【ストライクウィッチーズ2】第3話 特訓!特訓!猛特訓?
竹井さんは特に負傷してなくて一安心。
トライヤヌス作戦について坂本と話し合ってるのですが「でも結局、私たちはわかりあえなかった」という言葉が重いですなあ。
言葉が通じるはずの人間同士ですら争いは無くならないのに数千年にわたって戦い続けてきた異種族とそんな簡単に和解してもらっては困ります。
「次に合うときは平和な世界で会いたいものだな」という坂本の言葉が現実になるとすれば、もう竹井さんは出てこない(笑)
これで坂本と竹井さんは別れるわけですが、負傷のためにラバウルから内地へ後送される坂井に笹井が虎のバックルを渡すシーンは入れ込んで欲しかったなあ。
アクセサリーが少ないので渡すものがないけども。
ヴェネチアに新たに出現したネウロイはロマーニャへと南下、これを防げるのは現時点では501のみということで、芳佳は戦う決意を新たにしました。
人型ネウロイを消滅させる勢力なら同じような人型を出してくるには時間がかかるだろうし、芳佳が引き金を引くのに躊躇う理由が無くなってるのはいいことです。
その意気や良し!ということで、「帰ったら特訓だ!」
しかし、芳佳は半年のブランクがあるので基礎体力の時点で問題あり。
すっかり前期3話程度まで戻ってるようです。
さらに、リーネとペリーヌも軍務を離れてガリアで復興作業をしている間に体力が落ちまくってる様子。
ペリーヌがバテてる絵なんて見られるとは思わなかった。
芳佳は、倒れこむときにリーネの胸を外さないあたり、まだ余裕があるんじゃないでしょうか(笑)
バルクホルン曰く、「飛行訓練でも問題が多かった」
制御できない芳佳がリーネ、ペリーヌと玉突き衝突して大変なことになったようなのですが、これって芳佳だけが悪いんじゃないの?
その後リカバリーできないのがなまってる証拠でしょうか。
戦況は急を要するし、通常の訓練ではおっつかないということで、特訓をすることになりました。
坂本は竹刀も二式大艇に積み込んでたのか。
三人が派遣されたのはアンコーナ近くにあるサン・ピエトロ・アル・コネロ(聖ピエトロ教会)あたりの小島。
聖ピエトロ教会は、イタリア・マルケ州観光局では「おもな見どころ」になってます。
イタリア半島とは橋で連絡されているようですね。
訓練場と言われてたものの、そこに施設は無く、人もいない。
どうしたもんかと思っていると、突然上からタライが降ってきました。
正しくドリフですな。
芳佳たちが受けた命令は、この人について訓練し、合格を貰うまでは帰ってくるなというもの。
訓練が始まると、芳佳たちに渡されたのはブリキのバケツです。
バケツで水を汲んでこいという話なのですが、ここは小島で水が出るはずもなく、井戸は対岸にありました。
数キロ先の丘の上までどうやって……と思ったのですが、ストライカーユニットならあっという間だしバケツどころかタンクで運べそうです。
が、それでは特訓になるはずもなく、差し出されたのはホウキ。
魔女が乗って空を飛ぶアイテムですな。
魔法力を込めれば空に浮くとはいえ、使い慣れていないのでホウキが股に食い込みました。
さすがにこれは放送できないらしく、眩しい光に視界が遮られてます(笑)
制御できないので、水平に浮くこともできない始末。
確か、昔のパイロットの自伝読んでも「水平飛行や基本の機動が一番難しい」と教えられるんだっけ?
「アンタは無駄にデカいもの付けてるから、バランスが取れないんだよ」ってリーネの胸を鷲掴むのはただのセクハラだろう(笑)
魔法力に影響するほどのバランスでなし。
落ちはしないものの、いつまでもグルグル回転を続ける芳佳に「いつまで回ってんだい」「ホウキに聞いてください~」って落語の『鰻屋』かよ。
ペリーヌだけはなんとか水平を保っていますが、ちょっとホウキを傾けられただけで落ちてしまいました。
やはりペリーヌは「擦れる」んですね、股監督。
こんな修行で本当に強くなれるのか?とみんなが疑問に思いだしたとき、アンナが「何故強くなりたいのか?」という根本的な命題を投げかけます。
それに対して「強くなってネウロイからこの世界を守りたいんです。困ってる人たちを助けたいんです」と真っ直ぐな思いをぶつける芳佳にペリーヌもリーネも初心を思い出したようですね。
それを聞いたアンナはホウキに乗って空を飛んだかと思うと、タライにたっぷりの水を張って帰ってきました。
宙に浮いてからわずか25秒の出来事です。
アンナの実力に感嘆する芳佳たちに「アンタたちの教官だってここで訓練して一人前の魔女になったんだよ」と、坂本もここで訓練を受けたことをほのめかすあたり、実力もハッタリも十分ですな。
さすが年の功。
「あの子は素直でねぇ。最初からアタシのこと尊敬して、一生懸命練習してたもんさ。おかげで、見事な魔女に成長したってわけだ」と真っ赤な大嘘を表情ひとつ変えずに言える「大人」ですよ。
こんな話を聞けば坂本ラヴなペリーヌが反応しないわけがない。
かつて坂本が使ったホウキがどれなのか尋ねるのは可愛いなあ。
しかし、「さっきアンタが投げたヤツだよ」と言われたら慌てて拾い上げてほお擦りするのはどうかと思う(笑)
棒を上下させながらほお擦りさせるなんて素晴らしいことを。
今日は水を汲めなかったので食事も風呂も抜きですか。
三人が仲良く一緒のベッドで寝てるのは微笑ましいですが、パジャマはどうやって持っていったんだろう?
途中で目を覚ました芳佳がベッドに彫られた落書きを見つけました。
内容は「クソババア」
間違いなく坂本が彫りましたな(笑)
こんなもんが彫られてるってことは昼間の話は真っ赤な嘘です。
他に彫られてる落書きも概ね同じようなことが書いてあるんでしょう。
特訓二日目になり、多少は飛べるようになりましたが、芳佳は凄い勢いで暴走してあちこちにぶつかってました。
魔法障壁なければ死んでるな。
リーネがバランス取れずに落ちるのはやはり胸が原因なの?
ペリーヌは相変わらず擦れてるけど、別にいいや(笑)
少なくとも宙に浮き飛んでいるってことは、魔法力は十分だということです。
問題は、魔導エンジンならオートミクスチャーコントロールをはじめとする制御機器が付いてましたが、ホウキにそんな便利なものは無い。
なので、魔法力の制御は自分でやらないといけない、と。
ホウキを持ち上げられただけで食い込んで痛いというのはホウキに体重がかかってるからで、余計な力が入ってるってことですね。
「操縦桿は生卵を握るように」という言葉がどこにでも出てくるけど、今のFBWやFBLの機体でも同じことがいえるのかしら?
芳佳たちだってウィッチのはしくれ、アンナの「ホウキと一体化しろ」というアドバイスでちゃんと飛べるようになりました。
ちょっとしたアドバイスで上手くいくのも基礎とそれまでの修練あってこそ。
ストライカーユニットとは違う空の感触に得るものは大きいでしょうね。
私は、飛んでもホウキが食い込んでいなくて、痛がってないところに心底安心しました。
が、新しい感覚に気持ちいいと喜んでる間にバケツを落としたようです。
ペリーヌがアンナにどやされてる間に、慌てて拾いにいく姿がしっかり(脳内の)目に見えました(笑)
今日の成果はタライに半分の水。
おかげでメシにありつけます。
二日ぶりの食事に喜ぶ三人を見て密かに喜びつつ、「食べたらさっさと風呂に入んな!」とツンデレるアンナ萌え。
風呂は水溜りのようなものですが、あの量では仕方ありますまい。
このバスタオルもBD/DVDでは取れるらしいとか。
その証拠としてこの画像があります。
リーネの顔が食い込んでるこの画像こそバスタオルが別レイヤーである証拠!
制作側からのありがたいメッセージなのです。
決してミスしたとかではありません。
ところで、なぜペリーヌが入らないのか。
それは股が擦れ過ぎて赤くなってるから(笑)
風呂に入った後は橋の上でパジャマタイム。
ホウキで飛べるアンナには橋は必要ありませんが、娘が孫を連れて帰ってくるときに必要なんだとか。
ウィッチの能力はほぼ遺伝みたいですが、なかには能力が発現しないのもいるってことが明らかになりました。
能力を受け継がないのも出るとなると、ますますウィッチの確保は大変で、世界で引っ張りだこなのもよくわかります。
この橋は半島だけじゃなく、アンナと家族を繋ぐ絆でもあるのか。
ここで衝撃の事実が!
芳佳がしゃがんだときに白いズボンを穿いてます。
前期では何も穿いてなかったのに!!
まあ、穿いてないと股間から眩しい光が射して大変なことになってしまいますが。
次の日は水汲みも三人でタライを運んで万事解決。
「みんなで協力」も前期初期には考えられないことで、しかもこの三人がですよ。
リーネとペリーヌは『娘TYPE』連載のコミックが単行本になればニヤニヤできると思います。
このシーンでタライの中の水音がちゃんとあることにちょっと感心したり。
芳佳「今日こそお風呂をいっぱいにしようね」
リーネ「うん。肩まで浸かろうね。ね、ペリーヌさん」
ペリーヌ「え?私はどちらでもいいんですけど」
という会話でまだまだペリーヌの擦れは治ってないんだなと思うのが紳士たるものの務め。
そのとき、ペリーヌが北の空に光る点を見つけました。
ネウロイです。
ヴェネチアからバーリー方向に直進しているそうで、バーリは長靴の踵の上辺り、南東に向かっていることになりますか。
そのまま進めば中東に向ってスエズですが、北アフリカ戦線とも連動するのかしら?
陸地をほとんど通らないので、迎撃は海上で行える、ということで緊急出動ではなく十分な準備をもってあたれるか、と思ったら、進路上にアンナの居る島がドンピシャリ。
基地から出撃しても間に合わないので、アンナは家を放棄する判断をしました。
ネウロイは間歇的にビームを海上に撃ち込んでいて、何をしたいのかわかりませんが、このままではアンナの家も橋も壊されるのは目に見えてます。
このネウロイはダイムラーベンツのプロイェクトBですか。
Daimler-Benz Project B - Luft '46 - WWII German aircraft projects
一機のジェット爆撃機を吊り下げてアメリカまで運び、爆撃してやろうというものですが、爆撃機に乗ったほうは一種の特攻です。
私の持ってる本はどれもが説明が食い違い、中には同じシリーズの中でも説明が違ったり、文章と図版で違うなどという状況で、把握するのに苦労しました。
「何を見たのか?」という問いに答えたら「当たり前だ」と総ツッコミを喰らうと思うので秘密にします。
早く逃げろと言うアンナに、あくまで守るという芳佳たち。
「この橋が無くなってしまったら、お孫さんたちが帰ってきたときの目印が無くなってしまいますわ」というペリーヌの言葉には「橋は絆」という意味が込められているようで、目頭が熱くなりました。
また、家族を失ってるペリーヌにとって、家族の帰る場所は代わりのない、何としてでも護るものなのです。
例によって再生速度がむちゃくちゃ上がったネウロイなので、同時攻撃しないと効果が上がりません。
リーネは「三人で編隊攻撃なんて高度なことを」と躊躇しますが、芳佳は「できるよ!この三人なら絶対できるよ」と即答で押し通しました。
確たる根拠は無いよなあ。いつものことだけど(笑)
攻撃力は絶大に上がるものの、2機編隊より3機編隊のほうが遥かに難しいと聞きます。
それができるようになれば職人技だと。
そして、三人でネウロイに攻撃するのはXbox360用ソフト「ストライクウィッチーズ 白銀の翼」の販促にもなってるわけですな。
ゲーム画面からこんな戦闘を妄想しろってことですよ。
同時攻撃でコアが露出、リーネがトドメを刺そうとしたものの、僅かに外れてしまいました。
ネウロイからの反撃で左足のプロペラを破壊されたリーネ。
落ちていくリーネを芳佳が救います。
前期第3話にも出てきた合体ですよ。
ペリーヌはあのとき囮を攻撃していてその場に居なかったから、驚いてますね。
ペリーヌの援護の元、突っ込んでいく芳佳たちの機動と魔法障壁のシンクロ具合がカッコいい。
アクションシーンは前期を確実に越えてます。
今度はリーネの攻撃がコアに通ってネウロイは光と散りました。
この破片で坂本が怪我をしたことがありますが、勢いをなくせばそれほど危険なものではないのですな。
この三人を見ると前期最終回を思い出します。
あの時は武器を落としたりもしましたが、こうやって立派に連携して敵を倒せるようになったんですね。。
これにて三人とも合格、晴れて帰れることになりました。
お礼の電話をかける坂本に「誰かさんと違ってベッドで泣いてたりしなかったしね」と返すアンナさん。ナイス。
まあ、坂本はもっと小さいときに来ただろうから、涙で枕を濡らしても仕方ないのです。
ラストの立てかけたホウキから501のエンブレムに繋がる流れはウィッチの伝統を一瞬で説明できる構図だと思います。
次回はバルクホルンお姉ちゃんとシャーリーの回ですが、カールスラントからくる新技術ってのは噴進式ストライカーユニットか水噴射装置か。
何にせよ、熱い話になりそうです。
関連?商品----------
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント