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2010年8月 4日 (水曜日)

【ストライクウィッチーズ2】第4話 等価交換

格納庫でシャーリーがエンジンテストをしています。
レシプロエンジンの振動と音圧を感じられるような「揺れる」描写ですな。

そういえば、ロールスロイス・マーリンとパッカード・マーリンに互換性がないことをこの前知りました。
前期第7話あたりからすると、これはパジャマなのですが、こんな格好で格納庫にいれば、隊内随一の堅物、バルクホルンが注意しにくるのは明白です。
「戦闘待機中だぞ。ネウロイが来たらどうするつもりだ」という問いに「ハンガーの中でエンジン回すの暑い」と返すシャーリー。
答えながらズボンをパチンッと引っ張ってますが、ここも前期第7話のように股監督がこだわったのでしょうか。

ルッキーニも暑さでバテてますが、地中海性気候では夏の暑さは相当のようだから、こうなるのもむべなるかな。
Photo

シャッキーニをだらしないと責めるバルクホルンですが、そこに「居てほしくない」カールスラント軍人が(笑)
ハルトマンが来てしまえばカールスラント軍人の威厳なぞどこ吹く風。
腹や太ももを流れ落ちる汗が艶かしい。
Photo_2

それはともかく、ノイエ・カールスラントから新機材が送られてきました。
ノイエ・カールスラントは南リベリオン大陸に作られたカールスラント領国家で、南極の一部までを含んでいますが、このネタ、ヨーロッパとしてはどうなんだろう?
送られてきたのは最新型ストライカーユニットの試作機Me262V1、ジェットストライカーです。
V1というと、ジェットエンジンの熟成が遅れて機首にレシプロエンジンを搭載した三発の形状を思い浮かべますが、後には普通の形に改修したんですか。
Me262v1

最高時速は950キロ以上のようですが、オリジナルより100キロ近く速く、ほとんど急降下制限速度並の数値だということは、かなり性能が底上げされてるんでしょう。
武装も50mmカノン砲であるBK-5(重量540kg・45発/分)と30mm機関砲のMK108(重量58kg・650発/分)4門と破格の重装備。
つってもA-1a/U2とA-1a/U4の武装を一度に送ってきたのであって、両方持てるのはバルクホルンぐらいしかいないでしょうけど(笑)

【追記】
BK-5じゃなくてMK214だそうです。

Bk5

Mk108

これだけのスピードが出るとなると、シャーリーが無関心なはずがありません。
「私に履かせてくれよ」と言い出すのは必定です。
ここでストライカーユニットは「履く」ものだとわかりました。
スピードに興味があるのはシャーリーぐらいだからこのままスンナリ履いて音速超え目指すのかと思ったら、バルクホルンが「私が履こう」と。
シャーリーはこれを使って超音速再び、と思ってるようですが、バルクホルンは総合性能でネウロイを駆逐できる可能性を試したい様子。
まあ、二人がいがみ合うのは前からのことで、小説版の『乙女ノ巻4』を読んでみてください。

そんな不毛な言い合いをしている間に目を覚ましたルッキーニがさっさと履いてしまいます(笑)
しかし、何やらビビビっときたようで、慌てて逃げ出してしまいました。
シャーリーにも「履かないで」というところをみると、重大な欠陥があるのかもしれません。
それを聞いたシャーリーはアッサリとパスしました。
よほどルッキーニを信頼してて、さらに心配させまいとしてるのだな。

結局バルクホルンが履くことになりましたが、秘められた性能に恍惚状態。

Me262

シャーリーも挑発に乗っちゃってMe262対P-51D対決が始まりました。
上昇勝負では、シャーリーが12,000mでレシプロの限界に達したのに対し、バルクホルンは更に上昇していきます。
これは相当性能がかさ上げされてるな。

ちゃんとエイラーニャが計測してるってことは、正式な隊務として試験してるわけか。
Photo_3

今度は搭載量勝負。
予備弾倉山ほど付けたシャーリーは凄いけど、所詮は戦闘機だな。
Photo_4

ここでの注目どころは「胸の搭載量を減らしたほうがよろしいんじゃなくって?」と皮肉を言うペリーヌと自分の胸を見つめるリーネ、その搭載量を推し量るかのような芳佳の目
Photo_5

でも、よく考えなくても怪力が固有魔法のバルクホルンに対抗しようというのが間違いで……。
Photo_6

これだけ持っても速度が衰えることなく標的を落としました。
標的は阻塞気球ですか。
Photo_7

ネウロイ相手には使い道がなくて標的にされてるのかしら?

阻塞気球(Wikipedia)

ノルマンディー上陸の際にもアホほど上げられてますね。
Normandy_invasion_june_1944

この圧倒的な性能差に、レシプロはとって代わられるのかと思ったけども、夕食時のバルクホルンの消耗が尋常ではありません。
坂本少佐が扶桑から欧州へのフェリー試験したときも相当疲れたと言ってたな。
Photo_8

夕食後はお風呂タイム。
光の働きぶりは、変わることなく真面目一辺倒でした。
まだ資材が足りないからドラム缶風呂ですか。

Photo_9

Photo_10

芳佳はバルクホルンの元気の無さを心配してますが、ルッキーニは天性の勘でジェットストライカーが原因だと見抜いてるようです。

疲れ果てて眠っているバルクホルンに上着をかけてやるエーリカマジ天使
自分の区画はゴミ溜めですが(笑)
逆にいえば、このゴミ溜めの主を何とか制御できるバルクホルンはどれだけ凄いんだってことでしょうか。

Photo_11

Photo_12

第三戦はスピード勝負。
さっさと飛び出したシャーリーに対してバルクホルンは止まったまま。
初期のジェットは加速が悪いから仕方ないわな。
現在のジェットエンジンでも初期加速だけならリノに出ているやつなんかに負けるのかしら?

物凄いスピードにハイになっているバルクホルンは「まるで天使に後押しされているみたいだ」と喜んでますが、これはMe262V4に乗ったガーランドの言葉でしたか。
そのまま海に落ちちゃいましたけどね。
耳と尻尾は出ているから、着水のショックは辛うじて和らげられたのでしょう。
Photo_13

魔法力を完全に使い果たして気を失ったとのこと。
例えるなら燃料切れに気付かず墜落ですか。
そんな新兵みたいなミスはしないと主張するバルクホルンですが、ミーナたちはジェットストライカーに欠陥アリとして、バルクホルンに飛行停止のうえ、自室待機を命じました。
ミーナがジェットストライカーの使用を禁止しましたが、これはバルクホルンに引きちぎってくれと言うようなもんだろう(笑)
Photo_14

バルクホルンは自室で待機するものの、鍛練が足りなかったと片手懸垂。
どうあってもジェットストライカーを使うことを諦めてません。
Photo_15

そこへやってきたシャーリーが「だったら死んでもいいのか!?」といつになく真面目な口調で問い詰めるものの、「私はもっと強くならねばならないんだ」とバルクホルンも譲りません。

横で聞いてるハルトマンは何か考えてるようですね。
Photo_16

そのときネウロイが襲撃してきました。
バルクホルンを残してすぐさま出撃準備に入るハルトマンたち。
誰も居なくなった部屋で懸垂を止めて降りてきたバルクホルンに、いつの間にか忍び寄ったハルトマンがインカムを付けていきました。
なんで両耳なんだろう?
Photo_17

これで通信が丸聞こえってことで、必要とあらば飛び出してこい、その結果を自分で引き受けろってことなんでしょうな。
意外とモノを考えてます、ハルトマン。

今度のネウロイはロシアのロケットR-7ですか。
コロリョフの趣味全開なのかと思うような特徴的なフォルムです。
Photo_18

R-7(Wikipedia)

坂本たち五名で迎撃にあたりましたが、ネウロイも五基に分裂、突破を図りました。
Photo_19

坂本は、コアのある本体の迎撃をシャーリーに任せます。
スピードが一番速いのはシャーリーだからな。
インメルマンターンから追尾に入りましたが、ネウロイが意外な機動性を持っていました。
ここからの戦闘シーンが熱い!
今期になって3DCGと手描きを組み合わせるようになりましたが、そのおかげで「どこを飛んでるのかわからない」戦闘ではなく、ちゃんと三次元の戦いをするようになってます。

高速のうえにチョコマカよけるとあってはシャーリーも苦戦、他のウィッチも自分のぶんで手一杯ということで、増援の要請が出されました。
司令室に待機してるのは芳佳とリーネ。すぐに発進準備にかかります。
が、その前に立ちはだかったのはバルクホルンでした。
Photo_20

レシプロでは間に合わないからとジェットストライカーの封印を解いて飛び出していってしまいます。
これを見越してたハルトマンなんだろうけど、一度も懲罰のないバルクホルンを仲間に引き入れようとする気持ちも少しは無かっただろうか(笑)

もはや止めることはできないとミーナも出撃を許します。
ただし、飛べるのは5分だけ。

戦場ではシャーリーがさらに分離した本体に挟み撃ちにあっていました。
しかも、M1918はジャムって使えません。
絶体絶命の危機に50mm砲弾が乱入、ネウロイを撃破しました。
BK-5を装備したバルクホルンです。
さすがにMK108も一緒に持ってくるような無茶はしなかったか。
Photo_21

このときのハルトマンの「シッシッシ」はいろんな意味を含んでますね(笑)
Photo_22

見事ネウロイを撃破したバルクホルンですが、またしても気を失っていて、さらに今度はストライカーユニットが暴走して止まりません。
シャーリーが追いかけるも、速度差がありすぎてジリジリと離されていきました。
こんなときはど根性です。
魔法力だからそれも理論として使える(笑)
排気管から炎を噴き出したかと思うと音速突破!
後から追いかけてきた芳佳たちにもソニックブームが聞こえました。
Photo_23

マーリンエンジンって、始動時にミスると炎を噴き出すみたいですね。

追いついたシャーリーは緊急停止レバーを引き、何とかバルクホルンを助けることができました。
憐れ、Me262は海面へ。

一息ついたシャーリーが気付くとバルクホルンはシャーリーの胸で気持ち良さそうに眠っています。
そらルッキーニも怒るわ(笑)
でも、シャーリーはみんなのお母さんなのです。
Photo_24

戦闘も終わってバルクホルンは罰としてジャガイモの皮むきをやらされていました。
やっぱりナイフでやるんだな。
Photo_25

そこへ随分しおらしげに謝るハルトマンがやってきました。
メガネかけてるし(笑)
エーリカではなく、妹のウルスラですな。
Photo_26

ジェットストライカーの開発に携わってたということで来てるのですが、『いらん子中隊』を読んでいないために過去がわかりません。
モデルがハルトマンの奥さんであるウルスラだってことはわかりますが……。

ご飯になれば芋尽くし。
懲罰でしおらしかったバルクホルンも、食事となればシャーリーに負けるわけにはいきません。
一本のフライドポテトをめぐって激しく争いました。
まだまだ山ほどあるだろうとは言ってはいけません(笑)
まことに「仲良く喧嘩しな」なのです。
Photo_27

ゲルハルト・バルクホルンは入院中だったのにJV44結成を聞いて志願、転属しましたが、結局戦果を挙げることができませんでした。
これは、その悔しさを何とかしてあげようとした話だったのかしら。

次回は現地調達でルッキーニの回かな?
公式サイトの予告を見たらまた違う感想になりそうですが(笑)


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