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2009年4月

2009年4月28日 (火曜日)

【ストウィ】感想の画像を差し替えてみた

キャプチャ画像のほとんどが非圧縮だったので普通に圧縮してみたら一気にフォトアルバムの使用量が2/3ぐらいになって驚いてる今日この頃ですこんにちは。
ついでにノイズを消したりレタッチしたりしてみました。

それはともかく、「ストライクウィッチーズ」の感想を第4話から書いてるんですが、画像が汚いアナログ放送のままだったのでDVDの画像と差し替えてみました。

【ストウィ】第4話 納豆は体にいいんですよ(訂正アリ)

具体的にどうなったかというと、言葉で述べるより画像を並べた方がいいでしょう。
こんな感じで、左が本放送、右がDVDです。

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湯気が消えたりしてるものは差し替えると意味不明になるので、(本放送)(DVD)として並立させてあります。
この当時はPCに録画したものを一時停止でキャプチャしてたんですが、今は1フレームごとのキャプチャができるようになってるのでそれをフル活用し、場合によっては繋いだりもしました。

一番大変だったのは坂本少佐が座っている画像。
カメラと一緒に湯気も上がってくるので少しずつ色が変わってます。
何も考えずに繋げるとグラデーションの段差ができるので、10ドットぐらいずつで繋ぎました。
そのうえで目立った部分の段差は消しましたが、JPEGに圧縮した段階で消えちゃったような気もします。
これ以上低圧縮だと容量食っちゃうしね。
戦闘資料集はさらに高性能フィルターのようで羨ましいがな!

動画も4月からこちらがエンコードしたものをそのまんま上げられるようになってるから綺麗です。

後は、明らかに間違ってるところに赤字で訂正入れたぐらい。
文章の直しは終わらない作業になりそうだし過去の自分を否定するのもナンだからという理由をでっち上げてやらないことにしました。
見返すと書き直したくなるけどな(笑)

5話以降もできればやりたいですが、その場合は差し替える分は元を消す方向でやっていきます。
元の画像に意味があるとも思えないし。
もちろん霧が晴れた!やフィルターの性能アップ!の場合は並立です(笑)


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これを使うとさらにハイパーなキャプができるんだろうか?
現在はPixaという凄すぎるフリーツール使ってますが、前に会社などでフォトショップを使ったときは、ヘルプ見ながら使っても「これ試験結果の写真も簡単に捏造できるんじゃね?」と思ったほどでした。

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2009年4月27日 (月曜日)

【EDF2】「絶対包囲」タイムアタック

「THE 地球防衛軍2」でも超絶難易度を誇るステージ70「絶対包囲」のタイムアタックをしてみました。

とはいっても、最初は「ジェノサイド砲の自爆武器にドン亀使ったら面白いんじゃないの?」というネタ的発想からで、タイムアタックなぞ考えてませんでした。
なので、かなり粗だらけですが、1分42秒の地面着火で超爆が落ちてるのがナイスシーンかと。

続いて戦術や使用武器の検討を始めました。
試行錯誤の途中がコレ。

とりあえずは目の前左側のビルにジェノ砲を撃っておきます。
屋上辺りに照準をつけておくと、着弾の爆風で超爆を撃墜可能。
通常ではムカデとの戦いで重宝するビルですが、こんな役にも立つんです。
あとは交差点までひたすら後退しつつ、敵を集めます。
交差点で止まるのは爆風が広がるようにするため。
途中でビルとかあると、その後ろの敵は無事だったりします。

敵が集まったところで、少し前方にジェノ砲発射、すかさず自爆。
これを繰り返して敵を全滅させます。
前回からそんなにタイムが短縮できてませんが、5分21秒からのボマー搭乗はそれなりに面白いかと。
さすがはEDF最速の乗り物です。
すぐ振り落とされるけど(笑)

第二波の出現地点も考慮に入れて頑張ってみたのがコレ。

自爆武器としてリロードも軽くサブとしても十分使用可能なUMV2を使用。
自爆用武器で空いた穴に敵が集まってくるまでのタイムラグも考慮に入れて、ジェノ砲は少し離れた場所に撃ち込みます。
1分1秒のところでUMV2使って鬱陶しい蜘蛛を撃破してますが、実はグレネードを狙った場所に撃ち込むのが得意ではありません(笑)
ともかく第一波を殲滅するのですが、第二波を待ち受けるために出発地点から右後方の空き地に移動します。
ここだと空爆やダロガが出現地点からほぼ等距離になって一網打尽を狙えるのです。
第二波でタイム短縮の障害になるのがボマーやダロガの吹っ飛ばし。
ダイビングしてる間はリロードが止まってしまうので、リロード時間が30秒というジェノ砲にとって貴重な時間を削られてしまいます。
そこで、ボマーが集まったところでジェノ砲を撃って一掃。
このときは自爆用武器を撃たなくてもたいていはボマーが助けてくれます(笑)
あとはダロガが集まってくるのを待って、ムカデが丸まったところを狙ってジェノ砲を撃ては一撃必殺です。

結果、4分を切ることができましたが、これでタイムアタック申請したら「ふさけるな!」と怒られるでしょうね(^^;
ジェノ砲で全ステージタイムアタックならやる価値があるかもしれませんが。


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2009年4月25日 (土曜日)

04月25日のココロ日記(BlogPet)

物をなくしたら、アルミ剣愛ととなえると見つかるみたいですよ。

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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【政治】少しお休みになられては?>鳩山幹事長

たまには真面目なネタも書くんですよ。

なかなか衝撃的な記事が出ました。

【鳩山幹事長会見詳報】「(永住外国人の地方参政権は)愛のテーマだ。付与されてしかるべき」(MSN産経ニュース)

国民に大いに議論してもらいたい。これは大きなテーマ、まさに愛のテーマだ。友愛と言っている原点がそこにあるからだ。地球は生きとし生けるすべての者のものだ。そのように思っている。日本列島も同じだ。すべての人間のみならず、動物や植物、そういった生物の所有物だと考えている。この中でそれぞれが自立しながら共生していく世の中を、どうやってつくっていくかということが、ある意味での日本、世界に生きる人々の最大のテーマになるのではないか。今日までに、世界は弱肉強食に行きすぎたと。その前は、日本は依存に行きすぎたと。依存でもない、弱肉強食でもない「自立と共生」をいかにうまくマッチさせるか、バランスをとるか、それが友愛の精神だと思っている。

鳩山由紀夫がニコニコ動画で「日本列島は日本人のものではない」と発言した真意を産経の記者が問いただした答えがコレ。
なんか外国人どころかウチの猫にも参政権くれそうな勢いです。
さすがに「本当にこんなこと言ったの?」と思って各紙を見てみましたが、これを記事にしてるのは産経新聞のみ。

他はどうなってるかというと、毎日は日曜日の市長選について。

鳩山・民主幹事長:名古屋で勝てば、小沢氏にプラス(毎日.jp)

朝日、読売は草なぎ剛の逮捕に言及したことについて。

草なぎ容疑者逮捕「そこまでやるか」…民主・鳩山氏が批判(YOMIURI ONLINE)

草なぎ容疑者の逮捕「捜査に違和感」 民主・鳩山幹事長(asahi.com)

警視庁がSMAPの草なぎ(なぎは弓へんに剪)剛容疑者(34)を公然わいせつ容疑で逮捕したことに関連して、民主党の鳩山由紀夫幹事長は24日の記者会見で、「(草なぎ容疑者の)自宅がすぐに捜索される。本来そこまでやる話なのか」と述べ、警察の捜査手法に疑問を呈した。
 
 鳩山氏は、小沢代表の公設秘書が起訴された違法献金事件での検察の説明責任を求める話の流れで、「草なぎ君が逮捕された」と自ら切り出し、「最近の警察、検察の捜査に若干の違和感も禁じ得ない」と述べた。さらに「最近の内閣の……」と言いかけ、「国策捜査批判」を展開するかと思われた一幕もあった。

朝日新聞のほうが詳しいですが、警察、検察の横暴という話から西松が国策捜査だという話にもっていきたかったわけです。
ちなみに、TBS記者の武田一顕氏によれば、西松、マルチ、DMの件で東京、大阪、名古屋の三大都市の地検が民主党議員関連を調べているのを不自然に思わない人はお上の言うことが全部正しいと思ってる人で、ちょっと危ないと思わないといけないそうです。
時期が違うものが現在も捜査中という話だと思うんですが。

しかし、「愛のテーマ」もたいがいですが、これもテレビで取り上げられたら相当な騒ぎになりそうな気がします。

さて、各紙書いてることがバラバラで、およそ同じ記者会見とは思えないので困りました。
この時点では「産経がトバシ書いてるんじゃないの?」という疑惑が4割ほどありました(笑)
こんなときは原点に返ってみるべきで、民主党のサイトに行ってみました。

すると、記者会見の模様がネット配信されています。
便利な世の中ですね。

【ネット配信】鳩山幹事長記者会見

ストリーミング配信で見られるので、全部で37分ほどですが通してみてみました。
すると、5分前後から西松建設の話に入り、10分辺りで草なぎ君の話になりました。
これで朝日、読売の記事は正しいとわかります。
24分30秒あたりで市長選にも触れています。
これで毎日の記事も裏が取れました。

で、「愛のテーマ」ですが、32分30秒あたりから産経の記者が質問してそれに答えています。
語尾などの細かいところは別にして、内容は間違ってはいませんでした。
本当にこんなこと言ったんだ…orz
小沢氏擁護で疲れてるんだと思いますが、少し休んだ方がいいんじゃないかと思います。

ちなみに、憲法改正の話については、自民は国の権限を強める方向で改正をもくろんでいるが、民主は国民の権限を強める方向で改正するという話でした。
そこで出てきた強めるべき国民の権限の一つが「環境権」でした。
権利と権限って重なる部分もあるけど、こういう風に使っていいんですかね?

ともあれ、当たり前の話ですが、どこを切り取るかにって記事の内容はいかようにでもできるんだな、ということを再確認するいい機会になりました。


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#このCDがもう新品で手に入らないとは思わなかった(笑)

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【EDF2】鈍足の貴公子とやっぱりマグマが好き

世間では「クリアできるのか?」とか言われてる「THE 地球防衛軍2」の「絶対包囲」ですが、体力がカンストになってる私のデータならいろいろ遊べます。

そんな遊びの一つがコレ。

装備できるミサイルの中に、スカイタートル系と呼ばれる大威力で素晴らしいホーミング性能持ってるんだけども鈍足というのがあります。
宙を飛ぶミサイルなのに、人の歩行速度とだいたい同じぐらいのスピードです。
大威力なので、当たれば多数の敵を巻き込めますが、この場合多数の敵がどこにいるかと言うと自分の周辺。
なので、自爆覚悟にもなりますが、その辺はダメージを考えても何とかなります。
ただ、リロードするのに10秒かかるのでその間に食らうダメージで死ぬ危険が。
なまじホーミング性能良すぎるせいで、目の前の敵に撃ったつもりが、上を通過した敵にロックオンしていつまでも追いかけるなんて事態にもなるし(笑)
ということで、成功率100%というわけではありません。

上の動画のコメントに付いた疑問に答えたのがコレ。

エリートUFOはともかく、攻撃を反射するUFOは、ミサイルが当たったら逆にこちらにロックオンしてくるので、こんなステージでは鬼門だったわけですが、威力が十分に大なら爆発に巻き込めます。
ということで、体力が満タンでも3回しか耐えられないリヴァイアサンを使ってやってみました。
これも成功するかどうかは回復が落ちてくるかどうかにかかってます。

数ある武器の中でそれなりに好きなのがマグマ火炎砲。
威力も射程もそれなりなので、けっこうネタとして使えるんですよね。

とはいえ、これは難易度「HARDEST」
INFERNOになると第一波の蜘蛛を半分も殺せれば上出来の部類になります。
それが難易度一段階落としただけでこんなに楽なんだから狂ってますよね。

もちろん私も戦術を考えないこともないので、こんなことにも挑戦します。

「魔虫跋扈」という虫だけが大量に出てくるステージならINFERNOでも何とかなります。
蜘蛛をできるだけ遠くで倒すことと、赤アリに盾になってもらうことが肝心ですね。
危ないシーンでけっこう赤アリが助けてくれてます(笑)

こんな感じでINFERNOの「絶対包囲」がクリアできるといいんですが…


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2009年4月21日 (火曜日)

猫近況

ウチの猫どもの写真を撮ったので日記にペタリ。

元気が無くなって病院に連れていき、検査結果はそれなりの悪さだったので帰宅。
その数日後にいきなり悪化したので、急いで病院に運ぶも既に体温計に数字が出ない状態。
覚悟して帰ったものの、翌日も生きてました。
入院数日目の撮影です。
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膵臓もダメ、腎臓もダメ、肝臓もダメという典型的な多臓器不全。
実際起き上がることができませんでした。

体温を保つためにペットボトルの湯たんぽを抱かされることもよくありました。
病状は少しずつ良くなってるものの、回復するとも思えない状態。
ただし、口に押し込んだ食べ物を吐かないらしいので、そこに期待をかけました。
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呼んでも尻尾が少し動くぐらいであんまり反応がありません。
目も死んでたし。
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動いてみせようとする日もあったんですが、それをやるとたいてい次の日にグッタリなってました。

検査の数値もあんまり好転しないし、慣れない場所でストレスが溜まってるのでは?ということで、夜は家に帰ることにしました。
こんな感じでずっと寝てるんですが、トイレはよろけながらも自分で行ってました。
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体温が下がるのが怖くて電気毛布とか用意したんですが、本人は熱いらしくてすぐに床の上に(笑)

しかし、夜は家で寝られたことと日中の治療が的確だったおかげで検査の数値はみるみる好転、獣医さんが大学病院に連れて行った段階で既に退院できるほどに回復しました。

で、現在は
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不健康な人間ぐらいの数値で安定して、糖尿病用の食事と一日二回のインシュリン注射だけで驚くほど元気になりました。
むしろ、体重が軽くなったぶん、いろんなところに飛び上がって大変なぐらい(笑)
外に出すと何を食べてくるかわからないので出しませんが、もともと自由に出ていたのですぐに外に出ようとする困り者。
風呂場は窓が開けてあるのでそこから外を覗き見るのがお気に入り。
あと、人が入ってると風呂の蓋でくつろいでます。
先日は風呂釜の置いてあるところの通風孔を、アルミの板を突き破って脱走しました。
こっちは必死で探したのですが、むこうは破いたところから入れずに鳴いてるところを捕獲(笑)

寿命から考えてもあと数年ですが、こんな劇的な回復例もあるんだなあ、と感心しています。

一方その頃すーちゃんは座椅子を占領してました。
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この椅子はお互いが狙う係争地となっていて、どっちかが水を飲むとかトイレとかで動くと、すかさずもう一匹が座り込むという争いが続いています。

ヴィーが入院してたときは、すーちゃんやたらと甘えてきたのですが、帰ってきたら「俺の時代は終わった」とばかりに離れるようになりました。
やはり先住猫に遠慮してるところがあるのかもしれませんが、腹を上にして甘えることを覚えただけヨシとするべきですか。
ちなみに、コイツもご飯に病院食を混ぜないと下痢します。
その辺が捨てられる要因になったと思ってるんですが。


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以下私信

年齢を考えると大往生だったんでしょうか?
やっぱり腎不全が多いんですかね?
ウチも死ぬときは腎不全だろうと医者に言われてます。

で、ソウルイーターは知らんけれども、絶チルはDVD販売予定で51話が既に決まってたと思うけど。
それよりも、片面一層DVDに10話も普通は入れない(笑)
VHS並みの画質になっちゃうと思うんだけど、最近の機種は凄い圧縮技術でもあるんでしょうか?
ウチだと片面一層に3話か4話かなあ。
4話以上になると粗が見えてくるよ。
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2009年4月19日 (日曜日)

【鬼太郎】第100話 己の屍を越えてゆけ

今回は一区切りだから開始の言葉も全員で「いくぞー!」と元気に。

冒頭、黒鴉がうなされています。
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「ワシの忠実な僕、黒鴉よ。お前はワシの意のままだ」という声は大塚周夫さんですか。
大塚明夫のお父さんで、初代ねずみ男ですね。
私にとってはソニックのエッグマンですが。
あるいは「名探偵ホームズ」の、モリアーティ教授。
という話をしだすとベテランさんなので「エリア88」のグエンだとか止まらなくなるわけですが(笑)
「お前の本性は凄まじいまでの悪だ」と断じているってことは知り合いでしょうか。
「ワシはお前の腕の痣を通って、お前の体に自由に乗り移れる」という言葉と共に黒鴉の痣が青く光りました。
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「そしてワシとお前で悪の限りを尽くすのだ!」という声と共に起き上がった黒鴉は痣を押さえるのでした。
この謎の言葉を発したのが誰か?なのですが、「ゲゲゲの鬼太郎」は字幕放送であり、セリフや効果音が字幕で出るようになってます。
便利ですね、地上波デジタル。
字幕にはしっかり「黒雲坊」と書いてありました。これが敵の名前ですね。

鬼太郎が飛騨の天狗ポリス本堂に来ました。
蒼兄さんも呼子が探して一緒に連れてきています。
蒼兄さんが迷うのはいつものこと
「あ、きたろうしゃん」と出てきたのは浪小僧。
師匠の岩魚坊主が岐阜の妖怪なので天狗ポリスと連携をとっており、そのお付として来てるわけですな。
岩魚坊主と蒼兄さんは初対面でしたか。
蒼兄さんは妖怪世界に聞こえた封印師ですから、岩魚坊主は四十七士の一人か?と聞いてみるのですが、蒼兄さんは根っからの風来坊なので、郷土なんぞあるわけがありません。

ここで蒼兄さんが気付いたのは、岩魚坊主が四十七士であり、天狗ポリスが岐阜にある以上、四十七士には天狗はいないのか?ということでした。
目玉のオヤジが言うには天狗の伝説は日本中にあり、それを束ねて天狗ポリスを創設したのが大天狗という話なので、どこかで天狗が四十七士になってもおかしくはない、と。
群馬も天狗の伝承が多いところです。
天狗がイタズラした話とか天狗の住む場所とかがいっぱいあるらしい。

で、ねこ娘たちが群馬にいました。
黒鴉と共同で四十七士探しをするつもりの様子。
そこにやってきた黒鴉は明らかにダークなオーラを纏っていますが、ねずみ男ってば気付かないのかしら?
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気安く「クロちゃん」なんて呼んだら黄金のアッパーが決まりました。
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黒鴉は、ねこ娘をも襲います。
結局、ねこ娘とバケロー共々捕まってしまいました。
ここでバケローが居る意味がよくわからんが(笑)

ねこ娘が目を覚ますと、宙吊りにされています。
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そこは洞窟を利用した牢の中で、そこからは天狗の顔をした大岩が見えていました。
ここは羽黒山らしいです。
ねこ娘やねずみ男を縛るのはわかるとして、バケローってこの縛り方で何とかなるのか?
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飛んできた黒鴉は「人質は取った。これで鬼太郎は手出しできまい」と似合わない卑劣なことを言っています。
ここでギャップを感じさせることで操られてることを強調してるのかな、と。
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「あとは三千年の恨み、にっくき大天狗だけだ」ということなので、大昔の天狗同士の争いでもあったんでしょうが、そうなると相手は大天狗に匹敵するほどってことか。
黒鴉は眷属として水龍丸、松明丸を呼び出しました。

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松明丸といえば第36話で出てきたやつですか。
天狗の手下になる妖怪なので、ここで出てきても問題ないわけだ。
読み返してて思い出しましたが、黒鴉初登場の回なんですね。

【アニメ】鬼太郎第36話 イエス!おとっつぁん!(ブログ内記事)

その頃、鬼太郎たちは大天狗の歓待を受けていますが、人間に食えるのはアスパラベーコン巻きらしきものと魚ぐらい。
ミミズみたいなものはちょっと無理だわ(笑)
…いや、美味ければ食うかも(爆)
目玉のオヤジによれば「何百年ぶりの超ご馳走じゃよ」らしいし。
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食おうとしたところに「大天狗様、大変です!」と入ってくる空気の読めない天狗ポリス。
もちろんそんな話じゃないんですが、このご馳走が食われないと思うと勿体無いです。
ちなみに、一番箸が早かったのは蒼兄さんみたい。

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温泉郷襲撃の報を持ってきたわけですが、動こうとした鬼太郎の妖怪アンテナが立ちました。
「何か来る!みんな伏せて!」という声と共に火の玉が何発も降り注ぎます。
ここで地震速報来れば凄かったんだが。
なかなか「ガンダム00」みたいにはいきませんな(笑)

攻撃は松明丸でした。
こちらの方が本命ですから黒鴉もこちらに来ています。

鬼太郎も最初は信じられない様子で反撃も精彩を欠いていますが、リモコン下駄の鬱陶しさは変わらなかったようで、黒鴉は松明丸による一挙殲滅に出ました。
大天狗に向けて放たれた火の玉を「喝!」の一言で岩に変える岩魚坊主が相変わらずカッコいい。
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ここに浪小僧が居たのは偶然でしょうが、松明丸にとっては相性の悪い戦いで、ちょっと押され気味になります。
浪小僧も成長したもんだ。
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「目を覚ませ!」と叫ぶ大天狗に「目なら覚めている。覚めたからこそ暴れておるのではないか、赤嵐坊」と返す黒鴉。
声が緑川光から大塚周夫になったので、大天狗も正体に思い至りました。
冒頭の字幕にも出ていた黒雲坊です。
大天狗は昔、赤嵐坊と呼ばれていたのか。

「鬼太郎がおったのは計算外」ってそういうことは事前に偵察しておくべきだと思うんだ。
襲撃が成功しなかったことを糊塗するかのように「今のは挨拶代わり」と言い出すのは悪役共通ですか。
大天狗に向かって「じっくり苦しませてくれるわ」と高笑いと共に去った黒雲坊。
これは池乃めだかの「よっしゃ、今日はこれぐらいにしといたるわ」ですね。

黒鴉は羽黒山に帰ると同時に倒れ、痣から黒雲坊が出てきました。
「なかなか使い勝手が良かったぞ。ちょうど三千歳となるお前の体は」と黒雲坊が言ってるってことは黒鴉は三千歳ですか。
ちょっと凄いですね。もっと若いと思ってました。
黒鴉は無理矢理乗っ取られて動かされていたので体力を消耗しています。

黒鴉は、黒雲坊がかつて大天狗と争った邪悪な天狗だと気付きました。
そんな邪悪な存在を許せない黒鴉ですが、黒雲坊は天狗は本来邪悪なものであり、それを根こそぎ倒して支配したのが大天狗、当時は赤嵐坊と呼ばれていたものの正体だと告げます。
黒鴉は孤児だったのを大天狗に拾われて育てられた身、そんな話を俄かには信じませんでした。
が、その話を黒雲坊が知っているのは奇妙です。
その理由は黒雲坊の口から語られました。
黒鴉が孤児になったのは大天狗が黒雲坊を殺したから。
つまり、黒雲坊は黒鴉の父親だったのです。

事実を受け入れがたく呆然としている黒鴉に「お前の本性はワシと同様、凄まじく凶暴な悪なのだ!」と畳み掛ける黒雲坊。
「私は正義だ」と反発する黒鴉ですが、「正義の名を借りて悪者をいたぶりたかっただけだろう」とさらに洗脳をしかける黒雲坊。
黒鴉が純粋なだけに口では勝てないのかな。

「そんなお前を常に赤嵐坊は叱りつけていただろう。お前の体に流れるワシの凶暴な血が憎かったのだよ」と言われて絶望に膝を屈する黒鴉。
むー、三千年も育てられて相手の真意に気付けないものなのか。

大天狗も、いつかは話さなければいけないとは思いながらも今日まできてしまったらしいのですが、今日まででも三千年経ってます。
大天狗の「いつかは」って何千年後なんでしょう?
「明日から本気出す」と言ったら軽く10年ぐらい経ってるかもしれません。

群馬の温泉郷では水龍丸が出現していました。
これは伊香保温泉かな。
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水龍丸は水流で人々を押し流しています。
こういうところでは人間の本性というものがむき出しになるもので、この二人を例に取ると女性は助かるために男性を自分の前に引きずり出しました。
男は慌て汗をかいてますね。
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直前でぬりかべが出現して悲劇を免れることができたわけですが、この二人にはこれから辛い人生が待っていることでしょう。
そんな悲劇の前にはぬりかべや子ぬりかべがワープして、突然その場に出現したことなど些細な話です。

鬼太郎たちは、この惨状をどうにかするために横丁の仲間と手近の四十七士を総動員しました。
夜道怪は水流を影で防げるので、こういうときは非常に便利。

木立からは松明丸が多数飛び出しました。
さすがにこれは吹いたぞ。
一匹だけじゃないのね。
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こちらに対してはかわうそ、アマビエ、波小僧といった水を扱う妖怪が対処します。
葵率いる雪女たちも加わったので、松明丸には勝ち目が無いかな。

羽黒山では牢に入ってきた黒鴉がねこ娘たちの縄を解き始めました。
もちろん黒雲坊に妨害されるわけですが。
「お前が気に入ってるようだから、そいつらを生かしてやっているのだ。せいぜい僕になるように説得しろ」という黒雲坊の意図がよくわかりません。
ねこ娘殺したら、絶望で簡単に取り込めそうな気がするんだけどな。
黒鴉と黒雲坊の好みが同じだとすれば、「息子の嫁に」とか思ってるのかもしれんけど。

「私は悪の権化の息子だった。あなたや鬼太郎殿の仲間に相応しくない男だったんです」と告げられ涙するねこ娘。
そういえば、鬼太郎はねこ娘がここに囚われていることを知らないよな。
となると、「人質は取った。これで鬼太郎は手出しできまい」という言葉は何の意味があるんだろう?
現に鬼太郎たちは群馬で暴れてるんだし。
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黒鴉の弱音を聞いて「あー嫌だ嫌だ。脆くて弱いエリートちゃんは。コイツいつもオレを更正させようと四の五のうるせえくせによぉ。なんだっけ?穢れた手がどうとかこうとか。」とボヤきだすねずみ男。
それはひでり神から搾取していたねずみ男に黒鴉が諭した「穢れた手も必ず洗い流せるんだ」という言葉でした。

【鬼太郎】第73話 天武少女(ブログ内記事)

それを聞いて無言で出て行く黒鴉。
今期のねずみ男は本当にいいやつだな。

温泉郷を仲間に任せて鬼太郎と大天狗は羽黒山にやってきました。
迎え撃つは土から作られた天狗傀儡。
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仮面を砕かれると崩壊するようで、鬼太郎は手に持ったリモコン下駄で次々と砕いていきます。
指でっぽうでも髪の毛針でもどんどん砕かれていくのを見ると、どのあたりが「三千年の間、魂の力を高め続け、無敵の天狗となった」のか知りたいですが。
大天狗なんか気合で壊してますよ。

黒鴉と対峙した大天狗は、鬼太郎に手出し無用と告げて手を大きく広げました。
「どうした。早くワシの元にもどってこい」と言われても黒鴉はためらっています。
「貴方は私の誇りでした。幼少の頃から一人前に育てていただき、私は一日たりとも貴方への感謝を忘れた日は無かった。でも、今初めて貴方が憎い!」と大天狗を見据える黒鴉。
大天狗が少し狼狽してますが、素直に帰ってくると思ってたのか?
「どうして今まで黙っていたのです。私のこの呪われた出生を」ってまだこだわってるのね。
そんなだから「そのどす黒い気持ち、まさに我が子に相応しいわ」と黒雲坊に付け込まれるんですよ。
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黒雲坊に乗り移られた黒鴉は大天狗をフルボッコにしました。
目玉のオヤジが耳元で叫ぶ説得も聞きゃあしねえ。
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黒雲坊としては赤嵐坊が大事に育てた黒鴉を使って倒せるのが痛快極まりない。
しかも、羽黒山は三千年前に黒雲坊が倒された地です。
全てが快楽に変わるような状況なんだろうな。

無抵抗で殴られた大天狗に何故反撃しないのかと問う黒鴉。

大天狗「お前に手出しなんかできるかよ。ワシが手塩にかけたお前に」
黒鴉「貴方は愚かだ。私にはそんな資格なんか無いのに」
大天狗「んなこたぁねえ」
黒鴉「穢れた生まれの私など。こんなことになるんなら、いっそ三千年前、父と共に殺してくれれば良かったんだあ!」

黒鴉には今まで自分が三千年生きてきた証ってものが無いんでしょうかねえ。
ねずみ男の言うとおりエリートは打たれ弱いってことか。
当然鬼太郎から「バカーッ!」とお叱りを頂きました。
鬼太郎「大天狗様から今まで何を教わってきたんですか!」
ねこ娘「思い出して!大天狗様の教えを!」
ねずみ男「だらしねえぞ!天狗のエース!オレに手本を見せてみろ!」

やっぱりねずみ男の説教が一番心に刺さるなあ。
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「もうわかったはずだ。貴方の本当の親は!」の言葉にヤバいと思ったのか黒雲坊は黒鴉に大天狗を倒させようとします。
全く避けようとしない大天狗でしたが、攻撃は寸前で止まっていました。
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慌てて「どうした!やれ!黒鴉!」とけしかける黒雲坊ですが、

「ケッ。気安くその名を呼ぶな!それは、大天狗様から頂いた尊い名前だ!」
「呪われた血に穢れた手であろうと、強い気持ちを持ち続けていれば、必ず洗い流せる。この人から、この人から貰った言葉だ」
「その言葉の正しさを証明するために、この人は私を、私を育ててくれたんだ。厳しく私を叱り続けてきたのも全て、そのため。私は、この人から貰った言葉の正しさを証明する!」

「それが私の本当の父への、恩返しだ!」と涙する黒鴉。
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ようやっとわかったんですね。
大天狗も漢泣きですわ。
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お互い抱き合う大天狗と黒鴉が美しい。
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そのとき、腕の痣の上に四十七士の紋章が浮かび上がりました。
オヤジによると、榛名山の天狗の末裔なので、群馬代表の四十七士なんだそうです。
黒鴉が榛名山の天狗ってことは黒雲坊も榛名山の天狗ですが、何故に羽黒山で倒されたんでしょう?
本拠地じゃないから本調子が出なくて…とかあるのかも、と思いました。
それで大天狗が伊香保温泉を治めてるってことは、横から見たら簒奪に見えないこともないよな、と(笑)

紋章の力で黒鴉の体内から追い出された黒雲坊は天狗岩に憑依して襲い掛かってきます。
Photo_21

吐かれた火の玉が鬼太郎とねこ娘を直撃してるように見えますが、ほんの少し手前なのかな。
その後を見ると、ねこ娘は頭を抱えたまま吹っ飛んでます。
Photo_22

大天狗の団扇で火の玉を扇ぎ返され、髪の毛針で苦しむ黒雲坊。
髪の毛針ってそんなに威力あるのか?
それとも黒雲坊の力がそこまで弱くなってるのだろうか。

どうしようもなくなった黒雲坊は「また魂の力を蓄えて三千年後にぃ!」と逃げようとしますが、黒鴉が涙と共に討ち果たしました。
悪とはいえ、実の父親を手にかけた黒鴉の内心はいかなるものか?
これもまた宿命だと受け入れたのでしょうか。

この続きが100.5話にあたる劇場版「日本爆裂!!」なんですが、ヤトノカミといい、なんてタイミングの悪い時期に復活したんだろう?と思ってしまいますが、これは災厄が起こるから覚醒したって話なんですわな。
現実世界でもそんな感じで解決策が必ず出てくれると助かるんですけどね。

エンディングは過去の名場面総動員の内容。
見てると次々思い出すことができるところばかり。
ねこ娘の「いや~んバカンス」もすっかり定着したし(笑)

Coco_10

「また必ずお会いできると思いますよ」という言葉を信じて今回を最終回とは呼びません。
とりあえずスタッフの皆様には「お疲れ様。また今度」と言っておきます。

思えば鬼太郎の感想がブログでキャプチャ画像を使うきっかけで、絵が描けるわけでもないし、フォトショップなどの強力なツールも無い(Pixaはそれなりには強力なツールですが)のに、キャプチャ画像を繋いだり足りないところを補完したりといったことが実現できたのは、作品に対する愛ゆえでしょう。
こんな作品に出会えて幸せだったと思います。

でも、まだまだ終わってませんよ。
スタッフブログも続いてますしね。

ゲゲゲかわら版


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2009年4月16日 (木曜日)

【夏目友人帳】DVDレーベル

「夏目友人帳」が夕方に再放送されてるので、地デジで録画して改めてDVDに焼くことに。
今度は夏目だけ詰め込むので、レーベルも作りました。
レーベルのデザインはこんな感じ。
1

絵が描けるわけではないので素材はネットで拾ったりいろいろですが、それだけにレイアウトの制限が…

まだ「東のエデン」「リストランテ・パラディーゾ」などが始まってなかったりしますが、一通り出揃ったところで「神曲奏界ポリフォニカ」「PandraHarts」が一話目で脱落することに(笑)
まあ、ものすごい過密具合で録画もままならん状態だったので良かったんですが。

これから消えそうなのは「タマユマ」「07-GHOST」「ハヤテのごとく!!」かな。
場合によってはマジンガーZもリストラ対象でしょうけど。

で、


咲-Saki-
戦国BASARA
宇宙をかける少女
シャングリ・ラ
戦場のヴァルキュリア
獣の奏者エリン
マリー&ガリー


REIDEEN
涼宮ハルヒの憂鬱
夏のあらし!
ヤッターマン

可(どうでもいい)
アスラクライン
鋼殻のレギオス
黒神 The Animation

まだ評価不能
Phantom ~Requiem for the Phantom~

かな。
面白いと言われてる「けいおん!」「リストランテ・パラディーゾ」などはまだこちらでは放送してないので。
上記には地方ローカルの再放送も含みます。

「咲」は麻雀の解説一切ナシなのでついていくのが大変だし、一時停止を駆使しないと何が起こったのかさっぱり(笑)
でも面白いよ。具体的にどこが、とかあえて言わない。
GONZOらしく、全自動卓の上のものは全部CGだという戒律(違います)のもとに、卓も牌も牌を持つ手も3DCGです。

「獣の奏者エリン」は総集編かと思ったらエリンがいきなり大きくなっててビックリだ。

「マリー&ガリー」は理系人間必見?の科学アニメ。
チェケラなフレミングとかナルシストなニュートンとか不条理展開がステキすぎ。
フレミングだって右手と左手の法則だけでヒップホップにされるとは思ってもみなかっただろう(笑)

涼宮ハルヒの憂鬱は額縁放送だったのに驚きましたが、前は見てないので満足です。

あと、こちらでは「ミラーマン」を再放送してますが、ミラーマンにカラータイマーが付きました。
見てたのは昔だから、当時は細かいことがわからなかったのですが、ウルトラマンのカラータイマーはエネルギーを消耗したことを示すメーターなのに対して、ミラーマンはエネルギーが蓄積されたら体内の爆弾が爆発するから時間制限があるのですね。
逆の設定というのは面白いと思いましたが、それだけにエネルギーが溜まることを恐れて必殺技を撃てないミラーマンがおかしい(笑)
前々から父さんに助けを求めたりいろいろ情けないヒーローですが、後半も悩み続けるんでしょうかね。

最後に。
今シーズンは「アタシんちの男子」「陽炎の辻」と一週間に二回も山本耕史が見られて幸せだ(笑)


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2009年4月15日 (水曜日)

【鬼太郎】第99話 ふたりは姫君!! …だぞえ

タイトルはプリキュアではなく、ゲゲゲかわら版にあったもの。

福島にある高層ビルで夜中に一人だけで仕事をしている人間が。
こういう人間はどうしても出てしまうんでしょうか。
その男の周りを紙でできたヒトガタが取り囲みました。
ヒトガタは着物の女性へと姿を変え、「今宵はそなたを姫様への献上の品とする。名誉なことじゃ。喜べ」と人魂にしてしまいます。
Photo

次の日、ビルの警備室でこのビルの噂について話していました。
どうやら、このビルで働いてた人間のうち、数人が行方不明になってるらしい。
着物を着た女性や人魂の目撃談もあるということで、呪われてるんじゃないか?と。
もちろん話している人たちは退屈しのぎの雑談のつもりです。
しかし、数人の行方不明者が出た時点で何らかの捜査とか行われなかったんだろうか?
かなり大きな高層ビルなんだから、入退室のチェックもちゃんとしていると思うのだが。

一人怖がっていた警備員が夜中のビルを巡回していると、暗闇から下駄の音が聞こえてきました。
懐中電灯の明かりに照らされたのは鬼太郎です。
子供がイタズラで入り込んだと思って注意する警備員ですが、鬼太郎の頭から飛び出した目玉のオヤジを見て肝を潰してしまいました。
鬼太郎はこのビルで度々人が消えるという噂を耳にして調査に来てたのですが、警備員がそれを子供のイタズラだと思うってことは、このビルのセキュリティは相当甘いですね。

このビルが建っていた場所にはもともとお城がありました。
老朽化が激しくて維持管理できなくなり、ビルに建て替えたようです。
なんか五層の立派な天守閣だったようですが、モデルは若松城でしょう。
戊辰戦争や白虎隊で有名ですね。
Coco

若松城(Wikipedia)

ビルに地響きが奔ったかと思うと、「姫様へのご挨拶はまだかえ?」と不気味な女性の声が。
「城主は…どこじゃ!」とそこらじゅうから昨日のヒトガタが出てきました。
「人質を出せ」とも言ってます。
このヒトガタは式神で、誰かが操っていることは間違いありません。
ふわふわ動く紙なので、髪の毛針もリモコン下駄も効かないのですが、「城主はどこぞえ~」と人質を探しに行ってしまいました。

「いよいよでございますなあ~亀姫様」と冒頭で人間を人魂にしていた女性が声をかけているのが亀姫ですか。
声は井上喜久子(17歳)

Photo_2

Coco_2

200年に一度、妖怪で一番の姫の座を決めるために福島の亀姫と姫路の長壁姫が、お互いどちらが豪華かを競い合う「雅比べ」をするんだそうな。
前回の勝者は瀬戸内海の島を一つ消して勝ったらしいが、人間にとっては物凄く迷惑なイベントのようです。

もちろん亀姫は今回勝つつもりでいて、そのために人間を攫っては人魂にしていました。
それで無数の提灯を作って明るさで勝負!という作戦。

亀姫は「なぜ城主は人間を納めに来ないのじゃ」と恐ろしいことを言っていますが、御付も「全くもって不実な男です。毎日人間を一人、この天守閣へ奉納するという約束で城の改築を許したというのに」とさらに恐ろしいことを。
妖怪とそういう契約を結んだのか。
それで鶴ヶ城を取り壊してしまうというのも恐ろしい話だが。
ちなみに、「老媼茶話」によると、亀姫が住んでいるのは猪苗代城なので、今は石垣だけの公園になってるところですね。
長壁姫とは姉妹という設定のようです。

亀姫としてはまだまだ人魂が足りないという状況なので、配下に人魂を集めてこいと命令を出しました。
しかも真昼間からという無茶振りで。
ワガママ姫というのは怖いですなあ。

鬼太郎のほうはビルのオーナーに話を聞いています。
城の取り壊しの段階で様々な怪現象が起きてたのですが、そこにねずみ男が現れて仲介を請け負ったらしい。
ねずみ男の話では、天守閣を屋上に残し、ドアを鎖で封印すれば人質を渡さなくていい、と適当を言って金を騙し取ったようです。
なんか全国でこんなことしてるんじゃなかろうか?

そんな話をしているうちに亀姫の命を受けた式神がビルの窓を覆い尽くしました。
そのまま窓ガラスを割ってビル内に侵入します。
ビルはあちこちの窓が割れた酷い状態に。

鬼太郎は屋上に急ぎましたが、そこは普通のビルの屋上で、天守閣などありませんでした。
でも、強い妖気は感じてるので、何かがあることは間違いありません。
妖気で結界を張って天守閣を隠しているんだそうで、バベルの塔ですか。
と言って「コンピュータに守られた~♪」という歌を思い出す人も、もういい歳です。
リメイクも相当前になったしな。

鬼太郎が空間に手を出すと、炎に包まれました。
そこに結界があるようです。
鬼太郎はちゃんちゃんこを頭から被って内部へ突入しました。
炎に包まれても平気なちゃんちゃんこ。
今期の鬼太郎ではちゃんちゃんこ大活躍です。
Photo_3

その頃、姫路城に住んでいるとされる長壁姫は今回の雅比べを竜巻で挑むことにしたようです。
それにしても、確かに姫路城に住んでるようですが、天守の下に大阪城みたいな石垣では姫路城に見えませんなあ。
Photo_4

竜巻をどう発展させようかと考えていたら、御付の女官がもっと派手にしてはどうでしょう?といらんことを言うもんだから、暴走へのトリガーが引かれてしまいました。

Photo_5

Coco_3

長壁姫の声は勝生真沙子さん。
高飛車なお嬢様(ちょっと年増)をやらせたら天下一品。

派手にするための材料は…と遠眼鏡で探す候補の中には金閣寺や通天閣がありましたが、長壁姫の目に留まったのは琵琶湖です。

その琵琶湖ではねこ娘たちが花見をしていました。
Photo_6

花より団子を体現するべく、持ってきたものは団子だけというストイックさです。

そこに竜巻がやってきてねこ娘たちを吹き飛ばし、琵琶湖の水を吸い上げました。
必死で桜に捕まるねこ娘たちですが、アマビエが閃いてしまったので、ねずみ男は飛ばされてしまいます。
竜巻は琵琶湖の水を完全に吸い上げ、福島へと向かいました。
長壁姫の城も一緒に動きだします。

舞台は戻って福島県。
結界の中に入った鬼太郎は天守の廊下を照らす提灯が人魂なのを知って愕然とします。
早く亀姫に事情を聞かなければ、と道を急ぐ鬼太郎。
当の亀姫はマッサージを受けて雑誌を読んだりしてますけどね。
Coco_4

もちろん、天守は亀姫のテリトリー、鬼太郎が侵入したことは先刻承知でした。
「いかがいたしましょう?」と言う御付に対して「飼い犬の餌にでもしておけ」と軽く言い放つのはやはり妖怪たるところか。
飼い犬とは舶来の洋犬、ケルベロスです。
地獄の番犬なんか飼い犬にするな。
Coco_5

髪の毛針を跳ね返して突進し、髪の毛槍も咥えて鬼太郎ごと投げ飛ばす剛の者。
しかし、噛み付いたところで体内電気による逆襲を受けてしまいました。
そんなに強いわけではなかったのかな?

ケルベロスを突破した鬼太郎を式神が追いかけますが、鬼太郎はいったん外へ出て式神を誘導し、ちゃんちゃんこで一網打尽にします。

Photo_7

Photo_8

鬼太郎が天守を急いでいる間にも長壁姫の竜巻は北上を続け、関東地方から東北に抜けていきました。
それを報道してるのが「News Pero」
これは「NEWS ZERO」ですか?
News_pero

福島のビルではオーナーを含めた大量の人間が人魂に変えられます。
いよいよ雅比べ本番が始まるわけですか。

天守にたどりついた鬼太郎を亀姫が迎えました。
Photo_9

といっても鬼太郎に反応したわけではなく、長壁姫の気配を感じてのことです。

鬼太郎は人魂を元に戻せと要求するのですが、それを素直に聞く亀姫ではありません。
「わらわの楽しみを邪魔するでない」と睨むと鬼太郎は金縛りにかかってしまいました。

式神の女官が「勝負じゃ勝負じゃ」と舞うと天守が人間にも見えるように姿を現し、陽は落ちて雅比べが始まります。

夜になった福島に巨大な竜巻が現れました。
人や物がゴミのように巻き上げられます。
長壁姫が出てきて口上を述べますが、亀姫にとっては大惨事よりも凄い竜巻を見たことによる興奮が大きいようです。
ま、強い妖怪だから人間なんて虫ケラ以下だろうしな。

亀姫は「わらわも負けてはおりませぬぞ」と市街地全域を停電で真っ暗闇にして、ビルを人魂のイルミネーションで飾り立てました。

亀姫の仕掛けはこれだけでは治まらず、イルミネーションの人魂はいっそう激しく燃え盛り、さらに人魂の打ち上げ花火まで飛び出す豪華さ。
Coco_6

鬼太郎は動けないので止めろとしか言えないのですが、亀姫は花火を見て笑うばかり。
既に鬼太郎など眼中にないのです。

人魂の火を消してくれようぞと竜巻で突進する長壁姫に対して、亀姫も人魂の竜巻で応酬しました。
竜巻の激突でそこらじゅうのビルが崩れてゆきます。
強いもの同士の遊びは際限なく迷惑を振りまきますな。

ようやく鬼太郎の金縛りが解けたものの、竜巻のぶつかり合いは雷をも呼び、崩壊したビルに落雷の追い討ちをかけていきました。

ねこ娘たちも現地に到着しましたが、何かができる状況ではありません。
かわうそやアマビエは飛ばされてるしな。
Photo_10

それでも鬼太郎は皆の力を借りて騒動を鎮めることにしました。
巨大化したちゃんちゃんこで上から竜巻を押さえ込もうというのです。
ちゃんちゃんこの端っこを皆が持って押さえにかかりました。
一反もめんを除く四十七士には紋章が浮かび上がり、力に下駄を履かせています。
それに呼応して鬼太郎も金のオーラに包まれていますが、してみると一反もめんとねこ娘の力はすさまじいという話なのでしょうか。
ねこ娘には紋章が現れないので、絵としてのバランス取りだとは思いますが。

Photo_11

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ちゃんちゃんこで両方の竜巻を抑えることに成功しましたが、まだ二人の姫は健在でした。
とはいえ、今の状態に気付かない姫たちではなく、亀姫の「このようなことをしたのは一体何者じゃ!?」という声が響きます。
それに「僕です」と答えた鬼太郎。
鬼太郎はなんとか立ちあがれたぐらいに体力を消耗していますが、オヤジは「あの二人、楽しみを邪魔されて凄く起こっているハズじゃ」とかなり心配している様子。
「どうなるんです?」という鬼太郎の問いに「首を飛ばされるかもしれんぞ」と即答するオヤジ。
ここで嘘を言っても仕方ないのですが、さすがの鬼太郎も「え゛」と一言で固まりました。

コトの推移を固唾を呑んで見守るねこ娘たち。
Coco_7

しかし、出された答えは「天晴れ」でした。

亀姫「天晴れであったぞ」
長壁姫「全くもってその通りじゃ」
二人はプリキュア「今回はそなたの勝ちじゃ」
と、なんと鬼太郎の逆転勝利です。

亀姫「ここまでの見事な大技、十二分に楽しませてくれた」
長壁姫「何か褒美を取らせよう。何なりと言うてみい」

という言葉にも狼狽して何のリアクションも返せない鬼太郎がおかしい(笑)
Photo_15

結局、この二人にとっては雅比べも退屈しのぎのひとつで、面白ければなんでもいいからな。

とりあえず落ち着いた鬼太郎は「一つお願いがあります」と切り出しました。
「お二人に守っていただきたい約束があるのです」と。
「遊びのために無闇に人や動物の命を奪わないでほしいのです」と言われても亀姫は今ひとつピンときてないようだったので、「お二人の都合で、人間の命を奪ってはなりませんと申しました」と、これは言い直したわけではありませんが、別に理解できない話ではないからでしょう。

長壁姫は「人間など放っておいてもいつか命尽きるではないか」と半分馬鹿にした様子でしたが、それに対しても「その通りです。でも、いつかは尽きるからこそ、人間の命は尊いのです。そして、儚い命を一生懸命煌めかせて生きているんです」とあくまで正論で通します。
そういえば、人の夢と書いてはかないと読みますな。

「それを提灯にしたり、竜巻で吹き飛ばしてはなりません。人間の命はこの世界の財産なのですよ」と言われたらさすがに両姫も納得しました。
さっきから気になってたんだけど、鬼太郎も姫相手なら畏まった物言いするのね。

人魂も竜巻も戻すことを約束した姫たちですが、「これから永遠に続く退屈な時間をどうしたものか…」と悩み中。
そんな二人が同時に気付いて目を向けたのは…鬼太郎です。
オヤジの「よくわからんが、今寒気がしたぞ」というのは正しい予感によるものでしょう。

横丁では、鬼太郎を映画に誘おうとしたねこ娘が鬼太郎がいない事に怒ってます。
なんか度々姿が消えるみたいなんだよな。
ねこ娘のどこで何をしてるのかという問いに「恐ろしいところで恐ろしい目に遭ってるんだ」と返すかわうそ。
ねずみ男も「ああ、ホント気の毒になあ。今回ばかりは同情するぜ」と応じました。

ねこ娘は「どういうこと?」とキョトンです。
Photo_16

その頃鬼太郎は長壁姫の城で両姫の相手をしていました。
目隠し鬼をしているんですな。
お茶屋遊びか?
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相当やつれてるんですが、どれくらいやってるんでしょう?
Photo_18

ふいに亀姫が「目隠し鬼はもう飽きました。まる二日やりましたから」とぬかしました。
二日間徹夜で目隠し鬼か!
この姫たちのバイタリティは無限だな。

それを聞いた長壁姫が「では止めましょう」と言ったのを聞いて、心底ホッとしながら目隠しを外す鬼太郎。
けれども、「やれやれ。やっと終わり」と言う言葉が終わるか終わらないかのうちにいろはかるたが取り出されます。
そうか、鬼太郎こんな感じで寝ずの遊びに付き合ってるのか。
どちらの姫も綺麗だけど、これは確かに地獄だ。

かるたは嫌だと亀姫がだだをこね、喧嘩になりそうなところで「喧嘩をしてはいけませんよ」となだめる鬼太郎。
その言葉には力がありません。
「鬼太郎がそう言うなら」と亀姫も素直に応じますが、それは「では、かるたをしよう」という長壁姫の言葉とのトレードオフであり、鬼太郎には安息という言葉はしばらくは訪れないのでした。

控えの間では「鬼太郎殿がいるおかげでほんに助かる」「うんうん」と御付の女官たちがお茶を飲んでくつろいでいます。
これはまさに孤立無援。

遊び続ける姫たちの手には四十七士の紋章が浮かび上がりました。
夜を徹して遊ぶことにより覚醒するとは侮れない。
これは有り余る妖力の賜物なのでしょう。
Photo

紋章を見せ合いながら
長壁姫「綺麗な光じゃ」
亀姫「わらわのほうが綺麗じゃな」
長壁姫「なに?わらわこそ金色が似合うぞ」
亀姫「いーや、それは違う」
長壁姫「いーやわらわじゃ」
亀姫「わらわじゃ」

とまた喧嘩モードに入ろうとする姫たち。
けれど、話の矛先は鬼太郎に向いてしまいました。

亀姫・長壁姫「鬼太郎!」
鬼太郎「へ?」
亀姫・長壁姫「鬼太郎、どっちのほうが綺麗じゃ!」

とこられては「もう勘弁してください」と謝るしかありません。
何も悪いことしてないけどな。

そういえば、昔「どっちにするの。」という映画がありましてな。
リンク先のgoo映画にあらすじが書いてあるけど、嵐馬破天荒氏の「『どっちにするの。』試写会レポート」のほうが面白いと思うのでそっち読んどけばいいと思う。

頑張れ鬼太郎。姫さまによる災害を止められるかどうかは君の体力にかかっている(棒読み)

確かにこの内容では、スタッフブログ「ゲゲゲかわら版」にあるように、完成試写後にスタッフが「( ゚д゚)」な顔するはずだわ。
面白いからいいけどな(笑)

ちょうど世界フィギアスケート選手権のときなので、オープニング後の提供紹介のバックはオヤジが滑るスペシャルバージョンになってます。
選手権ではキムヨナ選手が凄かったですね。
優勝も納得の演技でした。

次回はいよいよ最終回。
黒鴉が大変なことになるようです。


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2009年4月11日 (土曜日)

04月11日のココロ日記(BlogPet)

ココロ、最近ちょっと運動不足でちょっぴりおしりが垂れ下がってきちゃった……
ヴィーさんももしかして気づいてたりしますか……

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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2009年4月 7日 (火曜日)

【鬼太郎】第98話 ゲームは一日一時間(無理)

女の妖怪らしきものが最近の子供の本離れについてぶちぶち文句を言っています。
子供の本棚から勝手に本を拝借して読むらしいんですが、結局親が買い与えただけで触ってもいないというのが現実。
そういう人って多いのかなあ。
私もいわゆる「名作」と呼ばれるものはあんまり読んでませんが。

そんな本の中に一つだけ読み込まれた本が。
カバーを取ってみると「モンモンモンスター ガイドブック」と書かれていました。
ゲームの攻略本か。

「モンモンモンスター」というのはこんなゲーム画面のようです。
ファンタシースターっぽい気がしますが、ファンタシースター未プレイなのでなんとも言えません。
Photo_27

こんなものを横丁でやるのは当然目玉のオヤジということで、全身使ってやるみたい。
これは一時間もすればクタクタになるだろう(笑)
Photo_28

夜中の4時40分に目覚ましをセットして起きる小学生がいました。
何をするのかと思えば「モンモンモンスター」を起動して遊びだします。
小学校で「夜中の4時44分にモンモンモンスターをやると、スペシャルステージが出てくる」という噂があるようなのですが、本当なら大きいお友達がとっくに出してるだろうし、携帯ゲーム機であれば時間をいじる輩も出てくるでしょう(笑)
Xbox360はネットに接続がデフォみたいなものなので、時計がいじれずに一年に一回しか解除できない実績があるようですが。

さて、4時44分になると画面が砂嵐になって「私はフグル姫。悪い魔女に攫われています。スペシャルステージをクリアして私を助けてください」と典型的なプリンセスであるフグル姫(変な名前)が出てきたと思ったら「ドアをひらけ!」ときました。
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昨今の(というか昔から)子供向けゲームというのをあんまりやってないですが、こんなモロ「ゲームです」みたいなセリフを言わせていいんだろうか?
スペシャルステージに入ろうとボタンを押したら画面から手が出てきてゲーム機内に引き込まれてしまいます。
今やゲーム機にも妖怪が存在する時代か。

事件が起これば鬼太郎登場!というわけでさっそく事情を聞きに来ました。
引き込まれた子供はハヤテという名前で、ゲーム機に入ってしまったのを知っているのは弟だけみたい。
弟ももちろん噂を知っていて、鬼太郎に助けを求めるのですが、ここで「親は?」という疑問にぶち当たります。
捜索願いとか出してるんだろうけど、そんな存在を微塵も感じさせないのはお約束です。

夜中のゲゲゲハウスでレッツプレイ!なのですが、オヤジはぐっすり寝ていました。
一日中やってたらしいから、生半可なエクササイズより疲れただろう(笑)
「ゲームならアタイに任せときな」とアマビエがゲーム機持ってますが、そういえば声優の池澤春菜さんは相当なゲームフリークだったな。

このゲーム、起動すると「モンモンモンスター。さあ、魔王を倒して世界を救おう!」と言うのですが、ここがなんかジワジワきます。
リピートしてると妙な気分に。

ここでネコ娘が携帯で時間を見ているのですが、この携帯の待ち受け画面を携帯公式サイトで配布しています。
リンクは携帯でないと飛べないので注意。
いつの間にAYAと写真撮ったんだか。
Photo_30

やはり4時44分になるとフグル姫が出てきました。
ドアを開くとアマビエも画面から出てきた手に捕まります。
鬼太郎が髪の毛槍を突き立てようとするも、貫通した髪の毛はグンナリと柔らかくなって効きません。
結局オヤジ以外の全員(鬼太郎、ネコ娘、一反もめん、かわうそ、アマビエ)が画面に引き込まれてしまいました。
さすがにこんだけ騒動になればオヤジも飛び起きますが、とりあえずは何もできません。

鬼太郎が目を覚ますと、そこはゲームの世界でした。
ゲーム内世界だから服まで変わってしまってます。
しかしアマビエさんよ、それを説明するのにチューブトップを引っ張るのはやめなさい(笑)
仮にも女の子なんだから。
Photo_31

ネコ娘は「もののけ姫」っぽいですな。
Photo_32

そこにフグル姫がホログラムで出てきました。
鬼太郎たちをゲームに引き込んだのは魔女マヨウの仕業だと言ってます。
「時間が無い」という理由でさっそく世界地図を提示して、これからの作業を説明していくのはゲームとしてどうなんだろう(笑)
要はモンスターを倒しながら3つの大陸を旅して魔女マヨウの塔まで行くらしい。
「それでは勇者様。マヨウを倒し、私をお助けください。お待ちしております」と鬼太郎に告げて消えてしまいました。

とにかく魔女に会えば居なくなった子供たちの手がかりもあるに違いありません。
先へ進もうとする鬼太郎たちですが、指針はどこにあるんだろう?と思ったら、アマビエは「バトルを繰り返せばゴールは見えてくるはずさ」と横スクロールアクションみたいなことを言い出しました。
猪木の引退の言葉かよ。

一反もめんが空から監視をしようとしましたが、空には天井があって高くは飛べません。
ゲーム内だから上にはマップが無いということで。
一反もめんの「この空は嘘で、スカイ」というダジャレが視聴者に寒い。
Photo_33

とはいえ、多少は見通しがいいので洞穴を見つけました。
RPGにおいて洞窟はとりあえず入っておく場所。
中にはお約束どおりモンスターが。
鬼太郎が髪の毛針で攻撃しようとしますが、髪の毛針が出ません。
リモコン下駄はただの下駄になってます。
小豆攻撃みたいなのを食らうと鬼太郎にステータスが出てきました。
ファミコンの頃みたいなドット丸出し(笑)
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ヒットポイントがジリジリ減ってますが、ゲームをしたことのない鬼太郎には意味がわかりません。
アマビエの解説で「0になれば死亡」ということを理解した鬼太郎でした。
Photo_35

それを聞いたネコ娘が慌てて攻撃しますが、全く効いてません。
Photo_36

ひとまずは逃げるしかありませんが、それを笑いながら見ているのは魔女マヨウ。
何故かフグル姫と同じ声ですが。
Photo_37

その場を逃げ出したはいいものの、鬼太郎たちは洞窟で迷ってしまいました。
暗がりから襲ってくるモンスターにやられたネコ娘。
いいアングルだ。
Photo_38

攻撃を食らったネコ娘は体が紫色になって「どく」のステータス異常が出ました。
Photo_39

蛾のようなモンスターも襲ってきたので一反もめんが食い止めると、なにやらガスを吹き出してどこかへ行ってしまいました。
蛾系モンスターの特殊攻撃といえばもちろん混乱
どのへんがもちろんなのかはドラクエやってください。
混乱した一反もめんは鬼太郎を往復ビンタ。
Photo_40

このままでは全滅を待つばかりです。

変わって現実世界ではオヤジが夜行さんに対策をお願いしていました。
横丁の最先端技術者といえば夜行さんですからな。
夜行さんは「あれを使うときがきたか!」とガラクタを掘り出し「見よ!我が一世一代の大発明!」と出してきたのが万能妖力探査装置。
Photo_41

動作原理はさっぱりわかりませんが、これにゲーム機を入れると鬼太郎を操作できるように。
これほど頼もしいオヤジも久しぶりですが、ヘッドセットを使って鬼太郎と交信するってのは夜行さんの改造か。
Photo_42

タイミング悪く洞窟の主が出てきますが、ここでオヤジ、鬼太郎がレベル1で武器を装備してないことに気付きました。
なので、「どうぐ→そうび→こんぼう」とすると、鬼太郎の手に棍棒が出現しました。
武器さえ持てば鬼太郎も戦えます。
またこの鬼太郎の身のこなしがカッコいいんだ。
大量のコブができるほど殴りつけるとモンスターが倒れました。
テイルズシリーズの多段ヒットを見るようです。

「さあ、洞窟を抜けたら薬屋で回復じゃあ」「やったー!」とこれがマップ画面で展開されるシュールさ。
「これからはワシが操作する。お前たちは戦いでレベルを上げることに専念するんじゃ。魔王を倒して必ず子供たちを救い出すぞ」と第二の大陸まで20秒弱で進んでしまいました。
第二の大陸で相当苦戦したようだけど、どんな戦いだったのか見てみたいぞ(笑)

魔女のいる大陸へ向かう船の上、すっかりレベルが上がった鬼太郎たちがそこにいます。
「ずいぶん長い旅をした気がします」って鬼太郎変わりすぎだろ(笑)
後ろ髪を縛って顔に傷のある鬼太郎はやたらカッコいいけどな。
Coco

ネコ娘は海賊風に。
ツインテールのネコ娘も良いものです。
是非ともキリシア様に(死亡フラグ)
Coco_2

アマビエたちもそれぞれレベルアップしました。
アマビエは占星術師、かわうそは僧侶かな。
一反もめんは謎だ(笑)
まあ、FFのシドなんだろうけど。
Photo_43

そこに魔女マヨウが出てきますが、これはもちろん顔見世でただの挨拶です。
「土産を置いていくわ」と海賊船をぶつけるぐらいはしますけどね。
驚くネコ娘のバンダナの猫、表情が変わってます。
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「父さん舵を!」とオヤジに要請する鬼太郎ですが、オヤジは物凄い勢いで操作しています。
かなりアクション要素が強いのかな。
まさに全身体操。

鬼太郎のほうは海賊退治ですが、この空中戦もやたらカッコいい。
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もちろんネコ娘もレベル55なので華麗に舞います。

Photo_46

Photo_47

「水よ凍てつき敵を撃て!」とアマビエは氷の矢、かわうそは放水で一反もめんはトライデントで突きまくり。
レベルが高いとまさに敵をなぎ倒す感じですな。

そろそろオヤジが炎のコマで限界きそうですが…
Photo_48

海賊船は海の中へ還り、危機は脱しましたが、オヤジは大充血でダウンしてしまいました。
Photo_49

ゲーム機も壊れてしまったけど、これからどうなるんだ?
と、思ったけど、魔女の塔まではあっさり行ってしまいました。
さすがはレベル55?

ですが、オヤジが操作できないので、装備を変えることができずに猛吹雪の中を凍えながら歩くネコ娘たち。
Photo_50

魔女マヨウが現れたと思ったら特別サービスと称して内部に引き込んでくれました。
「魔女として世界を支配してはみたものの、これが案外刺激が少なくて」と強い相手を求めてたようです。

戦闘態勢に入る鬼太郎たち。
ネコ娘の抜刀が気持ちいい。

Photo_51

Photo_52

Photo_53

突撃をかける鬼太郎たちですが、鬼太郎やネコ娘の攻撃はマヨウのシールドを破れません。
ダメージを受けて立ちあがれない鬼太郎たちを見て肩透かしを食らったマヨウはトドメを刺そうとしました。
その攻撃を防いだのは、なんと目玉のオヤジ。
一反もめんの「仮装大会?」という質問がピッタリくるほどキテレツな格好で、鬼太郎と同じぐらいの大きさになってますが、間違いなくオヤジです。
本人曰く、「勇者オヤジモン」らしい。
Photo_54

ゲーム機を直してる最中に、夜行さんがプログラムの中に妖力を注ぐ方法を見つけ、それを使ってオヤジの分身を送り込んだらしい。
夜行さんの快挙はそれだけではありません。
なにやら操作したかと思うと、「全員レベルアップじゃ~」という夜行さんの声とともに鬼太郎たちがレベル99になりました。
テラチート(笑)
まあ、ネコ娘が可愛いからいいけど(爆)

他のは一枚絵でいいわな(笑)
99

「裏ワザを使ったのね、ズルい!」と憤るマヨウに「問答無用、これぞゲームの醍醐味じゃ!」と返すオヤジ。
…違います。

今こんなこと言ったらマジコンかPAR関係だろうが(笑)
昔はパスワードだったりしていきなり最強レベルってのもあったから、これはあくまで「ゼビウス」で始まり、ゲゲゲの「鬼太郎 妖怪大魔境」で呆れられたと言われる昔の裏ワザの話として受け取らないといけないんだろうな。

レベル99ともなれば尋常な攻撃ではなく、一反もめんのバズーカは誘導弾、アマビエはシールドを無効化し、かわうそは封呪で回復を使えなくさせてしまいます。
そこへ鬼太郎とネコ娘の二段攻撃でマヨウを倒してしまいました。

これで終わりかと思えたのですが、鬼太郎はマヨウの顔がフグル姫と同じであることに気付きます。
Photo_55

「まだまだゲームは終わりじゃないわよ」とマヨウが立ち上がると、捕らえられてたはずのフグル姫が笑いながら檻を破壊してしまいました。
Coco_3

「それじゃ、本当の姿を見せよう」と合体すると「文車妖妃」(ふぐるまようび)になりました。
この姿かたちはインパクトありすぎて反則。
Photo_56

文車は本を運ぶための箱車で、火事などの際に書物を非難させるためのものです。
それが付喪神になったものが文車妖妃というわけです。

元の絵は確かにそんな感じのオバハンですが、もっと怖い絵を見つけました。

座乱読後乱駄夢人名事典より
文車妖妃 座乱読後乱駄夢人名事典

文車妖妃によれば、人が本を読むとその想いが本に宿るんだそうな。
その想いと遊ぶのが楽しみらしいのですが、私の持ってる本は持っていかないほうがいいと思うぞ(笑)
ともかく、最近の子供は本を読まずにゲームばっかりするので、ゲームの中に入って子供たちの楽しみを味わおうとした、と。
なかなか前向きな性格だと思います、うん。

お姫様や魔女になって勇者になった子供たちと遊ぶのはとっても楽しかったらしい。
その楽しみを奪うものは容赦しない、と本気を出しました。
その衝撃でオヤジは外の世界にはじき出されてしまいます。

「さあ、ラスボス戦はこっからが本番だよ」と二段目で巨大化するのももはやお約束か。

Photo_57

Photo_58

巨大化した文車妖妃は圧倒的な強さで鬼太郎のヒットポイントを0に。
Hp0

そこで終わらせるつもりはなく、「まだだよ!」の声と共に鬼太郎は全回復しました。
「ゲームオーバーなんてさせるものか」と生き返らせては殺し、の繰り返し。
さすがに鬼太郎もヘロヘロです。

ゲーム内世界は文車妖妃の精神世界だから、その中では無敵です。
対策としては文車妖妃の荒ぶる心を抑えるしかありません。
そこでオヤジが思いついたのが…「一反もめん、本を読め!」

言われてその辺の本を取り出して読み出した一反もめん。
それに気をとられて文車妖妃の攻撃が止まりました。
一反もめんの朗読する桃太郎は文車妖妃に懐かしい想いを蘇らせます。
それは保育園での読み聞かせであり、紙芝居であり、絵物語を読んでもらう遥かな遠い記憶でした。
Photo_59

紙芝居は私が子供の頃にはもう来なかったけど、家には「UFOロボ グレンダイザー」と「ひみつのアッコちゃん」の紙芝居があって、親にやってもらうのが楽しみでした。

そんな暖かい記憶を取り戻しつつある放心状態の文車妖妃に向かってオヤジの「今じゃ!本の世界に心を奪われておる今なら攻撃が通じるはずじゃ」ってのは酷くありませんか?(笑)
Photo_60

鬼太郎とネコ娘は言われるままにトドメを刺しました。
こうしないとダメだったのかな?
Photo_61

悪い妖気が放出され、オヤジと夜行さんはゲーム機に引き込まれます。
そこはゲームの世界とも違う世界で、鬼太郎たちが次々地面に落下しました。
その際に、かわうその笠の中身がついに明かされます。
Photo_62

ネコ娘も惜しい(何が?)
この際太ももおかしいだろとか言わないから。
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「無事だったのね」と言われて頬を赤らめるハヤテの気持ちは痛いほどよくわかる(笑)
Photo_64

鬼太郎が「元の世界へ戻ってきたのか」と言ってますが、これは元の世界じゃないだろう。
Photo_65

「なんだ?この落書きのような世界は?」と思ったら、少女が出てきて、一反もめんに「あなた、本を読むのがとっても上手ね」と本を読んでくれるようにせがみました。
Photo_66

これが文車妖妃の本当の姿なんだそうな。
そら鬼太郎もビックリだわ。
本を読んでもらうことが喜びなのに、最近はそれが無い、だから本に埃が積もるように悪い妖気が溜まってああなったらしい。
デトックスしたってことか?

まだちょっとデトックスが足りないのかときどき手が戻るようですが。
Photo_67

戻った瞬間の景色は、今の文車妖妃の精神状態に合わせた風景描写をしていてなかなか細かい。
ということにしておきます。
鬼太郎たちが認識できてからは普通の風景になったのでしょう。

ところで、文車妖妃の声は松井菜桜子さんですが、少女から老婆までやるというのはベテランの凄さですね。

次回は女の見栄は怖いという話です。


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2009年4月 4日 (土曜日)

1~3月期視聴番組のまとめと新番組

購入して7年ほどになり、当時は最新鋭と言ってもよかったウチのPCもいろいろ無理をさせながら動かしてる状態になりました。
内蔵HDDも不良セクタがポコポコ出てくるようになり、非常にヤバかったので、換装する事に。
歩いていけるヤマダ電機に行ってみましたが、内蔵HDDは棚に並んでいるものの、選択肢が無い。
まあ、いまどきパラレルATAのHDD置いててもほとんど誰も買わないでしょうけど(笑)

「80GBでこの値段かよ」と思いつつ買ってきて換装しました。
今のHDDより遅いとはいえ、USB接続のものに比べたらかなり速いですから、動画編集でも重宝するでしょう。

さて、1~3月期のドラマから。

Q.E.D. 証明終了
コミック原作のドラマ。
謝罪訂正があったものの、全体的には10話でまとめるために青春ものにしてエピソードも上手く選んであったんじゃないでしょうか。
最終回の裁判員制度の話は参考になったと思うし。
ただ、最後に燈馬が日本に残ったのは何か違うだろうと思う(笑)

歌のおにいさん
なんのヒネリもないけど安心して見られた。
大野もこれだったら演技問題ないよね(笑)

キイナ -不可能犯罪捜査官-
オカルトと科学をそれなりに上手く融合させて話を作ってあると思う。
最後が「サブリミナル」ってなんじゃそりゃというものでしたが。
毎回食べまくる菅野美穂にも注目。

銭ゲバ
金のためになんでもしてくれて結構なんですが、最後の自殺の時のいつまでたっても短くならない導火線よりも、外で見ているミムラが巻き添えをくうんでないかと思うぐらい近くで見ていたのが気になりました。

次アニメ。

ゲゲゲの鬼太郎
まさかの最終回。人気もあっただろうに…
このブログを見ている人には説明不要にハマってました。
萌えや熱血、深い話から中二病全開のばか話までバラエティ豊かに100話を届けてくれました。
早く感想を書ききらないと(笑)

鉄のラインバレル
中二病全開だと言われようが面白いものは面白い。
死亡フラグさえ易々と叩き折る圧倒的な強さの主人公が魅力。
ガンダムでメメント・モリが出てくるたびに内容やサブタイトルに出し、最終回ではトランザム化したうえにサブタイトルもガンダムとほぼ同じ(笑)
サブタイトルは原作から持ってきてるから、スタッフ間で連絡があったのではと陰謀論を唱えてみる(笑)

キャシャーンSins
恐らくは苦しくても生き抜けということと、生きるなら目的を持って生きろということを伝えたかったんではないかと。
最終回はちょっと「バオー来訪者」入ってると思いました。

まりあ+ほりっく
新房監督&シャフトらしい好き嫌いのはっきり分かれると思われる作品。
毎度の小ネタにバーチャルボーイやドリキャスはおろか、ネオジオやX1らしきものまで出てくる詰め込み方は今までと同様。
ミュシャ調の静止画も好きでした。

絶チルも夏目もみなみけも良かったんじゃないの?
源氏物語は雅で耽美でございました。「あさきゆめみし」読もう。

4月からの番組は

月曜日
TVA  17:30~18:00  夏目友人帳(再放送)
岐阜  24:30~25:00  ミラーマン(再放送)
TVA  26:28~26:58  咲-Saki-
中京  27:14~27:44  タユタマ -Kiss on my Deity-

火曜日
東海  21:00~21:54  アタシんちの男子
NHKE  19:25~19:55  すイエんサー
岐阜  19:30~19:57  REIDEEN
TVA  25:28~25:58  アスラクライン
メーテレ  27:25~27:55  涼宮ハルヒの憂鬱(再放送)

水曜日
中京  22:00~22:54  アイシテル -海容-
CBC  25:29~26:00  戦国BASARA
CBC  26:00~26:30  亡念のザムド
CBC  26:30~27:00  バスカッシュ!
TVA  25:28~25:58  夏のあらし!
TVA  25:58~26:28  鋼殻のレギオス
TVA  26:28~26:58  宇宙をかける少女
TVA  26:58~27:28  Phantom ~Requiem for the Phantom~
メーテレ  26:50~27:20  黒神 The Animation

木曜日
NHKG  20:00~20:45  ゴーストフレンズ
中京  21:00~21:54  BOSS
岐阜  25:45~26:15  神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS
CBC  26:00~26:30  けいおん!
CBC  26:30~27:00  PandoraHearts
東海  26:05~26:35  東のエデン
TVA  25:58~25:28  シャングリ・ラ
TVA  26:58~27:28  ハヤテのごとく!!

金曜日
CBC  22:00~22:54  スマイル
メーテレ  24:22~25:20  名探偵の掟
TVA  25:58~26:28  07-GHOST
CBC  26:30~27:00  戦場のヴァルキュリア
東海  27:35~28:06  リストランテ・パラディーゾ

土曜日
NHKE  18:30~18:55  獣の奏者エリン
NHKG  19:00~19:30  陽炎の辻3
CBC  19:56~20:54  ゴッドハンド輝
中京  21:00~21:54  ザ・クイズショウ
東海  23:10~23:55  魔女裁判
TVA  23:20~23:45  真マジンガー 衝撃!Z編 on television

日曜日
中京  7:00~7:30   ヤッターマン
メーテレ  8:00~8:30   仮面ライダーDECADE(ディケイド)
CBC  17:00~17:30  鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
NHKG  20:00~20:45  天地人


相変わらず水曜日と木曜日の殺人的な過密スケジュールが特徴的な東海圏です。
もちろん、最初から見ないものは除外してますよ。
とにかく、原作とか知らないもんだからとりあえず見る、的なものがたくさん。
ドラマに関しては「アイシテル -海容-」はすぐに見なくなって、「スマイル」は中井貴一がどんな感じで出てるかを確認したら終了の予感(笑)
アニメの方は「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS」「PandoraHearts」あたりがすぐに消え去ると思います。
「鋼殻のレギオス」「黒神 The Animation」は前クール見ちゃったしな、程度のもので、あえて見るまでのものではないので、いよいよ時間が無くなったら打ち切るかも。

「夏目友人帳」は再放送を地デジで録画してDVDで焼いて送るため。
そのうちレーベル作成にかからないといけません。
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」も、私は全く興味ありませんが、甥っ子から「鋼の錬金術師をそれだけDVDに焼いて送ってください」と言われたら送らざるを得ない。
ま、カードダスなんかで好きとはいえ、前回のアニメが放送されてた頃は生まれてなかったんだから、これを言わせてる背後の組織があるわけだが(笑)
その背後の組織は「最遊記」も大好きだったはず。

ちなみにレーベルはこんな感じ。
Hagaren

「ゴーストフレンズ」は始まったのに気付かずに初回を見逃してしまったけど、「戦国BASARA」はOPで吹いた(笑)

「戦国BASARA」 sengoku basara OP(YouTube)

足軽が踊ってるよ!
ということで時代設定としては無茶苦茶(それ以前に本田忠勝はやっぱり巨大ロボらしいが)だけど、戦国アクションだから別にいいよね。

ミラーマンはまだ半分ぐらいだけど、こうも度々ウジウジと悩むヒーローってのも珍しいな。
個人的には今シーズンは中休みではないかと思ってます。

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04月04日のココロ日記(BlogPet)

今度、ブログ妖精の世界にヴィーさんを連れていってあげますね!

*このエントリは、ブログペットのココロが書いてます♪

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2009年4月 2日 (木曜日)

【鬼太郎】第97話 猫ハ世界ヲ支配スル

都会の街を見下ろし「もうすぐだ…もうすぐ猫の世界がやってくる」と呟く猫が一匹。
なんか尻尾が多い。

とあるマンションに帰ってきた子供は夕食を食べ漁る猫を見ました。
肉の部分ばっかり食ってますね。
実際には刺身よりツマを食いにいくとか、不可思議なことがけっこうあります。
Photo

高速道路では車を運転する猫たちが。
缶ビール飲んでたり、フリーダムすぎ。
Photo_2

ねこ娘とクロが猫たちを追いかけています。
こういうときのねこ娘は四足ですが、前や後ろから見るとちょっと何とも言えませんな。
Coco

結局猫たちは猫街と呼ばれる異空間に逃げ込んでしまいました。
猫しか入れないらしいんですが、ねこ娘やクロはなんなんだろう?

妖怪横丁には猫又の薬売りが来てました。
こんなおどろおどろしい紹介のされかたですが、実際の顔は至って呑気。

Photo_3

Photo_4

声が島田敏さん(「宇宙船サジタリウス」のトッピー)だから呑気度がさらに倍。

「お待ちかねの薬を持ってきたニャ」と店を開きますが、かわうそが「妖怪はあまり病気しないぞ」とツッコミ。
そう言われても全くくじけることなく営業活動を展開するのが行商人。
「おー、そこの妖怪さん」
「わたし?」
「あんた~首長くて困ってるみたいだな。この塗り薬は首を短くする薬だニャ」
「わたしは、首長くていいんです!」
「何~?せっかくいい薬があるのにニャ」
「わたし、ろくろ首ですから」
とまあ、これも他の客を引き込む話芸だと思うのだがどうか。
それにしても、「首を短くする薬」なんてものをちょうどよく持ってるとは思いがたいが、もしかして詐欺か?

猫又は富山出身なので薬売りなんだそうな。
子泣きじじいもちゃんと仕事をすれば藍を売って大金持ちだったりするんだろうか?

猫は長く生きると猫又になり、尻尾が二股になるという目玉のオヤジの解説ですが、どれくらいの期間でなるんだろう?
10年生きると人の言葉を理解し話すというけど、それならウチの猫はとっくに喋ってないといけない。
猫又になるには30年かかるらしいが、さすがにそこまで生きるのは難しいな。

ちなみに、尻尾が二つある猫の写真がここに。
羽のある猫ってのは「毛の手入れをちゃんとしなさい」としか言えませんが。
ウチのチンチラは抜けた毛がどんどん外側に浮き出て落ちる仕様なので、毛が絡まったり固まったりすることがありません。

WINGED CATS - WHAT ARE THEY?

そこにねこ娘が「鬼太郎~大変よ~」といつものように駆けてきました。
先ほどの猫街の話をしてるんですが、猫街は大きな妖力を持つものでないと作れないとか。
それを横から聞いていた猫又が「詳しい話を聞かせてくれねーかニャ」と出てきます。
猫又には心当たりがあるようですね。

夕焼けに染まる橋の下で何かを待つ猫又。
そこは30年前に猫又が捨てられていた場所でした。
左が猫又、右が兄弟ですか。
Photo_5

友達は第75話で見上げ先生のところにいた猫に似てますが、別人ですね。

参考:【鬼太郎】第75話 少子化と存続(ブログ内記事)

猫又はそのときの兄弟が今回の騒動に関わっていると見ています。
夜になり、橋を見上げると、そこに光る目が二つ。
それは、やはりあのとき一緒に段ボール箱にいた兄弟でした。
猫又は懐かしそうに放しかけ、人間が付けてくれた「ノラ」という名前を名乗っていることを明かします。
それを聞いた相手の目が険しくなりました。
それに気付かないノラは相手の名前を気軽に聞こうとします。
それに対して「名前など無い」と冷たく言い放つ相手。
声は櫻井孝宏さんだからイケメンなのかもしれません。
今までの役だと「ドルアーガの塔」のニーバが近いかな。
ちょうど源氏物語で光源氏もやってますし。
有名なのはギアスのスザクとか純ロマの美咲でしょうか。

コイツ、猫又ではなく猫ショウなんだそうです。
Photo_6

猫又がさらに修行を積んで無限の命を得たのが猫ショウとされます。
ショウの漢字は鬼に肖で魈と書きます。難しい漢字です。
語感からハリウッドザコシショウを思い出してしまう私はダメな人間なのでしょう。

バリウッドザコシショウオフィシャルブログ
「南海ホークスは今!?」

猫ショウは人間に強い恨みを持っていて、それがために厳しい修行をして猫ショウにステージアップし、今こそ人間に復讐の鉄槌を!ということらしい。

ノラとは段ボール箱で別れた、というかさっさと一人で外に出てしまったのですが、そこでいきなりトラックに轢かれてしまったようです。
Photo_7

このとき追った傷は生涯消えないもので、それ故に人間に拾われることも猫のコミュニティに入ることもできず、孤独に生き抜いてきました。
そうやって猫ショウになって、この傷を負わせた人間どもに復讐する機会が訪れたというわけです。

それを聞いたノラは人間が全て悪いわけじゃないと説得にかかります。
現に、自分は可愛がってもらったおかげで30年生きて猫又になったわけだし。
しかし、猫ショウは「恥を知れ!」とノラをふっ飛ばしました。
片手をチョイと動かすだけでそんなことができるとは、やはりたいしたものなのでしょう。
人間に恨みが全く無いはずがないのにそんなことを言い出すノラが許せなかったのです。
ノラは薬売りとして満足できる生き方をしているし、恨みだけで生きるなんて虚しいと思っています。
これはもう埋まりようのない深い溝です。

お前の根性を叩きなおしてやる、と飛び掛るノラですが、猫ショウはあっさりと返り討ちにしてしまいました。
妖力に圧倒的な差があるのです。

「お前は一番の理解者になると思っていたのだがな。残念だ」とトドメを刺そうとした猫ショウを止めたのは鬼太郎の髪の毛針でした。
猫又の様子がおかしいと後を追ってきていたのです。
…それならもっと早く助けてやればいいのに。

猫ショウは「邪魔をするな」と配下の猫をけしかけました。
動けなくて大変らしいのですが、絵面はどう見ても猫と戯れてるようにしか見えません。
なんて幸せな攻撃だ。
Photo_8

鬼太郎は弱い体内電気で気絶させるというスタンガン作戦をとりましたが、その間にねこ娘を人質にとられてしまいました。
「邪魔はさせない。猫妖怪のくせに歯向かうコイツをもらっていくぞ」と、抵抗するならねこ娘の命はないと脅す猫ショウ。

鬼太郎が「ねこ娘を放せ!」と激しく一喝。
この前のバレンタインといい、ねこ娘には嬉しいシチュエーションが多いですな。
そのせいかねこ娘の声も妙に色っぽい。

「猫目の月が満ちたとき、人間の世は終わり、猫の世が来る。今夜その野望が実るのだ。もう誰にも止められないぞ」と猫街に消えていく猫ショウ。
半月ぐらいなのが今晩には満月になっちゃうのか。それは大変だ。

今晩の集会を止めないといけないんですが、鬼太郎たちでは猫街に入ることができません。
ねこ娘も拉致されたし…なんだけど、ねこ娘だって猫街に入れなかったと思うのだが。
そのとき、満身創痍のノラが富山の猫又山に生るネコヤナギの実を差し出しました。
猫又山は毛勝三山の一つです。

この実を食べれば一晩だけ猫になれるんだそうで、それなら猫街に入れます。
それだけノラは猫ショウを止めてほしいんでしょう。
「頼む…アイツを止めてくれ」という言葉に気迫を感じました。
Photo_9

これで猫街に入れますが、猫街の入り口は猫にしかわかりません。
「やっぱりオレが」と起き上がろうとするノラを慌てて抑える砂かけばばあ。
全身包帯では動くこともままなりません。

そこでいいアイデアを思いついた鬼太郎。
「猫のことなら詳しいやつがいる!」とねずみ男を誘い出しました。
猫街には宝がある、と騙してるようですが、今までも鬼太郎はねずみ男を騙すことにたいして罪悪感を感じていないように見えるのはどうなんだろう?
実のところ、ねずみ男のほうがよほど「良心」というものを持っていると思います。

夜になり、猫ショウの言葉が猫たちの間に響き渡りました。

「時は来た。集まれ猫たちよ。いよいよ我々の力を集結させるときがきた。今まで我々を弄び、虐げてきた人間たちに復讐するのだ。今こそ!猫族全ての力を合わせ、人間の世界を乗っ取るのだ!」

と宣言してますが、既に猫に弄ばれてますが何か。

その頃、ようやく猫街への入り口を見つけた鬼太郎たちは、さっそくネコヤナギの実を食べて猫化します。
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ねずみ男も無理矢理食わされて猫になりました。
そら「最悪」だわ。
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一番キモいのは目玉のオヤジ。
夢に出てきそうだ。
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砂かけはわりと普通、子泣きは狸と合体したような不気味な姿、一反もめんはこれを猫と呼んでいいのか?というただの空飛ぶ絨毯。
足が生えてるのが不気味です。

Photo_13

Photo_14

Photo_15

次々猫街に飛び込んでいくのを見て、「しょうがないニャ~」と一緒に飛び込むねずみ男。
猫街にはお宝がある(鬼太郎情報)なんだから仕方ないですわな。

猫街には本当に猫しかいませんでした。
猫の群れから一匹がこちらに気付き、他の猫も集まってきます。
明らかに敵意を持っていますが、仲間とは見られてない?
Photo_16

原因はわかりませんが、とにかく逃げようと身を翻したとき、ねずみ男がバランスを崩して落ちてしまいました。
そこでわかったことは「尻尾がないからバレた」というものです。
日本猫だと尻尾切られてるのいっぱいいるだろうが。

そこらあたりの草で尻尾らしきものを作ってしのごう」というオヤジの言葉に従って、材料調達に走る鬼太郎たち。
ねずみ男を助けようなどという気持ちは微塵も見せません。
ひでぇ(笑)

鬼太郎たちは草で偽の尻尾を作り、猫の集会に紛れ込みました。
こんな尻尾で騙せるのか?(笑)
なんとかなってるみたいだが、一反もめんはさすがにいないようだ。
Photo_17

集会では猫ショウが演説を始めました。
ねこ娘も完全に操られてます。
Photo_18

演説をする猫ショウを見て「あれが猫ショウ?」と言う鬼太郎ですが、さっき戦ったばかりだろうに。
猫ショウは目的達成のために力を寄こせと猫たちに演説し、凄い力が集まって猫ショウがオーラに包まれはじめました。
元気玉?
Photo_19

集まった猫たちには飼い猫も相当数いるのですが、それら全て猫ショウに操られています。
猫ショウに集まった光は上空へ伸び、月を満ちさせようとしました。
止めようと飛び掛る鬼太郎。
「なにやつだ?」という誰何に「ニャニャニャの鬼太郎…じゃなくて、ゲゲゲの鬼太郎だ!」とちょっと恥ずかしい鬼太郎。

鬼太郎たちを噛み殺せ!と号令をかけると猫たちが一斉に襲い掛かってきました。
やはり猫ショウに操られているようです。
オヤジが上空で待機していた一反もめんに「例のものじゃ!」と予て用意していたものを投下させました。
それを浴びた猫たちは酩酊状態に。
投下したものはマタタビだったのです。
一反もめんも猫になってるのによく酔わなかったな。
まあ、実際にはマタタビに酔う猫って思ってるよりは少ないけど。
ウチの猫は粉を舐めはするものの、それ以上のことはありません。
酒はどうだろうと思いますが、実家の犬は非常に行動が怪しくなりました(笑)

猫たちには効果覿面だったマタタビですが、「我輩はあらゆる修行を積んだ猫ショウだぞ。マタタビなど、とうの昔に克服しておる」と猫ショウには一蹴されました。

逆に、それが当たった子泣き猫が酔っ払う始末。
呆れた砂かけが砂攻撃をしようとしますが、猫の手では砂が掴めません。
緊迫した空気が一気に弛緩してしまいました。

鬼太郎はなんとかして攻撃しようとしますが、髪の毛針は猫毛で針にはなりません。
指でっぽうも肉球でっぽうになって全く威力無し。
Photo_20

「猫になったことが仇になったようだな。軽々しく猫になるからだ。猫の気も知らないで!」と怒る猫ショウ。
全くその通りだ。
猫になるにはそれなりの覚悟がなくてはいけない。

猫ショウが繰り出す気弾攻撃に逃げる一方の鬼太郎でしたが、ふと横を見ると猫じゃらしが。
「体が勝手に」とじゃれついてしまう鬼太郎。
何のコントだこれは。
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そんなことしてるもんだから、猫ショウの気弾が直撃してしまいました。
鬼太郎に近寄り、「死ね」と妖力を吸う猫ショウ。
干からびる鬼太郎も今期は多いな。
Photo_22

ノラが飛び込んできて、猫ショウに噛まれた傷跡に薬を塗りました。
そんな体で無茶するなあ。
おかげで傷は急速に治りました。
陸軍中野予備校のジェネシス軟膏並の薬効だ。

「さあ!猫の時代の幕開けだ!」と振りかぶった猫ショウの動きが不意に止まりました。
体が急に動かなくなったのです。
なんと後ろで鬼太郎が猫招きの術を行っていました。
「今はボクも猫。だから僕も猫の力を使えばいいんだ」と逆転の発想に至ったようです。
「俄仕立ての猫になど負けはせぬ」と猫ショウも同じ術を使いだしました。
苦しむ鬼太郎ですが、さらに気合を入れると3本の尻尾が生えてきます。
さすがは鬼太郎、猫ショウと同レベルの猫に進化しました。
必死の攻防なんですが、どう見てもそうは見えないのは猫の魔性です。

空中で激突した鬼太郎と猫ショウ。
勝負は鬼太郎が制しました。
猫ショウは既に尻尾が1本のただの猫です。
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猫を操っていた力も無くなり、ねこ娘も正気に戻りました。
Coco_3

洗脳が解けた猫たちは飼い主や住処へ帰りだしました。
こういうときに自分本位で動くのは猫だから仕方ない。

折り合いをつけて生きてはいけないかという鬼太郎の問いに人間の仕打ちを忘れることなどできぬと拒絶を返す猫ショウ。
これだけやっといて今更元には戻れないわなあ。
復讐など虚しいし、妖力も既に無いと説得するオヤジに対して「まだ方法はある」と不気味に笑う猫ショウ。
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「死んで怨霊となり、人間どもを呪ってやる!」と自刃しました。
助けるために薬を塗ろうとするノラの手を振り払う猫ショウ。
ノラは構わずに「すまねえ…すまねえ兄弟」と薬を塗り続けます。
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兄弟が苦しんでるのを知らずに人間の下でノホホンと生きてきたことを悔いているのでした。
「もっと早く来るべきだった」と。
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「死んじゃいけない。貴方に生きてほしいと願っているものがいるんだから」と鬼太郎も妖力を分け与えます。
「生きて…どうしろというのだ」と既に復讐する手段の無い猫ショウには行き続ける意味が見出せません。
「このワシに生きる世界など、どこにも無い」という猫ショウの言葉が深く刺さります。
アウトサイダーとして育ってしまった者に世間は冷たく、孤立したアウトサイダーを受け入れるコミュニティは裏社会にも存在しません。
猫ショウは静かに死んでいきました。

すると、嘆くノラの手に四十七士の紋章が。
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鬼太郎と紋章の力が猫ショウを子猫に戻しました。
もう一度人生をやり直すチャンスが与えられたのです。
昇る朝日を見ながら、「始まりの朝だ。そうだ、お前の名前はアサっていうのはどうだい?」と呼びかけると、嬉しそうに返事をするアサ。
今度は名前をもらえました。

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横丁を出て行くノラたちを見送る鬼太郎たち。
ねこ娘の体型がすごい事になってる気がします。
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次回はテレビゲームで大暴走。


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2009年4月 1日 (水曜日)

【鬼太郎】第96話 想いを花に 風は南から

なにやら少女が苦しんでいます。
名前はまゆみちゃん。
写真立てから、船乗りのお父さんがいることがわかります。
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目が覚めると写真立てが落ちていました。

次の日、まゆみは学校に行く準備をしています。
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ここで驚愕のセリフが寮母さんから。
「来年は高校卒業なんだから、しっかりしなきゃ」ってこの子高校生だったのかー!
ヘタしたら小学生かと思ったぞ。
これでもうすぐ17歳なのか…
この子は女子寮に住んでますが、どうも生きる意欲というものに欠けているようでした。

海岸ではねこ娘が金属探知機を手に、ねずみ男がゴミ拾いをしています。
海岸の美化と落し物探しのバイトなんだそうで、ねこ娘はどこからこんなバイトを見つけてくるのか。
ねこ娘の格好はガールスカウトっぽい。
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ねこ娘がまゆみを見つけました。
何で目がいったかと言うと、存在感が無いからだそうな。
アニメキャラにそういうこと言うのは酷いことだと思いましたが、そんな意味じゃないんですね。
まゆみは堤防に座ってお父さんと一緒に撮った写真を持ってるんですが、その手が透けて見えました。
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まゆみのほうは空を流れる赤いものを見つけます。
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それはタンポポの種のようなものでした。
種がお父さんの顔に落ちてるのも今思えば伏線だったのかもしれません。
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まゆみは持ち帰って育ててみることにしました。
こんな毒々しい色の種を持ち帰る気になるというのは、何か超常的な力が働いてるに違いありません。
予想通り、種が開いたら見るからに怪奇なものでした。
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まゆみはやっぱり寝るときに苦しんでいるんですが、シーツに埋もれていくような描写は夢の中のできごとらしい。
それでも消耗することに変わりありませんが。
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起きたまゆみが見たものは、部屋一面に成長した花でした。
Coco

この花は「妖花」です。
それを見たまゆみは気絶してしまいました。
まゆみが目覚めると、いつもねこ娘と一緒に居るクロが傍にいます。
他にも砂かけやねこ娘、目玉のオヤジの姿も。
さすがにオヤジを見るとまゆみはビックリしてしまいました。
この子の口はフニフニですなあ。
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もちろん鬼太郎も来ています。
こういうとき、過去のねこ娘ならヤキモチ妬いてたと思うのですが、ねこ娘も成長したんでしょうか。
鬼太郎好みの年上の可愛い子ですよ?

まゆみは鬼太郎のことを知っていました。
都市伝説のような形で活躍が知られているようです。

オヤジが言うには、妖花は南国にしか咲かない特別な花で、日本で咲いたということは何か理由があるはずだ、と。
その理由を突き止めるために持ち出してきたのが、夜行さん所有の妖怪飛行船。
クジラが空を飛ぶんですか。
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この歌は飛行船を見た人が作ったのかもしれませんね。

鬼太郎がまゆみのところまで来たのは、南の島までまゆみに一緒に来てほしいからでした。
妖花は誰かの想いを伝えるもの。
それが咲くということは、誰かが想いを伝えたがっているということなのです。

それは行方不明になってるお父さんが呼んでいるってことですか?と強い表情で聞くまゆみ。
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声は西村ちなみ さん。
4期のねこ娘であり、「ARIA」のアリアですか。
どちらも見てないので「AIR」の神奈備命で「ああ」と思いますが。

お父さんのことがわかるならついていく、と決心したまゆみですが、ねこ娘の目にはこんどは全身が消えそうに見えました。
それに気付いてるのはねこ娘だけのようですが、何か特別な理由があるのでしょうか。

まゆみを乗せて南へ向かう妖怪飛行船。
下にさりげなく川男。
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まゆみのお父さんは大きな船の船長で、「まゆみの誕生日には帰ってくる」と約束したまま行方不明になったようです。
そんなフラグ立てなきゃいいのに。
かなり前のことでお父さんの顔もよく覚えてないのだとか。

ちなみに、飛行船のエンジンはつるべ火で動いていました。
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飛行船で寝てても汗びっしょりのまゆみ。
夢の中ではお父さんが呼んでいます。
目が覚めても「お父さんが呼んでるの」と飛行船から飛び降りる始末。
ちょっと窪塚入ってる。
急いで後を追うねこ娘ですが、飛行船は海上スレスレに浮かんでいました。
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いつの間にか目的地に到着していたようです。
まゆみは島の内部に走り去ってしまいました。
まゆみはここにお父さんがいると確信しているようです。
木の蔭にあった人影をお父さんだと思ったまゆみですが、それは旧日本兵の亡骸でした。
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なんかそこらじゅう骸骨だらけ。
これは水木しげるが行ったというニューギニアみたいなところか。
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必死で逃げるまゆみの周囲に聖霊アグリが集まります。
精霊じゃないのな。
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アグリはまゆみを囲むと連れ去ってしまいました。
捕まえようとしたねこ娘ですが、まゆみの体が消えて触ることもできません。
この突っ込んでいくとこ、パンツ見えそうで見えないんだよな。
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鬼太郎が投げたちゃんちゃんこもかわしてどこかへ行ってしまいます。
このときのちゃんちゃんこはヘビのように長く伸びました。
いろいろ使える道具だな。

まゆみは妖花の大樹の下で気が付きました。
そのまま妖花の蔓に巻き上げられてしまいます。

まゆみの居場所を突き止めた鬼太郎に向かってアグリが迎撃に出てきました。
鬼太郎は何故か逆さ吊りになって髪の毛針で攻撃します。
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いくつかは落としたものの、数が多すぎて間に合わずにそのまま包まれてしまいました。
落とされた場所にいたのは森の霊たち。森を守る番人です。
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鬼太郎は、森の霊に向かって戦いに来たわけではないと説得にかかりますが、いきなり背後から吹き矢を放たれました。
当然ながら毒針です。
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交渉決裂となれば鬼太郎の覚悟が決まるのも早い。
ちゃんちゃんこを翻すと森の中に走って生きました。
ちゃんちゃんこはねこ娘や一反もめんを守るために覆いかぶさります。
鬼太郎なりの気遣いですか。
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靄の中で指でっぽうを撃つ鬼太郎がなかなかカッコいい。
こんなにカッコいいのは恐らく最初で最後(笑)
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しかし多勢に無勢、鬼太郎には多数の矢が刺さって非常に痛そうです。
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鬼太郎は体内電気で形勢逆転を狙いますが、そこに「やめろ」との声が。
「これ以上この島の聖域を汚す事はならん。この地に無断で踏み入れる者は何ヤツだ」と出てきたのはグハというこの島の守り神。
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グハはワヘイ族に伝わる妖怪の親玉ということで、水木しげるが大好きなオセアニアの妖怪です。

グハ/水木しげる妖怪映像原画集・妖鬼化(ムジャラ)

グハに、攫った女の子を返してほしいという鬼太郎に「それはならん」とアッサリ返すグハ。
妖花は想いを伝える花で、想いを伝える主があの子を呼んだのだから、と。
まゆみの前には赤錆びたお父さんの船がありました。
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「あの子はもう戻る必要など無い」と言い放つグハ。
「この島は死の国への入り口。生者は入ることはできぬ」と。
時々まゆみが透けて見えた理由をねこ娘は悟りました。
つまり、まゆみは棺おけにほぼ両足突っ込んでるというか、そういう状態なわけです。
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グハが言うには、あの子は霊体となってこの島に来たんだそうで、本体はまだ日本にあると。
グハが口を開けると、そこには日本の女子寮が映り、そこで花魄(かはく)に捕らえられているまゆみがいました。
これのおかげで死に掛けてるということですな。

グハは鬼太郎にチャンスをやろうと口を大きく開けます。
そこから飛び込んで花魄を倒してみよ、ということですか。
優しいんですね、グハ。

飛び込んだ鬼太郎は花魄に捕らえられたまゆみを眼下に見ました。
鬼太郎は妖花になってるようですね。
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蔓を伸ばしてまゆみを助けようとする鬼太郎ですが、花魄に引きちぎられてしまいました。
花魄ってのはラフレシアみたいな花ですか。
きっと強烈に臭いに違いない。
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どうやら触手属性を持ってるようです。
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まあ、触手であれば第42話に出てきた一目入道に敵うものなどいないわけですが。
あのときはまんま触手の形した水が小学生の足を絡め取ったんだからな。
そういえば、川男初登場がこの回でした。

【アニメ】鬼太郎第42話 鬼太郎人でなし(ブログ内記事)

霊体の方のまゆみはお父さんに走り寄ろうとしますが、お父さんはそれ以上来てはいけない、と警告します。
それを聞いてお父さんが帰ってくるのをずっと待ってたと思いの丈を吐き出すまゆみ。

お父さんはまゆみとの約束を果たすために呼んだのだそうだ。
こちらから会いにいけないから呼んだってことか。

まゆみの足元には最後に約束した誕生日のプレゼントが置いてありました。
それは金の懐中時計。
これを渡すためにいまだ成仏できないでいたわけです。
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まゆみが時計を手に取ると船が後退を始めました。
「私は約束を果たした。今度はお前が約束を果たす番だよ」と消え去るお父さん。

花魄に囚われてたまゆみは思わず体を起こします。
その手にはさっき手に取った懐中時計がありました。
まゆみが見ている前で懐中時計の蓋が開き、お父さんからのメッセージが現れます。

まゆみへ
強く生きなさい
父より
1996.3.4

それを見て強く生きるんだと決心するまゆみ。
まゆみの決心と共に動き出す懐中時計。
ベタだけど、こういうのに弱いです。
女の子の顔をこんだけ崩していいのかとは思いますが。

時計が動き出したことに気付いた鬼太郎ですが、まともに動けない妖花では見ていることしかできません。
まゆみは花魄にさらに取り込まれ、懐中時計も壊されました。
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バラバラになった懐中時計から飛び出した長針を「このチャンスを逃すな!」と蔓を使って花魄の目に突き刺した鬼太郎。
これもまたお父さんの想いがもたらした奇跡でしょうか。
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鬼太郎はまゆみを助け出すことができました。
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お父さんが助けてくれたんだから強く生きる、と約束するまゆみ。
それを聞いて微笑んでくれるお父さんの顔をようやく思い出すことができたのでした。
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気が付いた鬼太郎は、島の海岸でねこ娘たちに囲まれていました。
ねこ娘たちには何があったのかさっぱりわかっていません。
ここでエンジン吹かし役として苦力のごとく働かされてたねずみ男が座礁した船を見つけました。
お父さんはここで息絶えたのでしょう。

時計が無くなって殻だけになった懐中時計を胸に、妖花が散るのを見るまゆみ。
ゴミ拾いのバイトに精を出すねこ娘に明るい挨拶をかけていったまゆみは、もう以前のまゆみではありません。
つうか、顔が全然違うな。
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こうやって想いを伝えられないまま逝ってしまった人は多数いるのでしょう。
そして想いを受け取れずにまっすぐ生きられない人も。
でも、必ず想いはあったのです。

次は猫が人間界を支配しようとするという、こちらにとっては「はぁ?とっくにそうなってるでしょ?」という話です。


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