【そらのおとしもの】初映像MAD
いろいろな反響をよんでいる「そらのおとしもの」第2話EDですが、予想通りというかニコニコ動画などでも音楽差し替えなどが大量に発生し、既にニコニコ大百科に「そらのおとしものEDリンク」なる項目も作られていました。
オリジナルはこれです。
ハイクオリティな動画に懐メロを組み合わせる神経はよくわかりませんが、非常に高いレベルのものを非常にくだらないことに使っているのは間違いないでしょう。
もちろん、こんなことになる原因はちゃんとあって、意味もなくパンツが空を飛んでいるわけじゃないですよ。
第2話を見た時に、「この歌でも合うんじゃないか?」と思ったものがあったのですが、探しても見つからない。
となると、作るしかないか、と人生初の映像MADに手をつけました。
歌だけなら、昔にカセットデッキを使って作ったものからはじまっていくつかあるんですが、パソコンのスペックが貧弱(ペンIV 1.6GHz)なこともあって、やる気が起きませんでした。
つまり、この映像はその不便というかもはやそびえる壁級の困難さを乗り越えるだけのパワーを持っていたといえるでしょう。
「この歌」というのは「サライ」で、谷村新司&加山雄三のやつはCDを持っていますが、私はこれの加山雄三のパートが大嫌いなのです(笑)
どっかにいい音源がないものかと探していたら、こんなものを見つけました。
これはいい!初音ミクでこれだけ雄大に歌わせる人がいるというのは新たな発見でした。
これから編集したら3分ぐらいになるべえ、ということで編集すると3分12秒になりました。
元の映像は1分41秒ですから、いろいろ付け加えないといけません。
もとよりそのつもりだったので、さっそく素材作りに取り掛かります。
第2話からいろいろなところをaviutlで非圧縮aviとして切り出します。
思いつくだけ切り出したら、次は「この映像は入れたい」というものから放り込んでつなげます。
素材を並べる順番も、とりあえずですがこの段階で決めました。
ここで、aviutlの再生ウインドウでチェックできればいいんですが、私のパソコンではまともに動きません。
なので、軽い設定でエンコードします。
小さくリサイズして1パスの低ビットレートなら、通常1分1時間ぐらいかかるところを3分20分ぐらいでできあがるので、エンコが終わる間は別のことをして待ちます。
最初のうちは出だしとかだけ見たいので、3分12秒フルでエンコしたりはしません。
10秒かそこらの様子を見たいだけなら2、3分で済みますからね。
あとは、エフェクトの具合とか見ながらシンクロがおかしいところがあれば微調整、を繰り返して完成です。
段階的なセピア調やスロー再生、α合成といったものは「アニメーション編集 for aviutl」を使いました。
今までほとんど使ってなかったんですが、これで使い方がわかったのでゲームプレイ動画の倍速処理なんかでも使ってやろうと。
修正するたびに「試作○○」と番号をふっていきましたが、最終的には「試作11」でした。
切り出した素材には何が入っているのかすぐわかる名前をつけないといけないので、かなりなカオスになりました。
例えば、
・こけて犬パン
・パンツに言い聞かせ
・飛び立つパンツ
・羽ばたくパンツ
・ロケットブルマ
などといった名前が並んでいます。
本編見られた方はどのシーンなのかわかると思いますが、今警察に踏み込まれると非常にヤバい。
ま、50GBに及ぶデータを残しておけるわけもないのですぐ消しますけどね。
やっぱり、3分程度の映像でも100GBぐらいないとまともに編集できませんね。
そんなこんなで出来上がった映像がコレ。
どこのどなたか存じませんが、「謎の感動」タグを付けてくださってありがとうございます。
α合成とセピア調に頼り切ってるとか言わない約束で。
ところで、「あにゃまる探偵キルミンずぅ+」のタグと市場が酷いことになってますが、まことニコニコ動画というのは投稿した人の手を離れて人が作っていくものなんですな。
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