合、後にどうなるかというのは決まってるようなもんで、パンサーはフラグを立ててしまったと言えますな。

百年鍋を飲んだパンサーの妖力は館を吹き飛ばし、周囲の木々もなぎ倒すほど。
放射状に倒れた木々はツングースカの大爆発を思い起こさせます。

完全体になったパンサーはハゲタカの妖怪みたいになりました。
イケメンじゃ完全ではいられないのですね。
ところで、このどう見ても鳥類な妖怪が、何故「パンサー」なんて名前なんでしょう?
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「私は西洋妖怪トップだ!」と叫ぶパンサー。
そういうわりには子泣きののしかかりで地面に陥没し、葵の冷気に凍らされていきます。
鬼太郎の振り下ろす髪の毛槍に叩かれるのも効いてるし、どこらへんが最強なんでしょう?

ダメージ的にはたいしたことないらしく、「効かぬわ」と鬼太郎を締め上げました。
葵の氷で動けないのは変わりないらしいので、やっぱり鬼太郎最弱ということですか。

こうなっては鬼太郎には体内電気しか残されていませんが、ねこ娘たちが体内にいるうちはそんなこともできません。
吹っ飛ばされる鬼太郎に気をとられて他の仲間もやられてしまいました。

「トドメだ!」とダイブするパンサーですが、急に止まってしまいました。
体が勝手に動いて制御が効かないらしい。
実は体内でねこ娘たちが暴れまわっていたのです。
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苦しんだパンサーはキャンディを吐き出してしまいました。
どうでもいいが、ザンビアはこんなものをベアード様に飲ませようとしてたのか?

元に戻ってしまったパンサーは「許さん」と憤ってますが、それは鬼太郎も同じ。
仲間がボロボロにされてますからね。
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空中のパンサーまで伸びた髪の毛を介した体内電気で倒してしまいました。

朝日が昇る中、元に戻ったことを喜ぶ女の子たち。
ねこ娘はザンビアに握手を求めます。
共同戦線張ったからでしょうか。
人間、気が高ぶってると判断力を失いますよね。
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手を握ろうとしたザンビアですが、「今日って何日?」と大事なことに気付きました。
バレンタインの夜は明け、2月15日になってしまっていたのです。
「か、勘違いしないでね。アンタとは敵同士よ」といきなりツンデレ言葉になるザンビア。
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やはり身近なトラブルが我に返るのには一番です。

頼子を家に送り届け、礼を言われる鬼太郎。
「ちゃんと、ねこちゃんのバレンタイン、受け取ってくださいね」と言われてキョトンとする鬼太郎には嫌な予感しかしません(笑)

世間では鷲尾さんとろく子さんを含めチョコの嵐。
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横丁では「義理だからね」とアマビエがかわうそにチョコをあげています。
チロル以下のパックの中の一つ程度にしか見えないし、「100倍×100返し」と書いてあるってことは1万倍返しですか。
10万円ぐらいになるのか?
これはツンデレじゃないわなあ。
瞳と俊夫…でもないけどこの二人がわかる人とは友達になれそうな気がします。
「キャッツ・アイ」じゃないよ。
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子泣きは「ワシにもチョコくれ」と砂かけに要求し、「家賃」と返されてます。
これはこれでバレンタインの趣旨を理解してない気が。

ねこ娘は鬼太郎に「いつもありがとう」とチョコを渡すことができました。
なんて幸せそうな顔なんだ。
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もちろん鬼太郎は喜んで食べるんですが、「聞きたいことがあるんだけど」と視聴者の機体を裏切らない質問を。
「バレンタインって何?」
「知らないの?!」ってねこ娘でなくても言いたいわ。

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このへん、長年生きてても人間界の情報を取り入れるオヤジと鬼太郎の違いでしょう。

ベアード様は「バレンタインプレゼント、君の気持ちだけ受け取るよ。私は必ず自力で復活し、より強い力でミスター鬼太郎にリベンジする」と意気軒昂。
ザンビアの失策を不問にするあたりはベアード様の愛なのかな。

書き終わってみるとザンビア祭りみたいになってました。
最終回迎えてるからか画像も多めだし。

次回は触手で想いが伝わるいい話です。


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2009年3月26日 (木曜日)

03月26日のココロ日記(BlogPet)

オムライスの具に前々と状態を入れると美味しいらしいです。早くヴィーさんに食べてもらえるように明日から特訓です!

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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2009年3月23日 (月曜日)

【鬼太郎】第94話 どくいりきけん

南国沖縄が今回の舞台。
この花はブーゲンビリアなんでしょうか。
目鼻が付いてるように見えるのは典型的なシミュラクラですね。
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子供が学校の授業で作ったシーサーを門に置いています。
おばあちゃんがシーサーの説明をしてくれますが、アニメを見ている子供たちにも非常に親切ですね(笑)
そのシーサーの脇から赤い蛇が出てきました。
この蛇はアカマタといい、時にはハブをも襲うという恐ろしい毒蛇だということです。
実際のアカマタは確かにハブを襲ったりもしますが無毒です。
妖怪のアカマタが忌み嫌われてるようだから、そのために毒蛇にさせられたのかしら?

ここで子供の話から意外な事実が。
夏真っ盛りといった感じなんですが、なんと季節は冬でした。
いくら沖縄とはいえ冬はそれなりに寒いはずです。
私が4月に行ったときは、本島でなんとか海に入れる程度でした。

さて、沖縄といえばもちろん出てくるのは南方妖怪五人衆。
今日も今日とて踊り狂ってます。
ハワイにバカンスに来たらしい。
ところで、ハワイにこんな牛がいるんでしょうか?
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と思ったらアカマタの「ここは沖縄だぞ」というツッコミが。
沖縄の離島の一つだったようです。
アカマタは事実を言ったに過ぎませんが、南方妖怪たちは「なんでそんな意地悪言うんだよ」と逆ギレ状態。
「なんでここが沖縄だってわかるポ?」「沖縄の何を知ってるんだ」と非難轟々の声に対して「オレは沖縄出身だからな」とあくまで冷静なアカマタ。
南方妖怪ってアカマタがいないとすぐに終わりそうだな。
バイタリティは溢れ過ぎてるから死にはしないんだが…
それを聞いた南方妖怪はすぐに「お・き・な・わ・なわなわ~♪」と踊りだしました。
自分を省みるとか絶対にしないのな。

ここでアカマタの回想入ります。
アカマタは毒蛇だというだけでキジムナーやその他妖怪たちに恐れられていて、アカマタ的には往来を歩くことも憚られていた様子。
そんなアカマタに唯一わけ隔てなく接してくれたのがシーサーでした。
声は「サザエさん」の花沢さんで有名な山本圭子さん。
シーサーの厚い唇にピッタリです(偏見)

シーサーが沖縄を守ってくれてるから自分は居ないほうがいいんだ、と完全にマイナス思考なアカマタ。
そんな過去が南方妖怪五人衆に参加するきっかけだったのかも。

せっかく沖縄にいるんだからシーサーの様子ぐらい見に行ってもいいだろう、と深夜の海を泳いでシーサーに会いに行ってみました。
すると、海岸に赤く光る目が。
シーサーでした。
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懐かしさに照れながら会いに来たことを告げるアカマタですが、シーサーの口から出たのは「ここから立ち去れ」という冷たい言葉。
「オイラは四十七士の沖縄代表となった。オイラの許可無く沖縄に入ることは許さん。出て行け!」とまことに高圧的。
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そんな言い方しなくても…と言うアカマタに「お前みたいな毒蛇、迷惑なんだよ!」とストレートに過ぎる言葉で返すシーサー。
アカマタを吹き飛ばしてしまうのですが、何やら嫌なオーラが出ています。
背後に何かありそうですね。
四十七士の紋章が黒いというのもニセウルトラマンみたいなバッタモン臭さを感じます。

シーサーにやられて意気消沈で海を漂うアカマタは、上空を飛ぶ鬼太郎たちを見つけました。
どうしてこんなところに?と聞かれたアカマタは「ちょっとバカンスに」と答えるのですが、ねこ娘は「いつもバカンスじゃない」と容赦ありません。
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ねこ娘は冒頭でこんなオヤジギャグを言うぐらいだからバカンスで行けなかったのがよほど悔しかったに違いありありません。
にしても「いや~んバカンス」って…

鬼太郎たちのほうは、シーサーから四十七士として覚醒したという手紙が来たので、ここまでやってきたようです。
「沖縄代表はシーサーに違いないと、ワシは前々から思っとったぞ」と自信満々な目玉のオヤジ。
「私もー」と追従するねこ娘。
目の前のアカマタも沖縄出身なのに無神経なこと甚だしい。

それを聞いたアカマタは「誰だってそう思うよな」と顔を上げられません。
何が何でもアカマタを応援したくなりました(笑)
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オヤジはアカマタにシーサーのところまで案内を頼み、一応は受けたアカマタですが、「このまま真っ直ぐ行けばシーサーの住処に着く。じゃ、オレはここで」と早々に立ち去ろうとします。
一緒に行かないのか?と言われても「オレはいい…」と。
元気出してくれ、アカマタ。

「これで見納めだ」と沖縄を去ろうとするアカマタ。
脳裏にはいつでも帰ってこいよと送り出してくれたシーサーが浮かびます。
そこで初めて疑問が浮かび上がってきました。
あのシーサーがアカマタを問答無用で追い出すような真似をするのか?と。
これは何かある、鬼太郎が危ない!と急いで引き返します。

鬼太郎たちもキジムナーが一匹もいないガジュマルの森に違和感を感じていました。
しかし、疑問が確信に変わる前にシーサーが声をかけます。
シーサーは腕の四十七士の紋章を掲げ、確かめに来いと鬼太郎を誘いました。
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もちろん、それはシーサーの罠で、地面では怪しげな根っこが蠢いています。
あと一歩というところでアカマタの制止の声がかかりました。
アカマタはシーサーの過去の言葉を紡ぎだします。
昔、「オイラとお前は姿かたちが違うだけで、あとはみーんな同じだ。沖縄で生まれて沖縄で育って沖縄が大好きな沖縄妖怪。そうだろ?」とアカマタにいつでも故郷に帰ってきていいんだぞと告げたことがあったのでした。
「そんなこと知らん」とにべもなく否定するシーサーですが、さすがに鬼太郎もシーサーに近寄るのを躊躇います。
そこに先ほどの怪しい根っこが襲い掛かりました。
鬼太郎はすんでのところでアカマタに助けられます。
ねこ娘と一反もめんはあっさり捕まっちゃいましたけど。

靴の辺りはコピペしたり描いたりで補完。
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根っこは捕まえた妖怪の血をどんどん吸っていきました。
ここんとこねこ娘は干からびることが多いような気がする。
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一反もめんもアカマタも干からびていきます。
どういうことだ?と聞かれたシーサーは、いかつい体に変身しました。
こちらの方がより「らしい」ですな。
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シーサーは嵐を呼んで鬼太郎を吹き飛ばそうとします。
嵐のおかげで本島のビルも被害を受け、民家の屋根のシーサーも次々落ちていきました。
このままでは沖縄が滅んでしまいます。
とはいえ、鬼太郎は押されっぱなしで頼みの綱のちゃんちゃんこもシーサーの突進を止められませんでした。
指でっぽうもめくらまし程度にしかなりません。
ちゅうか、指でっぽうが効いたのって初登場のときだけですわな。
体内電気さえ口に貯めてしまい、吐き出した電撃によって鬼太郎がやられてしまいました。

アホみたいに弱い鬼太郎を見かねてアカマタは根っこから逆に精気を吸い取り始めます。
脱出したアカマタは必死でシーサーを抑えようとしました。
その間に鬼太郎も体制を立て直せばいいようなもんですが、そんな力も残されていないのか、根っこに捕まってしまいました。
何とか体内電気で振り払い、本体の位置を見つけます。
そこにいたのは吸血樹でした。
声は川浪葉子さん。吸血鬼モンローもやってる根っからの吸血鬼です(違)
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シーサーがおかしくなったのは吸血樹の毒液を注入されたからだったのです。
本気で戦えばシーサーも負けなかったのでしょうが、キジムナーを人質にとられては抵抗できません。
毒の注入シーンが「地獄少女」みたいですね。
最近はこんなシーン出てきませんが。
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鬼太郎の血を吸って1000年前に封印されて以来衰える一方だった体を蘇らせようとしているのですが、弱って動けない鬼太郎相手なのにちゃんちゃんこで止められるほど弱いです。
それでは、とシーサーにトドメをささせようと命令するもアカマタが抑えています。
それを引き剥がそうと根を鞭のように使うのですが、アカマタは離れません。
アカマタは「シーサー、今楽にしてやる!」といきなり首根っこに噛み付きました。
殺すのかと思ったら毒を吸い出しています。
回りきった毒を吸い出せるとは、さすがは毒を扱う妖怪ですな。

シーサーも無抵抗というわけではなく、まとわりついたアカマタをガジュマルにぶつけて引き剥がそうとしました。
それでもアカマタは離れません。
「シーサー、すまねえ。お前が出て行けなんて言うわけねえのに、間に受けちまって…オレは大バカだ!沖縄が滅んで一番悲しむのはお前だ。だからオレが絶対止めてやる!」
少しでもシーサーを思い違いしていた贖罪意識が強いんでしょうな。
だからこそこれだけ頑張る。
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引き剥がされたアカマタですが、シーサーの毒を吸いきることができました。
正気に戻ったシーサーへのアカマタの第一声は「帰ったぜ、シーサー。ただいま
カッコ良すぎだよ!アカマタ。

激しい戦闘でシーサーの手の紋章は剥げていました。
マジックか墨かは知りませんがとにかく書いた偽物だったわけですな。

シーサーを失った吸血樹ですが、奥の手がありました。
自らが生み出す子供たちです。
生理的嫌悪感は相当なものだな。
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鬼太郎とアカマタで必死で撃退するのですが、次から次へと生み出されてキリがありません。
囲まれたアカマタは、鬼太郎に残った精気を全部託しました。
「オレはどうなってもかまわねえ。鬼太郎、シーサーと沖縄を頼む!」という言葉に覚悟を感じた鬼太郎は肯きます。
アカマタが精気を鬼太郎に注ぎだすと、手に四十七士の紋章が現れました。
今までのことからしてもアカマタのほうが四十七士だろうけどな。

アカマタの精気を受け取った鬼太郎にはウロコ模様が。

こういうフラッシュしているシーンでは違和感無く繋ぐのは大変だし、ウロコが途切れるのでそのへんはササっと描いてます。
その方が楽。
Coco

こうなったら鬼太郎は無敵です。
蛇のオーラで吸血樹を倒してしまいました。

飛び散った血で干からびた妖怪も元に戻ってめでたしめでたし。

その上空を「何よ。せっかく封印を解いてあげたのに、吸血樹って口ほどにもないわ」と魔女ザンビアが飛んでいます。
「四十七士なら鬼太郎を倒せると思ったのに、なんでシーサーじゃないのよ」と去っていきましたが、シーサーを偽四十七士にしたのは吸血樹だろうに。
どこかで連絡ミスがあったか監視の不徹底があったんでしょうか。
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気が付いたアカマタにお前は沖縄の四十七士だと告げるオヤジ。
沖縄を守ってきたのはシーサーなのに?と信じられないアカマタに、シーサーも必要だがアカマタも必要だと思う、とオヤジ。
沖縄に来た当初の言葉をあっさり忘れてるかのように省みないですな。

今回の一件でアカマタは沖縄の妖怪から信頼を勝ち得たようです。
これで沖縄から逃げる理由も無くなりました。
南方妖怪五人衆(-1)も気持ちよく送り出してくれました。
「世界征服始めたらまた迎えに来るからな~」ですが。

去っていく船の上で「ア・カ・マ・タ・マタマタ~♪」とアカマタを称える歌を歌う南方妖怪たち。
また出てきて欲しいもんだ。

「君にはいろんな友達がいるね」とにこやかに言う鬼太郎に「フンッ」と顔を背けるアカマタ。
「鬼太郎、言っとくけどお前はオレのライバルだからな!」「けど、必要なときは呼べよ。力になってやるから」ってとんだツンデレだ。

「やっぱり沖縄には守り神がいたんだね」
「そう、災いを追い払い、ワシらを守ってくださるんじゃ」

という子供とおばあちゃんの会話は、シーサーだけに向けられてるような気がしてなりません。
ここにアカマタが含まれてるなら、それはそれで人間の身勝手さということで深いですが。

次回はバレンタインデー。
活躍するのはもちろんねこ娘とザンビアです。


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2009年3月19日 (木曜日)

03月19日のココロ日記(BlogPet)

ヴィーさんの困る顔が見たいですっ

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2009年3月16日 (月曜日)

【ガンダム00】イノベイターの攻撃

恐らくはCBCだけだと思うんですが、日曜日放送の「機動戦士ガンダム00」にて地震のテロップが入りました。
しかも大規模な攻撃が来る!という絶妙のタイミングで。

コメント見て気付きましたが、確かにマネキン大佐は高山みなみでしたね。

動画の最後にさりげなく「地球防衛軍3」の隊員のセリフ入れてみましたが、違和感無さすぎ(笑)
あんまり指摘無いのは知られてないからかしら。

私にとっては完全にネタアニメですが、「鉄のラインバレル」が時々遊んでくれるのが楽しい(笑)
「鉄のラインバレル」も次週で最終回ですが、サブタイトルは「鋼鉄の華」
で、今週のガンダム00のサブタイトルが「命の華」と。
原作にも出てくるとはいえ、ガンダム00で衛星兵器が出てくるとラインバレルでも登場して、再度登場するとラインバレルのサブタイトルが衛星兵器の名前である「メメントモリ」に。

ちなみに、「鉄のラインバレル」は今期一押しアニメです。
アニメに向いてない原作をよくもまあここまで換骨奪胎できたと感心しますわ。
もちろん原作も面白いですよ。
ただ、0巻を読んでロボ子ちゃんに全部持っていかれた感が(笑)


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2009年3月15日 (日曜日)

【戦記シミュレーションノベル】サイバー空母「ヤマト」は凄い

だいぶ前にブックオフで買って読み、あまりの衝撃に頭がクラクラした「サイバー空母『ヤマト』」を再読し始めました。
新書で出たやつを文庫化したやつです。

自衛隊が作ったイージスシステムとサイボーグ機能を有する空母型揚陸艦「ヤマト」が過去にタイムスリップして大暴れという内容ですが、サイボーグ機能というのを見て水槽内に脳が浮かぶステキな映像を思い浮かべたのですが、どうやらそういう意味ではなさそうです。
搭載されているデータベースが物凄いもののようで、戦前の海軍暗号も解読してしまうほど。
何のために入れてるのか知りませんが。

ヤマトは基準排水量9800トンの「原子力空母」です。
小さすぎないか?と思うのですが、全長160メートルでヘリと固定翼機合わせて30機も搭載します。
要目は「こんごう」を参考にしてるようですが、もしかしてイージスシステム搭載してるからって参考にしたのかしら?
搭載する固定翼機はハリアーか?と思ったらなんとF-1です。
もちろんフランス製じゃありませんよ。
カタパルトで発艦した瞬間にバラバラになるんじゃないかと思いますが、刊行時に退役が進んでたものをイジメるような真似はしないでほしい。

個艦防御能力も物凄く、アスロックもシースパローも搭載し、さらにVLSもあるようです。
飛行甲板横にそんな爆発物置いていいのだろうか?と思いますが、何でVLSと発射機と両方持ってるんでしょうか?
ああ、冗長性ってやつですか。
ちなみに、攻撃はほぼ自動で行われるようですが、まずはCIWSで迎撃し、間に合わなくなったらシースパローを撃つという深刻なバグを抱えています。

こんな空母が進水前にタイムスリップさせられるのですが、何と進水前に艤装が済んでいます。
そして、進水式後に公試も無しでデモンストレーションする予定なので、既に原子炉に火が入っています。

タイムスリップした先はマリアナ沖海戦ですが、無線封止のために微弱電波しか発信していない日本艦隊に連絡ができないとか言ってます。
読んでもよくわからなかったのですが、微弱電波しか発信しないものは受信能力も微弱なようです。
電気工学科出身ですが、こんな現象は初めて知りました。
撃沈前の潜水艦が最後の瞬間を発信したりしてるので、地球とは違う物理法則が働いてるんでしょう。

タイムスリップする原因は、北朝鮮の工作員が日本の空母を消滅させるために「日本が」開発中のビーム砲を使おうとして襲撃、研究員が機転を利かして物質転送装置のビームをビーム砲と偽って浴びせたためなんですが、この工作員、ビーム砲があるとされる倉庫まで研究員を案内させたあとに扉をプラスチック爆薬で吹き飛ばします。
開けさせるとかいう発想は無かったのかね?中に何があるのかわからんのに。
ちなみに、そのビーム砲は戦車10台を粉末にしてしまうそうですが、呉で使うと都市が消滅するそうです。
この世界の呉は通りが1本ぐらいしか無いのかもしれない。

日本語も物語りも残念なデキですが、F-1が活躍する架空戦記ってあんまり無い気がするのでその意味では貴重かも。
アメリカの軽空母1隻に対艦ミサイル8本も撃ち込んじゃう残念な指揮官ですが。

個人的には一度読んでみるといいよ、と思いますが、こんなの売れたんですかねえ?


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2009年3月12日 (木曜日)

03月12日のココロ日記(BlogPet)

今日も将門が買えませんでした……残念。

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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2009年3月10日 (火曜日)

【Xbox360】ガイジンさんの謎行動

Xbox360ではフレンドになるとその人がどんなゲームをしているのかリアルタイムでわかったりします。
で、そんなフレンドの中にガイジンさんも何人かいます。
いろいろメッセージのやり取りをしてカメラでお互いを送りあった人もいますが、たまに謎の人が。

何人かのガイジンからフレンド登録の依頼が来たんですが、別にネットで対戦したこともなければメッセージをやり取りしたこともない。
フレンドの枠に空きがけっこうあるのでそのまま承認してますが、ゲームの履歴を見ても自分と重なるとは思えない。
考えられることを強いて挙げるとすれば、「Luxor2」をプレイしていることぐらい。
今現在は6位だし、それまででも12~3位だったはずです。
でも、ランキング上位の人とフレンドになりたいとかあるのかしら?

そして、そういうガイジンさんが必ずといっていいいほどしてくるのが「コチラがプレイしたことのないゲームに誘う」です。
ゲームの履歴は実績の形で比較できるので、相手がそのゲームをやってるかやってないかは一目でわかります。
なのに、こちらがやってないゲームで誘ってくるのです。
その度に「ゴメン。持ってないんだわ」と英語でメッセージを返さないといけません。

何を考えてるんでしょうかね?

ま、メッセージをやり取りした人は私がオタクだと言ったら「そんなことない!君は立派な人間だ!」みたいなメッセージが返されてきて、「ゲーマーでもオタクという言葉にはこれほどの負のイメージがあるのか」と異文化を感じたことがあります。
結局は日本人と話してプレイするのが一番楽ではありますね(笑)
レースとかだとお互いマイク無しでやれますけど。


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2009年3月 9日 (月曜日)

【Xbox360】ランキング6位で打ち止め【Luxor2】

私が世界ランクに唯一登場できそうなゲームが「Luxor2」であります。

Xbox LIVE アーケード - Luxor 2

Xbox360アーケードにも同梱されているので、けっこうな人数がプレイしているような気がするのですが、ランキングに載るためにはゲームオーバーにならねばならず、ゲームオーバーになるには少なくとも十数時間ぐらいはプレイしないといけないだろうことを考えると、ランキングに載ること自体が大変なゲームかも(笑)
中断はできますが、大きなステージ区切りやある難易度でのクリアをして次の難易度へ点数持ち越しプレイなんかをしたときにスコアがになることがけっこうあるので注意が必要です。

で、実績も全部解除できてるし、いいかげんこのゲームを続けるのもダメだろうと思い最後の締めくくりにどこまでできるか挑戦しました。

結果は77,027,125点で6位ということに。

Luxor2

これより上を目指すには少なくとも百万点以上上回らないといけないわけですが、ステージクリア時でこの点数ですから、よほど上達しないと無理です。
ということで、この結果を持って打ち止め、封印ということに。

それにしても、1位の人のスコアは何をどうすればそんなものが出るのかさっぱりわからない(笑)


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2009年3月 4日 (水曜日)

03月04日のココロ日記(BlogPet)

物をなくしたら、アニメ手警官ととなえると見つかるみたいですよ。

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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2009年3月 3日 (火曜日)

【ストウィ】DVD第6巻到着【ネタ】

去年、個人的に話題を独占したアニメ「ストライクウィッチーズ」ですが、最終巻である6巻が発売されました。

通常版を買うメリットが無いのでずっと限定版を買ってきましたが、今回のパッケージはこんな感じでした。
Photo

二期製作決定のシールが貼られてたことで話題になりましたが、今回のシールはそれだけではありません。

やっぱり文化庁の推薦作品シールは貼ってあります。
Photo_24

今回はさらにエイラが「大丈夫ナンダナ」と言ってくれるシールまで。
Photo_22

角川系列だからこんなものも大丈夫なんでしょうか。
エイラが「ダメダナ」をしてるのは、一般人向けのメッセージに違いありません。

そしてサーニャがビックリマンシールに。
Photo_21

イカロス出版は訴えられそうな気がしますが、マルシーでファミ通の名前でも入れとけば大丈夫でしょうか。

さすがに貼りすぎだとは思いますが、ま、最後だし。
貼りたくなった人はzipで置いとくからダウンロードすればいいと思うよ。

「StrikeWitches.zip」をダウンロード

文化庁推薦作品:600dpi
エイラの大丈夫ナンダナ:600dpi
サーニャの殿堂入り:300dpi

で印刷するとちょうどいい大きさになるよ。

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【鬼太郎】第93話 だるまさんがころんだ

今回から地デジになったので、多少は画像が綺麗になりました。

石垣金五郎親子が古いアルバムを見ています。
ひいおじいちゃんのアルバムだそうで、そこには今住んでいるビルが写っていました。
百年以上前から建っているそうです。
関東大震災東京大空襲も生き延びたのですな。
Photo

そのビルの前で金五郎が出て行く店子を見送っています。
出て行く人は祖父から受け継いだこの建物を本当に壊すのか?と多少は気にかけますが、金五郎は「決まったことですから」と流すだけ。
どうやら奥さん主導でオフィスビルに改築するようです。
場所は一等地で、周りを囲むように高層ビルが建っているのはなんとも奇妙ですが、こんな感じの場所が実際にあるそうですね。

その夜、一階でダルマストーブにあたりながら設計書を見てため息をつく金五郎。
個人的には納得しかねてるんでしょうな。
電灯が消えてしまったので予備を探そうとすると、上のほうからゴロゴロいう音が。
どこぞの誰かさんが階段を前転しながら降りてきてます。
ある種の変態だ(笑)
その変態紳士は部屋に入ってくると、自分をだるまと称し、ビルの四階を借りていると明かしました。
Photo_2

しかし、このビルに四階はありません。
三階の次は五階になっているのです。縁起が悪いというやつですか。
しかし、だるまはここの四階に百年も住んでいるんだそうな。
で、このビルを取り壊すという噂を聞いて出てきたんだそうですが、「すぐに中止したまえ!」と非常に高圧的。
これだけの年数住んでると、この店子の同意無しには改築も何もあったもんじゃありませんが、賃貸料とかどうなってたんでしょう?

「いいかね。私は四階をオフィスにしている。芸術ビジネスは芸術的ビルでこそ成り立つのだよ」とこのセリフを言う間、沸騰するヤカンの口から見たカットです。
考えた人凄いなあ。

熱湯飲」のビデオ
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だるまは沸騰した湯を飲みながら美術商をやっていると告げ、「もしビルを壊そうとすれば…黙ってはおらんぞ」とここもだるまストーブの内部から見たカットで、メラメラと燃え上がるストーブの炎がそのまま心理描写になってます。
Photo_3

言いたいだけ言っただるまは、そのまま後転で部屋を出て行きました。
こんな移動しかできんのか。

その界隈でねこ娘が目を黄色に光らせながらネコ探しをしています。
デビルアイとか言うと歳がバレますか。
Photo_4

今度はペット探しのバイトですか。
見つけた猫を追いかけてビルの敷地内へ入りました。
そこでこの光景を目にします。

次の朝、掃除をしながらビルを見上げると、「ビル取り壊し断固反対!! だるま商事」という看板が付いていました。
金五郎が確認をしに五階に昇ってみると、看板は1階下に付いていました。
そこで、下の三階に降りてみると、看板は1階上に付いています。
何かがおかしいのですが、そこに工事業者から五階に来たので来て欲しいという電話がきました。
すぐに行ってみると、そこには誰もいません。

工事業者は壁一面の「工事反対!」の貼り紙について相談したかったようでした。
「徹底抗戦」とか「正義ハ我ニアリ」とかどこの学生運動かと思いますが、「芸術LOVE」はないだろう。
Photo_5

どうせ取り壊すけどねと軽く言う責任者に「そうはさせん」とだるまが出てきました。
なにやら体からコブがボコボコ出てきてますよ。

Photo_7

Photo_8

「取り壊しはさせんのだ!」と叫んだだるまからおびただしい何かが飛んでいき、工事関係者の悲鳴が響き渡りました。
それを聞いた金五郎が階下の三階に向かうも、そこには誰も居ず、小さきモノに押しつぶされようとする責任者が見たのは「四階」という文字でした。
甲高い声で「だーるまさん、だーるまさん、にーらめっこしましょ」という歌が響くのがやけに怖いです。
結局工事関係者は行方不明に。

そこで鬼太郎たちが呼ばれたのですが、目玉のオヤジはだるまに人間が歯向かうなんて無理だ、と最初から諦めモードです。
イタズラじゃないかと疑う奥さんですが、金五郎は古い金庫から契約書を捜し出してきていました。
それを読み始める鬼太郎の前に「私はここに住む正当な権利があるのだ」といきなりだるまが出てきます。
契約書を読んだ鬼太郎は、契約書に金五郎の祖父のサインがあるから、妖怪の世界では有効な契約書です、と鑑定しました。
別にお互いの合意の下で交わされた契約書に妖怪の世界も人間の世界もないと思うが。
それに、その言い方だと人間の世界では無効みたいにも聞こえるぞ。

四階はだるまが認めた者しか中に入れないんだそうで、人質交渉も物別れに終わりました。
そりゃまあ、人質がいなくなれば工事は再開だろうしな。
納得しなかったのは金五郎の奥さん。
「こんな昔の紙切れがなんだってのよ!」とビリビリに引き裂いてしまいました。
お前は商法を何と心得る(笑)

怒りに燃えるだるまからまたしてもコブが湧き出ます。
それは小さなだるまの大群でした。
「今週のビックリドッキリメカ」というやつですな(違)

だるまの「かかれぃ!」の声と共に体を這い登ってきますが、このローアングルは何を狙っているのでしょう?(笑)
1

オヤジが追いかけられてるのはタモリ?なだるまです。
Photo_10

ねこ娘は涙目で気持ち悪いと跳ね飛ばしますが、だるまは後から後から登ってきました。
鬼太郎が必死で「早く謝って!」と叫ぶと奥さんが「ごめんなさい~」とアッサリと。
まあ、気持ち悪さは相当なもんだからな。
それを聞いたとたんに激昂していただるまが「わかればよい」とチビだるまを引き揚げさせました。
切り替わりは物凄く早い。

工事中止の報告を待っている、とまたしても後転で出て行くだるまを追いかける鬼太郎たち。
しかし、確かに追いかけていたはずなのにたどり着いたのは五階で、結局だるまを見失ってしまいました。

奥さんはだるまに居つかれてはたまらないと早速翌日には解体業者を呼びます。
どうしてこの手のオバハンは学習能力や理解力なるものが著しく不足しているんだろう?
奥さんの理解では、だるまはビルに取り憑いたオバケだから、ビルを取り壊せば消えるんとか。
一度、将門神社の前で同じことを言ってみたらいいと思う。

視聴者の誰もが想像するとおり、重機の内部に大量のチビだるまが現れて操作を妨害、さらにキャタピラを押し上げて転覆させてしまいました。

鬼太郎とオヤジはココンでだるまの弱点探しですが、そこに書いてあったのは、笑うと負けを認めるということ。
「だるまが笑うのを見たものは居ない。それはだるまの笑いのツボがどこなのかがわからないからだ」とありました。
地獄の人間だったらツボは至るところにありそうだけどな。

参考:【鬼太郎】第88話 エリア88…ここは地獄の1丁目(ブログ内記事)

ビルは大騒ぎで、解体業者も通報を受けて駆けつけた警官もチビだるまに散々な目にあってます。
急行した鬼太郎は外から見てビルに四階が存在することを発見しました。
「今なら入れるかも」と飛び込んだ鬼太郎ですが、三階の次はやはり五階でした。
中からがダメなら外からだ、とねこ娘がロープを使って飛び込みます。
パンツ見えそうだった(笑)
Photo_11

ねこ娘が飛び込んだのは三階でした。
やはり四階にはたどり着けないようです。
妖力で守られているならそれ以上の妖力を持つもので結界は破壊できるはず。
ということで、オヤジが何やら考え付いたようです。

その頃、金五郎はだるまの部屋に案内されて割れた皿や醤油注しを見せられて「君ならこの素晴らしさがわかるだろう」とやられています。
こういうのって興味ない人には苦痛でしかないんですよね。
傑作芸術だと誇るだるまにガラクタばかりだとつい本音を言う金五郎。
私もオタクだからよくわかるが、そういう人の前で本当のことを言ってはいけない(笑)

「壊れていようが関係ない。物の価値は自分で決めるものだ。君は周りの人の付けた価値に従うだけなのかね。自分の価値観が無いのかね。いや、あるはずだ。君は本当にこのビルをオンボロだと思っているのか?壊して構わないと思っているのか?何故君は自分の価値観を主張しない!」

とだるまの長広舌。
間違いない。コイツは重度のオタクだ(笑)

それを聞いた金五郎の意識ははるか昔に転移しました。
幼い夏の日、ビルの屋上から花火大会を見ていた少年金五郎。
「いい眺めだね」と声をかけたオジサンがいました。
ビルを褒めるオジサンに「皆はオンボロビルって言うんだ」と愚痴をこぼす金五郎。
「気にするな。大事なのは自分自身の価値観を持つ事。そしてその価値観を貫く事」とこれまたオタクなら誰もが心の底から頷く言葉を残してオジサンは消えたのです。
それを思い出した金五郎。
あのときのおじさんはだるまだったのだと。

だるまは今まで拉致した人間を展示品にしていました。
金五郎もその仲間入りをしようとしていたのですが、そこに煙が漂ってきます。
非常ベルが鳴って窓という窓から煙が出ていました。
火事か!と美術品を持って避難するだるま。

ビルの入り口に居たのは鬼太郎で、砂かけ特製の煙砂でいぶして火事を演出していたのでした。
煙の出る砂ってちょっと話題の白リン弾かしら?
団扇で扇ぐ鬼太郎がお茶目。
Photo_12

鬼太郎の妖怪横丁への誘いを断っただるまは、逆立ちをして気合を入れるとケツが裂けました。
ねこ娘も相当驚いてます。
Photo_13

だるまが本気モード入りました。
Photo_14

ビルは壊させない!と顎の下?が割れたと思ったらそこからチビだるまの大群。
今度こそ本当に「今週のビックリドッキリメカ発進!」
ねこ娘も涙目再びとなりました。
Photo_15

やっぱりオヤジはタモリに追いかけられてるし。
鬼太郎の攻撃は、髪の毛針も指でっぽうも効きません。
指でっぽうなんかこんなにカッコいい構図なのに。
Photo_16

「もう終わりか!」と迫るだるまに「一か八か、君を負けさせる方法がある」と鬼太郎が繰り出したのは…

にらめっこ」のビデオ
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にらめっこでした。
しかも即座に殴られてるし(笑)
大げさなBGMがまた物悲しい。
だるまは私を笑わせて負けさせるという迷信を信じているとはな!とかなりバカにしている様子。
「鬼太郎しっかりして~」と言うねこ娘が妙に色っぽかったことを特に記録しておく。
Photo_17

最後の頼みの体内電気も全く効きませんでした。
「かくなるうえはワシが…」とオヤジが乗り出します。
嫌な予感がしますね。
「おい、だるま」と呼びかけたオヤジは「四階になんかよんかい?」と超絶に寒いギャグをかましました。
それでも動かなかっただるまを見て「ダメか…」としょげたオヤジですが、どこからか笑い声が聞こえます。
笑っていたのはタモリなチビだるまでした。
「笑っていいとも!」ですか。

ねこ娘が捕まえると、チビだるまは金色に輝いて目が笑っていました。
それを触られただるまは急に動きがぎこちなくなります。
この金色に輝くチビだるまこそが笑いのツボだったのです。
弱点さえわかれば!とねこ娘がくすぐりだしました。
Photo_18

あまり言いたくないんですが、男性が持っている金色のもので、持たれると動きにくくなるものって…それをねこ娘が「いじる」んですね。
かなりエロくないですか?

まともに動けない状態になっても負けを認めないだるま。
もちろんくすぐられ続けるので鼻水を垂らしてでも笑うもんかと堪えてます。
結局真っ白に燃え尽きるまで耐えて失神しました。
Photo_19

その後ろで金のチビだるまも倒れてますが、二つの玉を内蔵しているところを見ると、先ほどの推測は正しかったようです。
Photo_20

ついに負けを認めただるまですが、金五郎が「悪いのは僕のほうなんだ!」と。
本当は補修だけでビルは残したかったのに周りに流された、と皆の前でビルの設計書を破り捨てる金五郎。
金五郎の息子も嬉しそうです。

だるまが笑うと何故負けなのか?という謎が残りましたが、オヤジによると「無理矢理笑ってもつまらんから」だそうです。
わかったようなわからないような…

ともあれ、都会に歴史あるモニュメントが残されました。

次回は沖縄でアカマタの友情です。


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