岐阜基地航空祭2010
今年も10月24日、日曜日に岐阜基地航空祭がありました。
曇り空だったので、過ごしやすい気温になって良かったんじゃないでしょうか。
ブルーインパルスの飛行終了を待つかのように雨が降ってきましたが。
飛行展示は時々空を見上げたぐらいであまり見ていません(笑)
その間に格納庫に展示してあった設備を見ていましたが、あまり人がいないので、好きなだけ見られて質問もできるヘブン状態。
F-15の作動展示も初めてじっくり見られました。
今回は、設備展示をかなりコンパクトにしていた印象がありました。
ミサイルや爆弾の類はF-2の周辺に集中させて、T-2CCVも屋内展示、ジェットエンジンがF-4、F-15、F-16、XC-2の4つも置いてあったのは俺得です(笑)
F-2Bの垂直尾翼にはさりげなく「自衛官募集中!!」の文字。
空対空小型標的を初めて見ましたが、塗装ではなく表面処理をしてるんですね。
コチラのほうが低コストなんでしょうけど、アルミ合金の処理でこんな色になるのってなんだろう?
翼端のフレア搭載部分はアロジンかな?
今回の目玉はXC-2のお披露目。
妙にグラマラスなボディは官能的ですらありますな。
その横にはC-1FTBも。
STOLだぜって感じのフラップがステキ。
北地区の展示はこのあたりでだいたい満足したので、昼からは南地区へ。
とりあえず歩いていったのですが、ブルーインパルスの離陸とほぼ同時だけあって、そこらじゅうにレジャーシートを敷いて見ている人がいました。
南地区といえば常設展示の航空機。
一番最初にC-47を見に行きます。
T-34のトリムタブを動かして遊んでみたり。

2年前は翼の上に乗れたので、子供が4,5人乗って中を覗き込んでましたが、今年は登れないようになっていました。
当然だわな(笑)
綺麗なF-104をこんなに間近で見られて触れるところって他にあるのかしら?
アレスティングフックは艦載機のように頻繁に使えるものでもないんだろうな。
F-104の主翼は薄くて鋭いために保護カバーが付いていました。
無かったら頭を割る子供がいたかもしれん(笑)
南地区の目玉が零式水上偵察機の残骸。
昭和46年に館山沖から引き揚げられたもので、全速飛行をしていた形跡があるそうで、敵機に追われていたときに、操縦を誤って海面に叩きつけられたらしいです。
引き揚げ時には遺骨が残っていたとのことで、毎度手を合わせています。
自衛隊にある限りは簡単には廃棄にならないでしょう。
2年前と比べると、F-86DやT-6が消えていました。
ここにある機体は、いざというときには復帰させられるようになっていると聞きましたが、まずもって無理なような気がします(笑)
このXC-2とF-15のパネルはけっこうな人が写真を撮っていました。
こんなもの観光地以外で見られるとは思ってもいなかった(笑)
飛行展示のナレーションは、「ガンダムネタを織り込まないと死ぬの?」と思うぐらいガンダムネタが挟み込まれてましたが、これは一つの究極でしょう。
防衛省技術研究本部(TRDI)は既に人間サイズのガンダムを実用化していたのです。
えらい人気で、ひっきりなしに記念写真を撮られていました。
話によるとXC-2もいたようですが、確認できていません。
一般の来場者の中にセーラーヴィーナスは見ましたけどね。
前にもいたような気がするけど、同じ人だったんだろうか?
帰りはいつものことだけど、名鉄三柿野駅から国道21号高架の階段まで人で埋まって動けないので、JR蘇原駅まで回りこんでいくことに。
蘇原駅から帰ろうとしていた人を案内しながら行きましたけど、毎度の事ながらこの日は総計で10キロ以上歩くことになるので、足が棒のようになります(笑)
10年前と比べると、規模が小さくなりつつ来場者はどんどん増えるという感じですが、歩いて10分の位置にある基地というのは貴重なので、来年も楽しめたらいいなと思っています。
関連?商品----------
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント