【ストウィ】第2話 宮藤芳佳、発進!
前回、ネウロイ襲撃という非常に続きが気になるところで終わりましたが、今回は迎撃戦です。
ネウロイにどのような意思があるのか、ビームを直撃させることはなく、いたぶるように攻撃してきました。
おかげで迎撃戦闘機をあげることができたわけですが、演出の都合なんですかね?
芳佳は医務室で震えていたのですが、そこにやってきた坂本が耳にインカムを入れてくれました。
ウィッチ同士だけが聞こえるものなのでしょうか?
魔法力を使うものかもしれません。
「戦うんですか?」と聞く芳佳に「私の使命だからな」と即座に答えるもっさんカッコええ。
芳佳にとっては初めて目にする実戦だし、坂本が危険なことをする意味が掴めてないのだろうな。
逆に言うと、そのような少女を戦闘に投入しなければならない世界ってのは酷い話で、『ガンスリンガー・ガール』みたいに条件付けを行うほうがまだしもだと思います。
それを感じさせないのは高村監督の手腕ですね。
飛行甲板から空を見上げるもっさんの前を横切るネウロイに何故か背筋が震えたり。
よく見ると、飛び立つもっさんはCGでしょうか。
99式艦戦のエンジン音は何から録ったのかしら?
昔のフィルムが残ってたのかジュピター系エンジンからなのか。
さっきから攻撃を食らってるのは雪風ばかりですね(笑)
それでも生き残っちゃうんだろうなあ。
空では99式艦戦が次々堕ちていく中、第501統合戦闘航空団が発進したとの入電がありました。
もっさんのお仲間ですね。
よく見ると破片がバラバラ落ちてたのか。
外の戦闘の様子を見て、何かを決断した芳佳。
素人が戦場に出ると足手まといな気がしますが、そこで動くのが芳佳です。
薬を抱えて甲板に上がるのはともかく、インカムでもっさんに話しかけるのはどうなんだろう?
「私にできることをしたいんです」と言われても何もできないんだけど、この身の程知らずは終盤まで直りませんでした。
もっさんが「無茶なやつだが、あの度胸はたいしたもんだ」と感心してますが、独善と視野狭窄だと思います(笑)
あ、また雪風に攻撃が。
でも、被弾したのは「磯風」
上空のもっさんは99式機銃が過熱でダメになったので、日本刀、いや扶桑刀で突っ込みました。
快刀一閃、ネウロイの翼をぶった切ります。
しかし、コアにダメージを与えてるわけじゃないので、すぐに回復に入りました。
その隙に魔眼でコアを見つけるもっさん。
なんとも力押しな戦闘ですなあ。
コアを見つけたものの、攻撃が激しすぎて魔法障壁を張るのが精一杯。
やっぱりゲームにはできんだろ、こんな大味な展開(笑)
99式艦戦が囮になる間にもっさんがコアを攻撃しようとしますが、あっという間にやられる99式艦戦。
エンジン部分切り落とされたらプラモみたいな空洞ですが。
戦闘機隊はもっさん残して全滅、下からは攻撃できないのでネウロイにやられるがままです。
赤城では誘爆した機銃座で負傷者が出ました。
「衛星兵!」との言葉に駆けつけ治癒魔法を施す芳佳ですが、「これだったら俺が治療したほうがマシだ。余計なことをするな!」と全否定。
兵士の言う「部屋で大人しくしていろ」という言葉はもっともなんですが、戦場で何もできないってのは相当なストレスだよな。
そこらへんを感じ取ったのか、「包帯をあるだけ持ってこい」と適当な任務を与えるおっさんカッコいい。
赤城への至近弾の衝撃で転んだ芳佳がばら撒いてしまった包帯。
このグチャグチャさ加減はまさに芳佳の心境でしょうか。
兵士からももっさんからも居場所を否定されてる芳佳には散らばった包帯は無力の象徴に見えたでしょう。
「私にできることなんて、何もないのかな」と諦めかけたとき、ネウロイの攻撃が赤城を貫きました。
その衝撃で気を失った芳佳に必死で呼びかけるもっさんの声は芳佳の脳内で父の言葉となります。
ウルトラマンみたいだな。
ここで一度芳佳は生まれ変わったのかしら?
「皆を守るような、立派な人になりなさい」と過去に父から託された言葉に目覚めた先にあったのは陽の光を浴びて輝くストライカーユニット。
包帯グチャグチャから一転救いの光が差し込みましたか。
この神々しさ、並ではない。
ネウロイ、ナイスアシスト!
被害の甚大さに赤城艦長が総員退艦準備を発令したとき、飛行甲板では中央エレベータが作動していました。
「私にできること……約束を守るため……みんなを守るために!」
ストライカーユニットを装備した芳佳です。
今まで扱ったこともないのに魔導エンジンを始動させ「いきます!」と飛び出してゆく芳佳。
横切るネウロイの美しさときたら……!
ネウロイは芳佳に攻撃を集中させ、勢いで赤城艦橋の天井無くなっちゃいました(笑)
ネウロイの攻撃を喰らって体勢が崩れた芳佳ですが、偶然にも飛び上がることができました。
最終話との良い対比ですね。
で、このシーンを見ると誰もが思い出しそうなのがコレ(笑)
飛べはしましたが、コントロールができないので「さかもとさ~ん」ともっさんの横を通り抜けていきます(笑)
クルクル回る芳佳を見逃すネウロイではなく、集中砲火を浴びせましたが、アホみたいにでかい魔法障壁で防がれてしまいました。
芳佳の潜在能力の高さを示すものですが、同時にコントロールできてないこともわかりますな。
芳佳はもっさんに機銃を持ってきたのですが、「それはお前が使え」ともっさん。
芳佳の能力を見て実戦で試してみようと思ったようですな。
もっさんが囮となって芳佳がコアを撃ち抜く作戦ですか。
本来ならもっさんが攻撃のほうが確実な気がしますが、魔法障壁を見てちょっとやそっとじゃ撃墜されないと思ってるんだろうな。
あと、囮のほうが動き回らないといけないから、魔法力とコントロールの両方に長けているもっさんの役割になるのか。
一回目の攻撃では芳佳は一発たりとも撃てませんでした。
飛行も実戦も初めてづくしでは常に全力だろう芳佳の体がもちません。
このあたり、扶桑から欧州までの飛行経験もあるもっさんはペース配分が上手いだろうことは用意に想像できます。
気を取り直して二回目の攻撃。
先ほどと同じように遠距離からではまたしても攻撃に阻まれることは必至、対策を考える芳佳にもっさんがお手本を見せてくれました。
やっぱり教育者としての適正に凄いものがあるな。
スレスレまで近寄れば角速度の大きさからネウロイも対応できません。
その状態でコアまで突っ込んでいく芳佳。
戦時中に敵艦に突っ込んでいく攻撃機の搭乗員も激しい弾幕に突っ込むときには同じような気持ちになったんでしょうか。
一航過、一連射でコアを露出させましたが、振り返って追撃しようにも角度が悪く当てることができそうにありませんでした。
できなかったにしろ、この柔軟さがストライカーユニットと航空機の違いだな。
万事休す!の瞬間、超遠距離からの一発がコアを捉えます。
ネウロイは光り輝く結晶となって飛び散りました。
この戦闘が終わった後の美しさを演出する設定を考えた人は天才だ。
安心して気を失う芳佳をそっと抱きかかえるもっさん。
うむ、美しき哉。
ルッキーニが狙撃したようですね。
ルッキーニが持ってるのは何かしら?
一緒に来てるのはリーネ、バルクホルン、ペリーヌですか。
もっさんを心配して突進していくペリーヌを見て笑うルッキーニはませてるんじゃなくて無邪気なんだよな。
人間関係をえらく敏感に感じ取るのは何が原因なんだろう?
それはともかく、もっさんに抱かれて空を飛ぶ芳佳に激しく嫉妬するペリーヌなのでした(笑)
完全に眠れる姫と王子様だものな。
気が付いた芳佳は「また最後に失敗したし」と落ち込みますが、もっさんは下を見せてやります。
そこには沈没を免れた赤城、そしてカッターに救助されている駆逐艦乗組員が手を振る姿が。
それがお前の守ったものだと。
ブリタニアにたどり着いたとき、住所にあったのは廃墟でした。
5年前に事故で家も宮藤博士も失われていたことを知り、もっさんに「知っていたのか?」と聞く芳佳。
もっさんは事情を知っていたわけだけど、騙していたことよりも実際に見たという事実を重視するのが芳佳らしいな。
宮藤博士の墓には「その力を 多くの人を守るために」と刻まれています。
これを見たときに、ようやく父が死んだと実感できたのでしょう。
墓石に向かって嗚咽する芳佳を優しく見守るもっさんが男前だぜ。
夕闇迫り、落ち着いた芳佳が発した言葉は「私をストライクウィッチーズに入れてください!」
これにはもっさんも驚いた。
私も驚いた。
でもまあ、この後、芳佳の覚悟の程度が色々露呈していくので安心です。
「ここに残って私の力を使いたいんです。
もっと、たくさんの人たちを守るために」
と、父もそれを望んでいるとか言ってますが、この後のエピソードを見ると、どれほど軽い言葉だったのかよくわかりますな。
夜に基地で紹介されるわけですが、各ウィッチ一人1カットで見事に性格を表現してます。
この時点ではエイラが俺の嫁になるなんて思いもしなかったのであった……。
次回はリーネ回。新人同士の交流がみどころです。
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