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2009年4月 2日 (木曜日)

【鬼太郎】第97話 猫ハ世界ヲ支配スル

都会の街を見下ろし「もうすぐだ…もうすぐ猫の世界がやってくる」と呟く猫が一匹。
なんか尻尾が多い。

とあるマンションに帰ってきた子供は夕食を食べ漁る猫を見ました。
肉の部分ばっかり食ってますね。
実際には刺身よりツマを食いにいくとか、不可思議なことがけっこうあります。
Photo

高速道路では車を運転する猫たちが。
缶ビール飲んでたり、フリーダムすぎ。
Photo_2

ねこ娘とクロが猫たちを追いかけています。
こういうときのねこ娘は四足ですが、前や後ろから見るとちょっと何とも言えませんな。
Coco

結局猫たちは猫街と呼ばれる異空間に逃げ込んでしまいました。
猫しか入れないらしいんですが、ねこ娘やクロはなんなんだろう?

妖怪横丁には猫又の薬売りが来てました。
こんなおどろおどろしい紹介のされかたですが、実際の顔は至って呑気。

Photo_3

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声が島田敏さん(「宇宙船サジタリウス」のトッピー)だから呑気度がさらに倍。

「お待ちかねの薬を持ってきたニャ」と店を開きますが、かわうそが「妖怪はあまり病気しないぞ」とツッコミ。
そう言われても全くくじけることなく営業活動を展開するのが行商人。
「おー、そこの妖怪さん」
「わたし?」
「あんた~首長くて困ってるみたいだな。この塗り薬は首を短くする薬だニャ」
「わたしは、首長くていいんです!」
「何~?せっかくいい薬があるのにニャ」
「わたし、ろくろ首ですから」
とまあ、これも他の客を引き込む話芸だと思うのだがどうか。
それにしても、「首を短くする薬」なんてものをちょうどよく持ってるとは思いがたいが、もしかして詐欺か?

猫又は富山出身なので薬売りなんだそうな。
子泣きじじいもちゃんと仕事をすれば藍を売って大金持ちだったりするんだろうか?

猫は長く生きると猫又になり、尻尾が二股になるという目玉のオヤジの解説ですが、どれくらいの期間でなるんだろう?
10年生きると人の言葉を理解し話すというけど、それならウチの猫はとっくに喋ってないといけない。
猫又になるには30年かかるらしいが、さすがにそこまで生きるのは難しいな。

ちなみに、尻尾が二つある猫の写真がここに。
羽のある猫ってのは「毛の手入れをちゃんとしなさい」としか言えませんが。
ウチのチンチラは抜けた毛がどんどん外側に浮き出て落ちる仕様なので、毛が絡まったり固まったりすることがありません。

WINGED CATS - WHAT ARE THEY?

そこにねこ娘が「鬼太郎~大変よ~」といつものように駆けてきました。
先ほどの猫街の話をしてるんですが、猫街は大きな妖力を持つものでないと作れないとか。
それを横から聞いていた猫又が「詳しい話を聞かせてくれねーかニャ」と出てきます。
猫又には心当たりがあるようですね。

夕焼けに染まる橋の下で何かを待つ猫又。
そこは30年前に猫又が捨てられていた場所でした。
左が猫又、右が兄弟ですか。
Photo_5

友達は第75話で見上げ先生のところにいた猫に似てますが、別人ですね。

参考:【鬼太郎】第75話 少子化と存続(ブログ内記事)

猫又はそのときの兄弟が今回の騒動に関わっていると見ています。
夜になり、橋を見上げると、そこに光る目が二つ。
それは、やはりあのとき一緒に段ボール箱にいた兄弟でした。
猫又は懐かしそうに放しかけ、人間が付けてくれた「ノラ」という名前を名乗っていることを明かします。
それを聞いた相手の目が険しくなりました。
それに気付かないノラは相手の名前を気軽に聞こうとします。
それに対して「名前など無い」と冷たく言い放つ相手。
声は櫻井孝宏さんだからイケメンなのかもしれません。
今までの役だと「ドルアーガの塔」のニーバが近いかな。
ちょうど源氏物語で光源氏もやってますし。
有名なのはギアスのスザクとか純ロマの美咲でしょうか。

コイツ、猫又ではなく猫ショウなんだそうです。
Photo_6

猫又がさらに修行を積んで無限の命を得たのが猫ショウとされます。
ショウの漢字は鬼に肖で魈と書きます。難しい漢字です。
語感からハリウッドザコシショウを思い出してしまう私はダメな人間なのでしょう。

バリウッドザコシショウオフィシャルブログ
「南海ホークスは今!?」

猫ショウは人間に強い恨みを持っていて、それがために厳しい修行をして猫ショウにステージアップし、今こそ人間に復讐の鉄槌を!ということらしい。

ノラとは段ボール箱で別れた、というかさっさと一人で外に出てしまったのですが、そこでいきなりトラックに轢かれてしまったようです。
Photo_7

このとき追った傷は生涯消えないもので、それ故に人間に拾われることも猫のコミュニティに入ることもできず、孤独に生き抜いてきました。
そうやって猫ショウになって、この傷を負わせた人間どもに復讐する機会が訪れたというわけです。

それを聞いたノラは人間が全て悪いわけじゃないと説得にかかります。
現に、自分は可愛がってもらったおかげで30年生きて猫又になったわけだし。
しかし、猫ショウは「恥を知れ!」とノラをふっ飛ばしました。
片手をチョイと動かすだけでそんなことができるとは、やはりたいしたものなのでしょう。
人間に恨みが全く無いはずがないのにそんなことを言い出すノラが許せなかったのです。
ノラは薬売りとして満足できる生き方をしているし、恨みだけで生きるなんて虚しいと思っています。
これはもう埋まりようのない深い溝です。

お前の根性を叩きなおしてやる、と飛び掛るノラですが、猫ショウはあっさりと返り討ちにしてしまいました。
妖力に圧倒的な差があるのです。

「お前は一番の理解者になると思っていたのだがな。残念だ」とトドメを刺そうとした猫ショウを止めたのは鬼太郎の髪の毛針でした。
猫又の様子がおかしいと後を追ってきていたのです。
…それならもっと早く助けてやればいいのに。

猫ショウは「邪魔をするな」と配下の猫をけしかけました。
動けなくて大変らしいのですが、絵面はどう見ても猫と戯れてるようにしか見えません。
なんて幸せな攻撃だ。
Photo_8

鬼太郎は弱い体内電気で気絶させるというスタンガン作戦をとりましたが、その間にねこ娘を人質にとられてしまいました。
「邪魔はさせない。猫妖怪のくせに歯向かうコイツをもらっていくぞ」と、抵抗するならねこ娘の命はないと脅す猫ショウ。

鬼太郎が「ねこ娘を放せ!」と激しく一喝。
この前のバレンタインといい、ねこ娘には嬉しいシチュエーションが多いですな。
そのせいかねこ娘の声も妙に色っぽい。

「猫目の月が満ちたとき、人間の世は終わり、猫の世が来る。今夜その野望が実るのだ。もう誰にも止められないぞ」と猫街に消えていく猫ショウ。
半月ぐらいなのが今晩には満月になっちゃうのか。それは大変だ。

今晩の集会を止めないといけないんですが、鬼太郎たちでは猫街に入ることができません。
ねこ娘も拉致されたし…なんだけど、ねこ娘だって猫街に入れなかったと思うのだが。
そのとき、満身創痍のノラが富山の猫又山に生るネコヤナギの実を差し出しました。
猫又山は毛勝三山の一つです。

この実を食べれば一晩だけ猫になれるんだそうで、それなら猫街に入れます。
それだけノラは猫ショウを止めてほしいんでしょう。
「頼む…アイツを止めてくれ」という言葉に気迫を感じました。
Photo_9

これで猫街に入れますが、猫街の入り口は猫にしかわかりません。
「やっぱりオレが」と起き上がろうとするノラを慌てて抑える砂かけばばあ。
全身包帯では動くこともままなりません。

そこでいいアイデアを思いついた鬼太郎。
「猫のことなら詳しいやつがいる!」とねずみ男を誘い出しました。
猫街には宝がある、と騙してるようですが、今までも鬼太郎はねずみ男を騙すことにたいして罪悪感を感じていないように見えるのはどうなんだろう?
実のところ、ねずみ男のほうがよほど「良心」というものを持っていると思います。

夜になり、猫ショウの言葉が猫たちの間に響き渡りました。

「時は来た。集まれ猫たちよ。いよいよ我々の力を集結させるときがきた。今まで我々を弄び、虐げてきた人間たちに復讐するのだ。今こそ!猫族全ての力を合わせ、人間の世界を乗っ取るのだ!」

と宣言してますが、既に猫に弄ばれてますが何か。

その頃、ようやく猫街への入り口を見つけた鬼太郎たちは、さっそくネコヤナギの実を食べて猫化します。
Photo_10

ねずみ男も無理矢理食わされて猫になりました。
そら「最悪」だわ。
Photo_11

一番キモいのは目玉のオヤジ。
夢に出てきそうだ。
Photo_12

砂かけはわりと普通、子泣きは狸と合体したような不気味な姿、一反もめんはこれを猫と呼んでいいのか?というただの空飛ぶ絨毯。
足が生えてるのが不気味です。

Photo_13

Photo_14

Photo_15

次々猫街に飛び込んでいくのを見て、「しょうがないニャ~」と一緒に飛び込むねずみ男。
猫街にはお宝がある(鬼太郎情報)なんだから仕方ないですわな。

猫街には本当に猫しかいませんでした。
猫の群れから一匹がこちらに気付き、他の猫も集まってきます。
明らかに敵意を持っていますが、仲間とは見られてない?
Photo_16

原因はわかりませんが、とにかく逃げようと身を翻したとき、ねずみ男がバランスを崩して落ちてしまいました。
そこでわかったことは「尻尾がないからバレた」というものです。
日本猫だと尻尾切られてるのいっぱいいるだろうが。

そこらあたりの草で尻尾らしきものを作ってしのごう」というオヤジの言葉に従って、材料調達に走る鬼太郎たち。
ねずみ男を助けようなどという気持ちは微塵も見せません。
ひでぇ(笑)

鬼太郎たちは草で偽の尻尾を作り、猫の集会に紛れ込みました。
こんな尻尾で騙せるのか?(笑)
なんとかなってるみたいだが、一反もめんはさすがにいないようだ。
Photo_17

集会では猫ショウが演説を始めました。
ねこ娘も完全に操られてます。
Photo_18

演説をする猫ショウを見て「あれが猫ショウ?」と言う鬼太郎ですが、さっき戦ったばかりだろうに。
猫ショウは目的達成のために力を寄こせと猫たちに演説し、凄い力が集まって猫ショウがオーラに包まれはじめました。
元気玉?
Photo_19

集まった猫たちには飼い猫も相当数いるのですが、それら全て猫ショウに操られています。
猫ショウに集まった光は上空へ伸び、月を満ちさせようとしました。
止めようと飛び掛る鬼太郎。
「なにやつだ?」という誰何に「ニャニャニャの鬼太郎…じゃなくて、ゲゲゲの鬼太郎だ!」とちょっと恥ずかしい鬼太郎。

鬼太郎たちを噛み殺せ!と号令をかけると猫たちが一斉に襲い掛かってきました。
やはり猫ショウに操られているようです。
オヤジが上空で待機していた一反もめんに「例のものじゃ!」と予て用意していたものを投下させました。
それを浴びた猫たちは酩酊状態に。
投下したものはマタタビだったのです。
一反もめんも猫になってるのによく酔わなかったな。
まあ、実際にはマタタビに酔う猫って思ってるよりは少ないけど。
ウチの猫は粉を舐めはするものの、それ以上のことはありません。
酒はどうだろうと思いますが、実家の犬は非常に行動が怪しくなりました(笑)

猫たちには効果覿面だったマタタビですが、「我輩はあらゆる修行を積んだ猫ショウだぞ。マタタビなど、とうの昔に克服しておる」と猫ショウには一蹴されました。

逆に、それが当たった子泣き猫が酔っ払う始末。
呆れた砂かけが砂攻撃をしようとしますが、猫の手では砂が掴めません。
緊迫した空気が一気に弛緩してしまいました。

鬼太郎はなんとかして攻撃しようとしますが、髪の毛針は猫毛で針にはなりません。
指でっぽうも肉球でっぽうになって全く威力無し。
Photo_20

「猫になったことが仇になったようだな。軽々しく猫になるからだ。猫の気も知らないで!」と怒る猫ショウ。
全くその通りだ。
猫になるにはそれなりの覚悟がなくてはいけない。

猫ショウが繰り出す気弾攻撃に逃げる一方の鬼太郎でしたが、ふと横を見ると猫じゃらしが。
「体が勝手に」とじゃれついてしまう鬼太郎。
何のコントだこれは。
Photo_21

そんなことしてるもんだから、猫ショウの気弾が直撃してしまいました。
鬼太郎に近寄り、「死ね」と妖力を吸う猫ショウ。
干からびる鬼太郎も今期は多いな。
Photo_22

ノラが飛び込んできて、猫ショウに噛まれた傷跡に薬を塗りました。
そんな体で無茶するなあ。
おかげで傷は急速に治りました。
陸軍中野予備校のジェネシス軟膏並の薬効だ。

「さあ!猫の時代の幕開けだ!」と振りかぶった猫ショウの動きが不意に止まりました。
体が急に動かなくなったのです。
なんと後ろで鬼太郎が猫招きの術を行っていました。
「今はボクも猫。だから僕も猫の力を使えばいいんだ」と逆転の発想に至ったようです。
「俄仕立ての猫になど負けはせぬ」と猫ショウも同じ術を使いだしました。
苦しむ鬼太郎ですが、さらに気合を入れると3本の尻尾が生えてきます。
さすがは鬼太郎、猫ショウと同レベルの猫に進化しました。
必死の攻防なんですが、どう見てもそうは見えないのは猫の魔性です。

空中で激突した鬼太郎と猫ショウ。
勝負は鬼太郎が制しました。
猫ショウは既に尻尾が1本のただの猫です。
Coco_2

猫を操っていた力も無くなり、ねこ娘も正気に戻りました。
Coco_3

洗脳が解けた猫たちは飼い主や住処へ帰りだしました。
こういうときに自分本位で動くのは猫だから仕方ない。

折り合いをつけて生きてはいけないかという鬼太郎の問いに人間の仕打ちを忘れることなどできぬと拒絶を返す猫ショウ。
これだけやっといて今更元には戻れないわなあ。
復讐など虚しいし、妖力も既に無いと説得するオヤジに対して「まだ方法はある」と不気味に笑う猫ショウ。
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「死んで怨霊となり、人間どもを呪ってやる!」と自刃しました。
助けるために薬を塗ろうとするノラの手を振り払う猫ショウ。
ノラは構わずに「すまねえ…すまねえ兄弟」と薬を塗り続けます。
Photo_24

兄弟が苦しんでるのを知らずに人間の下でノホホンと生きてきたことを悔いているのでした。
「もっと早く来るべきだった」と。
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「死んじゃいけない。貴方に生きてほしいと願っているものがいるんだから」と鬼太郎も妖力を分け与えます。
「生きて…どうしろというのだ」と既に復讐する手段の無い猫ショウには行き続ける意味が見出せません。
「このワシに生きる世界など、どこにも無い」という猫ショウの言葉が深く刺さります。
アウトサイダーとして育ってしまった者に世間は冷たく、孤立したアウトサイダーを受け入れるコミュニティは裏社会にも存在しません。
猫ショウは静かに死んでいきました。

すると、嘆くノラの手に四十七士の紋章が。
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鬼太郎と紋章の力が猫ショウを子猫に戻しました。
もう一度人生をやり直すチャンスが与えられたのです。
昇る朝日を見ながら、「始まりの朝だ。そうだ、お前の名前はアサっていうのはどうだい?」と呼びかけると、嬉しそうに返事をするアサ。
今度は名前をもらえました。

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横丁を出て行くノラたちを見送る鬼太郎たち。
ねこ娘の体型がすごい事になってる気がします。
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次回はテレビゲームで大暴走。


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