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2010年9月29日 (水曜日)

【ストライクウィッチーズ2】第12話 魔女は空を往く

大和をネウロイ化、ネウロイの巣への零距離射撃で雌雄を決しようとしたものの、魔導ダイナモが停止、主砲が撃てない。
ならば、私が乗り込んで魔導ダイナモを再起動させる!と坂本さんが飛び込んでいこうとしたのが前回までのあらすじ。

ウィッチがネウロイのエネルギーである魔導ダイナモを動かせるのか?という疑問があったのですが、あれから限定版DVDやBD-BOXに付属の記録集を読んでみると、ウィッチとネウロイのエネルギーは同根のもののようで、なんら問題はないことがわかりました。
海上型ネウロイや陸上を大きく離れるネウロイが存在しない理由も記録集の記述からわかりましたが、そうなると、ウィッチも海上を飛べないのではないか?という疑問が。
おそらくはそうなんでしょう。

自らには飛ぶだけの魔法力しか残ってないことを自覚しながら、なおも大和へと向かっていく坂本にミーナが銃を突きつけました。
前期といい、ミーナにはこれしかできんのかと思いますが、それでも部隊を率いなきゃならんところにウィッチーズの難しさがあるのかなと思います。
ちゃんとした士官教育はほとんどできないって感じだし。
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まともに動けなかった坂本だけが魔法力が残っている状態では、他に選択肢が無いのは明白でした。
坂本にしてみれば、自分にできることがまだあるということは、「私たち11人でストライクウィッチーズよ」が嘘ではないことの証になるので、何が何でもやらねばならぬことになっているのでしょう。

「必ず帰ってきて」「これは命令よ」とだけ言うのがミーナの限界ですが、それに「了解した」とのみ応える坂本の男らしさには泣けました。

思わずストライカーユニットに向かっていく芳佳でしたが、無情にもエレベータで格納庫へ。
何にせよ芳佳にもそれほど魔法力は残ってないのです。
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一方、「戦場でしか生きられない武士(もののふ)なのだ」という言葉には坂本の限界を感じました。
前期最終回といい、坂本には限界付近で思考が硬直するきらいがあると思います。
欠点もあってこその人間だよね!

坂本は何とか大和に乗り込み、魔導ダイナモの再起動に挑みました。
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起動は成功しつつありますが、大和の遠隔操作はダイナモが停止した時点で切れているので、零距離射撃も坂本が行うしかありません。
ここで、大和乗組員が全員下艦していることに驚いた人がそれなりにいたようなのですが、ネウロイが瘴気を発していて、金属を侵し、人間を死に至らしめることってそんなにメジャーじゃないのかしら?
と思ったら、アニメで説明してないや(笑)

大和では、坂本が魔法力をつぎ込んでいましたが、なんとその坂本がネウロイ化していきました。
ネウロイがストライカーユニットを取り込もうとしてるのか。
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「これが武士の生き様だぁ!」と零距離射撃を敢行する大和と坂本。
巨大な爆発と共にネウロイの巣は消滅していきます。
あの爆発の中では大和といえども無事ではあるまい、と皆が諦めたとき、大和の無事が確認されました。
誰もが安堵する中、ミーナが大和のネウロイ化が解けていないことに気付きます。
ということは、ネウロイの再生能力を使ったんだよな。

ネウロイの巣は消滅したものの、その力を吸収して大和が再構成されたのでしょう。
魔導ダイナモのコアが巨大な外部コアに変化していました。
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おまけに、坂本がコアに取り込まれています。
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この新生ネウロイ、コアが巨大なだけのことはあり、発射されたビームは戦艦さえ一撃で撃沈しました。

ヴェネツィア海軍のレオナルド艦長がすかさず「少佐を救え!主砲斉射!」と攻撃するも、なんと魔法障壁で防がれてしまいます。
しかも、扶桑の魔法障壁。
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他の艦からも次々と徹甲弾が放たれますが、全てシールドに阻まれました。
坂本の魔法力から魔法障壁の情報を読み取って利用しているのです。
この情報が伝達されたら、ネウロイがよりいっそう手強くなりますな。
ただ、今回、初期のネウロイが生物的だったのが、だんだん金属的な我々にとっては見慣れたネウロイになってきたのをみると、ネウロイの巣同士では連携が取れていないことが窺えます。
だとすると、第7話で収集されたウィッチのデータも消滅したかも。

このままでは打つ手なし、と思われたところ、芳佳は坂本との会話で出てきた真烈風斬を思い出しました。
格納庫に降りた芳佳は震電を発進させる準備をします。

「艦長!中央エレベータが作動中。誰かいます!」って前期第2話が復活したー!

何をしているのかと問われた芳佳が一言「坂本さんを助けにいきます!」
魔法力が残ってないのだから、飛べたとしてもネウロイが倒せないと諭すミーナに「倒せます!真烈風斬で!」と切り返す芳佳。
そもそもが坂本しか使えなくて烈風丸も手元にないのに……と訝しがる仲間に「あります!あそこに!」と芳佳が目を向けた先には大和の甲板に突き立つ烈風丸が!
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芳佳は無理矢理に発進しようとするも、魔法力が安定していないので飛行甲板に接触したりとまともに飛べていません。
胸がないことは有利に働いたのか不利に働いたのか……。
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「宮藤さん!思い出すのよ!」
「ストライカーとひとつになるの!」

ペリーヌとリーネの言葉がホウキでの訓練を思い出させました。
「ストライカーを体の一部に。自分の足で、一歩、前へ!」
気合と共に飛び上がる芳佳!
魔法力がメンタルに左右されることを如実に表していますなあ。
そして、ストライカーに頼りきりになるのではなく、自らの意思で進むことを。
まさか、あの股間に食い込むホウキな変態回が重要な伏線になるとは……。

「何故宮藤さんは飛べたの?」
「それが宮藤だ、ミーナ」
「宮藤だけじゃないかも~」

ってカールスラント三人組のセリフが秀逸すぎる。
長時間の戦闘ならともかく、せいぜい数分ならまだ頑張れる!宮藤のために!
という思いが泣かせるじゃないですか。
ストライカーユニットはハルトマンが出すように指示したのでしょう。
まさにEMT
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大和に近付こうとする芳佳は、多数のネウロイに取り囲まれます。
なかなか近づけないとあがいていると、坂本が目を覚まして「逃げろ」と言ってきました。
「無理だ宮藤。諦めろ!」とも。
このネウロイは坂本の魔法を使っているわけで、「倒すことなど不可能だ!」ってのは自分への自負もあるのかな、と思ってみたり。

だがしかし、それで諦める芳佳ではない。

「ウィッチに不可能はありません!」

この言葉を坂本が言ってたときは、根拠レスのカラ元気だなあと思ってたんですが、芳佳だと素直に聞いてしまいます。
このときが芳佳が坂本を超えと感じた瞬間でした。

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とはいえ、一人で突破できるほどネウロイも甘くはないのですが、芳佳の前に立ちはだかるネウロイが次々爆砕されていきます。
よくみると、サーニャのフリーガーハマーまで使われてるのね(笑)

芳佳が振り返ると、そこには9人の仲間が。

「いくわよ。フォーメーションヴィクトル。宮藤さんを援護します」

ミーナの号令と共に最後の戦闘が開始されました。

「あなたの可能性を信じるわ。ネウロイを倒して。宮藤さん」
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「さっさとやっつけちゃおうぜ宮藤!」
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「私たちが道をつくる!行け!宮藤!」
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「宮藤なら楽勝だよ~ん」
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「頼みましたわよ、宮藤さん」
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[芳佳ちゃん。大丈夫」
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「今日のお前はついてるゾ。宮藤」
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「いっけぇー!芳佳ぁ!」
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「頑張って!芳佳ちゃん!」
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全員の協力で大和にたどり着く芳佳。
前期最終回では、二人組の集団での戦闘だったんですが、今回は芳佳のために全員が一丸となって戦っているので、さらに胸が熱くなります。

九九式機銃をかなぐり捨てた芳佳が烈風丸の前に立ちました。
震電の力を借りて抜こうとする芳佳。
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渾身の力を込めると、烈風丸のネウロイ化が解けてついに引き抜くことができました。
エクスカリバーのように烈風丸が芳佳を認めた?
ネウロイ部分が散らばっていく様子が非常に綺麗。
ネウロイ崩壊シーンを綺麗にしようとしたことが、こんなところでも活きてくるんですね。

「烈風丸はお前の魔法力を吸い尽くすぞ!」
「かまいません!それで、みんなを護れるなら!願いがかなうなら!」

この言葉に芳佳の全てが凝縮されてます。

「お願い烈風丸。私の魔法力を全部あげる。だからその代わりに……ネウロイを倒して!私に真烈風斬を打たせて!」
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「烈風斬!」の掛け声と共に、ネウロイが完全消滅していきました。
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大和もネウロイ化が解けつつ海上へと落下していきます。

ネウロイの破片舞い散る空、芳佳と坂本を探すウィッチたちの中で、最初に見つけたのはリーネでした。
それにしてもまあ、なんつうとこでテロップ流すのよ。
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ストライカーユニットのない坂本はおろか、魔法力を無くした芳佳も震電が外れて落下していきます。
落下しながらも「私たちは二人とも飛べないぞ」と冷静な坂本さん(笑)
「大丈夫です。私たちは11人なんです」という芳佳のほうがさらに冷静だけどな。

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「命令どおりだ。私は帰ってきた」と静かに報告する坂本に感極まって「お帰りなさい!」とすがるミーナを見て、ああ、まだ19歳なのだと実感しました。
そっと離れていくハルトマンが実に大人だ。

「ロマーニャが解放された~!」とはしゃぐルッキーニを見て一番喜んでそうなのがシャーリーなのも嬉しいところ。
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エンディングではマルセイユ再登場に加えて僚機のライーサも出てくるし、504の赤ズボン隊や中島錦、諏訪天姫、実験に失敗するウルスラまでと大サービス。
まだまだ『ストライクウィッチーズ』の世界は終わりません。

この戦闘で魔法力を失った芳佳は薬を調合する普通の医者になりました。
またみっちゃんが見つけてきたメジロを治療してたんですね(笑)
みっちゃんのおかげで横須賀近辺のメジロは絶滅しないのです。
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マルセイユの読んでいた新聞の日付が1945年7月23日。
宮藤芳佳のモデルである武藤金義氏が戦死したのは1945年7月24日であることを考えると、新しい生を得たということなのでしょう。
これで501統合戦闘航空団の、宮藤芳佳の物語は終わりました。
二度もの決戦を戦った芳佳にもう一度魔法力を取り戻して戦ってくれとは思いません。
3期では、別の統合戦闘航空団の話をしてほしいです。
前期では最終回に繋げるためとはいえ、芳佳に反省させない、ミーナも指揮官の資格がない、とメインストーリーには多少不満があったのですが、今回の坂本と芳佳の継承の物語にはほとんど文句がありません。

トラヤヌス作戦でネウロイとの対話の可能性が出てきたときには嫌な予感がしました。
ネウロイと対話するということは、相手を理解することになり、倒せばよい敵であったものが急に人格を持ちます。
それでウィッチが悩んだりするようなことになれば、それが「自分が見てみたいストライクウィッチーズ」になるでしょうか?
何のために宗教などを省いて世界を簡略化してるのかわからなくなります。
ネウロイが何なのかというのは、記録集などをみるとおぼろげにはわかりますが、得体の知れない敵のままでいいと思います。
ネウロイの正体が明らかになってないことに不満がある人は、「明らかになったらどうしたいのか」が存在するのかどうかを一度考えてみるといいんじゃないでしょうか。

ともかく、ロマーニャを解放した501にお疲れ様。
そしてまだまだ続く戦火に各人待機せよ。
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蛇足ながら真烈風斬に関する私の考察を。
恐らく、あれはウィッチなら誰でもやろうと思えばやれるものではないのかと思ってます。
ただ、魔法力を吸い取られるのを制御するのが大変なので、坂本が苦労してたのでは?と。
芳佳のように一度きり、自分のウィッチ生命と引き換えなら出せるものなのです。
全てを極める前に真烈風斬を出すためには、芳佳のように「全てを失ってもかまわない」という強い覚悟が必要でしょうね。
他のウィッチは「自分を引き換えにしても」なんて考えたら、まだまだ続く次の戦闘が行えないので、その意味でも前しか見てない芳佳らしいか(笑)


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